« 2006年04月 | Main | 2006年02月 »

2006年03月31日(金)

ボス?

堀井雄二の出世作のポートピア連続殺人事件は3人しか死んでおらずトリックもささやかなもので、最近の推理小説からするとかなり小粒である。原案として書かれた小説は原稿用紙で50枚だったというので、量的には短編小説である。当時はこれくらいでも十分大作だったのである。神戸のポートピアアイランドが今日で廃止となるというニュースをみてちょっと思い出した。ヤスも引退か。

Posted by awa at 2:14.06
Categories: 雑記

2006年03月30日(木)

単なる衒学だけど。

昨日の最大値を求めるコードはコンピュータが2進数であることを利用したものだが、世の中には2進数の特性を活かした数々の超絶的な演算テクニックが存在するらしい。コンピュータの黎明期にかなり徹底的に研究されたようだ。ぎりぎりの高速化と省メモリ化が要求されるメガデモ界で重宝された技法だったという。CPUもメモリも潤沢な現代のプログラム事情にあっては、このような可読性の低いコードは生産性や保守性が悪いので仕事としては絶対書いてはいけないが。そんな本質的ではないところに頭を使ってはいけない、とKnuth先生も云っている。それでもこの手のコードは鮮やかな手品を見ているようなカタルシスがあるので、結構調べてしまう。現在最も非力な部類の携帯電話や携帯ゲーム機ですらこんな小手先のテクニックは不要なくらいリッチな環境なので、この手のコードを実際に使うことはもうないだろうけど。

Posted by awa at 2:13.26
Categories: 雑記

2006年03月29日(水)

-O6

最近のCPUはパイプライン処理が当たり前である。パイプライン処理は、今実行している処理の次の処理もあらかじめ処理しておいて速度を稼ぐ方法である。もちろん見切り発車なので、次の処理を間違うこともある。例えば、分岐処理の判定により予想と違った処理に飛んだ場合など。このときは見込みでやっていた処理を捨てて正しい処理を一からやり直す必要がある。行列の出来たレジにならんでいて会計寸前で思い出した買い物を買いに列を離れたため、レジの列がストップしているような状態になる。この現象はパイプラインストールと呼ばれ、速度が遅くなる原因となる。つまりこの現象がなるべく起きないようにするのが高速化のテクニックなのである。そんなわけで、分岐処理1行より分岐を使わない処理10行の方が速いといった現象も起こる。例えば2つの数値の大きいほうを選ぶ処理は、

(x > y)? x: y

と書くのが普通だが、

y + ((-(((x - y) >> 31) + 1)) & (x - y))

と書いたほうが速い場合もある。つーか、こんなコードよく考え付くな。

Posted by awa at 2:12.39
Categories: 雑記

2006年03月28日(火)

腹が弱い、というより牡蠣に弱いだけか。

自慢にもならんが悪食大食だったわりに消化器があまり丈夫でない。独身末期、ブライダルフェアの前日に喰った牡蠣フライがクリティカルヒット。上から下から大騒ぎ。翌日のフェアは立っているのがやっとな状態で、頭もほとんど動いていなかった。そんな状態なので、結婚式の段取りのかなりの部分はあまり熟考されずにエイやで決定されたのであった、というのは今だから云えることである。そういえば、祖父の通夜で供された生牡蠣を食べたところ、何人もいた参列者の内ワシだけが腹を壊した。激しく上から大逆流。夜行列車に10時間ほど揺られて帰ってその足で通夜に行ったという強行軍が効いたのかも知れない。ちょうど9年前の今日のことである。

Posted by awa at 23:34.22
Categories: 雑記

2006年03月27日(月)

DARK RESURRECTIONって何。

先日ゲーセンで見かけた光景。太鼓の達人をプレイする小学低学年の女の子がいた。あまり慣れていないようで、難易度かんたんにも結構てこずっている様子。ところで、太鼓の達人は叩くべきタイミングで叩かないとペナルティになるが、叩かなくてもいいタイミングで叩いてもペナルティはない。つまり、とにかく叩きまくりの、下手な鉄砲も数うちゃあたる戦略が有効なのである。ほどなくしてそれに気が付いた彼女は、叩けマークを無視してひたすらリズムを取って叩いていた。これでも結構高得点になるのだが、果たして楽しいのかどうかは不明。まあ、ワシも鉄拳でコマンドの入力が入るようにタイミング無視で必死にボタンを叩きまくったりしているので、あまり人のことは云えんか。

Posted by awa at 23:47.29
Categories: 雑記

2006年03月26日(日)

散髪。

小さいころ、散髪の洗髪が苦手だった。下を向いているところに湯をかけられて目の辺りに水が流れてくるのが厭だったのだと思う。誰でもそうか。色々ゴネて最終的に洗い場に仰向けに寝て目に湯がかからないようにするという体勢に落ち着いた。昔の田舎の床屋なので洗い場は、そこらの洗面所に毛が生えた程度の設備しかない。そこに仰向けに突っ込むために椅子をいくつも並べてその上に仰向けに寝転がっていた。近所で顔なじみだったから子供にそこまでしてくれたのだろうけど、ワシが云うのもなんだがお人よしな床屋である。現在の我が家ではそんな面倒はせずに、有無を云わさず息子の頭にザバザバお湯をかけまくる。むろん、絶叫である。

Posted by awa at 2:10.15
Categories: 雑記

2006年03月25日(土)

まあ不燃ごみだろうけど。

晩飯は土産に買ってきた横川名物の峠の釜飯。相変わらず釜の処分に困る。捨てるには勿体無い立派な釜だが、取っておいても何に使う訳でもないのだけど。学生時代は放浪の度に釜飯をお土産にしていて、終いには研究室の机の下に釜が20くらい溜まっていたものだ。卒業のときにゴミ捨て場に釜を山積みにして逃げてきたが。おぎの屋は釜の再利用についていくつかの案を提示している。例えば、釜で飯を炊く、底に穴をあけて植木鉢にする、小物入れにする、などなど。どれもいまひとつ実現性に乏しい。そういえば、コーヒーカップが無くて仕方なく釜でコーヒーを飲んでいた時期があったなあ。今日始めて見たアイテムは、益子焼の重石と浅漬けの素をセットにした漬物キット。釜に野菜と浅漬けの素を入れて重石で蓋をするらしい。結構面白そうだったが漬物キットの代金で隣に売っている野沢菜漬けが買えてしまうのであった。

Posted by awa at 2:09.28
Categories: 雑記

2006年03月24日(金)

奥軽井沢温泉。

碓氷峠はかつて国鉄で最も勾配のキツい場所として有名だった。普通の機関車では登れないため、この区間専用の機関車が峠の上と下に配備されていたものだ。ある本にこの区間を普通の機関車で登れる程度の勾配のゆるい線路にした場合のシミュレーションが乗っていたのだが、勾配をゆるくした分登坂するための距離を稼ぐためとんでもない場所まで迂回しなければならずネズミ花火みたいな路線になっていた。そんなわけで、新幹線は峠の随分手前からトンネルで高度を稼いでいるし、高速道路も横川の町のはるか上を高架で横切っている。そして碓氷軽井沢ICも軽井沢の市街地からかなり外れた標高の低い場所にあって、ICを降りてからが結構遠いのであった。そして投宿地の軽井沢なんとかホテルはよく見たら群馬県だった。なんじゃこりゃ。

Posted by awa at 2:08.39
Categories: 雑記

2006年03月23日(木)

でも、自分で袋は開けれない。

最近冷凍庫の結露がひどい。冷凍庫の扉がきっちり閉まっていないのか、隙間に氷がこびりつく。冷凍庫を開けると氷が剥がれ落ちてカランと音を立てる。気が付くたびに手で氷を剥ぎ取って捨てて、パッキンを調整しているのだが、一向に改善の見込みがない。もしかして冷凍庫の箱が歪んでるのか。過積載なのか。冬場は損失熱量も少ないだろうが、これから暖かくなってくるとちょっと看過できないような気もする。真っ先にアイスという単語を覚えた息子が、しょっちゅう冷凍をあけてはアイスを持ってくることとの因果関係は不明。

Posted by awa at 2:07.26
Categories: 雑記

2006年03月22日(水)

ひっぱれー。

情報漏出が連日ニュースを騒がしている。まるでWinnyが情報を漏洩しているように報じているが、Winnyはあくまで情報伝達をしているだけで情報を漏洩している主体はウイルスというかマルウェアである。ウイルスソフトを常駐させているから大丈夫と思っている人間も多いようだが、ウイルスソフトは基本的に対処療法なので未知の攻撃に弱い。それでも複数のウイルスソフトを併用すれば安全だ、とかいう意見も聞いたことがある。これを実行するとエラいことになる。ウイルスソフトはウイルスを見つけた場合、そのファイルが実行されないようにウイルスソフトの管理下にある場所にファイルを移動して被害の拡大を防ごうとする。隔離する場所はウイルスソフトごとに違う。複数のウイルスソフトが目を光らせている場所にウイルスが紛れ込むと、お互い自分の管理化にファイルを移動しようとする。もちろん自分以外のウイルスソフトの管理下にあるウイルスファイルも自分の管理下に移動しようとする。延々とファイルを移動しあうためにウイルスが発症していないのに、HDDがアクセスしっぱなしになりマシンがまともに使えなくなるという。

Posted by awa at 2:06.45
Categories: 雑記

2006年03月21日(火)

引越し進捗1%。(パーミルにあらず)

しばらく部屋を空けて戻ってみれば、怒涛の留守電18件。何事だと再生してみればピーガーゴロゴロのアナログ信号音の嵐。誰だ間違いFAX(再送設定有)かけたの。18件目で留守電のメモリを喰い尽くして録音は終わっていたが、その後もしばらくは間違い電話が掛かり続けていたらしい。DoS攻撃か。まあ、ほとんど着信のない回線だからサービス拒否されてもほとんど実害がなかったりするのだが。

Posted by awa at 2:04.34
Categories: 雑記

2006年03月20日(月)

深遠を覗き込むとき、深遠もまた君を覗き込む。

今度の情報処理から情報セキュリティという区分が新設された。セキュリティに関する知識や応用力を問われるものである。ところで、コンピュータのセキュリティ対策は不正アクセスをシステム的に防御することがメインだが、攻撃方法を知らずして効果的な防御はできない。というわけで、参考書には不正アクセスの方法がかなり詳しく説明されている。あろうことか、攻撃用のツールキットの名前まで載せている。ググったらツールが出てきた。いいのか。もちろん防御法も載っているが、セキュリティの参考書が良質のクラッキング指南書となっている。皮肉なことに、そっちの勉強になった。

Posted by awa at 22:36.47
Categories: 雑記

2006年03月19日(日)

今日のチャレンジ。

高速道路を使わずに幕張→所沢を走破。・・・本当は三郷南ICで外環に乗り損ねてズルズルと外環下の298号を和光ICまで走ってしまっただけなのだが。結構疲れる。高速道路は偉大だ。

Posted by awa at 22:07.14
Categories: 雑記

2006年03月18日(土)

何、知っているのか。

うーむ、これぞ幻の・・・。なにやら男塾がブームらしい。コンシューマゲームの新作にPS2用の男塾の対戦格闘ゲームが並んでいた。今まで出ていなかったのが不思議でもあるが、今更の感じも拭えない。それでも塾生たちの物理法則完全無視(例:モノポールで磁力バリアを張る)の荒唐無稽な大技の動きを見てみたいと思ってしまう。民明書房の薀蓄コレクションとかもかなりそそる。そういえば、パチンコ台にもなったらしい。パチンコといえば確率が変動するCR機だが、ワシがしばらくパチンコから遠ざかっているうちにずいぶんCR台の仕様が変わっていた。ワシの知るCR台は、確変で大当たりした場合、次回の大当たりが保証されていた。ところがこの台は、いきなり確変が終わってしまうという。確変中でも確変の終わりにおびえつづけなければならないため、遊んでいても全然安らげなくて非常に不評らしい。一時も安らげない無名塾生の心情を追体験できるとの噂。

Posted by awa at 22:35.06
Categories: 雑記

2006年03月17日(金)

実家まで新幹線が到達済みなので割と無関心。

列車以外の方法では到達が難しい、駅としてのレーゾンデートルを問われる秘境駅。JR北海道の吉岡海底駅もその一つ。地下200mの青函トンネル内にある駅で土合(下りホームが地下80mにある)もびっくりの超モグラ駅で、日本はもちろん世界で一番低いところにある駅としても有名である。トンネル工事時の保安スペースを非常時の避難用の駅として残してある場所で、駅のくせに駅から出ることが出来ない。よって改札がない。この駅にはイベントツアーで来ることができる。なぜかドラえもんとタイアップしており、ドラえもん列車でこの駅につくと、構内には野比家のジオラマが展示されていたりする。ワシも数年前に訪れたことがある。この駅が本日限りで廃止となる。理由は北海道新幹線の工事用スペースにするため、って本気で作るのか。ちゃんとペイするのかね。

Posted by awa at 22:30.28
Categories: 雑記

2006年03月16日(木)

オウ。

会社近くのイベントホールでなにやら国際的な催しがなされているようで、朝の通勤電車に外国人が多い。おかげでワシの朝の貴重な着座による睡眠が出来なくなって、日中眠い。改札も無茶苦茶に混む。それでも高速の料金所のETC専用レーンみたいな感じで、SUICA専用改札はそんなに混まない。SUICA専用と知らずにならんで、改札寸前で間違いに気が付いて隣に逃げる、という乗客も多い。そんな中、専用とは知らずに並んだ外国人のアンちゃん。周りの見よう見まねで磁気式切符を改札機に押し当てて、見事に改札に挟まれていた。

Posted by awa at 22:31.43
Categories: 雑記

2006年03月15日(水)

祈り → 詠唱 → 念じろ

またまたCLIEが壊れた。メモステが刺さらなくなってすでに半死だったのだが、今度はJOGダイアルが反応しなくなった。一番よく使うインタフェースなだけにかなり致命的。さすがにそろそろ買い替え時か。いつも持ち歩く携帯電話とCLIEの役割分担を整理してから最適なPDAを選ぼうと思っているのだが、携帯電話もPDAもなまじ色々なことが出来るのが逆に足かせになっている。カタログを見て、これが出来るならもうちょっと高度なこれは出来ないのか、って、出来ないのか、じゃ次世代機を待つか、的な逡巡がスパイラル。とりあえず今の機種の中古をヤフオクで落としてから考えるかのう。経験上、問題の先送りは大抵ロクなことにはならんのだが。

Posted by awa at 22:47.08
Categories: 雑記

2006年03月14日(火)

イチゴゼリーを買った。

イベントにかこつけてお菓子を売りさばこうとする、お菓子業界の陰謀のひとつにポッキーの日というのがある。棒が並ぶ11月11日である。この日にはポッキーを送りあってうんたらかんたららしいのだが日本では全く根付いていない。ところが何故か韓国にこの習慣が定着しているらしい。ただし、韓国版ポッキーはグリコではなくロッテ製。しかも箱のデザインから中身までほぼ同一。お菓子にOEMなんてあるのか知らんが、なかなか仁義なきお国柄のようだ。なお、ホワイトデー用のイチゴゼリーは息子にかなりぐちゃぐちゃにされました。ちょwwww

Posted by awa at 22:58.23
Categories: 雑記

2006年03月13日(月)

科学忍法。

ファミコンに火の鳥鳳凰編、というソフトがあった。同名のマンガのゲーム化だが、なぜか我王が瓦で足場を作っては鑿で敵を倒していく横スクロールアクションになっていて、原作とのすさまじい乖離っぷりが眩暈を誘う逸品である。ゲームとしては普通に面白いのだが。全16ステージ構成だが、最後のステージへの通路が意地悪く隠されていたりして、普通に遊ぶと1周するのに2時間くらいかかったと思う。ところで、当時のコナミのソフトには激しくやりこむとパスワードが現れるものがあった。確かツインビーは20周するとパスワードが現れてこれを送ると何かのグッズがもらえたはずである。火の鳥にもそういう仕掛けがあるに違いない、と勝手に思い込んで、2時間かかる周回を20分を切るまでに最適化、ぶっ通しで10時間以上プレイして20周してみたことがある。もちろんそんなパスワードは現れなかった訳だが。

Posted by awa at 22:34.08
Categories: 雑記

2006年03月12日(日)

久々に道に迷う。

ワシの住む市の郊外はエラく牧歌的な風景が広がる。田舎なのである。その田園風景に最近バイパスができた。周りは延々と畑といった場所のバイパスなので延々とまっすぐな道が続くばかりで、道路脇に目印になるような建物がまだほとんどない。ないのだが、長距離トラックを当てこんだと思わしきコンビニだけが畑の中にポツンと建っている。ところで、ワシの使っているカーナビは友人のお下がりで地図が古いためこのバイパスが載っていない。バイパスを走っているとあまりカーナビが当てにならないのである。なので、前述のコンビニを目印に道を覚えていたのだが、コンビニを目印にしていて迷ってしまった。どうやらこのコンビニはバイパス沿いに同じチェーンが何軒も存在しているらしい。畑の中にポツンとあるコンビニなので同じ店だと思いこんで勝手に混乱してしまったようだ。奇門遁甲か。

Posted by awa at 24:17.23
Categories: 雑記

2006年03月11日(土)

ピタゴラスイッチにたまにラーメンズが出てたりする。

史上最も売れたゲームといえば、スーパーマリオだが、プレイ人口が多いと色々なことを考える人間がいる。最も自明なやりこみは最速クリアだろう。理論最速値のプレイビデオを見たことがあるのだが、常にBダッシュで、クッパは登場前からファイアボールを放っておいて画面に登場するなり死亡といった調子で最適化がされていて人間業とは思えんものだった。そういえば、PCで動きを制御できるLEGOにファミコンのコントローラを操作させるというビデオも見たことがある。コントローラの周りに要塞のように積みあがったLEGOがガシャコンガシャコンと動いて、それに操作されたマリオが立派に1面をクリアしていた。PC制御なので出来なくはないだろうが、実際にはエラい回数の試行錯誤が必要そうなのでとにかくご苦労さんである。PC制御を使わず物理装置だけで同じことをさせたら神業だが、実はNHKのピタゴラスイッチが似たようなことをしていたりする。インクレディブルマシーン。

Posted by awa at 22:32.58
Categories: 雑記

2006年03月10日(金)

今年はあまり花粉症がシンドくなくて助かる。

軍隊の楽しみは飯と睡眠だけだという。ワシの会社の社員食堂は2週間もするとメニューがループしてしまう社食らしい社食。あまり食の楽しみに恵まれているとは思えないので、軍隊より過酷な環境なのかもしれない。それはそうと、社食側もそれを察してかテコ入れ策としてしばらく前から、有名店や有名シェフを呼んできたり、値下げをしたり、メニューを増やしてみたりと色々新機軸を打ち出している。その一つとして、毎日おすすめメニューが展示されているのだが、隣に貼り出してあるコピーが何だか妙。模造紙に墨痕あざやかなアオリ文句が書かれているのだが、この字が恐ろしくヘタクソなのである。しかも、語句もなんだか意味不明。最新のは、デカデカと「キライ」とだけ書いてあって、となりに小さな字で「花粉なんて ・・・花粉症対策メニュー」とある。字はヘタクソで、コピーも微妙、でもそれだけに目立つ。宣伝としては成功している。おすすめメニューは喰っていないが。

Posted by awa at 1:22.40
Categories: 雑記

2006年03月09日(木)

チラシの裏。

最近OURSに掲載されている大石まさるの連作短編マンガは、人類が宇宙へ繰り出す近未来の話でありながら、どこか牧歌的な郷愁をさそう物語。ツボである。ちょっと前に画風を変えたせいもあって、ますます鶴田謙二に似てきたと思う。ぼへーっとした女性が出てきたり、イカすジジイが活躍したり、水にこだわった描写があったり、SFモノだなあとニヤリとさせられる描写があったり、アクアプラネットという題の作品を描いていたり。鶴謙はかれこれ15年くらいファンをやっているつもりなのだが、全然全くさっぱり火浦功なみに新刊が出ないので自分がファンであることを忘れてしまいそうになる。その代替というわけではないが、早く単行本にならんかのう、と思ったり。そういえば、女性の胸が無闇にデカくてよく服が脱げるあたりも似ているな、この二人の作風。

Posted by awa at 1:22.01
Categories: 雑記

2006年03月08日(水)

日本語で南京玉。

職場の売店の横に床屋があったのだが、昼休みに散髪はなかろう、と思っていたら案の定潰れた。長らく空き部屋だったその場所に入った店舗がビーズ屋。何でだ。この場所は社員証で認証しないとたどり着けない場所なので、つまり社員を相手にした商売だと思われる。男性がビーズ屋に足繁く通うことはないだろうが、ワシの会社は男女比率9:1くらいである。しかも就業時間帯は客が来るわけがないので、店も潔いことに昼休みと夕方のみ営業となっている。昼休みも夕方も客が居るのを見たことが無いけど。いつまで保つやら、と生暖かい視線で眇める日々である。

Posted by awa at 1:20.57
Categories: 雑記

2006年03月07日(火)

ラノベに三月七日、というのがある。主人公が三月(兄)と七日(妹)。

最近撮られる写真は半ばデジタルらしい。デジタルでよく使われる画像形式のjpgは非可逆圧縮で、完全には元通りにはならないけどその分データ量を少なくできる形式である。これは離散余弦変換という方法でデータ圧縮をしているのだが、ここらへんの仕組みを一通り理解するには大学数学程度の知識が要る。ところでよくある心霊写真の怪談に、気が付いたら写真の中に覚えのないものが写り込んでいて、それが日を経るごとにだんだんはっきりとしてきて、最後にはエラく怖いことになるというものがある。このタイプの幽霊が昨今のデジタル化された写真で活動するためには、デジタルデータの仕組みを理解しなくてはならないことになる。あまりデジカメの心霊写真の話を聞かないのはこのせいかも。登場当時は技術の粋だったテレビや携帯電話もしっかり怪談のネタにされているので、いずれそういったハイエンドな幽霊も出てくるのかもしれんが。

Posted by awa at 24:59.48
Categories: 雑記

2006年03月06日(月)

ばよえーん。

バイト先のゲーセンにおいてあったことからセガの落ち物パズル、コラムスに嵌っていた時期がある。毎日コツコツと鍛錬した結果、そこそこ上達し、デカいスクリーンでプレイしているとギャラリーがついたものだ。何を勘違いしたのかゲーメストのハイスコアランキングに乗ろうと頑張ったこともある。スコア効率の向上を目指して得点計算式の解析をしたりしていた。若気の至り、イタタタタタ、である。ワシが道楽でやっていた落ち物パズルの解析を題材した論文がこのほど情報処理の学会誌に掲載された、というニュースが頼みもしないのに伝わってきた。論文の内容は「ぷよぷよの連鎖数判定はNP完全である」。参考文献に攻略本があったりするのかね。で、一番閑なのはだれのか。

  1. ぷよぷよの論文を書いた奴。
  2. それを査読した奴。
  3. その論文の存在をわざわざワシに教えてくれた奴。
  4. それでエントリを起こしたワシ。
Posted by awa at 1:24.10
Categories: 雑記

2006年03月05日(日)

ワシのPS2は目下しまじろうDVD専用再生装置。

DVDブームが到来している。目が醒めて5秒後にはテレビの前に座りこむ。昼寝が長引いて夜中に目が醒めてもまずはテレビの前に座り込むのは、正直眠くて勘弁してほしいところ。今朝もワシは起こされるなりテレビの前に連れて行かれた。他のことはロクにできないくせに、教えもしないのにプレイヤの電源を入れるところまでは出来るようになっていた。親としては会話あたりに能力ポイントを振り分けて欲しいのだが。ただし、ここでいうDVDブームは、再生されたDVDを鑑賞することより、力任せにDVDをプレイヤに差し込んだり取り出したりすることや力任せにDVDをケースに収納する行為のほうがメインだったりもする。おかげでDVDは傷がひどいことに。

Posted by awa at 23:00.43
Categories: 雑記

2006年03月04日(土)

久々の寝過ごしタクシー。

スポーツドラマや格闘マンガで、最後の一戦に選手生命や自分の命そのものをかけて戦う、というシチュエーションがよくある。体に負担のかかる怪しげな薬やらなにやらで一時的にドーピングをしてライバルと戦い、長い死闘の末にようやく勝ったと思えばそのまま自分も引退したりたまに死んだりもする。無茶をして体を壊してしまうためそれ以後はより強い敵と戦えなくなるので、最後の戦いでしか使えない荒業である。素直に再戦の機会をまてば体によさそうだが、色々お膳立てをして今戦うしかないように上手く仕向けるのが作者の力量と云えよう。・・・午前中なんか腹の具合が悪くて臥せっていたのに、胃腸薬を飲んで夕方から強か呑んでしまった。幸い、引退も死亡もしていないし、二日酔いもない。

Posted by awa at 22:41.34
Categories: 雑記

2006年03月03日(金)

マンション購入。

いつの間にか外環が延長されている。昨年末に三郷JCTで終わっていた先に一区間だけ伸びた。終点のICの先の国道も外環のルートと重なるようで中央分離帯に柱が工事中だった。そういえば市川の湾岸道路でも工事が始まっている。外環は都内を迂回する形の環状線の予定で建設されたが、現在使われている区間は三郷から大泉までの時計でいえば10:00〜2:00くらいの部分。用地買収に手間取っているらしい。そこらへんをなんとかするために作られた法律が「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」。ようは地下40m以下は自由に使える、すなわち地権者の承諾抜きで色々作れる、という法律。外環の大泉から先はこの大深度地下を利用する計画なのだという。昔の未来予想図みたいに透明チューブ型高架が建設されるわけではなさそうだ。・・・ついうっかり外環の延伸部を使ってみたが、三郷から幕張は意外と遠くて難儀した。どういうわけか、雪混じりの雨に降られてみたり。

Posted by awa at 22:42.29
Categories: 雑記

2006年03月02日(木)

電話編。

40年くらい前のアメリカには電話料金を誤魔化すブルーボックスという装置があったという。アップルの創始者であるウォズニアックも学生時代に電話を不正にかけ放題にする装置を作って一儲けした、なんてエピソードが伝わっている。現在はそういった抜け道はなくなっており、例えば特定の制御信号を送ったりして電話料金を只にする、なんてことはできない。ところで、電信柱に乗っている電話線は100回線くらいを束ねた太い束になっている。電磁誘導によりある回線の信号がとなりの回線にちょろっと漏れ出すことがある。この現象をクロストークと呼ぶ。電話線なので信号は音声である。漏れてきた信号は小さな音声に聞こえる。これを応用して、接続していない回線をつかい無料で会話をする、と云う技が紹介されているのをその手の雑誌で見たことがあるが、あまりの強引さに笑った覚えがある。今ならskype使うのが最安だろうか。

Posted by awa at 10:41.13
Categories: 雑記

2006年03月01日(水)

水道編。

只みたいに思われている水道代だが、提供事業者により随分と値段に地域格差があったりする。とはいえ水道局以外に選択肢はないのだが。水道代は水量計で決まる。水量計は管の内側に水車がついており水流で水車が回った回数をカウントしており、この回数で使用水量を計測している。ところで、物理法則には止まっている物体が動き出すときの摩擦は、すでに動き出した物体の摩擦より大きいというのがある。水量計の水車にもこの物理法則はあてはまる。つまり、水流が非常にゆっくりだと水車が摩擦により動きださないことがありえるのである。例えば蛇口から水滴が1分に1滴程度出したくらいでは水量計が動かず、つまり水道代があがらないというのである。かつてはそういった生活の裏技があったらしいが、現在は水量計も精度があがり対策されてしまったらしい。この話題がまるごと都市伝説という気もしないこともないが。この方法も昨日の本で読んだ覚えがある。

Posted by awa at 1:23.21
Categories: 雑記