・「正義の味方」より
「藤井小夜子」


・作品データ
発売元 SCEI
発売日 PS2:2001年11月15日
値段 5800円

・作品解説
 舞台は日本のどこかにある地方都市「只野市」。この都市を舞台にある画期的な特撮TV番組が製作されることになりました。その名は「正義戦士セイギマン」(というトホホ気味なタイトルはあくまでもデフォルト名で、ユーザーがある程度勝手につけられます)。どの辺が画期的かというと、まず特撮ものにもかかわらず生放送!そしてオール只野市ロケ!街中だろうが何だろうが、消防法無視して爆薬が乱れ飛びます。
 番組内容は、ジャーナリストの卵「水原光一」が、宇宙人から授かった変身能力を駆使して、悪の組織「ゲネス」と死闘を繰り広げつつ、只野市の人々と交流を深める、といった感じ。敵にに敗れたり、市民との交流に失敗したところでゲームオーバーにはなりませんが、視聴率が下がります。この視聴率が目標値を下回ったら、問答無用で番組終了(TV番組ですから)。つまりゲームオーバーでサヨウナラ、という塩梅。
 さぁ、君は主人公光一になりきって、悪の組織と戦いつつ、無事に最終回まで番組を存続させることが出来るのか!?

・キャラクター解説
 藤井小夜子、通称サヨちゃんは、主人公光一の居候先である喫茶Happyの先輩アルバイトであり、花の17歳。仮面ライダーでいったらライダーガールズ的シチュエーションの娘、といったら30代以上の人にはわかりやすいかナ?人には自分のことを「サヨ」と呼んだり、いい年こいてヒーローもんに夢中だったりと、若干精神年齢が若々しい印象は否めませんが、正義感と行動力は人一倍のいい娘です。
 しかし、ゲーム中ではその行動力が災いして、何かとトラブルに巻き込まれやすく、ゲネスの怪人に素手でパンチを見舞って返り討ちになりかけたり、ハンバーガー屋で空腹のあまり怪人の頭に噛みついたり、挙句の果てにはゲネスにとっつかまって戦闘員に改造されたり(!)とライダーガールにはあるまじき武勇伝を作り上げていくトンデモ少女であったりします。
 んでもって、主人公の変身したヒーローのことが大好きなのですが、その正体が光一であるとはなかなか気づかず、知った途端に猛烈アタックをかましてくるとゆー、現金な一面も若さ故でありましょうか。しかし、光一君には別に好きな人(ニュースキャスターにして、Happyのマスターの娘結城やよい)がいる上、サヨちゃんの趣味は女王赤坂並みの大食いであり、本気で付き合うとしたら、これまたとんでもないことになりそうです。

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