・「デビルメイクライ2」より
「ルシア」


・作品データ
発売元 カプコン
発売日 PS2:2003年1月30日
価格 8190円(税込み)

・作品解説
 ワールドワイドで200万本以上のセールスを記録したスタイリッシュハードアクションゲームの続編。魔剣士の血を引く悪魔狩人ダンテと、若き護り手ルシアが、悪魔による支配をも目論む巨大企業の野望を阻止すべく、聖と魔の溶け合う島「デュマーリ島」を舞台に壮絶な戦いを繰り広げます。
 実は前作ほどストーリーが盛り上がらなかったり、爽快感に欠けたり、簡単すぎて攻略し甲斐が無かったりと欠点も多かったりするんですが(^^;、まぁ普通のアクションゲームとしてはギリギリ及第点かな?なお、前作や「ノクターン・マニアクス」を先にやっとくと、パロディーっぽくて結構笑えます。

・キャラクター解説
 ルシアちゃんはゲームの舞台「デュマーリ島」の祭祀長であり、二本の短剣や体術を駆使して悪魔と戦う女剣士です。もう一人の主人公ダンテさんに比べるとパワー不足は否めませんが、その分トリッキーで素早い動きが身上。イラストの方は前面の鳥っぽい女性が彼女。後ろはダンテさんです。二人とも魔人化時ですが、こうして並べてみるととなんだかシレーヌとデビルマンみたいですな。
 んでルシアちゃんですが、性格的にはすごく健気でいい娘なんですが、どうにも間が悪い人で、よかれと思ったことが大概裏目裏目に出てしまい、結果的には足を引っ張っちゃうタイプ。本人も自覚しているとみえて、直ぐに自暴自棄になるきらいがあり、チョイと付き合いづらい人のような気がします。イベントシーンでやたらと「Kill me!」って連呼するヒロインってどーよ(^^;?
 更に気の毒なことに、ダンテ篇のハードモードをクリアすると、隠しキャラである前作のヒロイン、トリッシュが使えちゃうんですねぇ。トリッシュは操作系統がダンテさんとほぼ同じ、おまけにダンテさんは魔人化しないと使えない技「ラウンドトリップ」が通常状態から使い放題。しかも標準装備の魔剣スパーダとルーチェ&オンブラが超強力なおかげで、ルシアちゃんに比べて非常に扱い易いキャラなんですよ。大概の人はダンテ篇ハードモードクリアした後は、キャラをトリッシュに乗り換えるんだろうなぁ(ボクもそうしたし(^^;)。
 というわけで、いろんな意味で不幸キャラのルシアちゃんではありますが、マストダイモードは使用したキャラによってエンディング後のイラストが変わります。ルシアちゃんにも衣装ごとに3種類のエンディングが用意されているので、是非一回くらいは見てあげて下さい。

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