3/21(日)
宮崎 延岡 高千穂 高千穂(バスターナル) 高森 立野
6:01 7:04 にちりん2号
7:18 8:58
??:?? ??:??
9:05 10:15
10:28 10:54

朝5:30に目覚ましをかけたのだが、その前に目がばっちり覚める。つーか、旅先で朝一番の列車に乗るのに寝過ごしたことは一度も無い。我ながらすごい体質である。ちなみに漢も目覚ましがなる前に目が覚めたとか。ただし、こちらは何故か目覚ましが鳴らず、本来なる時間よりあとに起きたらしいが。

それでも寝起きであることには変わりなく、なんとなく食欲が無い。駅前にコンビニがあったが、プリン一個買ったのみ。そのまま駅へ向かう。

早朝便だけあってガラガラである。朝もやの日向灘をながめながら小一時間ほどすると。延岡に到達した。ここで高千穂鉄道に乗り換える。高千穂鉄道の車両は先頭部分の座席からフロントビューが堪能できるようになっていた。てっちゃんの気持ちを良く考えている構造である。

高千穂鉄道からは高千穂渓をうねるように走りその眺めはかなり風光明媚である。驚いたのは以前車で来たときには無かったバイパスができていたこと。そのどれもが恐ろしく高い橋で山の度ってぱらをくり貫いて真っ直ぐ走っている。鉄道が斜陽の時代だというのをあらためて感じさせれた。

そして東洋一高い鉄橋を越えるとあっという間に高千穂駅である。
 

高千穂鉄道の車両

高千穂駅

ところで、ここで気になっていたことが一つあった。通称綿密な計画(気分で変更することあり)と実際の運行ダイヤに10分ほどの差があったのだ。たぶんメモするときに間違ったんだろうとタカをくくって、のんびり写真などをとりつつ駅前の階段をのぼったらバスがちょうど出て行くところだった。

行き先は高千穂バスターミナル。高森行きではないな。と思ってたら運転手が話しかけてくる。乗るのか?と聞いてるらしい。「高森へ行くんで」というと、「高森行き」はここにはこない。バスセンターからだ。という。ならばと今来たバスにわけもわからず乗ることにする。数分でバスセンターに着くとちょうど高森行きが発車するところだった。

あとで、時刻表を見て気がついたのだが、高千穂から高森へいくバスは確かにバスセンターからと小さく書いてあった。さらに3月のダイヤ改正で高千穂鉄道の列車が10分ほど遅く到着することになってしまっていたのだ。つまり、私は古い時刻表で通称綿密な計画を作成していたことになる。あぶないところだった。

というわけで同じスジで高森に抜ける人のために正しい高森への生き方を享受しよう。

  1. 高千穂駅に着いたら直ぐに階段を上り、バス停へ。するとバスターミナル行きがやってくるのでそれに迷わず乗車せよ。
  2. 高千穂駅に着いたら直ぐに階段を上り、全速力で右側の坂を下りる。息が上がらなければ間に合うであろう。
私としては1をオススメする。140円だし。

さて、そうこうするうちにバスも山奥へ。漢が廃線跡がどうのこうのと最初騒いでいたが、あまり寝ていないので熟眠してしまう。まぁ、そのあたりの歴史的事情は漢のページを参考にしてもらいたい。うとうとして、気がついたら高森であった。ここからは南阿蘇鉄道となる。日本一長い駅名を通り過ぎるとスイッチバックで有名な立野駅へ。
 

立野駅

ここで買った「おさつ事件」とかいう
サツマイモスナックは上手かった


南阿蘇鉄道車両の図

ここの立野駅は昔通過したのだが、熟眠しておりスイッチバックしたことなど覚えちゃいない。いずれまた乗りたい物だ。さて、ここからは車の旅とあいなる。Q州在住の某氏と待ち合わせしていたのだ。聞くところによると早く着きすぎたため高千穂目指したがかなり近いとこまで行って途中でヤバイと思って引き返したとのこ
と。ご苦労なことである。

そこからは天気もよくないので、阿蘇山へ行くのはやめ、山並みハイウェイをぬけて由布院で風呂でも入ろうということになった。ここは以前通ったときも天気が良くなかった。というわけで一度も山並みを見たことが無い。ついてないねぇ。などと悲観していると大渋滞に。連休とあって由布院は大渋滞らしい。

理由はわかった。町内の道路の構造に問題あり。三叉路、五叉路に信号がないのだ。信号つけれ!湯布院町よ。

その後地ビールを求めてさまよったが、地ビールはレストランにあるだけで、一般売りはしてないらしい。残念。しょうがないので、そのまま博多へゴー!本日の宿となる今宿というところに向かうことになった。いやに景色に見覚えがある。すわデジャブか?と思ったが、やっぱり一度通ったところらしい。以前入ったリンガーハットがあったりして懐かしかった。

そのあと近くで焼き鳥食って今宿書店という怪しいビデオと古本の店にて貴重図書リトル巨人君をゲットした。おかげで荷物が重くなる。旅先で古本屋に入るのはきわめて危険であると改めて実感させられた。
 

3/22(月)
今宿 筑前前原 唐津 佐賀 博多 福岡空港 青森空港
6:18 6:27
6:29 7:13
7:30 8:49
9:11 9:48 みどり4号
?:?? ?:??
JAS911 11:15 13:15

この日は適当にウダウダして飛行機で青森へ帰ろうかと思ってたのだが、始発に乗れば唐津線を乗り潰せることが判明した。以前、西唐津へは行っているので、今回は唐津から久保田まで乗り潰せば北九州も残すところ博多南だけとなる。これを逃さない手はない。

さっそく、朝6:00起床、眠い目をこすりながら今宿へ向かった。駅はひっそりとしておりだいたい、改札に駅員がいない。別にキセルじゃないので、何食わぬ顔でホームへ向かう。始発列車は閑散としていた。
 
 

朝の今宿駅。まだまだこの時間帯だと暗い

唐津線多久駅にて。タクといえばオタクだよなぁ。

列車は筑前前原で乗り換え。どうでもいいけど、このあたりは「はら」を「ばる」または「はら」と読む地名が多い。「長者原」「原田」など。これもお国柄なのだろうか?などと言ってるうちに列車は唐津へ。唐津駅は以前にも来たが降りたのは始めてだった。

駅構内のコンビニでとりあえず食料を買い込む。それにしても寒い。とても春とは思えない。なんでも2,3日までまではとても暖かかったそうで、くる時期としては最悪だった模様だ。

しばらくして佐賀行きが入線。やっと寒さから解放される。しばらくは筑肥線とは山本から分かれるが、線路は複線のように並行してしばらく走る。本牟田部付近でも平行しているのだが、筑肥線がわに駅はない。あほらしい感じがするのは私だけか?

さて、そうこう行ってる間に多久駅に到着。このあたりから子連れのレジャー客が沢山乗ってくる。連休だしなぁ。それに今日は肌寒いが天気はい。余談だがここの多久駅もかつては石炭でにぎわったらしい。なるほど構内が以上に広い。しかし、それも昔の話。今は雑草しか生い茂っていない。

佐賀からは「みどり」で博多まで。しっかりRED EXPRESSと刻印されていた。緑なのに赤とはやっぱり納得行かない。しかし、特急は早い。あっという間に博多だ。ここから地下鉄に乗り換えると、これまたあっという間に福岡空港。日本一便利な空港である。ちなみに一番不便な空港は成田空港。遠すぎ。

福岡空港ではターミナルビルが2つあり、あやうく間違った方に乗るところだった。あぶないあぶない。ちなみに、この日北日本は大荒れで、はまなすが14時間も遅れたらしい。飛行機飛ばなかったらどうしよう?と思って実家に電話をしたら晴れてるし、風も無いとのこと。

このころ下北では一晩で40cmほど雪が積もったりと大変だったはずなのだが、そんなに距離の離れていない青森の天気がいいというのは奇跡だ。だいたい青森は日本を代表する豪雪都市というのに。というわけで飛行機は難なく離陸。たった2時間で青森へ到着した。行くときの苦労がウソのようであった。

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