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2002.06.30
漢に慰めは無用。49000hit

雑貨店で卓上扇風機をみかけた。結構欲しかったが、狭い卓上でこんな風を起こされたら、書類吹っ飛びまくりである。ところで、云うまでも無く扇風機は風を起こして体の周りに漂っている熱を吹き飛ばして涼を得るものである。要はCPUの冷却と一緒だ。つまり、いずれ涼しさを追求して、銅やアルミの放熱板やペルチェ素子を仕込んだ服が出てくるのかもしれない。銀色スーツには遠く及ばないが十分21世紀。

今月買った古本。6冊575円(税込み)。

p.s.今日の雑記に限り、漢はカーンと読む。
2002.06.29
初期のムーミンの姿はどうみても妖怪変化。なにせトロールだからなぁ。

入間川に残る旧入間川鉄橋跡に萌えたりしながら、元加治駅を降りる。あけぼの子どもの森公園はここから徒歩10分ほどの場所にある。山の斜面に作られたよくある自然公園なのだが、ムーミン村をイメージした公園となっている。ムーミン村といってもキャラクターらが闊歩しているわけではなく、ムーミンの家やスナフキンが釣り糸をたらしていた橋があるくらい。それだけなのだが、あたりの森閑とした雰囲気とあいまってこれが実にそれらしい。メインのムーミンの家は小さい隠れ家的小部屋がやたらあって子ども達はおおはしゃぎであるが、こちらもあちこちに頭をぶつけて大騒ぎである。天井が低いのだ。このムーミンの家以外はさしたる遊具もないのだが、結構人気のある公園なのだという。見事な村おこしである。いや入間市だが。ところでこの建物、2年前に火事で一度焼失したという。そんな悲しいムーミン村は嫌だな。
2002.06.28
何事も無かったようにデスマーチ離脱は延期。

コインを投げたとき表が出る確率は50%だ、と云っても、当たり前だと云われて相手にされない。これはこの発言に情報が全く含まれていないからである。その発言を聞いてもなにも状況認識が変化しないような言葉には情報が含まれていないのである。ところが、天気予報で降雨確率50%とか云い直されると、途端に有益な情報のように聞こえて、それを元に行動を変更、あるいは強行を考慮したりする。しかし、降雨確率50%という言葉は本質的には情報を含んでいない。ちゃんと情報論で証明されている。のだが、やっぱり傘が要るかどうか考え込んでしまう。
2002.06.27
昼時、大雨の中、現場検証をしているのを見かけた。車対自転車。

今から30年以上昔、初期のハッカーの洞察力はすごかった。こんな逸話がある。あるコンピュータを開発した技術者にトラブルの対処が求められた。彼はしばし考え込んで答えた。どこぞのパネルを空けてみなさい。そこのケーブルがネズミに齧られているだろう。さらに少々考えて、多分ネズミは灰色だろう、と付け加えた。しばらくして問い合わせ元からきた返答には、問題解決、追伸ネズミは灰色、とあったという。出来すぎなハナシである。尾ひれがついているのだろうが、それにしてもこの手の逸話は多い。当時のコンピュータ技術者は、コンピュータをハードからソフトまですべてを熟知した神のような存在だったのだ。それから数十年。自分の書いたコードに縛られて身動きがとれなくなっているワシがいる。
2002.06.26
22:00頃にトラブルが出る罠。帰れん。

伝統的に不調な家電は引っぱたかれる。最近はそうでないだろうが、昔の家電には質の悪いハンダが使われていて、これが経年劣化して基板から剥がれることがあった。そこが接触不良となるため、動かなくなるのである。基盤から剥がれたといってもホンの何ミリか離れてしまっただけなので、引っぱたいた拍子にハンダが基板に着地して導通が復活することがあった。というわけで、引っぱたくことによって動かなかった家電が復調することが全く無かったわけではないのである。最近の家電は精密化が進んでいるので、そんな単純な方法ではまず復活はしないが。プログラムも引っ叩けば直るとありがたい。もし叩くだけで直るんなら、そりゃあもう壊れるまで引っ叩きますよ(本末顛倒)。
2002.06.25
オリバー・カーンはラオウですか。走れ!ぐず共!

東京駅の総武線ホームは地下12mにある。あのあたりの土は海が近いこともあって水分を多く含んでいる。たとえば、東京駅の隣に位置する有楽町駅は軟弱な地盤に悩まされ完成まで10年もかかっている。水分の多い地中に大きな空洞があるとどうなるか。風呂桶に洗面器をひっくり返して沈めてみれば分かる。浮力が発生する。実はあのホームは放っておけば地上に向かって浮かび上がってしまうらしい。事実、数年前その対策として何トンだかの重しを地下に運び込んだという。もちろん真面目な問題なのだろうが、対処を聞くとなんだか呑気に聞こえてしまう。
2002.06.24
あと一週間。

小腹が空いたので帰り道におにぎりを買った。歩きながら喰おうとしたら、具の鮭が綺麗に全部落っこちた。ボロッと。雨降りの深夜、具の無いおにぎりを齧りながら思った。今この界隈で一番不幸だ。
2002.06.23
で、今日は出勤なので、週休二日。

東北新幹線は今日で開業20周年である。昭和46年の計画開始から11年の工期を経て昭和57年に開業している。最初に開通したのは盛岡〜大宮。大宮〜上野間は昭和60年3月14日、上野〜東京は平成3年6月20日に開業している。なお、大宮〜上野は東北新幹線、上越新幹線(ついでに秋田新幹線、山形新幹線、長野新幹線)がおなじ線路を使っているが、計画では上越新幹線は新宿が始発駅の予定で大宮までは別の線路を使う予定である。これは現在も有効な計画で、最近出来た大江戸線新宿駅は南口の地下の新幹線ホームの予定空間を避けた場所に作られた。大宮駅の新幹線ホームも容易にポイントを増設できるようなつくりになっている。池袋あたりは全く地上に余裕がないのでどうやって線路を敷くつもりかは知らんけど。成田新幹線になりそこねた東京駅の京葉線を新宿の地下まで伸ばして、新幹線同士のアクセスを良くする計画だったのだそうだ。
2002.06.22
今日も休み。石神井公園を歩く。

装飾用のアンティークだろうが、竹と籐で組んだ自転車を見かけた。惜しいことにチェーンやべダルは鉄製。どうせやるなら金属を全く使わずに本当に走れる自転車を作って欲しかった。竹をつる草でしばってフレームを作って、サドルは畳。水に浮かぶ自転車である。飛び込みのメッカ、道頓堀の底には不法投棄された自転車が多く沈んでいるという。放り込むのがこの自転車なら沈まないからそんな心配もいらない。水面に所狭しと自転車が浮かぶことになるかもしれないが、そのうち腐って自然に還るからエコロジーである。いっそ自転車の奥の方に花の種でも仕込んでおけばよろしい。自転車の車体が腐った暁には、腐った木を栄養に花が咲くだろう。
2002.06.21
今日は休み。図らずも羽村山口軽便鉄道廃線跡をサイクリング。

高校時代は雪でどうにもならなくなる時期以外は自転車通学だった。片道14kmほどあったので、3年で2万キロ近く走った計算になる。どれだけ手放し運転が可能か試したことがあった。通学路に信号はほとんど無かったが、一直線のみではなく、ちゃんと四つ辻もある。それを手放しで曲がるのである。結局10キロ以上を手放しで走破できた。我ながら少々呆れた。さすがに交通量の多いこのあたりでは出来ない芸当である。それ以外にも、最近リングプルの缶がなくなったので無意味になってしまったが、自転車を止めずに缶ジュースを飲むために缶を持った手のみでリングプルの飲み口を空ける技術なども編み出した。そういえば、一度、あまりにも眠くて自転車を漕ぎながら寝てしまったこともあった。気が付いたら転ぶこともなく1キロばかり進んでいたので、非常に魂消た。
2002.06.20
大バグ顕現。半日かけても潰れず。

また職場の人間が増えた。横にあったロッカーをどかし、全員の座席をずらして場所を確保した。その結果以前より1mばかり横に座ることになったのだが、どういうわけか足元にLAN用の穴が来てしまった。人が踏む分には気にならないのだが、椅子のキャスターだと見事にはまり込む大きさである。それが足元にあるものだがら、椅子をずらす度にキャスターがすっぽりとはまり込んで、つんのめる。うがー、と云ってるそばからまたはまった。うー。
2002.06.19
夏合宿の日程の周知あり。合宿?

近所の新築の家。最近車寄せにコンクリートを塗ったようだ。立ち入り禁止の紙が出ている。塗りたてのコンクリートといえば猫の足跡である。乾ききる前に見事にとててててと足跡を残しているのをたまに見る。コンクリートにマタタビの成分が入ってるとしか思えないくらい猫が寄ってくる。うっかり踏んだら沈んでしまうくらいゆるいコンクリートを塗っておけば、そこに猫が嵌りこんでしまうかもしれない。どうでもいいが混凝土と書いてコンクリートと読む。
2002.06.18
涙雨だろうか。

またぞろ携帯に間違いメールが届くようになった。今回は女性への熱烈なアタックを仕掛けている男性かららしい。冷静になれというのが無理であろうが、なんというか、読んでいて背中が痒くなる文面である。日中はほとんど携帯を見ないので気がつかなかったが、毎日数通ペースで送ってきている。ご執心なことだ。面倒なのといつ気付くかが面白いのとで放置してあるのだが、一向に気付く気配がない。いっそネカマでも演じたくなる。真実に気が付いたときの彼の心情を思うと気の毒でもあり、大笑いでもある。しかし、こんなにちょくちょく間違いメイルが来るところを見ると、ワシのアドレスの近隣の名前空間はほとんど使い切られているのだろう。
2002.06.17
帳簿によると今日は休みらしいが。

イギリスのハロッズでのこと。レジのお姉ちゃんが日本留学経験者だった。福島にホームステイしていたという。ちょうど閉店まぎわで客が少なく閑だったのかややぎこちない日本語で色々話しかけてくる。ところがこちらの日本語があまり通じない。しょうがないのでこちらは英語で話す。英語を話す日本人と日本語を話す英国人との会話、というどこぞの英会話のCMみたいな状況でしばらく話し込んだ。これぞ国際交流、と思ったがなんか違う。
2002.06.16
出勤の電車が空いてると思ったら今日は日曜か。

競馬新聞を捨ててくれ、というつもりで、throw awayと云ったところ、それを聞いた男がthrowawayという名前の馬が勝つのだな、と思い込んで見事に馬券を的中させる、というのはユリシーズの有名な一節。throw awayは捨てるの意。良くできたハナシだが、このthrowawayという馬は実在している。1904年6月16日にダブリンで出走して見事に勝利し、大穴をあけている。なんとも念の入ったことである。ところで、春のGIシーズンも終わったことだし、競馬場でパブリックビューイングというのはどうだろう。収容能力はあるし、少々騒いでも周りに迷惑にならんだろう。暴れたくなったら馬場を走ってもらうということで。
2002.06.15
目が覚めたら深夜の高円寺でした。寝過ごしても18切符のコピー風に書くと爽やか。

カラオケに行ったところ、TV観戦ですかと聞かれた。わざわざ金を払ってカラオケに行って、歌わずにサッカー観戦する人間がいるらしい。まあ、いくら騒いでも文句は云われんか。曲の間にながれるサッカーを無視して謳う怒鳴る騒ぐ。ストレスは抜けたかもしれんが、喉痛い。イングランドが勝っても、神田川に飛び込んでいるのはいなかった。そういえば御茶ノ水のホームで、スリがバレて逃げ道に窮して神田川に飛び込んで溺れて死んだのがいたなあ。
2002.06.14
えみゅじか聞きながら仕事してみたら、エラく能率があがる。

チェスでこんな催しがあったらしい。世界チャンピオン対それ以外の人大勢。コンピュータで次の一手を幾つか弾き出し、それを一般人の多数決で次の一手を決めて、世界チャンピオン一人と対局するというもの。多数決をとるくらいだから、当然ながら次の一手の決定に時間がかかる。結局、対局が終了するまで数ヶ月もかかったらしい。某クイズ番組のライフラインを使いまくったかのようなエラいハンデ戦であるが、結果はチャンピオンの勝ちだというから大したものである。
2002.06.13
OURs増刊を買いたいけど店が開いとらん。今度は捨てない(予定)。

吹〜けば飛ぶような将棋の駒に〜。将棋といえば山形県天童市である。駅前のタイルには詰め将棋が描かれていたりする。3手詰めくらいならいいが、現在知られている最長の1525手詰め(!)なんぞが描かれていた日には駅から出れなくなってしまう。広場で人間が駒に扮する人間将棋なんていう催しも行っている。最初から最後まで一歩も動かない駒にあたった日には退屈そうである。西洋のチェスと比べられることの多い将棋であるが、取った駒を再利用できるため、盤上から駒が減る一方のチェスより指し手の自由度が高い。そのためか、チェスのプログラムはすでに世界チャンピオンを倒したが、プロ棋士に比肩する将棋プログラムはまだない。将棋の対戦で解説者の棋士がこう打てばこう、ああ打てばこう、とパネルに貼っつけた駒をどかどか動かす。当然ながら実際の対局の盤面とはぜんぜん違う状態になるのだが、何事もなかったかのように淀みなく元通りに戻せるあの記憶力はなんなのだろうと思う。サヴァン症か。
2002.06.12
新記録。1クエリー230行。

私生活がなおざりになっている。趣味の雑誌の消化すら覚束ない状態。とうとう間違えて全く読んでいない最新号をゴミに出してしまった。うわーん。いつぞやは読まないで積んでいるうちに買ったのを忘れて再度同じ雑誌を買ってしまったこともある。古いほうは積み上げっぱなしで忘れていたため長らくその事実に気がつかず、引っ越すときになってようやく発覚したのであった。さらにひどいときは、買って読んで本棚にならべてある本をまた買ってきて読んで読み終わってもまだ気づかずに本棚に並べてみてようやく気がついたとか、大人買いするときに抜き損ねて同じ巻を2冊同時に買ったこともあった。つくづく粗忽である。
2002.06.11
帰りに浅草線が止まっていた。京急で品川に出ればいいと気がついたのは浅草線が復旧してからだった。

鉄道が止まると無意識のうちに代替ルートが思い浮かぶ。ところが、考えることはみんな同じなので、代替ルートは混むし、そもそも時間がかかるから普段は使わないルートなので結構時間がかかる。迂回しているうちに止まっている鉄道が復旧したりもする。知ったかで自作の代替ルートに乗り換えて却って深みにはまったことがある。そんな経験から最近はたいていは素直に運転再開を待つことにしている。その昔のことである。帰省中に新庄で奥羽本線が止まった。思わず陸羽西線から羽越線と迂回して秋田を目指しそうになったが、悩んでいるうちにJRが代替でタクシーを出してくれることになった。このときタクシーは60kmくらい走って、料金は2万くらいになった。生涯記録になると思われる。自腹じゃないけど。
2002.06.10
寝相がすごいことになっている。寝違えて、何か知らんが尻が痛い。

大学3年の年末の話である。午前4時過ぎに電話が鳴った。もちろん熟睡中である。寝ぼけて朦朧とした頭で電話を取った。若い女性からかかってきたのだが明らかに知らない人間で、おそらく間違い電話なのだろうが、相手がなかなかそれを納得してくれない。多分酔っていたのだろう。こちらは完全に寝ぼけており、呂律も怪しい状態。酔っ払いと寝ぼすけで、すがすがしいくらいに会話が噛み合わない。お互い誰と話しているのかさっぱり分からないまま電話は30分くらい続いた。どうにかして相手に間違いを悟らせて電話を切るとワシは即座に寝た。文句なしに今まででもっとも豪快な間違い電話である。あまりにも豪快すぎて、てっきり夢でも見たのかと思っていた。そんなある日、留守電に「この間は間違い電話して申し訳ありませんでした」と吹き込まれていた。やっぱりあれ夢じゃなかったんだあ、と驚いた。自分でも信じ難いがホントだったらしい。
2002.06.09
暑いし、熱い。

W 杯の決勝進出条件をちょっと調べてみた。2勝しても予選落ちになる場合や、全試合引き分けの自明の場合以外でも0勝で決勝に進める場合がある。前者は3チームが2勝1敗で同率首位になり、得失点差で3位になる場合。後者は、首位が3勝、他の3チームが1敗2分でならんで得失点差で2位になる場合。実際、2試合終わった時点で決勝進出や予選敗退が確定する方が珍しい。上記のような場合がありえるため、2連勝や2連敗でも順位は確定しない。ほとんどのチームは3試合を終えないと順位が確定しないのである。それはそうとロンブーの赤くないほうに似ていると思った。
2002.06.08
来客のべ5人。

来訪者の一人がベルギー戦を生で観たという。当日の朝に奇跡的にネット予約できてしまい、急遽欠勤して浦和美園まで出かけたらしい。本人曰く、一生分の運を使い果たしたのだそうだ。ところで運の捕らえ方には二つの流儀がある。一生分の運の総量が決まっているとする有限型と、運はいくらでもあるとする無限型である。無意識に運は有限だと思いがちだが、おそらく世界は後者のしくみで動いている。ギャンブルをしてみれば良く分かる。運が有限だとすると、過去の運の使い方がこれからの運に影響を及ぼしていることになるのだが、それまでにいくら負けていても勝つ確率はちっともあがらないのである。確率が直感に反する結果を出すことはよくあることである。
2002.06.07
打ちも打ったり、ソース2万行。

中学の頃、赤川次郎に嵌った。まあ本読み少年のハシカみたいなものだ。熱心にも著作一覧を作って未読のチェックして、当時出版されていた100冊あまりの著作をほぼ全部読んだと思う。流石に高校に入る頃には冷めたが、そのころまでに50冊は買った。古本屋に持ち込んではいないはずだが、その本は現在ほとんど残っていない。親戚などに適当に貸したまま忘れてしまったのだ。本に限らず、貸しっぱなしでそのまま行方不明になってしまった品物は多い。中にはまたやってみたいゲームなんかもあるのだが、誰に何を貸したかなんて完全に忘れてしまった。どうしたものやら。どうにもならんけど。
2002.06.06
ベントラベントラ〜。

西武狭山線と西武池袋線の合流ポイントは西所沢駅の少々東側にあって、駅とポイントの間には両複線4線をまたぐ踏切がある。閉塞の関係だと思うが、この踏切の手前で折り返す狭山線の電車がやってきても警報がなる。遮断機は降りてくるのだが電車は通らず、ふいに警報がなりやむ。幽霊列車だ。朝の慌しい時間帯にこれに引っかかると化かされたような気がして結構腹立たしい。ところで、幽霊列車といえば赤川次郎のデビュー作である。このシリーズは女子大生が現役警部と一緒に事件を捜査するという荒唐無稽な設定のユーモアミステリーであるが、一作目は結構ミステリー色が強く、結構本格していたりする。
2002.06.05
穴守から指名があったらしい。誰だワシの名前出したの。

最近、増員があった。座席が足りないので会議卓をつぶして即興の座席とした。狭い会議卓にワシを含む数人が顔をつき合わせて、まるで小学校のグループ学習である。ところで席替えの結果ちょうどエアコンの真下に座ることになった。このエアコンが莫迦みたいに馬力があって、暑がりのワシですら涼しいを通り越して少々寒い。溜まらんので直接風があたらないよう、風向きを設定した。ところが、どういうふうに設定してもたまに攪拌のためか強制的に風向きが変わる。真下のワシめがけても勢いよく冷風が吹き出す。机の上の書類がぶっ飛ぶ。冗談抜きに散らばる。ドリフのコントか。
2002.06.04
昼飯喰い損ねた。サッカー見損ねた。

CD-ROM のついていないノートPC。OS は w2k。Safe mode コマンドプロンプトで立ち上げて、\winnt\system32 の msvcrt.dll をうっかり破損したまま再起動したところ、 Unknown Error が発生して起動しなくなってしまった。Safe mode や過去の構成も駄目である。FD で DOS を起動しても、NTFS なのでファイルがいじれない。NTFSDOS pro という製品を使えば DOS から NTFS にもアクセスできるらしいが。昼休み返上で久しぶりに大はまりをしてしまった。結局、他所から PCMCIA の CD-ROM を借りてきて、借り物の w2k を CD からブートして、ファイル構成を修正して事なきを得た。まあ自業自得なのだが、疲れた。そんなこんなで昼飯抜きになってしまったので、3時のおやつに牛をシバく。
2002.06.03
会社の前にホイール付のタイヤが落ちていた。???

大学の研究室でのことである。現代用語の基礎知識の流行語の欄に「牛をシバく」というのを見つけた。なんじゃこりゃ、と思ったら、牛は牛丼のことで、吉野家に行くことを指す言葉らしい。流行語と云う割りにはそのとき始めて聞いたが。そんなわけで唐突に研究室に牛シバキブームが到来した。そのさなかのある夜、ぞろぞろと数人で吉野家に出かけた。そのとき出かけた吉野家は、歓楽街に近く深夜でもいい感じになったオヤジが多いあたり。店内の半分は酔っ払いだった。牛丼を喰ってさて帰るかと思ったら、ベロベロの酔っ払いのオヤジにからまれた。どういうわけか、われわれの牛丼の支払いを持つと云ってきかない。無論赤の他人である。奢り上戸か? 薄気味悪いので固辞したのだが、結局牛丼はそのオヤジの奢りということになった。その後も何度かその吉野家に行ったが、二度と酔っ払いに奢ってもらえたことはなかった。ホントになんだったんだろうなあ。
2002.06.02
なんだか曜日の感覚が怪しい。

数年前、マルチメディア研修というこっ恥ずかしい名前の研修をうけたときのこと。研修所の談話室に専用線がひかれており、インターネットに繋がったPCが開放されていた。過去にここに来た人間もこの環境を活用したらしく、ブックマークには力の限りのエロサイトが登録されていた。エロは強しである。ところで、そのときの研修の講師は研修所のネットワーク管理もしていたのだが、酒の席でこのようなことを云っていた。談話室のPCが繋がっているproxyのキャッシュには自然とエロ画像が溜まるのだという。自動的にキャッシュから画像を収集する仕掛けを作ったみたところ、ものすごい量のエロ画像が集まったとのこと。なんだか鵜飼いのようだ。
2002.06.01
アロハを着てみた。

職場でSQLの質問をうけた。たまたまちょっと前にワシも悪戦苦闘したところだったので解決方法を教える。この実装方法で使う機能は最新版から使えるようになったものらしいが、今回の開発に使っている最新の一つ前の版でも使えるようである。この版ではUndocumentな機能らしくマニュアルに説明はない。「一体どこからそんな情報仕入れたんだ?」「インターネットで検索して見つけた」「そういうサイトを探し当てる能力がすごい」大きな声では云えないが、仕事に関係ない検索もしている。かなりしている。しかも姑息にも、会社のproxyにログが残るを嫌ってgoogleのキャッシュを覗いていたりする。
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