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2007年01月03日(水)

太古の某OSでのハナシ。

プログラムにこっそりと秘密のコマンドを仕込む。ゲームで無敵になる程度ならそのうち裏技として公開されるだろうし、銀行ATMから無限に現金が引き出せたら犯罪だ。開発者が、自販機から只でジュースを買える秘密のコマンドを仕込んだ、という噂を聞いたこともあるが都市伝説かもしれない。ただ、そういった商用のプログラムは何重にもチェックを行なうので、誰にも気付かれずに秘密のコマンドを忍ばせるのは難しい。どんなに巧妙に隠しても結局はソースコードの上にその処理が存在しているからである。ところが過去にソースコードは正常なのに、それから作ったプログラムには秘密のコマンドが仕込まれるということがあったらしい。犯人はコンパイラ。ある特定のファイルをコンパイルすると、こっそりと秘密のコマンドを仕込んだオブジェクトを生成するのである。そして、このコンパイラで新しいコンパイラをビルドすると、出来上がったコンパイラには秘密のコマンドを追加する機能がこれまたこっそりと追加されている。よく考えたものだが、ウイルスだよな、コレ。

Posted by awa at 24:09.35
Categories: 雑記