・「ドラゴンクエストVIII 海と空と大地と呪われし姫君」より
「トロデ」


・作品データ
発売元 スクウェア・エニックス
発売日 PS2:2004年11月27日
価格 9240円

・作品解説
 言わずと知れた国産RPG屈指のメジャータイトルドラゴンクエストシリーズ第8弾。悪の魔術師ドルマゲスにより呪いをかけられた城の生き残りの兵士が、同じくソルマゲスに仇名す仲間たちと共に後を追うという、基本に立ち返ったようなファンタジーの王道ストーリーと、完全3D描画されたグラフィックなど新システムの融合が見事な一作。詳しい内容は拙作「ゲームは1日1時間日記・ドラゴンクエストVIII編」を見てちょ。

・キャラクター解説
 トロデはドルマゲスに呪いをかけられた城の城主で、自らもその呪いにより醜いバケモノの姿に身をやつしておりますが、そこは腐っても王様。こんな見た目でも態度はデカくて傲慢不遜。そんな上司の部下である兵士の主人公は彼にさんざんこき使われます。そもそも一連の呪い事件は、城の封印の杖がドルマゲスに盗まれたことに端を発しており、この人の管理がもうちょっと徹底してればこーんな大事件には発展しなかっただろうし、それ以外にもストーリーの節々で余計なことに首を突っ込んで無駄にトラブルを大きくしたり、逆に積極的に動くべきだったシーンでパッシブだった為に無駄に悲劇を拡大したりと、驚くほど迷惑な御仁ではあるのですが、それでもどことなく憎めない人であるのは人徳ってヤツでしょうか。
 家族として一人娘のミーティア姫がいますが、このお姫様がまた非常に毛並みのいい白馬・・・もとい色白の美しいお嬢様で、性格も申し分なし。この人がトロデの娘であるという信じがたい事実が、このゲーム最大の謎ですね。

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