・「私なえほん」より
「三原ジュン&やまだはなこ」


・作品データ
発売元 SCEI
発売日 PS2:2003年4月24日
値段 5800円

・作品解説
 舞台はどこかの小さな絵本屋さん。ふらっと店に入ったプレイヤーは、そこで店主(おヒョイさんこと藤村俊二が実写でユルっと演じています)に勧められるがままに、絵本作りをはじめます。
 基本は、ある程度出来上がった雛型の絵本の元を渡され、足りない言葉を埋めたり、選択肢を選ぶことによって世界に一冊だけのマイ絵本が出来上がります。日によってはレアなその一日だけの記念絵本を渡されることもあります。これがプレイヤーの誕生日とか、わかりやすい日なのもありますが、「アイスクリームの日」とか「トロの誕生日」なんてのもあって気が抜けないので、とりあえず2日に1回は立ち上げておきたくなるのがミソだったりします。

・キャラクター解説
 右側が三原ジュン。おなじみ「どこいつ」シリーズにずっと登場しているメス(おそらく)のピンクのウサギで、性格はいたってミーハー。趣味はTV鑑賞と井戸端会議で、夢は紅白出場という、庶民的なんだかドリーマーなんだかよくわからないコですが、実は月のウサギの女王候補とか、そういう設定があったような・・・。
 左側の顔のある花が「やまだはなこ」です。といっても、これはボクが「花」というタイトルの絵本で勝手につけた名前で、人によっては「ローズマリー」とか「ジェニファー」とか「トンヌラ」とか付けているでしょうが。顔ももっとカワイイ女子高生だったり、おばさんチックだったり、そもそも顔なんかない場合もあります。
 せっかくだから「花」という絵本のあらすじを説明しますと、ある時お友達から不思議な花の種をもらったジュンは、山の麓に花壇を作って蒔き、毎日水をタップリあげてお世話をしました。お世話の甲斐あって、やまだはなこと名付けた花は大きな花をさかせます。そしてやまだはなこは喋ることが出来る(しかも花のわりに豊富な話題を持っている)不思議な花でした。ジュンはすっかりやまだはなこと意気統合し、仲良くなりますが・・・といった内容。
 この後場合によっては結構シュールなオチを迎えますが、大筋でじ〜んとくる話です。

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