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2003.02.28
なんかまた職場引越しの予感。

大学卒業に必要な卒論をちゃんと書かなかったような気がする。印刷用の言語であるLaTeXを覚えるのもひっくるめて三日三晩で書きなぐった適当なファイルを適当に教務に提出して適当のうちに終わっていた。そもそも提出自体が卒業式の後のことであった。卒論発表だけで単位が出ていたものと思われる。たしかに卒論は出せばOK、などとも云われていたが。ずいぶんいい加減な話だと思ったが、上には上がいるもので伝説の卒論というのがいくつが研究室に云い伝えられていた。その1。数値シミュレーションに使ったプログラムのソースを論文に掲載してページ数を水増ししたもの。そんなの誰も見ない。その2。論文の文字をすべて横倍角で印字して、ページ数を水増しした論文。いっそ4倍角とかにすりゃいいのに。かくいうワシも人のことはいえない。ファイルから上や下がはみ出た論文を大量生産してしまった。辻褄合わせで綴じ代を穴だらけにしてしまった。きちんと真ん中を測らずに目分量でパンチの穴を開けていた報いである。
2003.02.27
花粉症なんだか風邪なんだか。びー。ぐしゃぐしゃ。

典型的なRPGの世界は上下と左右が繋がっている。プログラムがしやすく、遊ぶほうも直感的に理解しやすいので広く普及しているが、この世界は球面ではない。こういった表面をもつ図形はドーナツ型になる。トーラスと云う。と、ここまではよく云われるが、ちょっと検証してみると色々変なことになっている。例えば、重力はどうなるのか。トーラスの外側と穴側では重力が倍近く違ってくる。大気はどうなるのか。重力が違うと地表の大気圏の厚さも変わってくる。となると気候も変わってくる可能性がある。昼夜はどうなるのか。そもそもどこを軸に自転公転するのだ。ところで、穴側の風景を想像するとなかなか面白い。両側の地平が彼方でせり上がって上空に向かって延びており、そしてはるかな頭上でかすかに繋がっている。太陽はその頭上の帯によりある時間帯になると翳り、毎日日食のような光景が見られる。なんだか雄大な風景が広がっていそうだ。まあトーラスみたいな偏りのある天体は、潮汐力により安定には存在できないのだろうけど。
2003.02.26
髭が邪魔で洟がかみにくい。

世界最初の地下鉄であるイギリス地下鉄には乗越し精算がない。持っている切符より先まで行ってしまうと、不正乗車とみなされ罰金刑である。イギリスの地下鉄に乗るときはきまぐれで行き先を変えてはならないのである。イギリスの鉄も大変だ。その点、日本の鉄道は乗り過ごしても大抵は降りるときの精算で済む。パスネットが導入されるまでは私鉄間の連携も甘く、入場記録のない切符でも出場可能だったらしい。つまり、定期や回数券で簡単にキセルが可能だったという。タバコを吸うキセルは雁首と羅宇と吸い口からなる。雁首はタバコを詰める金具、吸い口は吸う部分の金具で、羅宇はいわば煙突にあたる部分で竹で出来ている。両端だけ金で間が金でないので、乗車区間の両端だけ金を払って間の運賃をちょろまかす行為をキセルと呼ぶようになった。似た言葉に薩摩守というのがある。薩摩守で平忠度という人がいたのだが、名前が「たいらのただのり」すなわち「ただ乗り」である。このことから無賃乗車のことを指すようになった。どちらもほめられたことではないが、キセルより悪質である。どちらも不正乗車を指す言葉だがキセルと薩摩の守は違う行為を指しているのである。
2003.02.25
風邪悪化中。ワシの中の人も大変だな。

先日の決闘問題の答え。Aの最良の選択はあさっての方向を撃つ。Cを撃つのは、当たった場合次の番でBがAを撃つため勝率ゼロとなるため論外。Bを撃つと、当たった場合Cが先攻のA対Cのサドンデスになる。このときAの勝率は1/7(計算略)。AがBもCも撃たなかった場合、次の番のBは残るAとCのうち命中率の高いほうのCを狙うのが自然である。事実、BがAを撃った場合のBの勝率は2/3、BがCを撃った場合の勝率は1/3である。BがCを撃った場合、Aが先攻のA対Cのサドンデスになる。このときAの勝率は1/3(自明)。よって、Aは最初に誰も撃たない場合、最も有利になる。無論、こんなシチュエーションになることはありえないので覚えていても得はない。
2003.02.24
喉痛い。ノドイ体って書くと化学物質っぽい。

論理学という学問がある。証明の論理展開の正しさを扱う学問であり、ルイス・キャロルことチャールズ・ラトビッチ・ドジスンはこれが専門だった。ルイス・キャロル名義で不思議の国の論理学という本が出ている。この学問の面白いところは証明の形式的な妥当性だけを検証する学問であるため、妙な命題が捏造できてしまうというところ。例えば、Aが偽のとき、AならばBは常に真である、という論理学の基本的な定理がある。間違った前提からはどんな命題も導き出せる、ということを云っている。例「1=2ならば、ワシは神である」。証明。神とワシの2つの元からなる集合を考える。1=2であるので、この集合の元は2つであると同時に1つである。その唯一の元はワシであると同時に神でもある。すなわち、ワシ=神。Q.E.D. 実は前提と結果命題がどれだけ無茶苦茶でも集合論を使って簡単に証明可能なのである。
2003.02.23
祝日建設予定日。20年後くらいか。

SFの隠語に「ぐ」と「ぺ」というのがある。まるぐ、まるぺ、と発音する。早川書房のJAとSFのそれぞれ最長シリーズであるグイン・サーガとペリー・ローダンのことを指す。グインは栗本薫が25年ほど前に全100巻の構想とぶちあげたヒロイックファンタジー(最近どうなっているかよく知らんが)で、すでに90巻近くまで刊行されている。ローダンは、ヨーロッパで人気のスペースオペラなのだが、複数の作家により書き継がれているため話数が非常に多く、日本語に翻訳されただけでも300冊、未訳は1600話以上というべらぼうに長い物語である。どちらのシリーズもすべてを読破するというのは読書というより、もはや行に近い。そういう事情を知っている人間にとって、まるぐやまるぺをすべて読んでいるということはある種のシンボルステータスでもあり、ダメ人間の業の烙印でもある。かくいうワシはまるぐ脱落組。色々あって35巻あたりで読むのをやめている。実家の押入れには荷造りされたままの箱が10年眠っている。
2003.02.22
ファミレスで熟睡。

今思えば不思議なことにワシのいた学生寮には部屋番号がなかった。例えば階段から数えて何番目の部屋とか覚えるしかなく、たまに自分の部屋すら間違えることがあった。部屋番号がないためどの部屋に住んでいても住所は一緒で、200人分の郵便物は一塊になって寮に届けられていた。もちろん部屋までの配達なんて気の利いたことはされておらず、食堂の棚に50音順に仕分けられた郵便物を自分で回収する仕組みになっていた。ところで、学生寮はもちろん男子寮だったのだが、そのためか全般的に女性の話題に飢えていた。寮生は他人への女性からの手紙や電話には妙に目ざとく、女性の影がちらつくとすぐに事情聴取である。物好きなことである。何故かワシの同室や隣室の人間は全員ア行の苗字だったため、誰かに女性からの手紙がくると本人以外の誰かがすぐに気が付くようになっていた。徹マンを打ちながら一晩中糾弾大会になったりしていた。そういうゴタゴタを避けるため、友人に封筒には男の偽名を使ってくれと頼んでいたりしていたのが懐かしい。
2003.02.21
10年ぶりのメイルに高揚す。お元気ですか。

携帯電話が登場する数年前のことである。ワシが住んでいた学生寮の電話は取次ぎ式だった。寮運営執行部の隣の部屋にピンク電話あって、ここに電話がかかると執行部の誰かがこれを取次いで寮内放送で該当者を呼び出す。放送で呼ばれた方は一次応対として窓から顔をだして「サンキュー」と叫ぶ。この応答がないと不在とみなされ電話は切られてしまう。と、まあここまでは割と普通だが、ワシのいた寮では独自の仕組みが組み込まれていた。呼び出すときに「電話です」と「お電話です」とアナウンスを意図的に使い分けていた。電話は男性からの電話、お電話は女性からの電話なのである。若い女性からだと「お電話」の「お」を思いっきり強調したりする。そんなわけでアナウンスだけで寮中に女性から電話があったことがバレる仕組みになっていた。女性から電話の多いヤツは尊敬の眼差しで見られたりするのである。ワシにかかってきたお電話は2年間で1本だけでした。
2003.02.20
桜木町。安治川口。北陸本線きたぐに。

相撲で3人以上の星がならんで巴戦になることがまれにある。巴戦は勝抜きで対戦をくりかえし、先に2連勝した力士を優勝とするもの。実はこの戦い方は不公平で、1番目と2番目の力士が有利である。細かい計算はすっとばすが、3人目以降は初戦で負けたらそこで優勝がきまってしまうため自分の優勝がなくなってしまうが、最初に対戦する2人だけは初戦で負けても優勝の可能性が残ることからも分かる。似たような問題でこういうのがある。A,B,Cの三人でピストルで決闘をする。それぞれの命中率は1/3,1,2/3。A→B→C→A→以下一人になるまで撃ち合うとき、Aが生き残るために最良の戦略は。もちろん発砲は1回につき1発で、あたれば即死とする。答えは後日。
2003.02.19
錦糸町に行ってもヨドバシが開いている時間に帰れない罠。

飯を抜いてもNANAOと云わしめたNANAOの17インチモニタをしばらく使っていた。マンマシンインターフェースをケチってイカンというポリシーの元、就職早々アキバの知り合いの店でガツンと買った。当時17インチはまだ安くなく12万くらいしたと思う。買ったのは情処試験の昼休み。なんだか衝動買いのようである。モニタが届いたのは次の週末だったが、肝心のAT機がまだなかった。まだ組立て前の部品収集中だった。初めての自作機だったので買い物の順番が滅茶苦茶だったのである。しばらくしてマシンが動き出したところでようやくモニタの初期不良が判明し、狭い入り口からなんとか部屋に運び込んだモニタを再度運び出したりなんだりとエラい苦労したのもすでに8年前のことである。486SX-33の16Mの100Mのマシンで、これは当時としてもかなりヘボヘボなスペックで組み立ててすぐに部品は総とっかえとなっている。このときのATの組み立ての参考にしたのはアスキーの256倍本で、メモリは思い切って32Mは買おうだとか、HDDの540Mの壁について云々などが載っていた。懐かしくもあり、わずか数年でこれだけ陳腐化する業界の流れの速さに薄ら寒くもあり。
2003.02.18
20年愛用してきた定規を壊してしまった。ありゃりゃ。

過去に最も定規を壊したのはもちろんハイパーオリンピックに嵌っていたときである。中学校の帰り道の駄菓子屋で日課のようにやっていた。はじめはピアノ打ちでセコセコやっていたのだが、すぐに行き詰ってしまった。そのうち誰からか定規を使った連射の方法を聞いて実践してみた。連射するボタンの上にセルロイド定規を渡し、左手で定規の上の端を押さえる。右手で定規をはじいてびよよよ〜んと揺らしてボタンを連射する仕組みである。ゲームが始まると画面を見もしないで必死に定規をはじいていた。今思えばいったい何が楽しかったのやら。興奮してくると力が入りすぎてちょくちょく定規を折っていた。鉄の定規を使い始めるまで10本以上折ったと思う。プレイは最高で6周はした。なお、高橋名人が16連射をひっさげてゲーム雑誌を騒がせたり、それを見よう見まねで痙攣打ちを覚えて最高14連射をマスターしたり、それにより定規抜きでハイパーオリンピックを2周できるようになったのはこの2年後くらいのことである。
2003.02.17
目が、目があ(CV:寺田農)。今年も来たか。痒い。

今年中にもJRのSuicaとドコモの携帯が合体するというニュースがあった。携帯を改札機にかざして入場できるようになるとのこと。この携帯は定期機能付きカメラ付きi-mode対応携帯電話とかいう名前になるのだろうか。以前のワシのバッグにはPalmとMPMANが一緒に入っており結構かさばって困ったものだが、今はCLIE一つでほぼ同等のことが出来るようになった。技術の進歩により出歩くときに持ち運ぶ小物が減るのは喜ばしいことだ。そういえば、PDAと携帯の統合というのは数年前から試みられていて京セラのDataScopeなんてのもあったが、今のところまあ全滅と云った状態である。それでもそういった統合の模索は続くのだろう。携帯電話に栓抜きやナイフが内蔵される日も近いか。
2003.02.16
散髪したら頭寒い。

昼飯に牛丼を喰っていて、となりに座った客の奇行にたじろぐ。牛丼に紅生姜を山盛りにした後、肉が見えなくなるくらいたっぷりと七味唐辛子を振りかけている。なんだかオレンジ色の物体が現れた。どこかのOFF会かと思ったが、別に問い詰めるヤツも居らんしそもそも店が吉野家ではない。ワシも辛いものは好きなほうだが、そのワシでもこんなのは喰わん。もはや薬味の領域を超えている。もうね、自分は辛いものが得意だ、ということに酔って調子に乗って味を度外視で辛くしてるんじゃなかろうかと。それとも肉の味が苦手で唐辛子でごまかしているのか、って牛丼頼むなよ。しかし、牛丼というだけで頭の中で色々突っ込んだり問い詰めたりしてしまうのは毒されすぎだと思う。アヒャ
2003.02.15
ファミレスの隣の席にゴスロリが座ってた。ショタ談義すんなや。

レトロゲームのクソゲー談義に必ず出てくるのがファミコンRPGの星を見るひと。クリア出来ん、ストーリーが意味不明だの散々の評判だが、ワシはちゃんと解き終わった。パチンコの景品だった。最終的に4人パーティになる画面構成だったが3人しか揃わないままエンディングを迎えたり、戦闘のバランスが悪く何度かリセットせざるを得なかったが、当時の水準からすればそれほどひどい出来だとも思わなかった。一見ファンタジーな世界が実は住民がそれを忘れるくらい太古から飛び続けている巨大な移民宇宙船だったという設定はなかなか面白かったが、この設定もあまりうまく使われておらず、なんだか淡々と話が進んでなんとなくゲームが終わってしまった印象がある。それほど面白いとも思わなかったが、語り草になるほどのクソゲートも思えん。噂が一人歩きして伝説的なクソゲーになってしまったのだろうか。実物を持っていればもしかしたらプレミアが付いたのかも知れんが、学生寮の近くの中学生に盗まれ行方不明となっている。
2003.02.14
煎餅もらった。ボリボリ。

今もあるか知らんが、夕刊フジで人気作家のエッセイ連載をやっていた。2000字程度のエッセイがおよそ100回の連載だった。筒井康隆や栗本薫や景山民夫なんかが連載をしており、順に「狂気の沙汰も金次第」「にんげん動物園」「食わせろ」というタイトルで刊行されている。タイトルを覚えているのはこの3冊は買ったため。それによると大体50回を越えるあたりから皆ネタ切れに悩むとのこと。さもありなん。ネタがないこと自体をネタにするという手法もすでに陳腐になっている。ネタがないことをネタにすることをネタにする、とかメタ手法もすでにやられていることだろう。筒井康隆によると、これをメタ手法のメタ手法、すなわちメタメタというらしい。ワシもネタ切れに備えてneta.txtというネタ帳を仕事PCの片隅に置いてあるのだが、使えそうなネタはすぐに使ってしまうのでロクな在庫がない。斯く云うこの文章もネタ帳から引っ張り出してきたもの。ネタ帳にはメタメタの一言しか書かれていなかったのだが。
2003.02.13
3ヶ月ぶりにPS2引っ張り出す。

半ば伝説であるが、IBM-PC用にSIVA.EXEというプログラムがあったという。このプログラムはPCを破壊する。論理的にではない。物理的にである。このプログラムはフロッピーのモーターを制御し、筐体の固有振動数に合わせた周期でモーターを回す。固有振動数は物体の大きさや材質から決まる周波数で、物体にこの周波数で振動をあたえると共振により非常に大きく揺れる。この現象を強制振動と呼ぶ。ブランコが膝の屈伸だけで大きく揺れるのもこの性質によるもの。固有振動数で揺らされ続けた物体はそのうち壊れる。フロッピーのモーターで揺らされた筐体内の基盤がたわんで折れてしまうのだという。言い伝えでは、IBMはこのプログラムを信じず作者を呼びつけて実演させ、お偉いさんの見ている前でPCは見事に壊れて燃えたということになっている。なお、SIVAはインド神話の破壊の神の名前。
2003.02.12
風強し。

吹雪の山荘と云えば推理小説の定番シチュエーションの一つ。悪天候や自然災害などの理由により外部と交通や通信が遮断された閉空間で事件がおきるもの。犯人も逃げ出すことが出来ないため、限定されたメンバーからの犯人探しがメインテーマとなる。フーダニットである。よせばいいのに犯人は大抵連続殺人をやらかす。みんなが疑心暗鬼でお互い警戒する中、下手すると自分以外皆殺しにしたりする。そんなわけで物語が終わるころには建物の中は死体だらけである。雪山だから腐らんのか? たまには間抜けな犯人が返り討ちにあって、あとは天候が回復するまで延々と犯人を拘束しながら過ごす話、というのも面白そうだがこれは推理小説ではないかもしれない。もしくは、全員が犯人で且つ被害者の誰が誰を殺したのかややこしいバトルロイヤルな殺人事件、って小説はもうあるか。
2003.02.11
スタジオ・デブリ

丸数字やローマ数字などはWindowsでは正常に見えるが、Macでは化ける。俗に機種依存文字と云うが、最近のコンピュータのフォントはOSが表示を制御しているので厳密にはOS依存文字である。旧国民機だったPC9801が丸数字やローマ字を独自に漢字ROMに定義していたころの名残か。その昔のパソコン通信の時代からこう云った難のある文字を使うと、使うんじゃない、んなこと知るかなどとちょっとした論争になったものだ。今でもか。そういった論争を避けるためにはそうった文字を使わないのが一番で、実際パソコン通信時代にはそういった文字を使うと忠告してくれるソフトがあったのだが、使っているの見かけると鬼の首を取ったかのごとく非難しまくる、のはなんだかなあと思う。表示の所為でOSが死ぬことも滅多にないし、大して重要でない張り紙の字が汚くて読めない程度に思えんのかね。
2003.02.10
バスを間違えてビックサイトにいってしまった。

人間の発想には限りがない。拷問の歴史などはそれはもうエラいことになっている。よくこんなの思いたなといった珍妙な拷問のオンパレードである。その1。拷問相手を裸にして寝かせて腹の上にネズミを置く。その上に鉄の入れ物をかぶせて、その上で火を燃やす。すると蒸し焼きにされたネズミが堪らず逃げ場を求めて腹の皮を喰い破り体の中に潜ってくるのだとか。うひー。その2。拷問相手をふんじばる。足の裏に塩を塗りつけて、ヤギに舐めさせる。これだけ。一見大したことがないように見える。実はヤギは塩が好物だとかで、塩分をすっかり舐め取った後も延々と舐めるのを止めない。そのうち足の裏の皮がふやけて、舌で擦り切れ、ついに骨が露出するまで舐められてしまうのだと云う。うひー。その3。安楽椅子攻め(以下略 Nobody expects spanish inquisition!
2003.02.09
新幹線の隣のOL軍団(酔)がかしましかった。

スペースシャトルの破片を拾ってインターネットオークションに出品して捕まったのがいたらしい。ところで、スペースシャトルの破片、と云われても具体的にどんなものかピンと来ない。そう思っているのはワシだけではないらしい。原因究明のため破片を片っ端に回収しているのだが、そういう勘違いのために珍品も混じってくるらしい。例えば真っ黒に焦げたパン。そう思ってみればそう見えるのかもしれない。宇宙飛行士だって飯ぐらい喰うだろうし。庭先に生卵が落ちているのを見つけたおばさんから、スペースシャトルは卵をつんでいましたか、との問い合わせもあったという。ゆで卵なら分からんでもないが。そんな暢気な問い合わせに集める方も半ばヤケクソの覚悟らしく、1000に1つでも本物があればいい、なんでも持ってきやがれ、といっているらしい。そんなゴタゴタしているところに珍しい隕石を持ち込んで、違う、とかいって無造作にゴミ箱に放り込まれたりしてたら面白い。
2003.02.08
温泉ゆぽぽ。

いつだったか仙台でGWにときならぬ大雪警報が出た年があったが、そのとき山形のスキー場で遭難者が出た、というニュースがあった。いくらなんでも5月の春スキーで遭難はないだろうと思ったものだが。それはそうと7年ぶりのスキーで田沢湖町営スキー場に行ったのだが、あいにくの天気でガスがひどかった。ガスがかかると一つ前のリフトも見えない。視界の上はガス、下は雪で全部真っ白である。さらに久しぶりなもので、コースがいまいち思い出せん。適当に滑っているうちにコースを外れてなんだか妙なところを滑っていた。谷に落ちかける。上級者コースに迷い込んで大転倒してみたり。そういえば学生のとき、蔵王スキー場でコースを飛び出して林に転落したことがあった。通りがかる人々の生暖かい視線を受けつつ転落した斜面を這い上がってコースに戻るまで10分くらいかかった。やっぱりスキー場で遭難は可能。
2003.02.07
帰省恒例犬洗い。横手駅前温泉。

横手の街中では、来週末のかまくらに備えてあちこちでかまくらが建造中である。かまくらは雪で作るものとしては雪だるまの次にメジャーだが、面倒なことにかけては雪だるまの比ではない。ワシも小学校のころから数度挑戦し、ついに一度もまともな物はできなかった。理由は簡単。エラくマンパワーが要るからである。なにせ使う雪が数トンである。究極超人あ〜るで国鉄廃止記念で北国に列車撮影旅行をするエピソードがあるのだが、わずか1コマでかまくらが完成していた。北海道出身のゆうきまさみがかまくらを作る手間を知らんわけがないだろうし、そもそもギャグ漫画にこういった指摘は野暮なのだが、おいおいと思ったものだ。R・田中一郎が一人でバリバリ作ったんだろう。そういえば最近鉄腕バーディが過去のエピソードをなかったことにして連載を開始したが、海岸でバーディがあ〜るへバットを投げ返すエピソードはどうなるんだろうねえ。
2003.02.06
はやてを初めて見る。

電話がぶつかると通話中でなくても話中になる。つまり、AがBを呼び出している最中にCがBに電話をかけると、Aの電話がまだBに繋がっていないのにCには話中に聞こえるのである。このことが招いたちょっとした悲劇。サークルの先輩で朝が弱い人がいたのだが、それが祟ったのかずるずると留年を繰り返しついに強制退学まであと一歩というところまで来た。この試験で失敗したら放校が確定するという日の朝、寝坊を心配した何人かで一斉にモーニングコールをかけた。ところが、一向に繋がらない電話に次々と電話が集中したため、一人目のコール以外はすべて話中となってしまった。てっきりすでに起きて誰かのモーニングコールを受けているとばかり思って、一人目以外は安心してしまった。結局電話には誰も出なかった。実は当の本人は試験をすっぽかしてバイトに出かけており、結局見事に放校となった。まあこういうこともあるということで。
2003.02.05
54000hit。最近は時速1hitペース。

就職前の会社の健康診断は修論〆切の日だった。だったが、その前夜の論文作成は未明までドタバタやっていた。明け方部屋に戻って風呂に入って2時間くらい寝て、寝ぼけ眼で論文を提出して朦朧としながら健康診断に向かった。当然ながら結果は惨憺たるものであった。いくつかの項目で異常値を叩き出し再検査。素直に寝てないことを告げるとエラい怒られた。そりゃそうか。ワシと同じくその日が論文〆切だった同級生連中はどうしてるんだろうと思ったら、会場で誰も見かけない。あとで聞いたら、別の日に変更してもらって普通の状態で平穏に健康診断を済ましたとのこと。賢い、というかワシが寸足らずか。確かに健康診断で入社取り消されたら敵わん。
2003.02.04
FreeCell、53連勝でストップ。

死人はまず血の気が引いて青白くなる。そのうち腐敗のため赤みを帯びてくる。昔の人はここから青鬼や赤鬼を連想したらしい。さて、鬼とくればトラ縞パンツと角である。これは偶然そういう格好をしているわけではなく、必然である。鬼は鬼門である北東方角、すなわち丑寅を象徴する物の怪なので、牛の角と虎の模様を身につけていなければならないのである。ところで、日本で一番有名かつ不幸な鬼といえば、特に悪さをしていないのに桃太郎に一方的に征伐されてしまう鬼が島の鬼たちであろう。桃太郎のお供の猿と雉と犬はすなわち申と酉と戌であり、これは鬼門の反対側である裏鬼門の西南のあたりの干支。鬼門を護る鬼を征伐する桃太郎には裏鬼門を象徴する動物がお供についている必要があったのである。正確には裏鬼門は未申なので本来は羊もお供にいるべきなのかもしれない。めー。
2003.02.03
節分。

今日から新職場。このビルはセキュリティがうるさく、部屋に入るにはセキュリティカード+暗証番号の2段構え。セキュリティは守るべきものに見合うガードをかけるのが基本。そういう観点からすると明らかにオーバースペックのような気がする。ともかく、セキュリティカードの配布を受けとる。あれ、あれ、あれ。トイレに行って戻ろうとしたら認証が通らない。暗証番号チェックに引っ掛かる。カードの設定ミスの可能性があるので、とりあえず不在の人間のカードを借りる。再度部屋から出るが、入れず。うがー。どういうことだ。ワシの操作ミスを疑われるが、そんな間違うほどややこしい手続きではない。静電気体質のためにカードの認証記録を壊したか、と思ったがさらに別のカードを借りたらちゃんと入室できたので、そうではなかったらしい。ドキドキして損した。
2003.02.02
あれ、ここのローソンなくなったのか。

初めて宇宙にいった哺乳類はカラフト犬。無重量環境が生物へおよぼす影響の調査のため、衛星軌道への片道切符で打ち上げられた。そして地球には帰ってこれなかった。その犬が自分の境遇を分かっていたはずはないが、このカラフト犬の孤独さにくらべればどんな不幸な出来事も耐えられる。そういうエッセイを読んだことがある。公式記録には残っていないが、地球に戻り損ねた宇宙船があったという噂がある。極秘裏に打ち上げられたソ連の有人機が地球への降下に失敗し、宇宙の彼方へと消えたらしい。失敗を伝える交信が傍受されたと云う。自分の亡骸すら地球に二度と戻れないと分かった時の飛行士の哀しみを思うと切ない。宇宙が近くなる日はまだまだ遠い。・・・野尻抱介でも読むか。
2003.02.01
30分x10本視聴。でもまだ40本残ってる。

人気のあるマンガがアニメ化されるというのはよくあるが、原作の縛りがついて回るので結構大変そうである。例えば、アニメ独自の設定の導入が難しい。アニメの独自の設定を原作が後追いして取り込み相乗的に上手くいった例もなくはないが、ほとんど上手くいかない。原作との乖離感が大きくなって、しまいには原作者にアニメは別物ですから、などと云われることになる。また、アニメは毎週放送するため、原作をその生産速度の数倍の速度で消費する。そのうち原作を追い越すことも多い。そうなると、そこから先はアニメ製作陣が物語を作り出し、そして原作に先駆けて物語をまとめねばならない。ならないのだが、最近これを成功させたと思える例は思いつかないくらい稀である。原作が完結、もしくはある程度まとまったエピソードが溜まるまで休止期間を置いて、作品の疲弊を避けるのも一つの手かもしれない。今すぐ物語がハードランディングすることより、ゆっくりでいいから物語が綺麗に着地することを望む視聴者がいるのである。
今日の論旨:ガイナのあほー。
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