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1年以上過去の雑記

2003.07.31
結婚式の案内が2通同時にやってきた。

まだ缶ジュースがプルタブだった時代のハナシ。小学校で炭酸飲料水のジュースを飲む際、プルタブを開けずにプルタブの根元に画鋲で穴をあけてそこからジュースを飲むのが流行ったことがある。針穴を指で押さえて、シャンパンよろしく振る。指を離すと、そこから炭酸が噴出すという仕組みだった。当然こんな飲み方をしていると、最後には炭酸の抜けきったぬるいジュースを飲む羽目になるのだが、缶ジュースを長持ちさせるための小学生らしいセコいアイディアである。今思えば、小学校で買い食いはできなかったので、イベントで学校に弁当やジュースを持ち込んだときのことだったと思う。買い食いできなかった理由。通学路に商店が一軒もなかったから。なんて田舎だ。
2003.07.30
古本に血痕が付いていた。ギニャー。

成人男性にとってハゲの問題は切実である。どこぞのアンケートによると7割の人間が頭髪のケアやら行く末を悩んでいるとの統計があるらしい。これまたハゲになるメカニズムもはっきりとは分かっていないらしい。原因がはっきりしないものだから対策もはっきりしないわけで、万能毛生え薬という都合のよいものもいまだに出来ていない。なんでもハゲる哺乳類があまりいないらしく、動物実験もしようがないのだとか。そんなわけで、確実に動物をハゲさせる薬を開発したら一儲けである。幸い、一族郎党にハゲがおらんのでハゲる可能性は低いだろうとタカをくくっているワシにとっては白髪問題の方が切実。ハナゲに白いものを発見したときは結構凹んでみたり。
2003.07.29
なんだか右手首が痛い。

ワシがよく見ている日記系頁の人はどうも堅気の社会人のようだが、日記の更新時間が毎日午前4時とかで、一体いつ寝てんだろうとか思う。寝なくてもいい病気とか。毎晩それなりに寝ていて通勤電車でも寝てるくせに、それでも午後になると眠くなってまれにホントに寝てしまったりするのだが、会社で高鼾をかくわけにいかないので、数年前から昼休みに15分ほど寝る習慣ができてきる。喰ってすぐ寝ると牛になるなどというが、もっと違った形の弊害が出ている。条件反射的に飯を喰うと眠くなるのである。実際最近はファミレスでうたた寝してしまうことが多い。なお、大学院で受けた講義によると、生き物が何のために眠るのかは実はまだ完全解明されていないらしい。動物で不眠実験を行うと最後は必ず死ぬので、寝ないと死ぬのは間違いないらしい。どこかの拷問でまぶたを切り落として寝せないなんてのがあったような。
2003.07.28
情処のウェブ申込み頁にセキュリティホールって。

高校時代、何の因果か応援団をやっていた。活動のメインはやはり甲子園大会予選の応援だった。ワシの高校には農大の大根おどり的な一子相伝の名物応援があった。多分今もある。これは歴代応援団の中でエキセントリックな人間が担当することになっており、不本意なことにワシも担当した。ラッキーセブンということで7回の攻撃になるとこの応援を始めるのだが、様式美だかなんだか知らんがこの応援は長い。下手をすると応援が盛り上がりだす頃にはもう攻守交替なんてこともあったくらいだった。卒業アルバムのどこかにベンチの上で暴れるワシの写真が載っているはずである。なお、この応援、「あっちゃうて」と云う。内容はまあ大体語呂の通りである。
2003.07.27
梅雨明けと思わせておいて。

ワシの実家の正面にはブロック製の門柱が2本並んで建っているのだが、この門柱が建てられたのはワシが生まれるはるか以前で、まだまだ自家用車が珍しかった頃の話。そのためこの門柱の間隔は車のことをほとんど考慮されておらず、要は狭い。注意しないと擦りそうなくらいしか幅に余裕がない。家人はぶつけたことはないが、訪問者が擦ったことが何回かある。一番派手にやりやがったのは牛乳配達。バックで出ようとしたらしいのだが、門柱に引っ掛かったのを気付かず強引にさがってついに門柱をひっくり返してしまったとのこと。トンでもない音がしたという。そんなわけで我が家の門柱には、途中から折れたのを無理やりに継いだ跡があったりする。
2003.07.26
何年ぶりかにパンケーキを食す。

散歩中に猫を見かける。それなりに賑わう通りでのことである。自販機の裏側の20センチほどしかない狭い隙間に座っていた。ワシと目が合っても逃げる気配がない。はて、と思って見ると手前に鳩がポッポーとうずくまっている。どこかやられたようで動きが鈍いので、おそらくこの猫に狩られたのだろう。猫と遜色ない大きさの鳩である。こんなのどうやって喰うつもりだ、と思ってしばらく眺めていたが、猫も鳩も一向に動かない。それを見ている閑なワシも動かない。これが三すくみか。別にワシが鳩を怖いという意味ではない。
2003.07.25
乗っていた車両で痴漢騒動。朝から何事だ。

朝は元気だったのが昼あたりから風邪で体調を崩して放課後にはフラフラになったことがある。高校のときの話である。冗談抜きで立っているのもシンドい有様。とにかく保健室にいって容態を見てもらったのだが、もう放課後だったのでとにかくとっとと帰れの一言。自転車通学だったのだが、とてもまともに自転車を漕げるような状態ではなかったので、仕方なく家に電話して親に軽トラで自転車ごと迎えに来てもらうことにした。校門で自転車に寄りかかってぜーぜー云いながら親を待っていたら、通りがかる友人どもは何してんだ、といった表情でワシを見ていく。数日前の野球応援のため黒々と灼けていて顔色が悪いのが全く分からなかったとのこと。風邪を引くのも時を選ばんといかん。
2003.07.24
昼飯のカレーがエラく辛かった。

電力危機と騒ぎ立てるマスコミをあざ笑うかのような冷夏っぷりである。基本的に電気はほとんど溜めることが出来ない。例えば無停電装置の正体はデカい充電池なのだが、重量20キロのやつでも高々数分しか電源供給ができない。そのため電話の交換局や病院など停電で止まるとマズい施設は内燃式の発電機を備えている。つまり電力需要のピークにあわせた発電施設が必要ということになる。マスコミが騒いでいた電力不足は、この需要のピークに対して供給電力が足りなくなる、という意味。需要がピークに達していない状況下で節電を行っても実は電力危機回避にはあまり寄与してなかったりする。もちろん普段から節電することによって、需要ピークを抑える意味はあるだろうが。なお、電力の需要ピークは夏場の昼下がりのエアコンによるもの。電力危機危機奇々怪界。
2003.07.23
休み明けでなくてもやっぱり眠いの法則。

どこまで本当かは知らんがワシの実家の5%くらいは宝くじで出来ているらしい。昔、ジイ様が3等を当てたことがあるのだとか。宝くじは1000万枚を1ユニットと呼び、これが発売の単位となる。1等はこの中に1枚だけしかない。0.00001%である。たまに宝くじを1万枚くらい買ってニュースに出る団体や自治体があったりするが、0.00001%を1万倍しても0.1%。確率が1万倍にアップしたといえば聞こえはいいが、確率がたった0.1%上がっただけである。ほとんど誤差である。なお、宝くじの還元率はかなり悪い。競馬で75%、パチンコで62.5%のところが、宝くじだと還元率は16%程度。残りは国に入るのだが、テラ銭多すぎやしないか。そんなわけで宝くじはギャンブルとしては全く使えないのである。なお、ジイ様の強運はワシには殆ど全く遺伝しなかった模様。
2003.07.22
休み明けは眠いの法則。

ラーメンズのネタで、貧乏で学がないため麹町を間違って麺町と読んでしまう、というのがあるが、話は有楽町線麹町駅である。この駅のホームにはベンチがいくつか並んでいるのだが、このベンチの背もたれの部分をよくみると人影のような汚れがついている。周りの壁には特に汚れはないのだが、すべてベンチの場所にだけ人影に見える汚れがある。ベンチには背もたれがあるので、座った人間が壁にこすって跡が付いた訳ではない。麹町駅の地上部に処刑場が何かの史跡があったという噂もあるようだが、そうみえる理由は分からない。
2003.07.21
え、PEG-UX50ってLinuxじゃないの?

土用は普通は夏の土用のことだが、土用は陰陽五行説にしたがって四季を強引に5つに分けたときの5つ目の季節に相当するもので、立冬、立春、立夏、立秋の前18日の4つの時期をさす。夏バテ解消に土用にウナギを喰う、というのは魚屋の販促のために平賀源内が云いだしたと云われる。ウナギは胸が黄色であることから、ムネキが訛った名前だと云われている。陰陽五行説は大抵のものを5つにクラス分けしている。色は青白赤黒黄が基本の五色であり、5つ目にあたるのが黄色であるとしている。土用に対応する色が黄色で、ウナギも黄色の魚、ということでいちおう脈絡はある。
2003.07.20
似て非なる。鉄砲水と水鉄砲。

基本的にモノ作りが好きで、それが嵩じてプログラム書きで糊口を凌いでいたりするわけだが、この週末、唐突に何かが作りたくなった。そんな折りに届いたとあるメルマガに載っていたメカノのスペシャル100。琴線にクリティカルヒットである。品切れ、という言葉に思わず近所の玩具屋に出向いて探してしまった。冷静に見てみると結構デカいが、ワシは作るのが好きであって、完成品は割とどうでもよい性質なので、押入れにでも放り込んでおけばよろしかろう。結局、稟議の袖の下兼何か作りたい意欲発散のためにビーズ屋で高難易度のビーズキットを買ってきて、二時間で仕上げてみたり。
2003.07.19
新橋で晩飯。

今回から18きっぷの販促ポスターの絵柄が変わっていた。「E=(km)^2 楽しさ(Enjoy)は距離(km)の2乗に比例する」。若干ポップになったようだが、なんだか微妙である。ここ10年くらい18きっぷの販促ビラを集めているのだが、あいかわらずビラの流通量が少なくて探すのに苦労する。放浪しなくなって久しいが、それでもJRの切符を買う機会は少なくない。これから2ヶ月の間に里帰りが3回も予定されていることだし、Suica付きJR系クレジットカードを作ることにした。・・・イオSuica付きクレジットカードと定期Suicaを両方持つことになるのだが、この2枚を同時に改札に出した場合はどうなるのだろう。終電で呆としてJRの改札に私鉄の定期を突っ込んでしまってキコーンと目立ってしまうよりは穏便に処理して欲しい。
2003.07.18
3時間睡眠。YKOursの獅子の時代は面白い。

東北地方では秋口になると川原で鍋をこさえて喰う芋煮会という風習がある。あるローカルパソ通のOFF会芋煮でのことである。そのOFF会では、なぜか駐車場ではなく足場の悪い川原のほうまで入り込んでいる車がいた。しかもエンジンはかけっぱなし。遅れて現地入りしたワシは、何やってんだ、と思ったが、そこにあったのはそのBBSのホストマシンのX68000。車のバッテリを昇圧して100Vをとって、車載電話と転送電話と組み合わせてホストとして稼動状態のまま湿度の高い川原まで本尊を持ち込んでいたのであった。鍋とつつきながらスト2大会なんぞに興じていたものである。まだ携帯電話もノートパソコンもそんなに一般的ではないころの話で、周囲からはかなり珍しがられた。主に白い目で。コンピュータがらみのOFF会では、示威行為としてとっておきのハードを持ち寄っては見せびらかすことが多いのだが、最近は並みのハードでは誰も驚いてくれないので、そういった示威欲求を満たすのも大変そうだ。
2003.07.17
終電でコーディング。

直木賞の元ネタとなったのは直木三十五。年齢にあわせて改名したことで有名だが、正確には三十一、三十二、三十三、その次の三十四をとばして、三十五の4つである。三十五で世に名が売れたらしい。その後、三十六と改名したところ印刷会社が気を利かして三十五と校正してくれたとかで、以後生涯三十五で通した。他にも数字名前には山本五十六や西条八十、三島一八などがいる。那由他さんなんて女性も居そうだ。リイクニ作ろう鎌倉幕府。
2003.07.16
ものすごい久しぶりにジューCを喰った。

広島の宮島に行ったのは、OFF会のために仙台から丸三日かけて鈍行でカタコト九州まででかけた帰り道でのことだった。もう10年以上前の話である。日本三景の厳島神社は、台風だかなんだかで能舞台が見事に潰れており、ちっとも感慨深くなかったものである。この旅行中にどこかで飴を買ったのだが、この飴が喰い物にあるまじき硬さで、舐めても舐めても全然溶けない。エラく不味かった。捨てればいいものを、なんとなくコートのポケットに入れていた。さて、宮島には鹿がいる。処分に困ったこの硬い飴をあげてみたところ、ボガゴキと歯が砕けそうな音を出して食べていた。捨てるつもりの飴だったので、全部あげた。辺りから他の鹿もよってきて、モテモテじゃよ。飴を全部処分したところで帰ろうとしたが、味をしめた鹿がもっとくれと云わんばかりにぞろぞろと後をついてくる。もうないよ、と云ってももちろん通ぜず、しまいにはコートを何箇所も齧られた。立派な歯形が。
2003.07.15
海の上からメイルがきた。58000hit。

小学校のとき、切手を集めていた。物好きなことに切手趣味のなんとかという通信販売の会員になっていたくらいである。小学生の財力では買える切手もたかが知れたものだが。夏休み前にその通信販売のカタログを学校に持って行ったところ、クラスで切手フィーバーが発生。ワシが代表となって、クラスの男子ほぼ全員から注文を受ける羽目になった。ところが、数千円分の切手が小包で切手がワシの家に届いたころには世間はすっかり夏休み。結局クラスのほぼ全員の家を廻って歩いたのであった。もちろん、何割かの人間はすっかり興味を失って、あっそう、ってなもんだった。麻疹のように流行った切手収集熱はあっという間に醒めたが、実家のどこかにまだストックブックが転がっていると思う。
2003.07.14
一日ハマリ、浜離宮。

梅園は梅の畑、桑園は桑の畑。そんなわけで最近まで梨園を梨の畑と思っていた。梨園は歌舞伎役者社会のことである。唐の玄宗が梨を植えた庭園で戯曲を教えたという故事からの命名らしい。唐の玄宗は唐を傾けた張本人だが、楊貴妃にかまけていて国政がおろそかになったからと云われている。まさしく傾国である。なお、楊貴妃の本名は楊玉環で、貴妃は後宮における役職名。もちろんすでに電撃あたりで萌えキャラ化されているものと思われる。
2003.07.13
古書18冊購入は新記録か。

打上花火は紙製の球の中に星と呼ばれる小さな火薬の塊が多数入っており、空でこの星が飛び散ってあの花火の形となる。星は球状に広がるのだが、違う色の星をうまく配置すると非対称な花火になる。星の色は炎色反応によって決まる。黄色はナトリウム、緑はバリウム、青は銅、赤はストロンチウムなどなど。ところで、ファミコン筐体の白と小豆色のツートンカラーは、その色のプラスティックが一番安かったという理由だけで決まったのは有名な話だが、花火の星にも高い安いがある。なんでも赤色の星が一番安いらしい。景気が悪くなると赤い花火が多くなる、というのは意外と知られていない。
2003.07.12
平八Tシャツを買おうとしたら、止められた。

忘年会で鯨飲したときのことである。はじめは友人の部屋で鍋をつついていたのだが、場が盛り上がりボーリングをすることになった。ワシは友人宅を出る辺りからすでにほとんど記憶がないのでよく知らんのだが。友人らの証言によるとワシはかなり上機嫌でボーリング場に向かったがボーリング場にたどりつくなり力尽きて、ボーリングはせずにそこいらのベンチに転がっていたらしい。転がっていたのだが、そのうち勝手に居なくなったとのこと。どこ行った、と後で友人に問詰められてもワシにも分からん。気が付いたら、ボーリング会場から4キロほど離れた住宅地にいた。帰巣本能というやつだろうか、家の方に向かってなんとなく進んでいたようである。
2003.07.11
休み。

天候がワシの行動ごときでどうなる訳がないのだが、最近、雨男づいている。出掛けるとよく雨に降られているような気がする。梅雨時に傘を持たずに出掛けるのが悪いだけなのかも知れんが。今日も昼までは真夏の日差しだったくせに、出掛けたら俄かに空が掻き曇りポツポツと雨が落ちてきた。雨宿りがてら本屋で立ち読みをしていたのだが、一向に止まん。そのうちガラゴロと雷まで。仕方なく諦めて濡れながら帰る。本は濡れると致命的にへにゃへにゃになってしまうので、雨に当てないように腹に抱え込んでみたり。帰宅後、滝のような大雨に。ところが小一時間で雨は止み、夜にはすっかり晴れ上がってしまった。実はワシが出掛けたそのときだけしか雨が降っていなかった。雨男というのは、運が悪い人間ということなのかも知れない。
2003.07.10
電車が遅れた。遅刻した。

大学の研究室では夜になるとお茶いれ当番をじゃんけんで決めていた。結果はすべてデータベースに登録され、じゃんけんの強さを表す数値に一喜一憂していた。例えば某氏はこの数値をプラスにすることに非常にこだわり、じゃんけんに負けた日などエラく不機嫌になり、お茶を飲み終えるなり気晴らしにドライブに出掛けたりしていた。よくワシも付き合いでアチコチに連れて行かれたりしたものである。ところで、10人もじゃんけんをしているとアイコばかりでなかなか勝負が決しない。そこで選抜というシステムが導入されていた。アイコになった場合は最も人数の少ない手を出している人間を勝者とする、というもの。パー2人グー3人チョキ5人ならパーの2人を勝抜けとするのである。ワシはこの選抜に滅法強かった。勝ちぬけの早さにかかわる数値の当時の研究室最高記録を達成している。誰にも云ったことはなかったが、実は3年間選抜はパーしか出していない。それだけで5割近い勝率となったが、理由は謎である。
2003.07.09
なんかで図書券当たる。ありがたき。

最近はリストラだのフリーターだの世知辛いマスが出来たりしているらしい人生ゲーム。ワシが小さい頃、親戚が集まるとよくコレをやっていた。小学生には手形の意味が分からず、足りなくなった10万ドル札の代わりに使ったりしていた。借金まみれである。金を増やすゲームの始祖といえばやはりモノポリーであろう。知り合いにモノポリーの全国レベルの人間がいるのだが、いつぞや例の3人組とで戯れにモノポリーをやってみたところ彼の態度が豹変して驚いたことがある。全国レベルともなると、カードの種類はすべて覚えて出たカードと出ていないカードを把握しておくことくらいは常識なのだそうである。へぇ(ボタンをぺしぺし叩く)。
2003.07.08
あいかわらず眠い。

ワシのいた学生寮の呑みは今思えば本当に無茶苦茶だった。一気飲みから始まって、最後には全身ズブ濡れで終わる。まず一気呑みであるが、口上と呼ばれる寮名所属学部氏名出身高校を叫んでからの一気。なんだか野暮ったいがこれは早稲田などにも伝わる古式ゆかしい一気の流儀なのだとか。大声で叫んで呑むと酒の廻りも早い。寮内での宴会が盛り上がった場合、ストームが実施される。ストームは示威行為として100部屋ほどある寮の全部屋をノックして廻るというものだが、なにせグデグデの酔っ払いである。ノックどころか体当たりでドアをぶっ壊してしまうことも珍しくなかった。ドアを壊されては堪らんので、迎える側はこの酔っ払いに水をぶっ掛けてよいことになっていた。ストームの前触れとして寮内放送で誰それストーム行きます、と宣言をするとそれを聞いた寮生はバケツに水を汲んで準備する。もう年中行事で、寮内のあちこちにバケツがあらかじめ準備されていたくらいである。全部屋訪問前に大量の水で迎撃されて力尽きるのが普通だった。当然宴会の終わったあとの寮内はドアは壊れ、廊下は水浸しの惨状。火事場みたいである。もうバンカラだかなんだか。阿呆らしくも懐かしいような、でもやっぱり阿呆だ。
2003.07.07
七夕。なお、牽牛と織女は16光年離れている。

小学校の社会科の時間あたりに目ざといヤツが見つけてクラス中を震撼させる地名、エロマンガ島。これはバヌアツにある島。数年前に海面上昇のあおりで水没したなんて噂もあるが、この島は東京23区より広く最高標高も800m以上あるのでデマであろう。東京23区より広い面積に人口1600人というあたりがお土地柄であるが。オランダのリゾート地にScheveningenというのがあるが、これの日本語表記はスケベニンゲンとなる。何と云うか見も蓋もない。銀座には同名のレストランがある。スワヒリ語でナゴヤとクマモトは男女の性器という意味だとかいうが、ホントか。なお、スワヒリ語の挨拶はウイウイやジャンボ。これがスペースハリアーのラスボス、ウイウイジャンボの由来である。
2003.07.06
ハラペーニョ味のプレッツェルを喰う。すんげー匂い。

ファミコンにワルキューレの冒険というゲームがあった。半日もあれば解ける至ってシンプルなアクションRPGである。このゲームは開始時に星座や血液型を選ぶことができた。この星座や血液型により主人公が早熟だったり大器晩成だったり力が強かったり魔法が使えたりと、ちょっとだけ個性が出せる仕掛けだった。成長には全く関係ないが服の色も選べた。血液型4x星座12で48通りの組み合わせがあるのだが、当たり外れがあった。全部試した訳ではないが、魚座のB型がエラく使えなかった。これが使えないことが判明したのは友人にその星座と血液型の人間がいたから。おまけに彼は見づらいと評判の青の服を選んでいた。そんなわけで、魚座B型色は青、というフレーズが使えないという意味で仲間内で流行ったことがあった。
2003.07.05
散髪予定。 → でもヒゲはそのまま。

事故で怪我をしてスクーターに乗れず、仕方なくタクシーで大学に行ったときのこと。行き先から工学部の学生だということを察したらしい運ちゃんがそれっぽい話題を振ってきた。パチンコの玉を都合よく操作できるくらい強力な磁石ってありますかねえ。いやあ磁石は専門じゃないんですよ、とは云ったもののワシは電気系だからむしろ電磁気で専門のような気もするが、永久磁石なら材料系だしと一人で混乱してみたりもしたが、今思えばなんて話題だ。磁石でパチンコ玉を不正に操るのは古典的なゴトだが、パチンコ台にはガラスが2枚入っていて盤面までちょっと距離がある。よほど強力な磁石でなければ操作は難しいし、それだけ強力な磁石だと盤面の裏にあるセンサーに引っ掛かる。監視システムにアラートがあがって、防犯カメラがその台をズームアップで捉える。悪いことは出来ない。なお、これくらい強力な磁石だと、うっかりすると外周のガラスの枠にひきつけられて手を持っていかれるらしい。
2003.07.04
メッセで何かやってるらしい。電車が混んで敵わん。

ヨンパチ豪雪と云われた年があった。昭和48年のことである。そんな俗称までついたくらいなのでヤケクソに雪が降ったはずであるが、まだ小さかったのであまり覚えていない。家の玄関を開けても踏み固められた雪の地面が目線よりずいぶん上にあって、外が全然見えなかったことだけは覚えている。雪国の冬場の定番行事に雪降ろしというのがある。屋根に積もった雪を屋根から下ろしてやる作業である。これを怠ると雪の重みで家が潰れたりする。10年前に廃止された北海道の深名線には雪の重みで落ちた鉄橋がある。ワシも雪降ろしの手伝いのつもりで、屋根の上をウロチョロしていたのだが、親が云うには突然ワシが消えたらしい。2階の屋根から雪ごと落っこちたとのこと。深い雪がクッションになって怪我一つなかったらしい。云われてみればそんな記憶があるようなないような。
2003.07.03
充電するたびに携帯を忘れる。

定規とコンパスで任意の角を三等分せよ、与えられた立方体の倍の体積の立方体を求めよ、与えられた円と同じ面積の正方形を求めよ。この3問はギリシャの三大難問と呼ばれるが、すべて不可能である。角を三等分するというのはsinθからsin(θ/3)を求めることと同じことだが、この式を変形すると3乗根がでてくる。定規で引ける直線は1次式、コンパスでかける円弧は2次式であるので、この組み合わせで作れる座標はせいぜい2次式から作れる平方根までで、3乗根は作れない。よって作図不可能。立方体の問題も、3乗根を作図するという点で本質的に同じ問題である。最後の問題の本質はπの長さを作図することだが、πは超越数である。超越数は大雑把に云えば有限回の操作では作れない数値であり、有限回の操作でπは作れないのでこれも不可能。これらの問題も取っ付きやすいため、素人数学者による作図方法(必ず不備がある)が色々考案されているらしい。一見出来そうで実は不可能な問題を並べるのは、結構センスのある仕業だ。
2003.07.02
なんだかよく分からない懸賞が当たる。コナン実験キット??

ワシの住んでいる社宅は古い。かなり古い。まだ宅地造成が進む前に出来たためか、住宅地のど真ん中にありながら結構広い敷地を持っており、休みの午前中など近所のガキどもが部屋の前の広場で野球をしていたりしていておちおち寝坊も出来ん。ところでこの社宅、敷地は広いくせに出入り口は一箇所しかない。この出口が最寄り駅と反対方向を向いているため、この出口から駅に向かうとちょっと遠回りになる。これを不満に思う住人は多いらしく、誰が置いたか知らんが駅に最寄となるあたりに塀を乗り越えるための踏み台が置いてあったりする。ワシの部屋の正面の塀の向こうにある民家の人間もこの社宅の敷地を迂回しなければならないことを不満に思っているようで、最近塀を乗り越えてダダダダと敷地を横切る姿を見かける。これがタイトスカートのOLだったりする。なんだかなあ、である。そういえば、仙台支店と最寄駅の間にも自衛隊の駐屯地が思いっきり横たわっていて、直線距離はたいしたことがないのにいつもエラく遠回りさせられたものだ。仙台支店はなくなったのでもう卸町に行くことはないだろうが。
2003.07.01
眠いのう。

占い師に透明人間になるまじないをかけてもらって、それが効いたと思い込んで犯罪におよんだら、もちろん全然透明にはなっていないため、あえなく御用となった、というドラえもんの透明目薬なみのバカニュースがある。中東の方のニュースだったと思う。無粋な突っ込みをすると、透明人間は目が見えない。網膜も透明なのでそこに映る像が素通りしてしまうため。そもそもガラスは透明だが、そこに物体があることは触らなくても分かる。これは大気とガラスの屈折率が違うため、光の屈折具合でそこに物体があるのが分かるのである。ワシの従妹が小さい頃、ガラス戸に気付かず頭から突っ込んでガラス戸を粉砕して大騒ぎになったことがあったが。単に透明になっただけでは隠密行動には向いていなかったりする。技術的には透明人間より工学迷彩の方が現実的だろうなあ。
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