予告されなかったページの記録

なんだかプロレス論みたいだ。

久々に鉄拳5をやっている。さすがにデモムービーは飽きたのかワシにコントローラをもってきて、なんかやれと促すのである。そんな訳でちんたらとアーケードモードで段位を稼いでいる。とはいえ技を全然覚えていないので、同じ技を延々と出し続ける猿鉄拳。格闘ゲームで確実に勝とうと思えば出が早くて隙が少なく、ダメージが安定した技ばかりを使えばよい。よいのだが、こういう人と対戦しても駆け引きの妙がなくてあまり楽しくない。対戦は、不利になるのを承知で派手な技を繰り出して受け合うというある種の共犯意識がないと盛り上がらないのである。圧倒的に実力差がある場合でも強い方がそれとなく手を抜いて負けて、フルセットに持ち込んでゲームを長く楽しむ、なんてことがよくあったものだ。