雑記 【雑記topへ】
2003.06.30
おろしたてのシャツのタグが痒い。

x-windowでxcockという趣味の悪いジョークソフトを見たことがある。デスクトップにゴキブリが住み着くというもので、普段はウインドの裏側に隠れているのだが、ウインドが最小化されると次なる隠れる場所を探してデスクトップ上をサカコソと這いずり回るというもの。なかなかに気持ち悪い。Xは他人の端末の画面操作もできるので、これをこっそりと知り合いの端末に送りつけて不意打ちをして、ギャ、などと悲鳴を上げさせたりしたものである。なお、北杜夫の「高みの見物」というエッセイ集の主人公はゴキブリである。この人の本業は医者で、ワシの大学の先輩にあたるらしい。嘘か真か知らんが、学生時代はワシが住んでいたオンボロ寮に住んでいたとかで、ある部屋に斎藤宗吉(本名)の落書きがあったとかなかったとか。
2003.06.29
石神井公園から大泉学園まで歩く。

晩飯にSPAM(SPICY&HOT)を開けたところ、物凄い匂いで大騒ぎになる。てっきりハム本体に香辛料を練りこんだだけと思っていたが、唐辛子のタレにハムが漬かっているような状態で缶の中に浮かんでおり、このタレが猛烈に匂うのであった。次からは素直にノーマルSPAMにしとくか。辛い喰い物、特に輸入物の辛い食材にはたまにエラい匂いのものがあって困る。そういえば、擦ると匂いのするパンフを持ってみる映画だかがあったような。画面の指示に従って指定された番号の匂いを嗅いで臨場感アップ、らしい。ホントか。印刷ミスのためどんな場面でもカレーの匂い、とかだったらかなり厭だ。へっぽこ宇宙人ホームコメディNiea_7の2巻の見返しに、ここを擦ると大便の匂いがします、とかしょーもないことが印刷されているのだが、古本で見かけたこの本にはちゃんと引っ掻いた跡があって笑った。
2003.06.28
ビーズアクセサリ職人への道開始。部品代結構高いな。

この週末は泊りがけの人間ドックだったのだが、案外大変だった。検査のために食事制限がかかるのも面倒だったが、やはり大変の筆頭は胃カメラであろう。噂にしんどいとは聞いていたが、麻酔をかけてもあれほどとは。マリンパックに入ったデジカメを飲み込まされたような気分。はじめて見た手前の腹の内はそれほど腹黒くなくて一安心、と嘯く余裕もなし。喉に管突っ込まれてりゃ声出せん。採血もされまくりで、両腕あわせて注射痕が5つ。もう気分はテンジクネズミ。で、不健康な生活に裏づけされた不健康なこの体、と思いきや検査結果は良好で健康には全く問題なしとのこと。面妖な。世の中不思議なこともあるものである。
2003.06.27
人間ドック。

現在のFreeCellのステータス、1942勝12敗。ついさっきクリアした#1941がしんどかった。丸3日もかかってしまった。#1から全問制覇(#11982を除く)の志して早4ヶ月。ひところは40問/日以上のペースだったが、最近は電車での時間つぶしを読書にシフトしたため、10問/日ペース程度。このペースで行くなら大体6年後には全部解ける計算になるが、それまでCLIEが持つかどうか。ところで、このごろ読書ペースがいい感じである。しばらく前から平日は毎日1冊づつ本を読んでいる。読了本がメインの本棚から溢れ、サブの本棚にも目一杯突っ込まれ、とうとう押入れの隙間に本を積みはじめる始末。再読しない本はどんどん処理したほうがいいと分かっているのだが、なかなかそこまでも踏み切れず。書痴に処置なし、か。今日現在、今月買った本22冊、読んだ本21冊、古本屋に持ち込んだ本24冊。
2003.06.26
今日は晩飯が喰えない。

研修所に一月ほどこもったときのこと。この研修所は旧日本軍施設跡にあって、格納庫跡に建つ体育館でなにやら出るだの、使われていない寮でなにやら出るだの、とにかくなにやら出るとの噂が飛び交っていた。この研修所の近くにはヤケクソな分量を喰わせる定食屋やウナギ屋があって結構重宝したものだが、研修所を出たところにある焼肉屋だけには行かなかった。ちょっと前に食中毒で営業停止を喰らったとの情報を仕入れていたため。研修所のような一見ばかりが相手ならそんな風説も商売の妨げにならんのかも知れんが。思いっきり火を通すくせに食中毒とはどういうことだと思ったら、生肉をつまんだ箸から菌が感染したらしい。油断ならんことよ。
2003.06.25
シャツを裏返しに着ていた。六本松(二式)でも出たか。

最寄駅に無料バイト情報誌がおいてある。最近これの表紙のデザインが変わった。なんだかすっとぼけた顔のブタのイラストになったのだが、このイラストはバイトをテーマとしたマンガになっている。例えば、一番最初はブタがパフェを運んでいるイラストだった。これが数週後には予想通りパフェを頭からかぶって途方に暮れるイラストになっていた。現在、第2話で土木作業をしているのだが、次回あたりでオチが付きそうな気配。バイト情報の中身には全然用がないので手に取ることはないが、その表紙を結構楽しみにしていたりする。これが癒し、なのか。
2003.06.24
起きたら布団が裏返し。六本松(二式)でも出たか。

河川には等級がある。1級河川は国土保全および国民経済上特に重要な水系で、国土交通大臣が指定する。2級河川は知事が指定する。この根拠となるのは河川法という法律だが、これには1級河川の支流は1級河川、県境を越える河川は1級河川という決まりがある。これから推論を進めると、海の無い県の河川はどんな小さなドブ川でも1級河川ということになる。これはほとんど事実で、たとえば埼玉のワシの家の近くを流れる用水路にも立派な1級河川の看板が出ている。唯一の例外は、山梨県の富士五湖の本栖湖・精進湖・西湖。この水系は直接海に流れ出る河川がないため、県境を越える川がない。この水系は2級河川である。流れ出る河川はないが地下から水が滲み出ているので、死海のように塩分が凝縮されることはない。
2003.06.23
携帯持ってくるの忘れた。

いまやメイルの3割だか4割だかはSPAMなのだと云う。リソースは無駄喰いするわ、肝心のメイルがSPAMに埋没して見づらいは、携帯のパケット使用料は云い掛かり的に嵩むは、なんとも迷惑な話である。ところで、パタン認識という技術がある。複雑な入力を総合的に判断して分類する技術である。例えば、指紋から個人を特定する場面などで使われる。この技術を応用すると、あるメイルがSPAMかSPAMでないのかを自動的に判断することが比較的容易にできるし、そういうソフトはすでに存在する。サーバにこのソフトを仕込んでおくと、既知のSPAMはもちろん未知のSPAMもほぼ完全に排除できる。しかし、この手のソフトを売り込むSPAMがやってくる、というのはどういうつもりだ。ドクター秩父山で、禿頭の毛生え薬のセールスマンという話があったのを思い出した。
2003.06.22
古本24冊処分。

去年の冬に買った鉢植えがエラい勢いで茂ってきており、元の鉢では安定が悪くなってきたのでもっと大きな鉢に移植することにする。近所のDIYから土10Kgを自転車で運んでハンドルを取られてひっくり返りそうになってみたり。予想通り鉢の土には根がびっしりとはり巡らされており、土の説明書の植え替え手順にある根をほぐす、が実行できないほど。まあ、適当でよかんべ、と適当に新しい鉢に放り込んで隙間に土を流し込みグラ付かないように叩きしめる。結局土は5kgで足りたため、余った土は倉庫行き。二度と取り出すことがないような気もするが。で、当たり前のことながら鉢植えは5キロ重くなったので、ベランダへの出し入れが腰にくる。
2003.06.21
備忘録。買出し。→ なんか知らんがSPAMを買う。

PC組み立て用にコンビニで買った8本組のドライバセットだが、自作PCを引退しても意外と出番がある。最近だけでも、時計、窓枠、自転車の鍵、クローゼットの扉、などのネジを回している。で、やってしまうのがネジ山を欠いてしまうこと。主にプラスネジで起きる。ネジ山の溝がなくなってしまってドライバが空回りしてしまい、ネジを回せなくなってしまう。これは単なる力の入れすぎが原因ではない。一見同じに見えるネジだが、ミリネジとインチネジと微妙にサイズの違う規格がある。PCはインチネジである。ドライバとネジの規格が合わないと、一見ぴったりはまっているように見えるネジ山とドライバ先端が実は隙間があって面ではなく点で接するため、ネジ山の一点に大きな負荷がかかりそこからネジ山が壊れてしまうのである。どりす。
2003.06.20
職場呑み。

高校生クイズ選手権に出たことがある。世間は受験勉強に忙しい高校3年の夏である。学割をもらったときの担任の呆れた顔が思い出される。会場はとある公園だったのだが、気の早いことに大会前夜から現地に赴いて、徹夜で野宿でなんだか騒いでいた。こんな阿呆はワシらくらいかと思いきや、同じように前夜から徹夜で騒いでいた集団が結構いた。翌朝、ほとんど徹夜でヘロヘロのワシらは地元小学生に混じってラジオ体操をして、そこを取材されて番組でかなり大々的に取り上げられたりした。さらに、一緒に出た知り合いの母親がお節介にも全員おそろいの派手なコスチュームを作ってくれたため、なんだか物凄く目立つ集団となってしまい、この翌年の参加者募集のCMにその格好でワシらが映っていた。初めてそのCMを見たときは吹き出した。なお、殆ど徹夜で体力を使い果たしていて動くのが面倒くさいという理由でずーっと○のエリアにいたため、敢無く2問目で敗退となった。
2003.06.19
今朝も目覚めると布団から完全に落ちていた。掛け布団もはるか彼方。

よくあるクイズに、1匹の猫が1分で1匹のネズミを仕留めるとき、100匹のネズミを10分で仕留めるには猫が何匹必要か、というのがある。単純な算数の問題だが、現実に実行しようとするとなんだかエラいことになることがある。例えば、1秒でネズミを1匹仕留めるには猫が何匹必要か。60匹の猫の半分はネズミを見ることすらできまい。例えば、3000匹のネズミを1匹の猫が仕留めようとしたら何分かかるか。多分、猫のほうが負ける。そういえば、ロマサガ3のネズミの集団の倒し方に気付くまでずいぶん苦労したのも懐かしい。チューチューロケット、すばばばばーん。
2003.06.18
晩飯が鍋焼きうどん。暑〜。

米の精米機や脱穀機、乾燥機といった大型農機具は馬力の関係か100Vの商用電源ではなく200Vの三相交流で動くものが多い。そんなわけで実家の小屋には200Vの電源が配線されていた。機械を動かすための電源スイッチも普通のプラスチックのスイッチではなく、レールのポイントのごとき開閉式のやたらとデカい無骨なスイッチである。ところで三相交流なので電源線は3本ある。電気は直流しか知らない頃、プラスとマイナスとは分かるが三本目に流れているのはなんじゃらほい、と随分悩んだものである。ここらへんの原理が理解できたのは大学で誘導電動機の実験をやったとき。明け方までレポートに追われてついつい寝込んでしまい、学生時代唯一モーニングコールを受けてしまった思い出の実験である。実験の内容はもちろん忘れた。
2003.06.17
イリヤの空がラジオドラマ化だそうで。

某所で見た、結婚式2次会用チラシ用アンケート。
『新郎新婦に子供は何人作ってほしいですか。
1.1〜2
2.3〜4
3.それ以上
(単位:ダース)』
2003.06.16
自慢じゃぁありませんが、いまや春風亭柳昇といったらわが国に私一人しかおりません。今日からしばらくゼロ。春風高校も半旗か。合掌。

数学に4色問題というものがある。あらゆる平面地図は4色で隣り合う国を違う色で塗り分けることができるか、というもの。今から30年ほど前に4色で十分であることが証明されている。この証明は、あらゆる地図は1936種類の標準地図に還元できることを示して、この標準地図がすべて4色で塗り分けられることを示すという力技なのだが、後半の塗り分け証明にコンピュータを使っている。この塗り分け証明の部分はとても個人で全部確認しきれないほどの分量になるのだという。そのため、この証明はスマートでない、認めん、という声も根強いらしい。・・・個人が生涯をかけて読みきれないほどの分量の証明しか持たない定理が存在するとしたら、その定理を証明するという行為は自分が分担した部分以外の他人の証明を無条件に*信じる*というおよそ数学的でない行為をすることに他ならないのではなかろうか。
2003.06.15
読みやすいように時系列をひっくり返しております。

さて毎度おなじみの目覚まし時計騒動である。大学入学時に買ってすでに十数年、放り投げられたりなんだのと酷使されつつもまだまだ現役であるが、最近目覚ましが鳴らなくなった。セットした時間になってもモータが回る音はするが、肝心のベルの音がしない。はて。ナイスガイの飼い猫のベルはベルダンディのベル。ベルダンディは現在の意。モータが動いているので、ベルを叩くハンマ周りがおかしくなっているのだろうと安易に時計の分解修理に挑戦する。・・・いきなり詰まる。ねじ穴がどこにもない。どうやってバラすんだ、コレ。適当にあちこち引っ張っている内にバキ、とか厭な音が。修理してんだか破壊してんだか。ネジは文字盤の裏に隠れているのであった。ついさっき出来たばかりっぽい割れ目を見ないふりをしながらベルに到達する。鉄製のベルが磨耗して穴が開いていた。ハンマがあたる部分がすっかりなくなっていては鳴りようがないはずである。幸いベルは対称な形をしているので、上下を反転しておく。これでしばらく大丈夫だろう。深夜なのに試しに目覚ましを鳴らして怒られる。実は真の苦労はここからなのであるのだが、まだそれには気付いていない。
(つづく)
2003.06.14
出かけた途端に雨。突っ切れると思ったら、厭がらせのように大雨に。→ ズブ寝れ。

(つづき)
案外簡単に直ったな、と時計を元通りに組み立ててみたが、なぜか秒針が動かなくなっていた。耳を当ててもコチコチと聞こえない。関係なさそうなギアボックスは下手にいじると復元できない恐れがあったので、今回全く触っていないのだが。再度分解して原因を探すが、やはりギアボックスの中身に問題があるとしか考えられない。このまま捨ててもギアボックスを壊して捨てても同じだと開き直り、思い切ってマッチ箱ほどしかないギアボックスをバラす。こ、細かい。・・・秒針を回す歯車それ自体がモータの軸となっていて、その周りの電磁石の極性が1秒おきに反転するような仕組みになっている。つまり1秒に1回廻るモータである。なるほど。この歯車の磁石にベルの磨り減った鉄粉が紛れ込んで貼り付いていて、歯車が回らなくなっていたようである。原因は分かったが、なにせ部品が小さい。問題の歯車は3mmほどしかない。何回も組立て損ねて、泣きそうになりながらなんとか時計が復活したのはすでに午前2時。成恵見損ねた。
2003.06.13
英会話のために作らされたカードを解約した。

かつては祭りなどで神社に馬を奉納する風習があった。馬は神の乗り物として神聖視されていたためである。そのうち生きた馬の代わりに馬の像が使われるようになり、さらに簡略化されていつしか馬の絵が奉納されるようになった。これが絵馬である。絵馬は神社の境内に無造作にぶら下がっているため、簡単に人の願いを覗き見ることができる。人の思いを覗き見るなんて褒められたことではないが、その背徳的な感じが受けるのか絵馬ウォッチなる趣味があるとかないとか。それを逆手に取ってか、多くの人の目に触れるほど望みが叶いやすいともいう。そういえば今年は午年の翌年で未年だが、正月に絵馬を売り出したところ、絵柄が馬なのを見て去年の売れ残りを売るつもりか、と喚いた阿呆がいたらしい。
2003.06.12
喉いだい。

知る人はほとんどいまいが、大学のサークルでバイオレンスノベルポーカーという遊びが流行ったことがある。ポーカーなので5枚の手札の優劣で勝負が決まるのだが、ただのポーカーではない。バイオレンスノベルはとにかく戦って伝奇で覚醒でお色気で古代超文明なエンターテイメント小説のことであるが、これらの小説のタイトルには「魔」「死」「妖」あたりの文字の使用頻度が高い。バイオレンスノベルポーカーの手札にはそのタイトルによく使われる文字が1文字書かれている。これを5枚繋げてそれらしい小説のタイトルを捏造するのである。このタイトルのインパクトがある方が勝ちである。インパクトが足りない場合は、その場で即興でそのタイトルの小説のストーリーをでっちあげる。とにかくインパクト勝負である。死黒超破獣といった縁起でもない札に混じって鶴亀桃桜といった場違いに呑気な札があるのだが、これを絡めたタイトルは妙にインパクトが強くなる傾向があった。ある人が作った魔獣鶴亀伝はあまりのインパクトについに後付で小説が書かれたくらいである。ワシの思い出の一品は黒魔帝(クロマティ)狂乱。時代が知れるな。
2003.06.11
ローソンパス届く。

街頭アンケートに住所名前を書いてしまったために、怪しげなDMが届くようになることがあるらしい。そういった街頭アンケートに答える人はお人好しであると見做され、怪しげな業者から重点的に狙われたりするためである。懸賞などでもこういった個人情報の流用は多いと云う。どこぞのレンタルビデオ屋の入会約款にいたっては堂々と、個人情報を2次利用することがあります、とかいているとか。ワシの名前は少々珍しいのでたまに間違ってそういった名簿に登録されてしまうようで、集中して同じ誤字のDMが来たりしたこともあった。そういった個人情報を得体の知れないところに提出する際に、名前を故意に同音異字にしておくと情報の漏洩ルートが分かる、とか云う。SPAMと一緒で無視するのが一番だろうけど。
2003.06.10
梅雨入りしたら、カウンタ壊れた。多分関係はない。

高校時代の梅雨は実に鬱陶しかった。自転車通学だったので雨合羽を着て自転車をこぐのだが、当然防水性抜群である。雨で服がぬれない代わりに、かいた汗の外に逃げないので、サウナスーツ状態。小一時間走ったあとは、雨合羽を着ているのにもかかわらず汗でじっとりと濡れる。涼しい分雨に打たれたほうがマシと思えるくらいで、帰り道の場合は半ばヤケクソで雨に打たれて帰ったことも多い。ちょうど今時分だったと思うが、突然50キロ離れた親戚の家に自転車で行こうと思い立ったことがある。毎度物好きである。親に手土産を渡されてキコキコと国道13号を北上したが、道程を半分も行かないうちに雨になった。大雨の中、長距離トラックが走っている歩道のない和田トンネルを通るときは泣きそうだった。数時間かけて目的地にずぶ濡れでたどり着いてそこで力尽き、帰り道は自転車ごと叔父に送ってもらった。
2003.06.09
2233345678中中中。

ところで、うっかりカバンの中に水をぶちまけてしまった。CLIEが浸水してしまい、タップに電源にボタンにジョグにスロットにリセットとすべてのインターフェースが沈黙。電源のインジケータが付きっ放しなので、内部がどこかで短絡しているのだろう。いつだったか電話機にお茶をぶちまけて同じような状況に陥り、かなり困ったことがある。フックのスイッチが短絡してしまい、受話器を置いても通話が切れなくなった。オンフックなのに受話器が外れたときの警告音がビービー鳴動して五月蝿くて適わん。このときは仕方なくモジュラケーブルを外したと思う。その電話は翌日には直り、その後数年にわたって普通に使えた。しかし、CLIEはかなりの精密機器なのでそう単純にはいくまい、と夏ボーでの新機種購入を検討してみたが、夜になったら復活。sync一発で何事もなかったかのように昨日の状態に復旧したのであった。意外と頑丈である。チッ。
2003.06.08
徹夜で筍剥き。

ワシの田舎では年に一度、全国的に有名な花火大会がある。昔はそうでもなかったのだが、最近はエラく混む。市内の道路は裏道にいたるまで大渋滞で、夕方あたりの電車は首都圏のラッシュのような状態になる。ワシの実家の前の通りも花火が始まる何時間か前から全く動かなくなる。そこからでも花火は見えるのだが、会場まではまだ数キロある。ワシの実家は大通りからちょっと奥まった場所に私道で繋がっているのだが、花火が始まって焦った車がたまに裏道を求めてワシの実家に向かって私道を曲がってくる。この私道、道なりに走るとまた同じ通りに出るだけの道路である。ご愁傷様である。地元民の強みで、ワシら一家はそういった大渋滞を尻目に地図に載っていない農道を駆使して会場に割りとすんなり到達できる。いつだったが、女子大生のグループがワシの実家の前に迷い込んできた。ちょうど会場に向かうところだったので、父がその若いグループを愛想よく先導したことがある。それを見た母が目に見えて膨れていたのが面白かった。
2003.06.07
ウェストリバー鉄道完乗。案内は青野武。

ワシの田舎では水道水は普通に飲めるのが当たり前だが、それが恵まれた環境だと知ったのは上京してきてから。引っ越してきたその晩に荷解きに疲れて飲んだ水道の水が恐ろしく不味かった。なんだか殺菌しきれていないような生臭さがあって、とてもそのままでは飲めなかった。煮沸するとそんなに気にならなかったのでラーメンを作ったりする分にはまだ我慢は出来たが。蛇口に浄水器をつけるなんて気の利いたことは全く考えずに飲料水はすべてペットボトルのお茶でまかなうようになった。何気なくペットボトルについてきた懸賞応募シールをPCのモニタに貼り移したところ、1月足らずで貼るスペースがなくなってシールの上にシールが重なるシール地層状態になっていたものだ。もちろん集めただけで応募するのを忘れていたので〆切が過ぎても長らく貼られてままだったが。そんな記憶に残るほど不味い浦安の水道水を何年ぶりかに口にした。頼むから水道水そのまま出さんでくれ、東京ディズニーランドのカレー屋。
2003.06.06
UFOがおっこちる、もしくは雨がザーザー。

昔はプログラムは紙に印刷されたBASICのリストをひたすらポチポチ打つしかなかった。ソノシートやTV番組の副音声でプログラムを配布した、なんてものあったが。たしか月刊マイコンだったと思うが、あるときミステリーハウス系のアドベンチャーゲームのリストが載ったことがあった。屋敷のどこかに隠された財宝を探し出すという、かなりオーソドックスなゲームだったが、まだアドベンチャーゲームが珍しかった頃の話である。近くの電気屋に日参して一月くらいかかって打ち込んだ。1000行足らずのリストだったので、今だったら半日で打ち終わる量だが。ところが、このゲーム、たったの10分でエンディングを迎えてしまった。リストに謎解きのヒントが暗号化されることもなくそのまま載っていたので、打ち込むうちに大体ストーリーが分かってしまっていたのである。print "キンコノシタカラ カギヲミツケマシタ" 謎丸見えである。以来、アドベンチャーゲームは二度と打ち込んでいない。
2003.06.05
今頃、セゲいち2を読んでいる。

確率統計はギャンブルの研究から始まったと云われる。かつては数学的な抜け穴があって必勝法が存在するような呑気なギャンブルもあったらしいが、ギャンブルは胴元が儲けるためのものなので、胴元が必ず負けるような事態になると胴元の権限でそのギャンブルを止めたり、その戦略を使えないようにルールを変更したりする。そういった胴元と博徒の金のかかった知恵比べの歴史を経ているため、今あるギャンブルには簡単な必勝はほとんど存在しない。宝くじや当たり馬券をコンピュータでほいほい当てるのは難しい。そんな中、パチンコやパチスロは試行回数が多いため、まだ統計的手法で攻略の余地がある。大数の定理。ただ、十分大きな回数の試行が要るのだが、数学的に十分大きな数というのはたいがい10の指数表示をしなければならないような数値である。つまり事実上無限の時間と無限の資金がある人のみ、パチンコに勝てる、といった下らん結論になりそうな。その時間でもっとなにか有効な経験ができるように思えるのは、やはりこれも幻想なのかも知れんけど。
2003.06.04
雨が降る。傘はない。→ ずぶ濡れ。

最近は家電を捨てるのも結構かかる。以前使っていたTVは、捨てる手間賃より実家に送る送料の方が安かったので使う当てもなく実家に送りつけた。もちろん物置で空しく埃をかぶっているらしい。学生時代に使っていた洗濯機は古道具屋から8000円くらいで買ってきた二槽式のオンボロで、実際使っているうちに排水パイプが壊れて部屋中水浸しになったりした代物だったのだが、騙し宥めすかして何とか4年使った。仙台を撤収する日、この洗濯機の処分に困った。もうガタガタで下取りにだせるような状態ではないので、もちろん捨てたいのだが、アパートの前のゴミ捨て場にはとても収まる大きさではないし、さてどこに捨てたものかよく分からん。当時は専用ゴミ袋の導入などでゴミ処理の過渡期でなんだかゴタゴタしていたし、学生のゴミ問題意識なんてその程度のものだったなのである。結局、処置に窮して朝早くに洗濯機を大学の粗大ゴミ捨て場に置いてきた。
2003.06.03
心太を買う。心太って心美の弟みたいだ。心太なんて名前付けられたら絶対グレると思うが。

付喪神(つくもがみ)は日用品が長い年月使われるうちに、動き出すようになった妖怪といわれる。八百万の神のいる国だけあって、何にでも神性が宿ると思われていたのである。つくもは九十九とも書き、長い年月を示す。さて、中学から使っている筆箱とかもあるが、ワシが一番付き合いが長いのはやはりコンピュータである。初めて98シリーズを買ったのは13年前。その後10台くらいのマシンを渡り歩いて、今使っているPCは2年前に買ったものだから、物体としてのコンピュータはそんなに古くはない。だが、HDDの中に収められたデータは10年前から何台ものHDDをコピーされてきたものが未だに結構ある。最近の若者は*.magがどんなファイルか知るまい。そんなわけで、物体としてのPCは何度も買い換えているが、情報は連綿と引き継いできているので連続して同じマシンを使ってきたような気分である。古い情報も100年を経た後に付喪神になるとしたら、この付喪神は0と1でHDDに記録されることになるのだろうか。実体のない存在ということで、情報と妖怪は似ている、のかもしれない。
2003.06.02
最近、hatenaからの参照が多い。57000hit。

共有サーバ上のファイルを更新する。なんだか変なところをいじってしまう。とりあえずバックアップから元に戻すつもりが、なぜか事態が悪化。さらに挙動が不安定になる。うわ、と、あわてて隠蔽工作をしていよいよ滅茶苦茶にしてしまう。初手でこうやっておけばここまでハマらずに済んだだのに、と思う頃には後の祭り。このファイルはデイリーで動くスクリプトなので、今日中に復元しておかないと色々都合が悪い。もう、一人お祭り騒ぎである。おまけに、このコマンドがちゃんと動いたかどうかは1時間待たないと分からない。操作の反応が1時間経たないと分からないなんて、光速でも往復1時間かかるあたりを飛んでいる人工衛星と交信しているような感じなのかもしれない。ところで、青森では笑っていいともを夕方放送している。これが昼に発信された電波を夕方受信しているという伝送遅延によるものだとすると、青森は太陽系の外れにある、という冗談があったなあ。
2003.06.01
購入してわずか一月でテーブル椰子枯れる。ちょほほ。

もはや毎年恒例になってきたが、今年もベランダの正面の広場の真ん中に勢いのよい雑草が生えてきた。去年も一昨年も同じ場所に生えてたようなやつで、ちょっと調べてみたらヤマゴボウという雑草らしい。ゴボウというからには地下に根深く根っこが残っていて、それで毎年飽きもせず同じ場所にひょろひょろ生えてくるのだろうか。さて話は変わるが、この間狭山の園芸専門店に行った。種に苗に植木に花束、土に肥料に石畳用ブロック材となんでもござれの店で、ちょうどオープン直後だったのでエラく繁盛していた。どうでもいいが、園芸用の土の袋に書いてある、植木等に最適、という字面にスーダラな気分になってしまうのはワシだけはあるまい。電車だったのであまりデカい買い物は出来なかったが、ワシ的には使用済み枕木がかなり気になった。何に使うかは考えてないけど。
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