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2005年10月19日(水)

ユラユラ。

実際は地震波のP波とS波や複数の観測点からのデータを元に震源を割り出しているが、震源地と揺れ始めの時間は原理的には任意の4点の揺れを感知した時間だけで求まる。求める変数が座標と時間の4つに対して、条件式が4本となるからである。距離の計算に二次式が入ってくるため、答えが複数出てくるが、震源が地下かつ発生時刻が過去の現実解は1つだけとなる。・・・生まれて初めて電話中に地震を体験した。電話の向こうで、地震だ、と云うがこっちは全く揺れていない。へ、とか思っていら10秒ほどしてから揺れ始めた。このことから、震源は電話のさらに向こう側ということになる。2分後のニュースを見たらその通りで納得。なお、地震の揺れは地中を伝わる音波であり、地中における音速は大気中の10倍以上の秒速5000m程度。電話の相手は70kmほど先にいたので、さらに納得。なお、この揺れの伝播にかかる数十秒の時差を利用して火を消したり、乗り物を緊急停車させたりする防災の仕組みが世の中には存在するらしい。

Posted by awa at 14:44.48
Categories: 雑記