予告されなかったページの記録

動かず。

コンピュータプログラムは絶妙なバランスで釣り合っているようなところがあって、ちょっといじっただけで致命的に動きがおかしくなったり動かなくなったりする。数千行程度のプログラムならどこでなにをやっているかを把握できるので、ちゃんと動くように辻褄を合わせるのはそれほど大変ではないが、これが集団で作った数十万行クラスのプログラムとなるとエラく難しくなる。激しいのになると変更した部分に関係する処理が何千箇所もあったりして、どこまで直してもエラーがなくならない無間地獄に陥ったりすることもある。そんな経験を腐るほどしてきている。なので修正したばかりのコードをあとはコンパイラのエラーメッセージ見ながら直すか、という感じでコンパイルとチェックをかけたら、何の問題なく完了してしまうと、かえって何か重大な見落としがあるような気がしてしまって物凄く疑心暗鬼になるのであった。

あなたの投資金額は

かつてプレステMLというのがあった。そのMLに、今まで自分がプレステ関係グッズにどれくらい投資したかを金額化してくれるという仕組みがあった。ついでにその金額がどれくらいにランキングされるか、というのも算出してくれた。廃人パラメータである。ワシは、就職して金回りがよくなったこと、プレステ黎明期がゲームにはまり込んだ時期だったことから、ワシの投資金額は結構エラいことなっていた。最高で、ソフト120本、本体3台で100万くらい突っ込んで300人中10位くらいになったと思う。若気の至りで、このランキングの上位にいることがなにかのステータスであると思い込んでいたため、ロクに遊びもしないソフトもほいほいと買っていた。1996年11月には12本のソフト(プレステだけ。PCゲームも何本か買ったらしい)を買った記録が残っていた。その名残で未だに押入れに未開封のプレステソフトが何本か眠っている。めぐり愛してとか。

みだが、おめだぢ。

地元密着型のご当地ヒーローが流行っているらしい。まあ、TVで活躍しているヒーローも地球の平和をうんちゃらとかいいながら関東から外に遠征することはないなので、ホームグラウンドのないグローバルヒーローは実はいないのかも知れない。このご当地ヒーロー、全国の各都道府県にくまなく分布している。観光とのタイアップしていることが多いため観光産業の発展している地域になると、一県にヒーローが30組くらいいたりする。そしてヒーローのクオリティの学芸会の手作り感溢れるものから、そのままTVで活躍できそうなものまで色々。ワシの田舎に超神ネイガーというかなり気合の入ったヒーローがいるらしい。技や小道具、敵組織まで凝って作りこまれている。CDは出すわ、TVにも出るわ、グッズは売れるわ、海外展開はするわと大活躍らしい。敵や小道具の名前が秋田弁を元に名づけられているため、このネーミングの妙がネイティブでないといまいち楽しめないのが欠点といえば欠点かも知れん。そんな今日は秋田県の日。

風呂掃除をした。

ウチの部屋の風呂は古い。風呂以外も古いが。建造当時の風呂はおそらく木の風呂桶だったのだと思う。それを近年無理矢理ユニットバス化した痕跡がある。その名残か打ちっぱなしのコンクリの上にユニットバス用の風呂桶が置いてあるのである。本当に置いてあるだけで固定されていないので湯を張っていない状態だと簡単に浴槽が動く。壁と浴槽の間も目張りされていないので、ここに結構な隙間ができる。大掃除ということで空の湯船をひっくり返して、浴槽の裏側を浚ってみた。当然ながら過去に風呂場で見失った多くの玩具が発見された。数年間全く掃除もなにも触っていない空間だったので、それはもうエラい状態で玩具の半分は洗っても洗ってもカビが取れずに廃棄処分となった。ひー。

トミカ展に行った。

もらった只券でトミカ展に出かけた。夏休み最後の休日だけあって予想通りエラい混雑。展示の目玉である超巨大プラレールジオラマの周囲には雲霞のごとくお子様が群がっている。プラレールを自分でレイアウトできるコーナーは混雑のため30分入れ替え制になっていた。普段自腹では作れないような巨大コースを30分で組み上げるにはかなりの手際のよさが要求される。外野から眺めていたら、手際の悪い家族がレールが組みあがっていないうちに列車を走らせて、立体交差の橋脚に激突して建設中のレールを引きずって列車は脱線、レールも復旧不能なくらい支障なんていう重大事故を頻発させていたりしていた。こういう潤沢な資材を使えるが時間がない場合は、レイアウトに凝るのではなく、幾つかの部品を組み合わせて作った同じユニットを重合化していく戦略がよい。世の中にはプロのレゴ組み立て士がいるくらいなので、そのうちプロのプラレール敷設士なんて資格が出現するのかもしれない。

布団がない。

夜中、寝苦しくて目が醒めた。寝ぼけてそこら辺の板の間にじかに寝ていたらネコみたいだと呆れられた。おそらく2chだと思うが、寝室がない家族という書き込みを見たことがある。ウチの部屋も狭小なのでTVの置いてある部屋が居間兼食堂兼寝室なのだが、そうではなく家族それぞれが寝る場所が定まっていないのだという。眠くなったら早い者勝ちで布団を好きな部屋に敷いて寝るらしい。毎日が陣取り合戦はちょっと面白そうだが、毎日となると何だかなあと思う。こういう家庭ローカルな風習は他の家庭と比べる機会が少ないため、それが変わった習慣であることに気付きにくい。結婚して配偶者に指摘されて始めて妙さに気が付かされることもあるのだとか。

その後の当たり履歴は外当外外外。ゲフ。

ワシが小さい頃は駄菓子屋でビンでジュースが売られていた。そのころから、王冠の裏側をめくって当たりがでたらヨーヨーや何かがもらえるというキャンペーンをやっていた。あるとき、当たりを購入前に外部から判別できる方法があると騒ぎになったことがある。ビンの下のほうに窪みがあったのだが、窪みの形と当たり外れとに相関がある、ということらしかった。ただ、この形は当たりといった単純な判別方法ではなかったらしい。あちこちのグループで、思い思いの判別方法が生み出され、それぞれのグループが苦労して編み出した判別方法は秘伝奥義として門外不出。なのでどこのグループの判別方法が正しいのかは全くの謎。もちろん今思えば、そんな判別方法があるわけない。あの騒ぎはある種のパワーゲームだったのだろう。

中り。

先日、ジュースを買ったら当たりのシールがついてきた。Tシャツがあたったようだ。この時期は一日3枚とか消費するので有難い。ラックパラメータが激しく低いワシにしては珍しいこともあるものだ。で、今日も同じ自販機でジュースを買ったらまた当たった。今度は2枚でTシャツがもらえる小当たりのシール。なのだが、1本のジュースに2枚もシールがはってある。よって、このジュース1本で大当たりとなる。なんだか素直に喜べん。閉店間際の投売りセールでハズレ無し状態になっているだけのような。検証のため、明日もまた買うとしよう。

背中が脱皮中。

痒い。

寝相の遺伝ってあるのかね。

学生時代、布団の上げ下げを横着して押入れに足側半分突っ込んで寝ていた。布団をあげるとそのまま布団が押入れに格納されてこりゃラクチンというわけである。一部の知り合い間で押入れで寝ているドラえもんを元にこの状態を半ドラ状態と呼ばれていた(押入れに万年床は全ドラ状態)。まあ、そのうち押入れから半分だけだらりと出た万年床が狭いワンルームに広がるという有様に落ち着いたわけだが。で、その遺伝かなんか知らんが、今朝息子が行方不明になったと思ったら布団から転がり出て押入れの奥で寝ていた。どんな寝相だ。

足の裏の飯粒すなわち、取らなきゃ気持ち悪いが、取っても喰えない。

去年取った資格のおまけで一部試験が免除になるらしいので、中身を見ずに申し込み。IT系の資格なんて国家試験である情報処理資格試験ですら気休めの足の裏の飯粒資格なので、資格そのものにはそれほど興味はない。目的は会社から出る報奨金のみ。そんなわけで、今年の秋の宝くじはPM。試験会場が遠くないと助かるのう。

横田友好祭に行った。

相変わらず、所沢から牛浜への連絡が悪い。車だったら20分の場所なのだが、電車だと乗り換え3回60分。面倒であることよ。そして、相変わらずイベント会場内はステーキの屋台がやたらと多い。学園祭にやたら焼きソバの屋台が多いようなものか。ところで、ググ地図で調べていて気が付いたが横田基地の衛星写真が最大倍率でもぼかされていない。滑走路に停まる輸送機の形がはっきりと識別できる。軍事施設の地図は機密事項だと思っていたが、公表しちゃっていい情報なのかね。かつての日本軍では敵国に虚偽の情報を流すため軍事施設に軍に関係ない施設名をつけた地図を公表したりしていた。普通の地図では、自衛隊の敷地はほとんど空白になっていたりする。なので、米軍がグーグルに手を廻して嘘の写真にすり替えている可能性もなくはないが。

ハウルの動く城を見た。

そういえば、今年の全国花火競技大会は第80回の節目だかでエラく気合が入っているらしい。つまり、無茶苦茶に混むのだろう。もう元地元民のコネを駆使しても河川敷で座って鑑賞するのは難しいのかもしれない。地元に住んでいたときは知名度も混雑も今ほどでもなかったこともあり、かなり適当に見ていたものだ。というか見ていなかった。花火の時間帯に駅前の映画館で魔女宅を見ていたこともある。狙い通り館内はガラガラのスカスカだったが、花火会場が近いものだから時折花火の音がズズンと低く映画館に響いてやたら気が散った記憶がある。遠い夏の休日。

国営昭和記念公園に行った。

今までの週間天気予報を裏切り物凄く晴れた。ので、プールに出掛けた。買ってから雨続きでいまだ未使用のプーさん浮き輪を使わせる。話題の流れるプールに息子を浮かべておいたら、どんどん流されて行ってしまったが本人はそれでもいたって平静で、ワシにバイバイをする始末。達者で暮らせ。そういえば、日差しで熱くなっている場所に行くとすぐに逃げ戻ってくるようになった。さすがに足の裏の火傷で学習したようだ。知識を一つ獲得するために怪我してたら、体保たんけどな。どろろ。

軽井沢でレゴの鉄橋を買った。

ドライブの道中も長くなると、かける音楽に不自由する。同じCDをリピート設定にしてヘビーローテーション。アルバムは、いないいないばあとお母さんといっしょ。最近はいっちょまえに曲の選り好みをするようになってきて、特定の曲だけモウイチ(もう一回の意)とうるさい。好きな曲を掛けろと高速運転中のワシに容赦なくよじ登ってきたりするので仕方なくその曲だけのループ設定にしてしまった。究極のヘビーローテーションである。そして、渋滞込みで3時間推定100回ほど同じ曲を聴かされた。幼児用の曲は覚えやすいように単調な曲調なので、ぶっ通しで聞いているとなんだかトランスしてくるのであった。

なんかあったら、すぐ消す。

あいかわらず息子主催のトイストーリー上映会が昼夜を問わず行われている。こだわりがあるのか、1と2を明確に指定してきて、違うのを再生すると怒ったりする。そんな上映会のさなか、玩具スケッチボードを引っ張り出してきて何か描けとせがまれた。

適当だけど、息子はバジュ、ウッデと認識してくれた。ワシの画力も捨てたものではないのかもしれない。ところで、こんなヘボい絵でも著作権にうるさいことで有名な某社から警告を受けるのだろうか。

魍魎。

古本屋で猛烈に催した。消化器があまり強くないのである。普通、古本屋にトイレは無いので、近くのゲーセンのトイレに駆け込んだ。出先でトイレに行きたくなった場合、ワシはいつもゲーセンかパチンコ屋を使っている。どちらも最近は全く行かなくなってしまったが、半永久的にトイレの使用権を認めてほしいくらい過去に金を突っ込んだ場所、というのもあるが、これらのトイレは客の入りに影響するためかなり綺麗にしてあるからである。つまり、汚されることが多いとも云える。パチンコ屋では負けた腹いせにトイレが汚される、壊される、燃やされる、自殺されるなどの行為があったとか。そういえば、トイレと怪談は相性がいい。トイレは排泄物を彼方に押し流してしまう境界であるということと関係あるのだろう、多分。

盆休みにつき、通勤パニックは回避。

今も標準体重の上限いっぱいいっぱいだが、生涯最重時代は今より10キロほど重かった。親族の慶事の写真に写りこんだ己のピザっぷりにおののいて泥縄ダイエットを決意した覚えがある。当時の部屋は旧江戸川沿いにあり、朝晩犬の散歩などで賑わっていた堤防があったので、そこをテポテポとジョギングすることにした。そういえば、その堤防を河口に向かって1キロほど進むと高圧線の鉄塔が建っていた。結局、ジョギングは膝に負担がかかって痛くなってしまい、1月ほどで止めてしまった。当然ながらちっとも痩せず。しかしそのおかげで、今朝の大停電の原因となった旧江戸川の高圧線の場所が手にとるように分かったり。ありゃ富士見の見明川のあたりだな。

NHKに行った。

蘇我→渋谷を乗り換え回数で最適化したルートは蘇我−(JR)→新木場−(りんかい線)→渋谷。何も考えずに実行してみたが・・・今日ってコミケ3日目か。なんか気合の入った服装してるのいるし、デカい萌え紙袋から戦利品はみ出してる大きなお兄さんはいるし、大量下車につられて国際展示場前駅で電車から逃げ出そうとする息子はいるし、ってコラ待て。NHKのスタジオパークでは、スプーとの記念撮影なんてイベントが催されていたのだが、お盆休みだけあって凶悪な行列になっており、絶対並んでいるうちに飽きて逃げ出しそうだったので回避。売店横で流れていたピタゴラスイッチのアルゴリズム行進を延々と真似して喜んでいたので善しとする。原宿駅から帰ったのだが、ビジュアル系バンドのイベントがあったらしく、これまた気合の入った格好の大きなお姉さんが大勢いたのだが、これっで有明に居てもあんま違和感ないよなあと思ったり。

アキバにいけなかった。

アキバに行くつもりで出掛ける。ところが、池袋に着く頃には物凄い降雨と落雷。たとえ電車に直撃で落雷しても電車の中は安全なので大丈夫と呑気に構えていたのだが、至近距離に落雷した音にとなりの席のおばちゃんがびっくりしてギャーと悲鳴をあげて、その声に驚く。ギャーって。その後、山手線に乗り換えて目黒に付いたあたりで、変電所に落雷で停電したとかで山手線全線不通になる。読んでいた本が佳境だったのでしばらくそのまま読書続行で復旧を待つ。ところが、40分たって本を読み終えても一向に電車が動かん。いつの間にか雨は上がっている。南北線に振り替える。本を読み終えたおかげでなんか達成感があったので、アキバを諦めて帰ることにする。・・・今日の行程。西所沢→池袋→目黒→後楽園→池袋→西所沢。結局、大雨の中、山手線の電車で読書して帰ってきただけの日であった。

突っ込みで死亡。

典型的なRPGは敵の元締めのラスボスを倒すことが目的となる。ラスボスを倒せば勝ちという明確な勝利目的を設定しないと物語として完結しにくいし、勝利が明確にできないといつまでも闘争の日々が続く、まるで何処かのアメリカ軍みたいな状況に陥ってしまうからである。そんなわけで、ラスボスはいずれは主人公の視界に入って来る。黙ってりゃいいのに、向こうからわざわざ主人公に接触してくる露出過多なタイプも多い。無限のモンスターを洞窟などを含む全世界に派遣できる事実上世界を制圧しているラスボスが、そんな間の抜けた行動をしてつけこまれてはイカんと思うのだが。もしかして、ラスボスの命がけのボケなのかも知れない。

ま、桁違いだ。

ワシの出身県は何年だか夏の甲子園で勝っていないという。今年もいきなり優勝候補の古豪と当たり逢えなく一回戦敗退となり、不勝利記録を更新したとのこと。ところで、この代表校は地区大会で、リードしている試合が雨天ノーゲームになるのを回避するために積極的に三振して試合を進行させた疑惑で、スポーツマンらしからぬと批判されていた。不正に相手の攻撃機会を奪っていないので、そんなに攻められるようにも思えん。この批判が通るなら、サッカーでリードしたチームが全員自軍に引き上げて攻め込まずにパスを廻して時間を稼いで時間切れを待つほうがより悪質ってことにならんかね。まあ、どちらもやられたらムカつくとは思うが。

ヘビーローテーション映像編。

息子をスーパーの子供コーナーに放流したところ、片隅で流れていたトイストーリーがエラく気に入った模様。普段なら飽きてフラフラとどこかへ行ってしまうのだが、DVDが終わるまでずーっとモニタに齧りついている。一応バジュバジュとか云っているので、それなりに分かっているようだ。というわけで、同タイトルのDVDを買い与えてみた。案の定、物凄い喰い付きである。夜、風呂上りにTVの前に陣取って全然寝ない。90分の本編が終わると、もうイチもうイチ(もう一回と云いたいらしい)とせがむ。TVを消すと深夜なのに大絶叫。仕方なく再度上映、をくりかえすこと数度。最後の再生開始は午前2時頃。道楽には加減を忘れるのも遺伝か。最後は付き合って見ていたこちらがダウン。なにやら寝入ったワシを起こそうとした痕跡が。

都市伝説かも知れんが。

学生時代こういうことがあった。ATMで金を下ろしていたら隣の無人のATMがなにやらピーピーうるさい。ん、と思って覗き込むと、出金口に万券が残っていた。直前に使った人が抜き損ねたと見える。ピーピー云っているのは、早く持ってけ、ということらしい。え、と思っていたら結局そのうち現金はATMに飲まれてしまった。もしかして拾えた?と一瞬黒い考えが浮かんだが、あっというまに行員がやってきて、何かありましたか、と聞いてきた。ATMはカメラでその一部始終を記録しているので、ネコババをしてしらばっくれても簡単にバレて捕まる、というのは随分あとになって知った。日常に潜むブービートラップである。

Go high.

TVの受領をかねて新居整理をしていた週末。インタフォンから「○×電機です。配達に参りましたー」と連絡が入ったので「あ、どうぞ今開けます」とマンションの入口を開錠した。ところが、モニタの前を通り過ぎる箱が高さ2mくらいある。最近のTVは過剰包装じゃのう、というかそれ冷蔵庫じゃないのか。呼び止めようにもインタフォンの前からすでに業者は立ち去っている。はたして部屋にやってきたのは冷蔵庫だった。「TVを注文したのですが・・・」「ありゃ(伝票をチェックしている)、あ、間違えた。ちょっと待って下さいね」といって、冷蔵庫退場。あ、どうぞどうぞと招き入れて設置してもらったら冷蔵庫を詐取できたのだろうか。下取りに出そうにも、TVの方が高いので金銭的なメリットは全くないけど。

独身者?

駐車場に紙切れが落ちていた。ん、と思って見ると宅配伝票の写しであった。住所は同じマンション敷地内だが、むろん面識は無い名前。個人情報管理がなっちょらんのう。ところで、よく見るとこの伝票の住所氏名の後ろになんだか謎の文字列が並んでいる。ヤフオクのIDか、コレ。ヤフオクはIDが分かると評価履歴から何を落札したかが見えるため、趣味嗜好がかなりバレる。そういう他人に見られて困るような取引をするのが悪いのかもしれんが、これは結構問題があるシステムだと思う。で、試しにそのIDを叩いてみたら・・・なにこのエロエロ。AVだのアイドルのグッヅの取引履歴がずらずら出てきた。見なかった事にしとこう。

液晶TVが届いた。

週末の定例行事の新居整理に向かったところ、ワシの駐車場に知らん車が止まっていた。誰だオマエ。こちらに連絡ください、と車内に張ってある番号にかけても留守電。仕方なく来客用駐車場を手配してそちらに車を移動。管理人に苦情を伝えて、荷物搬入。来客駐車場はワシの本来の駐車場よりマンション入り口に近い場所にあるので、荷物搬入がいつもより楽だったりするのだが、溜飲は下がらず。結局ワシには謝罪の一つもないままその知らん車は居なくなっていた。どこぞの業者だったらしいが、なんで入り口にそんな近くも無いワシの駐車場に止めてあったのやら。むかつくハナシである。ハムラビ法典的報復としてその業者の駐車場に無断駐車すべきか。

パブロフ的学習。

どういう遺伝かしらんが、息子も放浪癖がある。初めての場所だろうが人込みだろうが勝手にどこかに行ってしまうのである。そして帰ってこない。自発的に親を探すなんて見たことがない。いつか攫われそうである。・・・今日、どこぞのプールに連れて行ったら、家人の着替え中にいつものごとくどこかに行ってしまったらしい。半裸では追跡もできず、いつものことなのでしばらく放っておいたら、珍しく自分から戻ってきたらしい。それも妙に殊勝な顔つき。しばらくして足の裏がイタイイタイと泣き出したので、救護室に連れて行ったところ足の裏を火傷していたとのこと。逃げ出した際にプールサイドあたりの日向の熱くなった床をじっくり踏んで火傷をして逃げ帰ってきたらしい。そんなわけで帰宅したら、足の裏に水ぶくれをこさえて歩けずかなり機動力の落ちた息子がいたのであった。

でも開通するころには転居済み。

近所にバイパス予定の細長い空き地がある。2年くらい前に開通した現在のバイパスの末端区間はここから数百mの場所まできており、次に開通するとすればワシの部屋のすぐそばまで道路が伸びそうな感じ。なのだが、この空き地の途中に1軒だけ立退き交渉がすすまないのか残る家があった。ところが、半年ほど前この家が火事で全焼した。それからしばらくしてその家は立て直されることなく、この区間の工事が始まった。不審火だったという報道はなかったが、随分都合のいい火事もあったものだと思ったり。

実は喰ってたら驚く。

最近首都高を走る機会が多いが、ハイカ愛用者だったのでETC搭載をサボっていたものだから、毎度毎度小銭を準備しなくてはならず面倒である。土日ETC割引分ですでにETC車載装置がすでに買えてしまっているような気もする。高速に乗る前のコンビニ休憩時に運転席脇のコインホルダに900円(首都高+京葉道路分)を準備している。のだが。最近、またデカくなった息子がチャイルドシートに黙って乗らなくなってきてしかたなく後部座席をウロウロさせておくことが多いのだが、運転席脇の硬貨を格好の玩具と思うらしく運転中に100円玉をどこかに持っていってしまう。そして自分でも見失う。カラスか。すでに数百円が失われている。後部座席の足元の隙間を廃車前に徹底的に捜索する必要があると思われる。

プールの事故の子がすごい近所。

題名や作者はすっかり忘れたが、小学の頃読んだ読んだ本だと思う。悪ガキグループの一人が、公園の片隅にある排水溝の奥に野球のボールが転がっているのをみつけて、後先考えずにそれを拾いに排水溝に潜り込むエピソードがあった。腹ばいになってずりずりと排水溝をすすみ野球のボールを2つ拾うのだが、排水溝は狭くてほとんど身動きができず、気が付いたら後戻りできないことに気がついてパニックになる、という流れ。悪ガキグループの他の一人が、晩飯を喰う頃になってようやくそういうことがあったことを思い出して、消防署が助けに入って事なきを得るのだが、子供心にそのエピソードが怖かった。そういえば、小野不由美の屍鬼に、逃げ場がなくなった敵が、だんだん狭くなる暗い水路の奥に体を削りながら無理やり体を押し込むシーンがあって、これも怖かった。狭い空間に吸い込まれるというのは、なんだか原初的な怖さがあると思った。