予告されなかったページの記録

バグバグ詐欺。

IOCCC(国際邪悪なCコードコンテスト)はソースコードの可読性の低さを争うハッカーの奇祭だが、似たようなを見つけた。The Underhanded C Contest(秘密のCコンテスト)。一見普通のソースコードに見えながら、こっそりとあくどい処理が記述されているプログラムのコンテストである。コンテスト入賞作の画像変換プログラムを読んでみたが、ありきたりの処理ばかりで特におかしな処理をしているようにも見えないが、解説を読んでじっくりソースを追ったらちゃんと悪さをしていた。画像にこっそりIDを埋め込んでいた。この仕組みが巧妙で、ちょっとソースを読んだり動かしてみたくらいではその挙動が分からないという優れもの。大昔これと同じようなアイデアで創作を書こうとしたことを思い出した。プログラムとしてまともな形に出来なかったので、ネタを使いまわして小説にしようとしたのである。ところが、コーディングなんて地味な作業は小説にしても全然盛り上がらず頓挫した覚えがある。よって未完である。