予告されなかったページの記録

camel's nose = 氷山の一角

筒井康隆のエッセイに冷たい鼻のラクダというのが出てくる。砂漠で野営しているところに、凍えたラクダがやってきて、寒いのでせめて鼻だけでもテントに入れてくれと頼んでくる。鼻をテントに入れてやると、今度は顔だ前足だとだんだん要求がエスカレートして、しまいにはラクダが全身テントに乱入してきたおかげでテントが崩壊する、という寓話である。さて、誰かに何かの問題について質問されたときに下手にその原因や対処を説明するより、自分で全部解決してあげたほうが手っ取り早いということがある。よくある。これは短期的には楽に見えて、長期的にはひどく損である。相手がこちらをそういう便利屋的にみなしてしまって、こちらのテントが崩壊するまで問題を担ぎ込まれたりするからである。悩ましいハナシである。

主に冷凍のエビとイカで代用。

先日もらった電磁なんとか鍋を試運転してみる。試作1号は鍋でも焼肉でもなくタコヤキ。標準でタコヤキ用プレートがついているセットなので、眠らせておくには惜しい、とか何とか云って引っ張り出す。もちろんタコヤキなんぞ初めて焼いたが、かなり適当にやっても形になるし、かなり崩れていても食べればタコヤキの味がする。しかもテキヤ気分でかなり楽しい。こりゃ、ええわ。ただし、冷蔵庫の在庫処分的に具材を調達したので途中で具が尽きて、タコ抜き、揚げ玉抜き、紅生姜抜きの素タコヤキを齧っていたり。そもそも、最初の時点でタコが全く準備されていなかったりしたのだが。

携帯電話はPC机の下から発見。

トランシーバを使った遊びに狐狩りというのがある。トランシーバの受信強度を頼りに相手の場所を逆探知して探しだす遊びである。さて、見失った携帯電話だが、最後に使った場所から部屋まで寄り道をしていないので、部屋のどこかにはあるはず、と電話鳴らしっぱなしで探索。・・・PC机の下には黒の毛足の長いじゅうたんが敷いてあるのだが、黒い携帯が保護色になって気付かなかった。携帯を鳴らしていてもマナーモードなので音がしない上、振動はじゅうたんに吸収されて相当近くまで近づかないと存在に気が付かないのであった。携帯電話のバイブを目覚ましにしているのだが、朝になって目覚ましバイブでガタガタ揺れて定位置から落っこちてしまっていたらしい。焦って停止手続きとらなくてよかった。

晩飯の買出しのスーパーまでは持っていたのだが。

近くの玩具屋がバーゲンというので息子の散歩がてら、徒歩で出かける。歩いて道草歩いて道草道草道草道草、といった塩梅で時速1kmくらいでようやく行程の半分ほど歩いたところで、息子がおなか痛い、おうち帰ると云いだした。とりあえず帰る。息子は抱っこの腕の中で寝てしまった。2時間後。目を覚ますなり、おなか痛いおなか痛いと泣き出した。当番医へ担ぎ込む。・・・結局便秘だったようで、浣腸してもらって大人顔負けの大きいのをしたら、ケロッとしておなかすいた、ご飯食べると騒ぎ出したのであった。ふう。快気祝いにお子様ランチとモンスターズインクのDVD。とかドタバタやっていたら、ワシの携帯電話がどこかに行ってしまった。はて、困った。

幼稚園の体験入学に行った。

急いでいるときに限って自分で歩きたがる罠。抱っこから下ろすと、わざわざ抱っこされて歩いた道のりをもどって自分の足で歩きなおす罠。最近、通路のど真ん中で両手を広げて、通れませーん、と交通整理するのがお気に入りの罠。通せんぼを無視して歩きだすと怒って泣き出す罠。結局ワシの強制抱っこでなんとかギリギリに幼稚園にたどり着く罠。名前が間違ってエントリーされている罠。フォローで取ってつけたように良い名前ですねとかなんとか云われる罠。帰り道、公園に寄ったら真っ暗になるまで遊ばれてしまう罠。まさかそんなに遅くなるとは思わず、軽装で出かけていたので凍えそうになる罠。

広島建設。

なんとなく深夜ドラマの特命課長なんちゃらを見ていたら、ワシの会社が舞台になっていて笑う。窓際係長が実は重役直属の工作員というスパイ大作戦なコメディドラマで、今回のストーリーはとある製薬会社の社長に探りを入れるというもの。主人公が社長お抱えの運転手として潜伏する製薬会社がワシのビルという設定。実際にロケをしたと思われる場所は、会社の正面玄関、1Fの車寄せ、25Fの円卓会議室、25Fの廊下。25Fには小道具で創業者の銅像が置いてあった。車寄せ付近はワシが毎日通勤で出入りしている通用門のあたりだが、そんなロケをしたなんぞ露知らず。というもの、どうも朝イチのロケだったらしい。退勤時間帯の夕焼けの中、人ごみに混ざって会社の正面玄関から主人公が出てくるシーンがあるのだが、ワシの会社は正面玄関の西側にビルがそびえるので夕方は日陰になる。正面玄関にあたる赤っぽい日差しは朝焼けしかありえない。午前6時ころか。この寒い季節にご苦労さまである。ま、ドラマ作成現場では映像と実際との温度差が激しいことがよくあって、真冬に水着、真夏にコートなんてシーンも珍しくないらしいが。

オハヨウ。

高校の通学路に納豆工場があった。納豆臭くはなかったが、いつ通っても辺りは煮豆の匂いがしたものだ。なので、そこの納豆がワシの家の食卓にもかなりの頻度で登場していた。で、ジイ様が納豆好きで毎朝欠かさず納豆を喰っていた。さて、そのジイ様だが晩年病院で余命半年の宣言を受けてから5年ほど普通にピンピンしていた。医者も病気の進行が遅い原因が分からずに終いには何かやってますかと聞かれたくらいである。何か、といえば納豆を毎日喰っていたこと以外に思い当たらない。阿呆らしかったのでこのことは医者には伝えていないが、ワシの家では納豆はジイ様を延命してくれた有難い食い物ということになっていたりする。ただあまりダイエット効果はなかったようだが。

カードは早速グシャグシャだが。

スーパーの飯屋でお子様ランチを頼んだらムシキングプレイチケットがもらえた。飯も喰わずに、やるやるーと五月蝿いのでプレイしてみた。訳も分からずひたすらボタンを叩く幼児を容易いと見てか、知らん子供が2Pに乱入。初プレイは何が何だか分からんうちに大敗北したのであった。真面目にハマると大人も楽しめると聞いたが。対戦ゲームは、格闘ゲームだろうがなんだろうが結局は技術介入できるジャンケンでしかない。反射神経や知識で後出しや負けにくい手が出せるだけなのである。そう悟ってからはあまり対戦に燃えることもなくなった。VF2の頃のゲーセンの浮かれた熱気は今思えば奇蹟の時間だったのだなあ。

ヨンさんに一礼!

先日のWii旋風に感化されて、長らく未開封だった脳トレを開封してみたが、いきなり脳年齢50才とか云われて哀しくなる。結局、戦国無双なんかやっていたりするのだが、こっちはこっちで全然きめ細かい操作が出来なくなっていてまたもや哀しくなったり。思った技が全然出ないのである。もう、アクションは無理な年頃か。

銀行遠い。

駐車違反の切符と残高不足による引き落とし失敗の住宅ローンの再請求書が来ていた。サッパリな請求が重なってサッパリ。あと、引き落としに手続きしたつもりだった下水道の請求書と週末の呑み会の清算。・・・今なら1万くらいの架空請求に引っ掛かって払ってしまうかも知れん。

来客有り(Wii付き)

というわけで、Wiiスポーツ大会テニス部門が催された。操作は例のリモコンを振るのだが、しょせんゲームなのでゲーム経験値の高いワシは操作系のクセを早々に見切ってそんなに派手に動き回らなくても操作が出来るようになった。ところがテニススクール経験者の家人は本当のテニスのつもりでプレイしているので、自然と足が動く、モーションが大きい、挙句の果てに近くの家具までひっぱたくと運動量がワシの3倍くらいある。一方ワシはほとんど歩かずに手先だけでヒョイヒョイと操作しているが、対戦で一方的に勝ってしまう。なんだか納得行かんとエラく気に障った模様。いずれ報復として実際のテニスに引っ張り出されてコテンパンにされるかも知れん。そして、30分ほどしかプレイしていないのにしっかりとあちこち痛くなった。そういうつもりはなくても結構振り回していたようだ。こりゃ確かにリモコンがすっぽ抜けてテレビを粉砕するな。

咽喉痛い(カラオケ)。

年賀状に混ざって、引越し前に会員になっていた古本屋から会員限定お年玉チケット500円が届いていた。ところが、この古本屋の系列店が今の近所にない。一番近い店まで20km以上あって、往復交通費が500円以上かかる。つまりこのチケットはゴミとなる予定だった。ところが本日都内で友人新年会があって、その経路上にその古本屋があるのであった。途中下車してそのチケットを使ってみた。実は、最寄り駅からその店までの道順は高速道路を歩道橋で越えたり、川を越えるために橋まで大回りする必要があったりとエラく面倒くさいのであった。苦労してたどり着いた店の品揃えはサッパリで、そんなこんなで時間を喰って肝心の新年会に遅刻しそうになったりと、自業自得的に要らん苦労をしていたのであった。ところで、最近の友人呑み会はなにがしかのサプライズを仕込んでおいて呑み会に話題を提供するのが流行りなのだが、結婚息子マンションといったイベントを消化してしまったワシは何を仕込めばサプライズになるのだろうか。PS3とWiiとX360を大人買いするとかか。

バグバグ詐欺。

IOCCC(国際邪悪なCコードコンテスト)はソースコードの可読性の低さを争うハッカーの奇祭だが、似たようなを見つけた。The Underhanded C Contest(秘密のCコンテスト)。一見普通のソースコードに見えながら、こっそりとあくどい処理が記述されているプログラムのコンテストである。コンテスト入賞作の画像変換プログラムを読んでみたが、ありきたりの処理ばかりで特におかしな処理をしているようにも見えないが、解説を読んでじっくりソースを追ったらちゃんと悪さをしていた。画像にこっそりIDを埋め込んでいた。この仕組みが巧妙で、ちょっとソースを読んだり動かしてみたくらいではその挙動が分からないという優れもの。大昔これと同じようなアイデアで創作を書こうとしたことを思い出した。プログラムとしてまともな形に出来なかったので、ネタを使いまわして小説にしようとしたのである。ところが、コーディングなんて地味な作業は小説にしても全然盛り上がらず頓挫した覚えがある。よって未完である。

特記事項なし。

日々コーディング。疲れる割に何も起こらん。ちなみに、日日日は作家買い。

トマトと大根を購入。

先日、偶発的に道の駅にたどり着いた。道の駅は国土交通省が管轄する公的ドライブインで、平成5年に第一号が出来てから雨後のタケノコのごとく作られ、現在は全国に800くらいある。ちなににJRの駅の数は4600くらいである。道の駅にはトイレと休憩所と地元名産品が買える店がついているが、地元名産品が買える店がついているが、大抵の場合、特産品を使ったソフトクリームが売られている。この道の駅はイチゴアイスだった。ワシの田舎にも道の駅はゴロゴロしていて、どこもそれなりに施設は充実していてお菓子などの土産物屋があったように思うが、この道の駅はなぜか地元農家の生産した野菜が大量に売られており巨大地元農家フリーマーケットの様相を呈していたのであった。

二重請求?

先日払ったはずの請求がまた来ていた。はて。払ったときの受領書を引っ張り出してみたら、コンビニの受領印が無かった。コンビニの店員が押し忘れたと見えるが確認しなかったワシも悪い。こちら側に支払いをした証拠がないことになる。こりゃ困った、と思って先方に電話で確認したら収納は完了していたとのことで一件落着。・・・思考実験。コンビニの店員になる。振込みの処理で故意に受領印を押し忘れる。収納用紙には支払人の住所が書いてあるので、そこに同じ体裁の振込用紙を作成して支払いがまだです、といって架空請求書を送りつける。もちろん、振込先は架空口座で連絡先電話も偽を準備する。電話問合せには、間違いだったら払い戻すのでとにかく払え、手元にちゃんと収納印ありますか、と揺さぶり。詐欺としては効率がよくないし、足が付きやすいな。というか、コンビニのキャッシャーから現金かっぱらった方が分がいいような。しかし、SPAMの架空請求で億単位を稼いだ犯罪があったので、架空請求が儲からんと思っているのはワシの思い込みかもしれん。

宝くじ。

情報処理のある資格を取得すると会社から受験料の20倍の報奨金が出る。ただし、落ちたら受験料は自腹となる。この資格の合格率は例年8%程度。よって期待値は20*0.08=1.6倍となり、分のよいギャンブルと見なすことができる。できるが、自分が合格するかどうかは運不運ではなく試験の点数で決まるので、ちゃんと準備をしなければ期待値は0である。というわけで15回目の情報処理にエントリ。ちなみに過去の勝率は6勝9敗。相撲なら番付降下か。

ゴォールドォクレストォー(必殺技風)。

アルコーブ緑化計画発動、ということで玄関先に鉢植えをおいてみた。最初は小さい鉢植えから、と思って買った鉢植えは本当に小さかったのでポツンと置かれた鉢植えはなんだか寂しげ。いずれもうちょっと大きいのを追加するか。緑化計画とかいいながらワシ的には鉢植えの台座として買った枕木の切れ端のほうがツボ。いずれもっと大きな枕木も買い足して、こっそりバラストやレールも配置できたら楽しい。もちろん玄関先がそんなに広いわけがない。

パワートダイ。

昔イギリスで喰ったメガマックが日本で喰えるというので喰ってみた。1個喰ったらもう何も喰えなくなった。つくづく小食になったものである。さて、パテが4枚でメガマックなのでパテが2枚のダブルチーズバーガーはさしづめキロマックか。現在、SI接頭辞の最大はヨタ、1000,000,000,000,000,000,000,000である。ヨタバーガーはパテが16枚のジェンガ状態になる。逆の発想で顕微鏡でしか見えないヨクトマックとか(ヨクトはヨタの逆数、すなわち0.000 000 000 000 000 000 000 001)。ところで、ヨタより大きい数字に無量大数(10^88)とかグーグルプレックス(10^グーグル)、グラハム数とかがある。無量大数マックとかはまだネット上に画像は転がっていなかったので、39枚のパテを積み上げたバカ写真を作ればブログのバカネタになるかもしれない。ただし、グーグルプレックスマックは宇宙の物質を総動員しても作成不可能だし、グラハム数マックはグラハム・カーの料理みたいだが。

特記事項なし。

折紙の菓子箱という折り方らしい。

小学校の給食の時間、ワシの学校では裏紙で折ったゴミ箱に牛乳のフタとかジャムの殻とかを捨てていた。そして最後にそのゴミ箱ごと捨てていた。このゴミ箱は適当な長方形の紙をかなり適当に折っても形になる、よく知られた折り方だが、ほつれ易いという欠点があった。先日実家に戻ったところ新バージョンのゴミ箱が使われていた。このゴミ箱は端がすべて隙間に折り込まれており、全くほつれない。ただし、折り方が少々面倒で、紙も正方形で大きいのが必要。正方形を作るために端をビリビリと裂く必要があったりする。親から折り方を伝授してもらったあと、長方形から折る手順への改良に四苦八苦していたのであった。結構はまった。既存の手順を改良するという側面がプログラムの改良に似ていると思ったり。

赤十字オリジナルデザインのサクマドロップをもらう。

献血にもIT化の波が、というわけではなかろうが今回から献血手帳が献血カードになった。過去3回の献血履歴や次回献血可能日が印字されていて、よくあるポイントカードのように献血するたびに内容が更新されるらしい。これで次回献血日をカレンダーで調べなくてよくなるのは有難い。ついでに過去の総献血量なんかも印字されていると、めざせ1斗樽とかいって献血の励みになるのかもしれない。一斗樽というとなんか違うものが出てきそうだが(下品)。

家族はやっぱり鍋ですわ(麿子)。

転居祝いで電磁調理器が届く。有難き。現用の電磁調理器はこの時期は鍋用にほぼ毎日稼動しているのだが、それより格段に高性能な最新機種である。なおこの電磁調理器には標準付属品として、土鍋はもちろん、ホットプレート、焼肉用プレートにたこ焼用プレートまで付いてくる。自宅でたこ焼ってそんなに一般的なのだろうか。ただ、ワシ一家には少々大容量すぎるので、客を読んで鍋パーティでもしないことには活躍の場はなさそうな気配。そして豊富な付属品は絶妙な配置でぴったりと箱に納まっていたため、すべてを箱に再格納するのがエラくヤヤこしかったりするのであった。

ピタゴラ装置のDVD(1)を買った。

NHK教育のピタゴラスイッチに登場するピタゴラ装置は幾つかのギミックが物理的に連鎖して動く装置だが、その仕掛けの動きは本当によく考えられていて、なるほどと思わせるものばかり。中には相当試行錯誤をしたと思われる、ないし再現性があるのかよ的な仕掛けもある。この装置を構成している部品はすべてありふれた日常品なのだが、なんだか壮大なドミノ倒しを見ているような爽快感が味わえて大人も楽しめる。況や子供においておや。息子の強い要請により寝るまでズーッとエンドレスで再生する羽目に。

ホームセンタに行った。

トランクルームの最適化に取り組むが、いまいち捗らず。上のほうの空き空間を有効活用すべく棚を作ろうとしているのだが、ちょうどよいサイズの棚が既製品にないのである。半既製品のパーツを買ってきて自作しようとすると、何だかエラく高くつく。そしてどうしたものやらと考え込んでいる間にも荷物が押入れに放り込まれて日々収集がつかなくなっていくのであった。問題が見えているのにコストが高いために対策が放置されているこのパタン、典型的な失敗プロジェクトである。本当なら、英断をもって作業をすべて止めて建て直しを図らないといけないのである。ということは、ある日突然事態がはどうしようもないほど行き詰まっていることに気がついてそれまでやってきたことをほとんどすべて放り出して一から再構築する羽目になるのかも知れない。

身内新年会。

ビールで乾杯した後、ワシのお年始ワインをあけて、さらに別の日本酒も開けたところ、男性陣(未成年除く)はのこらず撃沈、朝風呂コース。料理のちゃんぽんはいくつもの具材を炒めて混ぜることから、多種類の酒を一度に飲むことをちゃんぽんと呼ぶ。俗にちゃんぽんは悪酔いしやすいというが、腹の中で酒同士が化学反応して酔いが増進するわけではない。ただ単に酒量が多いだけらしい。ワシの場合、前の晩に戦国無双で夜更かしして寝不足だったため、酔いつぶれたのではなく、単に寝てしまっただけという可能性が高いが。

thingamablog 1.0.6

年末にこのサイトを作っているthigamablogがバージョンアップしていた。ワシが過去に数回送ったバグレポートは相変わらず無視されている。仕方ないので自分パッチを当てたバージョンを使うことに。ところで戯れでソースを眺めていたら、こんなコードを見つけてしまった。

例1:

    if(initialDir != null && initialDir.isDirectory());
        ifc.setCurrentDirectory(initialDir);

例2:

    if(e.getName() == "ext");
        lst.add(e.getText());

どちらもif文が途中で千切れている。多分、バグ。例2はさらに文字列比較も怪しいなあ。

ゲームで親指が痛いなんで久しぶりだ。

何を血迷ったのか唐突にPS2で戦国無双をやっている。戦国時代の合戦で敵をザックザックとぶった切るゲームで、1面をクリアするころには500人くらい切り刻んでいたりする。何かストレスでも溜まっているのだろうか。ところで、こういう殺伐とした切り殺しゲームも萌えからは逃げられないようで、プレイヤキャラになぜか少女がいる。血腥い戦場を鎧兜もつけない少女が颯爽と駆け巡って敵を100人単位で倒してしまう。鷹の団切込隊長ガッツもビックリである。戦国時代が誤解されそうだ。女インディー・ジョーンズのララ・クロフトも十分ありえないが、顔が怖くて萌えがないのであまり違和感がないような。

太古の某OSでのハナシ。

プログラムにこっそりと秘密のコマンドを仕込む。ゲームで無敵になる程度ならそのうち裏技として公開されるだろうし、銀行ATMから無限に現金が引き出せたら犯罪だ。開発者が、自販機から只でジュースを買える秘密のコマンドを仕込んだ、という噂を聞いたこともあるが都市伝説かもしれない。ただ、そういった商用のプログラムは何重にもチェックを行なうので、誰にも気付かれずに秘密のコマンドを忍ばせるのは難しい。どんなに巧妙に隠しても結局はソースコードの上にその処理が存在しているからである。ところが過去にソースコードは正常なのに、それから作ったプログラムには秘密のコマンドが仕込まれるということがあったらしい。犯人はコンパイラ。ある特定のファイルをコンパイルすると、こっそりと秘密のコマンドを仕込んだオブジェクトを生成するのである。そして、このコンパイラで新しいコンパイラをビルドすると、出来上がったコンパイラには秘密のコマンドを追加する機能がこれまたこっそりと追加されている。よく考えたものだが、ウイルスだよな、コレ。

帰る。

さて帰るかと思って荷物をまとめていたら、なぜか荷物が増えてしまってとても人力で持ち運べそうにない。半分くらい宅配便で送ってもらうことに。結局はバッグをそのまま送ることにしたのだが、その過程で荷物詰しようとして物置から引っ張り出してきた段ボール箱が息子どもの格好の玩具に。何が楽しいのか息子と甥がみっしりと箱に入っておやつを食べていた。

そのまま送っちまうぞ。

お年玉は動物フィギュア詰め合わせ。

息子と甥の玩具争奪戦が激しい。甥の玩具を借りて息子がいじり始めると、それを見ていた甥が自分のだと奪い返しにくる。負けじと息子が応戦。息子のほうが体格がよいので大抵防衛に成功する。すると負けた甥は怒りの奇声を上げつつ別の玩具を引っ張り出す。それを見ていた息子がそっちの玩具に乱入。もちろんそれまで遊んでいた玩具はそこらへんに放置。最初に戻る。家の中は玩具だらけで、クソ寒いのにそこら辺中の襖が開けっ放し。後片付けが大変である。奪い合うものは玩具に限らず、食い物、親、果ては雪だるまに被せるボロボロの汚いバケツまで綱引き大会。それでも、本人同士はそれなりに楽しそうだ。