・「エンドネシア」より
「ギルル」


・作品データ
発売元 エニックス
製作 バンプール
発売日 PS2:2001年5月31日
値段 6800円

・作品解説
 独特な世界観と異色なゲームシステムで人気(しかし悲しいかな、どうしても頭に「一部で」という一文がついちゃう点は否めない。)を得た「MOON」、「ufo」(2000年11月のタイトルイラスト参照)。そのスタッフが手がけたやっぱり独特な世界観と異色なゲームシステムのゲーム。
 主人公はごくごくフツーの日本の小学5年生の男の子。ある時、ひょんなきっかけから異世界「エンドネシア」に迷い込み、そこの偉い神様に、「元の世界に戻りたくば、石像にされた50人の神様を救出せよ」と告げられます。でま、否応無くその命に従うハメになった主人公ですが、そこはフツーの小学5年生。伝説の勇者とかでは全然ない彼は、強くも無ければ耐久力も無い。走りまわればおなかが空くし、夜にもなれば眠くなる。おまけに与えられた時間は10日間。これを過ぎると1日目に時間が戻ってしまうのです。彼の持つ特殊能力といったら、他者に持てる感情を分け与える「エモ」能力だけ。これを駆使して神様解放のために島を探検し始めた主人公ではあるけれど、島には危険な生物やハタ迷惑な人間も住んでおり、前途多難といったところ。

・キャラクター解説
 ギルルはエンドネシア原住民の、とっても敬虔で恥ずかしがりやの女の子です。主人公に好意を抱いていますが、その行為には若干眉を顰めていたりもします。主人公の神様を解放するという行為は、ハタから見ると神様の石像を破壊しまくってるようにしか見えないというのも一つの理由ですが、それ以外にももっと深刻な理由があり・・・ネタバレになるのでこれ以上は言えませんガ。
 趣味は泉の側でボンゴを叩くことですが、泉に沈んだ神様に言わせると残念ながらノリがイマイチなんだそーです。

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