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2006年02月28日(火)

電力編。

電気メータが回っていることから室内に人がいることを推理するのは、さんまの名探偵ほか多数。電気メータは使用電力に比例したスピードでアルミ板が回るようにできており、この回転数から電気料金が決まる。これは積算電力計と呼ばれる。電磁石で発生させた磁力に反応して回っているように思われがちだが、アルミ版は磁石につかない。磁石に反応しないアルミ板がなぜ回転するかは高校物理あたりの範疇。渦電流とか電磁誘導とかすっかり忘れてるけど。原理はともかく、アルミ板は磁力に比例した回転速度で回転している。つまり磁力が弱いと回転が遅くなり、ひいては電気代も安くなる。何らかの方法で、電力メータに外部から磁力を供給すると電力を不正に安くすることができる。実行すると窃盗か詐欺で掴まると思うが、昔こういう内容の本を読んだ覚えがある。

Posted by awa at 1:22.48
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2006年02月27日(月)

月曜は眠い。(何曜日でもだいたいそうだが)

高校の宿題で酷くハマったことがある。問題には暗黙の前提条件があってそれにしたがって解けば大して難しい問題ではなかったのだが、大して難しくないところを逆に不審に思って問題を深読みしてしまって暗黙の前提条件を勝手に外してしまった。すると数パタンしかない場合分けが、数百パタンに膨れ上がってしまい、他の連中の10倍以上の長さの解答をこさえる羽目になった。もちろんやりすぎで、教師や友人にはエラく呆れられたものだ。ものごとはほどほどにしておかないといけないのであった。・・・仕事で人のプログラムのチェックをしているのだが、書いた人間もそれなりにチェック済みのプログラムなので大きな問題はすでに修正済みである。それをさらに鵜の目鷹の目でチェックするのは、障子の桟の埃をツツと指でこすって嫌味をいう姑みたいだなあとおもったり。そして人の書いたプログラムのチェックはひたすら眠い。

Posted by awa at 23:21.55
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2006年02月26日(日)

手をついた程度だけど。

掃除の手間が省けるので、休日の昼飯はマックに行くことが多い。幼児に飯を喰わしたあとは半径5mくらいに喰い残しが散乱するのである。ワシの部屋では手の届くところにウェットティッシュと掃除機がホットスタンバイ状態である。好物のポテトのおかわりを次々と請求されるうち、期せずしてハッピーセットのナルニア物語の全然可愛くないフィギュアがコンプリートしてしまったり。それはそうと、誰の悪戯か粗相か知らんが、トイレの洗面台の足元に手洗いの石鹸液がぶちまけられていた。知らずに踏んで、片足が明後日の方向にズルーと滑っていってひっくり返りそうになる。しかもこの石鹸の泡切れが悪く、別の店に買い物いってからもしばらく足元がヌルヌルしていた。夕方くらいになってようやく滑らなくなったと安心していたところ、部屋の前の水溜りで水分を補給してまたもやズルーッと滑る。油断していたので、コけた。雪でもないのにコけると、身体能力の劣化を思い知って、かなり凹むのであった。

Posted by awa at 22:40.04
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2006年02月25日(土)

そういえば18きっぷのシーズンか。

自分の趣味7割、残り息子教育、ということで全国の列車DVDを買ってきた。地方の第三セクタやモノレール、路面電車に貨物線、さらに映像特典で最近廃止になった路線までカバーしたかなりマニアックなこのDVDの収録内容は、全国の190の列車を延々と映し続けること90分。最初は結構よろこんで見ていた息子もそのうち飽きてきて、関東編あたりでワシの膝の上から逃走してしまった。英才教育のつもりで列車と路線の薀蓄とワシの乗車経験を教えたのがマズかったのかも知れない。仕方ないので、ワシ一人で最後まで見てみたが。

Posted by awa at 23:07.59
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2006年02月24日(金)

めでたい。

本番に強い、弱いという云い方がある。両者の差は度胸ということになっていて、度胸は天賦の才能であるような云われかたをされる。つまり、それまでの努力の成果による順番が、先天的な胆力の優劣の順番のように聞こえてしまう。一発勝負のココ一番で力を出し切る能力も個人の立派な能力である以上、本番に弱いタイプはココ一番で力を発揮する能力が足りていなかったことの結果であろう。度胸も後天的に伸ばしようがあるので、本番に弱いタイプはなんとかして本番に強いタイプにならなければならないのである。ま、ワシのいうところの本番なんて、ちっぽけなものだが。

Posted by awa at 22:17.17
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2006年02月23日(木)

五時から男(古)。

職場に時計のような人がいる。いつも定時ぴったりに帰ってしまうのである。周りが仕事でてんやわんやしていようが全く影響なし。ここで仕事を中断したら明日の続きが面倒そうなのでちょうど仕事の境目まで進めてしまえ、といったことがないのだろうか。ところで定時ぴったりに職場を出ても、この人が使っている通勤路線に手ごろな電車は走っておらず、次の電車まで駅で10分くらい待つことになるはずである。だったら、空調のきいた職場で時間を潰せばよさそうなものだが、その人曰く、普通なら絶対間に合わないはずの一本前の電車がトラブルで遅延していれば乗れかもしれないから駅に行っておきたい、とのこと。でもいまだに直前の電車が遅延していて間に合った、という経験はないとのこと。ワシの田舎では冬のバスが30分遅れるとか当たり前だったが、鉄道は人身事故でもなければまず遅れない。それでもわずかな可能性にかけて、毎日定時で飛ぶように帰るのであった。。

Posted by awa at 12:23.46
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2006年02月22日(水)

押印16個所。

ワシ的には一段落したと思っていた事務処理が、実はまだ未完了でどうなってますか、と先方からせっつかれた。今や小山と化した関連書類をひっくり返してよくよく読んだところ、登記の委任状あたりの書類が未提出だったらしい。もっと後に提出する書類だと勘違いしていた。このところこんな調子で五月雨式にチョロチョロと書類を提出している。今年になってから10通くらい証明書だの書類を発送したような気がする。ボッタクリ店で、サービスごとに別料金になっていて段階的に金銭を巻き上げる手口をタケノコ剥ぎと呼ぶ。なんかそういった手口に踊らされているような気分になったりもする。別に金を巻き上げられているわけではないが。ちなみにタケノコは傷みやすいので収穫後にとっとと皮を剥いて茹でてしまわないといけなかったりするのであった。

Posted by awa at 23:47.32
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2006年02月21日(火)

金太、負けるな。

ワシの会社でも流行に遅れじとばかりに、社外に持ち出した機密情報をWinnyの入ったPCにコピーして晒し系ウイルスに感染して情報漏洩してしまった、というニュースが出ていた。なんとも香ばしいことである。職場でこの話題になったが、こういった不正な行為がからむ話題はなんともどこまで自分を晒すかが難しい。全く知らない振りをするほど清廉でもないが、あまり詳しいのも自分がそういった不正行為を実践していると告白するみたいで、なんとも微妙である。コイツはオタクだとレッテル貼られないように、情報を小出しにしてなんだかもったいぶった会話になったりする。ニュース以上のことは知らないような顔をするのが処世術なのかもしれない。ある人はいい年をして、そういったアングラ系な情報に詳しくしかもそれを周囲に吹聴しているらしい。仕事とは全く違う方向から畏怖されていたりするのだとか。これも香ばしい。そういえば、自己主張するハッカーはいない、というのは誰の言葉だったか。

Posted by awa at 24:08.39
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2006年02月20日(月)

大安らしい。

大安吉日は引越し日和、というわけでもないが転出届と転入届と登記の各種証明書をまとめて片付ける。本籍がいつの間にか大仙になっていてどうにも気持ち悪いが、転出処理はあっさり終了。返す刀で今度は転居先で転入処理である。転居先は職場に近い、ので役所も割と近い、よって通勤定期でかなり接近できる。役所の最寄駅は定期路線からかなり外れているのでちょっと精算額が高い。そこで、定期で近寄れるだけ近寄ってあとはバスで何とかして交通費を節約してみよう、なんて阿呆なことを思い立ったのが運の尽き。未だに放浪のクセが抜けんと見える。一日に3本だけというローカルバス路線を使ってみれば、これが夕刻の通勤ラッシュに巻き込まれて歩くくらいのスピードでしかバスが進まん。役所が終わりそうな気配でヤキモキしてみたり。当然ながら、帰りは力尽きて素直に最寄駅から帰った。

Posted by awa at 21:24.27
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2006年02月19日(日)

かまくら融ける。

雪にシロップをかければカキ氷というのは北国の子供の無邪気な、というか阿呆な妄想の定番だが、雪がふんだんにあるときは大抵クソ寒いのでわざわざカキ氷を喰いたいと思わないし、そんな時期には店でシロップを売って居なかったりするのであった。最大の問題は、雪はそれほど衛生的ではないという点。白さに騙されるが、野外に野晒しの物体である。そんなもの洗わずに(洗ったら融けるが)、口に入れられたものではない。実際、雪を喰ってみれば分かるが埃っぽい。ようは美味くないのである。・・・ほれほれ、アイスやるから、かまくらに齧りつくんじゃない。

Posted by awa at 10:27.46
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2006年02月18日(土)

晩飯に鮨。

近所のテイクアウト寿司屋がエラく繁盛している。なんでもここ数年、関東地区売上No1店舗なのだそうだ。たしかにいつ行っても客がいるのでそこそこ流行っているとは思ったが、関東一とは思わなんだ。ところがそれはまだ客がいない時間帯の姿であって、繁忙時にはエラい混雑になるということを今日体感。晩飯時になると注文を受け取りに来る客が多くなって、レジにならぼうにも人が多すぎて物理的に店内で並べん有様。会計に10分くらいかかる。レジ行列から見たある男性。受け取りにきたら品物が出来ていないらしい。切れて店員に突っかかるが、調べたら隣の別の支店に注文が入っていたらしい。もちろんそっちの店に品物が準備されている。注文したのは妻だから、とか何とか云い訳していたが、店員は知りませんよそんなこと、と返事をしていた。食い物がからむと切れやすくなると思うのは気のせいか。結局、その男性は同じ品物をこの店で作り直してもらっていたようだ。

Posted by awa at 21:59.23
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2006年02月17日(金)

憂き。

仕事でwikiを初体験。複数人が寄ってたかってサイトを更新できたり、htmlを知らない人でも簡単にページを書けるのがウリらしい。htmlは知らなくても、文章にそれなりに書式制御コマンドを埋め込む必要があるのだが、このコマンドがhtmlを書ける人間にしてみればどうにも面倒。すでにhtmlで作ってしまったある文書をwikiに移植するのに、なんだかエラく苦労してしまう。まあ、|で表組みが出来たりするあたりLaTeXを偲ばせてくれるが。いっそのこと、htmlからwikiのテキストに変換するソフトでも探すか。ここで作るか、と云わなかったり、新しいコマンド体系を覚えるのがだんだん億劫になってきたあたり、プログラマ35才限界説を体現しているようだ。

Posted by awa at 23:07.11
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2006年02月16日(木)

まだ融けていない。

時ならぬ陽気にあっさり融けるかと思いきや、ミニかまくらは健気にも原形をとどめていた。発泡スチロールの密閉容器に納まっていたのだが、ずいぶんと断熱効果が高いようだ。発泡スチロールはその名のとおり泡が大量に含まれているが、空気は熱が伝わりにくい。氷を綿で包んで融けるのを遅らせる、というのはずいぶん手垢のついたトリックだ。ところで、発泡スチロールは燃やすと有害ガスが出るとかダイオキシンが出るなどといわれているが、発泡スチロールの分子式はC8H8なので燃やすとすべて水と二酸化炭素になる。分子式にClが含まれるダイオキシンは生成されようがない。ただ、発泡スチロールの原料となるスチレンは、現在は削除されているが、環境庁の環境ホルモンの疑いのある物質リストに載ったことがある。この手のニュースではなぜかリストに載ったことは報道されても削除されたことは報道されない。そういった偏向的な報道のせいで、悪印象があるのかもしれない。

Posted by awa at 22:00.04
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2006年02月15日(水)

しもやけ寸前。

雪は珍しかろう、と田舎からかまくらが送られてきた。クール宅急便に雪の塊と水神様の札がセットになっている。元手ほとんどゼロだろ。ワシの田舎では、雪なんぞ掃いて捨てても後から後から降って来る。あくどい商法だ。肝心のかまくらの穴は自分で掘ることになっている。長旅を揺られてきた雪の塊は結構固くなっていて、全然掘れん。ところで、今日は異様に暖かい。ふうはあ云って穴を掘っているそばで、外側はどんどん雪が溶け出している。この雪の塊は30cm四方くらいあって、冷蔵庫にとても納まりきらん。息子が起きる明日の朝までにすべて溶けてしまったら、かなり悲しい。

Posted by awa at 22:55.30
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2006年02月14日(火)

煎餅もらった。

なんだかの統計によると女性の半数以上がバレンタインデーを負担に思っており、できるなら止めたいと思っているらしい。男性もお返しが面倒だとか、もてないのが実感されて厭だとか思っている不満層がそれなりにいるらしい。理由がすさまじく隔たっているが。それほど由緒正しい風習でもないのだから、いっそ止めてしまえばいいのだろうが。止めたいと思っている人間が少なからずいるのになぜか止められないというのもなんだか妙な話である。いったん動き出しら簡単には止まらない、なんてアホな公共事業みたいだ。

Posted by awa at 23:12.18
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2006年02月13日(月)

事務手続きは苦手。

登記やら融資やら団信やら特約保険やら何やらの提出物が色々溜まっている。もちろん溜めておく閑はなく、じゃんじゃん提出していかなければならないのだが。書類を一通り読んで署名と捺印を繰り返し、書類に添付する証明書の取り寄せ手続きを確認して、必要な印紙額をはじき出し、転出転入の予定を立てたり、なんだりしているだけで夜が更けていく。現金一括払いなら簡単なのに、とか逆ギレしてみたり。我ながらCPUのキャパ小さくて困る。毎日こんな書類を捌いている、いわゆる士業を尊敬するよ。

Posted by awa at 23:36.07
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2006年02月12日(日)

カンニングは和製英語。

主にRPGあたりのゲームでセーブデータを書き換えたりして、製作者側が意図しない方法で金や経験値やあれやこれやを手に入れたりしてゲームを有利にする行為をチートと呼ぶ。ちまちまと経験値を稼ぐ時間が省略できるが、自らゲームバランスを著しく崩してしまっていまいち楽しくなくなってしまうことも多い。ラスボスも一撃では緊迫感にかける。従来のオフラインならチートをした個人が詰まらなくなってそれで済んだのだが、最近のオンラインゲームとなると話は別。オンラインゲームはクライアント側に情報を持っていないのであまり派手なことはで きないが、それでもネットでの情報交換もあって色んな卑怯技が開発されているようだ。オンラインゲームではゲーム内の金銭や希少アイテムが実際の金銭で売買されることがあるのだが、不正な方法で入手したなにかを売って金を得る行為はおそらく窃盗にあたる。不正をした人間が得をして、そういったことを知らない正直者がバカをみるこの構図、なにやらソフトのコピー問題に似ている。

Posted by awa at 23:25.05
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2006年02月11日(土)

オリンピックの開会式を見た。メトロイドの夢を見た。

最近息子はワシの喰っているものはなんでも試食してみて、気に入ると自分の飯を放り出してワシの飯を喰ったりしている。1歳児がブラックコーヒーとか呑んでいいのか。今日、外食でワシが喰っていたのはピリ辛なんとかポテトだが、このピリ辛ソースが好物のケチャップに見えたらしい。フライドポテトをピリ辛ソースにつけてカプリ。止める閑なし。そしてなんだか形容しがたい妙な顔をして、フライドポテトを放り出しギャーと怒り出したのであった。サイエンスライタの鹿野司が、コーヒーだと思って呑んだのが麦茶で非常にぶったまげた経験をしたことから、意識が想定していない出来事を経験すると認識機構が対処しきれずに結果的に非常に劇的な体験として記憶されることになる、ただし人間の意識は巧妙で同じ方法では何度も騙されない、だからどんな突拍子もない体験も2度目からは大して驚かない、とかいうエッセイを書いていたのを思い出したり。というか、ちゃんと自分の飯喰え。

Posted by awa at 19:35.09
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2006年02月10日(金)

車輪と火薬と羅針盤。

ソフト業界でよく使われるキーワードに「車輪の再発明」というのがある。どんなに簡単なプログラムでも、すでにあるソフトを流用して自分で作る分量を減らして楽をしましょうということを指す言葉である。どんなプログラム言語にも典型的な処理は標準ライブラリに用意されている。誰もが最初に実行する入門プログラム、画面にhello world!を表示する単純なプログラムでも、その全ての処理をライブラリに頼らずに自前で書くとかなり大変なプログラムになる。ところが、最近はプログラム言語は熟成してきていて標準ライブラリに含まれる処理も結構な数になる。javaだと標準で3000以上のクラスが用意されている。あたりまえだが、すべてを覚えることはできない。javaを数年いじっていても、何をしてくれるのか良く知らないクラスがいくらでもあるのである。自分で実装する手間より、その処理が標準ライブラリに含まれているかを探す手間のほうが大変、とかいう助かるんだか困るんだか良く分からない事態もよくあったりするのである。・・・仕事であるプログラムが遅いと問題になったのだが、調べたところその原因がどうも再発明された車輪(ただし劣化コピー)のような。

Posted by awa at 19:59.43
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2006年02月09日(木)

夜11時にも鳴っている。

通勤途中にたまにクラシック音楽が流れている家がある。あるのだが、これがとんでもないボリュームである。冬場だから窓は閉めているのだろうけど、それでもかなりの大きさの音が漏れてくる。表の道路を通り過ぎるだけで十分五月蝿い。野中の一軒家ではないので、隣3軒くらいは同じく五月蝿いはずである。よく揉めんなあと思って見ているが、数年前からこの調子である。そういえば、ワシのジイ様は障害3級の聴覚障害で、普段はテレビはほとんど見なかったのだが、相撲と時代劇だけは家の外まで聞こえる大ボリュームで良く見ていたものだ。S/N比をあげるためにはボリュームを上げるのが一番だったらしい。この大音量クラシックハウスにも耳の遠いクラシックファンが住んでいるのかもしれない。大音量クラシックハウス、って三谷幸喜の映画みたいだが。

Posted by awa at 24:13.54
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2006年02月08日(水)

姉は一級建築士、ってエロゲーみたいだ。

寒い日が続く。寒いと水が凍る。水は凍ると膨張する。北国ではこの原理で冬場に水道管がたまに破裂したりする。破裂しては溜まらんので、凍りそうな日は水道管の中を空にしておく。水道を開栓したまま元栓を閉めると元栓から先の水が排出されて水道管が空になるのである。ワシの田舎ではこの水抜き作業を、水を落とす、と呼んでいた。そんなわけで、北国の水道の元栓は大抵屋内にある。面倒なことである。ところが、氷が膨張しないと氷が水に浮かなくなる。氷が水に沈むと海の底は氷だらけになってしまい、海は生命にとって随分と厳しい環境になってしまい、今のような生態系に進化できなかっただろうと云われている。近所に新築の住宅集落があるのだが、このあたりは整地される前からあまり水捌けがよくなく、整地された現在まで常に地下水がちょろちょろと流れている場所がある。最近の冷え込みでこの水があちこちの隙間に流れ込んで凍結して膨張したのだろうか、通勤途中に見えるまだ真新しいコンクリの塀にヒビが増えてきている。これって瑕疵責任の範囲内になるのかねえ。

Posted by awa at 23:58.36
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2006年02月07日(火)

RPGはバンダイの商標。

典型的なRPGはストーリが進むごとに町や村を転々としていくが、あとから出てきた場所ほど強力な武器が売られている。効果は一緒のはずの宿屋は最初の町の数倍とか数十倍のインフレ価格になっており、なんだか不条理である。主人公がモンスターから金を持って来て通貨流通量が増えてインフレが進むのかも知れない。個人でインフレが進むなんて、経済規模小さいな。そういえば大学の先輩に非常に金銭にこだわる人がいたのだが、この人はRPG内でも金銭の浪費が厭らしく、後半の町は宿屋が高いから決して利用せずに毎回最初の町まで飛んでいっては宿屋を利用していたのを思い出す。こういったご都合主義に対抗したRPGがあるのだが、物価を均一化したため最初の町からいきなり物価が高い。雑魚モンスターを1000匹くらい倒さないと装備が揃えられないのである。救済としてこのゲームは借金が出来るようになっていた。借金に悩む勇者一行、というのは妙にリアルで厭だ。これに加えて、勇者と敵側との間で贈賄とかがあるRPGもそれはそれで面白いが、こんな汚れたゲームはそれこそ子供に悪そうだ。

Posted by awa at 20:18.45
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2006年02月06日(月)

スターラスター。

そういえば冥王星の外側に惑星が見つかった、というニュースがあった。冥王星の外側はカイパーベルトという惑星になれなかった岩っコロが漂う空間なのだが、そこに冥王星より大きな天体が見つかったとのこと。これが本当に遠い。どれくらい遠いかというと、太陽をソフトボールの玉とすると地球はそこから15mほど離れた所を公転する仁丹くらいの天体だが、この新発見の惑星はソフトボールから1kmほど離れた場所にあるシャーペンの芯くらいの天体となる。これだけ遠くて小さい天体をよく見つけたものである。ところで名前だが、すでに一番外側の惑星に冥王星という結構陰気な文字を使ってしまっているので、さらに陰々とした獄王星とか暗王星とかいう名前になるのだろうか。

Posted by awa at 24:06.34
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2006年02月05日(日)

メガネ、メガネ。

昨日、高速を400kmほど運転したら妙に目が疲れた。メガネの度が合ってないからだ、と強い指摘を受けたので2年ぶりにメガネを更新することにした。案の定、かなり視力が低下しているようだ。というわけで、今かけているのと似たフレームと似たレンズを似た加工で頼むことに。ところで、そのメガネ屋は何周年セールだかでメガネを作ると、もれなくペアの小鉢がもらえるのであった。さらに、携帯のメルマガに入会しませんか、と誘われてじゃあせっかくだし、と登録してみる。携帯が古いのでQRコードが読めずに手打ちでアクセス。会員登録確認メイルになにやらあたりの文字。なにコレ、と店員に問うと、ディズニーランドのペアチケットが当たったらしい。もちろんもれなく当たるものではなく、1/200くらいの当選確率らしい。へえ、と喜んでいたら、よほど珍しいらしく、騒ぎを聞きつけた店員やら店長やらがあたりを見物しにきていた。本当に滅多に当たらないらしい。なんだか随分還元されてしまった。これで今年の運は吐ききった、のかも知れない。

Posted by awa at 23:02.45
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2006年02月04日(土)

R.I.P.

秘境駅というものがある。列車は日に数本で、駅周辺には家がなく、利用客は一日に数人、加えて駅が辺鄙な場所にあってマトモな道路もなく徒歩や自動車でも到達困難であるような、駅としての存在意義を疑いたくなるような駅を指す。有名なところで、今は信号所に格下げになってしまった楓駅がある。この駅は一日に1本しか列車がとまらないため始発が終電という素敵な駅で、しかも隣の駅からもとんでもなく遠いため、車で誰かに一緒に来てもらわないことには日帰りできない駅だった。国鉄時代は北海道のローカル線にこういった駅がいくつもあったようだが、そういう路線は赤字のためにほとんどが廃止されてしまっている。関東にも秘境駅がある。茨城交通中根駅である。見渡す限りの田んぼの真中に唐突にポツンと屋根もないホームがあるだけの無人駅で、その寂れっぷりはあちこちのサイトで紹介されているほどである。以前、関東駅100選に選ばれた隣の那珂湊駅にスタンプを押しにこの路線を使ったことがあるのだが、中根駅の寂れっぷりにおおいに喘いだ記憶がある。・・・この中根駅から少し行ったところに斎場がある、というのは一昨日まで全く知らなかったし、友人の葬儀のために出向く日が来るなんて全く思ってもみなかったことだ。

Posted by awa at 24:53.33
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2006年02月03日(金)

豆は1粒だけ蒔いた。

節分なので恵方巻きをかぶりつく。恵方が良く分からんので、適当にくるりと回ってみたり。それを見ていた海苔巻が大好物の息子が反対側からかぶりついてきて、てんやわんやの晩飯。おまえ、さっき自分の飯喰っただろうが。

Posted by awa at 22:56.59
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2006年02月02日(木)

ニンニン。

2006.02.02は久々に日付がすべて偶数で構成される日である。前回は2004.08.28だった。ちなみに次に日付が奇数だけで構成される日は3111.01.01。前回は1999.11.19なので1100年ほど間が空くことになる。また、次に回文となる日付は2010.01.02。前回は2001.10.02だったが、その前は1380.08.31でここも600年ほど間が空いている。回文の場合、年号がとれる値は高々366通りしかない。日付が回文になるのは1万年でたった366回しか起こらない意外と珍しい現象なのである。

Posted by awa at 24:34.27
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2006年02月01日(水)

さらばペンギン。

SUICAカードを2枚もっている。定期券とViewSUICAである。ViewSUICAと定期券は一枚のカードに出来ない、という縛りがあったのである。それがこのほどようやく一枚に統合できるようになった。が、1枚のカードに定期情報にクレジットカード情報に自筆のサインを載せたものだから、かなりせせこましいことになっている。そういえば、入社当時の社員証はクレジットカードと一緒になっていた。社員証をICカード化して入館証や昼飯用のプリペイド機能を搭載したときに、一枚のカードではまかないきれずに2枚に分割されたようだ。SUICAのカードが一枚減ってめでたいが、定期券だけに描かれていたすっとぼけた表情のペンギンが姿を消してしまったのがちょっと寂しかったりもする。

Posted by awa at 1:47.10
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