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2006年04月19日(水)

絶版らしい。

ワシの読書の原体験に「大きな一年生と小さな二年生」がある。小学一年生の男の子が一人で数キロ先の森まで探検する話である。30年くらい前の児童書で、ワクワクしながら何度も読み直した記憶がある。どうもこの作品の舞台は西東京付近らしい。ワシの通勤経路にあたる。この30年の間に宅地造成が進んでしまって作中の牧歌的な風景は面影も無いが。ところでこの話、最初に主人公の新一年生がヒロインの小学二年生に出会うところから始まる。この女の子は男勝りのワンパク小僧なのだが、あるとき喧嘩か何かで泣いてしまう。それを慰めるために主人公は遠い森にしか生えていない花を摘みに出かける。小学生を中学生や高校生におきかえれば、そのままラノベになってしまうのであった。ということは、あまり社交的でない男勝りのヒロインはツンデレか。

Posted by awa at 7:37.17
Categories: 雑記