南海貴志川線は他線から離れている唯一の路線です。赤字路線で、廃止か三セクの運命が待っているそうです。三セクならともかく廃止になってしまってはもう二度と乗れません。
で、乗ってみましたが、日曜の昼間というのに乗客は結構いました。
この路線。ちょっと前NHKで周辺住民がなんとか残したいということで、アイデア出しの番組をやっていて記憶に新しいのですが、これなら何とか三セクで生き残れるのではないでしょうか?
ちなみにそのアイデア出しは
などです。自転車を乗せれることが出来る鉄道は他でも見たことあります。貴志川線はホームにいくのに階段がないので、かなり有効ではないかと思いました。これなら押してそのまま電車に乗れます。
残りの3つのアイデアは、まぁやって当然のアイデアでしょう。是非がんばって残してほしいものです。
そうそう忘れていましたが、これが17回目の折り返しです。
そのまま関空に戻ってもよかったのですが、思いの他早くまわれたので、水間鉄道を乗り潰してくることにします。そのためちょっと長めに貝塚まで戻ることにしました。
水間鉄道は貝塚から水間までを結ぶカーブだらけの5.5kmの路線です。全国には参詣のために作られた路線は沢山ありますが、水間線もその一つで水間にある、水間寺にある参詣線として建設されました。
そのためか、終点の水間駅はお寺の形をしています。
今では通勤通学の路線となっているようで、日曜というのに、貝塚から乗車した大量の男子中学生に揉まれました。
実はここ、当初の計画では難波から和歌山に向かうときに途中で消化していく予定だったのですが、すっかり乗るのを忘れており、まちがって通過してしまったところでもあります。
とりあえず、間違いを修正することができて安心したら腹が減ってきました。あとは関空に行くだけです。気合いを入れて折り返しをしました。18回目です。
帰りの列車はガラガラでした。
お腹がかなり減っていたので、貝塚にあったマクドでハンバーガーを注文し、関西空港駅の急行に乗ります。
さて、りんくうタウンから先は線路施設は関西空港のもので、南海とJRが共同で列車を走らせています。こういう路線は完乗の定義が難しいです。
理論的には、JRでは関空に来ているので、りんくうタウンまで乗った時点で完乗ということなのでしょうが、キモチ悪いので関西空港まで乗っておきます。あとあと後悔しないように乗る。これが放浪の基本です。
関空で羽田行きの飛行機を予約しようとしたらすでに満席でした。キャンセル待ちしても乗れる保証がないので、そのまま「はるか」で帰ることにしました。
今回の旅行は民鉄がメインだったので、特急のシートは非常におちつきます。「はるか」は天王寺から環状線を走り、梅田貨物線、新大阪を経由し、京都に向かう特急です。
東京的には山手線がありますが、その上を特急が走るような感覚です。東京じゃそんなの考えられません。
他にも大阪環状線はぐるっと回ってどこかに飛び出すという運転が普通にされており、旅行者にはとてもやっかいな路線です。私もこの前来たとき混乱してしまいました。あそこまで複雑にする必然があるのかな?といつも思います
なお、「なる早で」と言ったのに関空のJRの姉ちゃんの出した新大阪からの切符は「ひかり」。「これが最速です。」と言ってたので、信用して乗りましたが、その「ひかり」の3分前に「のぞみ」があり、さらに、浜松、静岡、三島停車でもういっかい「のぞみ」にバッチリ抜かれて行きました。三島にも「ひかり」が止まるんですね。世の中も変ったものです。
ていうか、何が最初に東京に着くのかくらい、ちゃんと調べてよ……orz
などと思いつつ、ポツンと残ってしまった、紀州鉄道はいつ乗りに行こうかと考えたりしている今日このごろです。
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