2005年06月25日(土)
真夏日、礼服、暑い。
友人結婚式の余興でプロのマジシャンによるテーブルマジックをやっていた。
- ギャラリーにカードを1枚選ばせる。術者はカードを見ない。
- カードの山に戻して、シャッフル。
- 1枚目をめくるとジョーカー。違いますね、といってジョーカーをビリビリと千切る。
- 2枚目をめくると1.のカードが出てくる。
- 実はさっきの方が本物だったと云って、カードを撫でるとジョーカーに変化。
- ギャラリーに3)で千切ったカードを握らせて、1.のカードが一部千切れた状態で取り出す。
- 別のギャラリーの手から6)の欠損部分のカードを取り出す。
- 千切れたカードを撫でると正常な形に復元する。
・・・といった内容。7.のギャラリーとしてワシが選ばれ、いつの間にか術者の片棒を担がされてしまった。友人に打ち合わせしたのかと疑われる始末。前段の別の手品でワシを使った際に手首に両面テープでカードの切れ端を貼られたらしい。気付かなかった。この時点で1.のカードは決定していた訳である。つまり、1.でカードを選ばせたと思わせておいて、実は演者がカードを選んでいる。フォースとよばれるテクニックである。なお、カードが一瞬で変わる5.はダブルリフト。まあ、手品は素直な心で驚くべきなのだが、狂言回しにされていまいち面白くなかったり。