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2006年05月14日(日)

訓子府はアイヌ語で黒いものの意。

晩飯を喰いながら日曜夜の定番番組、田舎に泊まろうを見ていた。懸賞生活のなすびってまだ芸能活動してんのか、とか思っていたら泊まった家が訓子府駅の駅長の家。先月廃止されたばかりの第3セクタ北海道ちほく高原鉄道の駅である。しかも泊まった日が廃止の日だったようで、思いのほか感動的であった。第3セクタとなる前は国鉄池北線。池田と北見をつなぐ池北線であるが、訓網本線ができるまで道東のメイン路線だったため、訓子府駅の開業は明治時代である。歴史はあるがモータリゼーションには勝てなかった。開業した18年前時点で赤字のため廃止となるところだった路線であるため、第3セクタとしてもいずれ廃止するのは予想された事態である。ワシはこの路線は未乗だった。JRではなかったので(当面の目標はJRの完全制覇)、乗るのを後回しにしていたのである。乗る前に路線が潰れてしまって結果的に乗ってない路線が減る、という消極的乗り潰し現象が今後もあるのだろうなあ。

Posted by awa at 23:08.04
Categories: 雑記