・「我が竜を見よ」より
「キリコ」


・作品データ
発売元 SCE
発売日 PS2:2004年10月28日
価格 6090円

・作品解説
 「俺の屍を越えてゆけ」に続く枡田省治+SCEの第2弾。ストーリー冒頭は、−かつて精霊の恵により豊かであったアーランド。ところがある時を境に精霊の暴走が起こり、それにより様々な害悪が発生する事態へと発展してしまいます。あらゆる武器が効かない暴走精霊に対抗する手段は訓練された「竜」で攻撃することのみ。そんな事態が10数年続く中、主人公は一匹の幼竜と共に新人竜使いとして害悪対策部隊「ドラゴンピース」に入隊するのでありました−ってな感じです。これだけ聞くと、典型的な王道ファンタジーっぽい印象ではありますが、そこは枡田省治。真っ当な展開は期待しちゃいけません。とりあえずメインの登場人物にマトモな人は一人も存在しませんから。

・キャラクター解説
 キリコ姐さんは、ドラゴンピース随一の竜の使い手で自他共に認める天才である勇み肌のお姉さんです。元々が男勝りなせいか、ストレートにアタックしてきたりはしませんが、主人公に密かに想いを寄せているみたいです。美人だし、基本的に魅力的な女性ではあると思うのですが、変人ぞろいのこのゲームの中でも、最もマトモではない人と言っていいぐらいの大変人なので、付き合うとなるとチョト困るかな〜と(^^;。
 姐さんには大神殿で神官をやっているおっとり癒し系(ではありますがやはり変人)の双子の妹ミユナがいて、この全く性格が正反対の双子を井上喜久子が演じ分けており、彼女の声優としての底力を感じさせます。
 しかし「キリコ」ってーと、どうしても無口なAT乗りを思い出してしまうのはボクだけですかね〜(^^;。

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