予告されなかったページの記録

葉鍵。

昨日の散歩での一幕。息子が道端に落っこちているガラクタを拾っては後生大事に持ち歩いている。枯れたつる草を引きずり、朽木を抱え、葉っぱだ、小石だと、なんだか廃品回収業者みたいないでたち。もちろん、持ちきれなくて次々とガラクタを零しているのだが。ところが、どういうわけかカエデの枯れ落ち葉がエラく気に入ったようで、ずーっと持ち歩いている。帰ろうと車に乗せる寸前まで持ち歩いていた。葉っぱになにか思い入れでもあるのだろうか。そういえば鍵もブームである。赤ん坊時代は鍵束をジャラジャラさせていれば満足していたのだが、最近は施錠開錠をしたがって大変なのである。ワシが部屋の鍵を開けると怒り出すので仕方なく自分でやらせている。もちろん物凄い時間がかかる。大体鍵穴に背が届かない。しかし、葉っぱと鍵が好き、というのはかなりマズいシグナルのような気がする、という思考のワシがダメだ。