予告されなかったページの記録

アルア(ウガンダ)。

大学最後の年、ワシは論文のテーマが決まらずに困っていた。一応自分なりに模索はしてはいたが、あまり上手くいかない。思いついたアイデアを実験しては、その結果のサッパリぶりに落ち込む、というサイクルを繰り返していた。運良く〆切り寸前になって使えるアイデアに当たってマトモな論文が書けたのだが、もしそのアイデアを思いついていなかったら、散々くりかえした試行錯誤からたまたま上手くいった結果だけを切り取って論文を書いていたと思う。実験結果を自分の都合よく解釈するというのは、嘘ではないが誠実でもない。最近、あるあるが叩かれまくっているの見てそんなことを思ったり。韓国のES細胞がどうのこうの。