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2005年11月27日(日)

男二人で留守番(8回目)。

マンガや小説などで呪文によって魔法が発動するシステムとなっているものがある。詠唱が短い呪文は威力が弱く、強力な呪文は詠唱が長くなる傾向にある。敵との戦闘中に呪文を唱える時間を稼ぐために四苦八苦したりするわけである。そういう世界では強力な魔術師はみな早口ということになっていそうだ。ところで、言葉の構成要素である音素はある程度の継続時間がないと認識ができない。あまり短いと音には聞こえるが、声に聞こえない。よって、呪文が言語として認識できるのが魔法の必要条件だとすると、詠唱の短縮には限界があることになる。そういった限界をカバーすべく、独りで複数の口を操って(!)多重詠唱したり、あらかじめ詠唱した呪文を保存しておいて使う魔術師を何処かで見たような気がする。マルチコアや命令の投機的実行といったCPUの高速化になんとなく通じるものがあったり。

Posted by awa at 22:04.26
Categories: 雑記