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2006年10月23日(月)

構想15分。

ワシのPCゲームの原体験にミステリーハウスがある。無人の家の中をうろついて家具を引っ張ったり壊したり燃やしたりして鍵やらを見つけて最終的にお宝を見つけだすというシンプルなアドベンチャーゲームである。いろいろ捕まりそうな主人公である。今ならミニゲームにもならない程度のボリュームだが、それでもモニタの向こうを自分の思うように操作できる、という体験はけっこう心躍るものがあった。ただ、当時のPCゲームはそんなシンプルなゲームでもそこそこの金額。買えないなら作ろうといういつものパタンになったのだが、まだ自分のPCを持っていなかったので知り合いから借りたPB-100をターゲットに開発をすることに。画面1行12文字でアルファベットと数字だけ、メモリは544byteと非常に厳しい制限下で出来たゲームは、暗号のような略語とインチキ英語が織り成す、画面数8というミニチュアっぷり。

表示例
O+<HLP/IGN?

意味
人が倒れている。助ける(help)か無視(ignore)するか選べ。

こんな画面がたったの8種類である。当然ながら全く楽しくなかった、というかゲームの体裁をしていなかった。しょぼん。

Posted by awa at 3:41.31
Categories: 雑記