2005年07月29日(金)
今日も一日かかってコードを1行修正。全く何のイヤガラセだ。
確信犯というのは、道徳的、宗教的、政治的な確信に基づいて、違法行為を正しいと信じて成される犯罪のことである。ドイツ語の法律用語、Uberzugungsverbrechenの訳語である。Uberzeugungs:確信、verbrechen:犯罪。この言葉、誤用が絶えない。悪いと認識しながら成される犯罪という意味で使われることがほとんどである。意味的には確信犯より信念犯あたりのほうが適切なのかも知れない。しかし、ほとんどすべての人が誤用をしているとしたら、その言葉によって伝達される情報は正しいことになる。多くの人が誤用している言葉をいちいち挙げ足を取って正すのと自分もその誤用に迎合するのとでは、情報伝達効率の観点からはどちらが有利なのだろうか。