「コリー」
・「いまどきのバンパイア」より
「コリー」
・作品データ
発売元 アトラス
発売日 PS：1996年12月27日
・作品解説
吸血鬼一族の王子が、一族の慣例に則り、高校時代の3年間を人間界で過ごし、尚且つその間に「プラチナオーラ」という特殊なオーラを持った人間の女性をヨメに迎えるのが目的の恋愛シミュレーション。吸血鬼なんだから、血でも吸っちゃえば話は早いような気がしますが、この主人公のバンパイア王子、優秀な兄二人に比べてとにかく出来が悪く、吸血能力もせいぜい吸った相手の記憶を一時的に消すとかショボいもの。幸か不幸か滅多にいないはずのプラチナオーラを持った女性は、何故か同じ高校で3人も見つかるものの、ライバルのバンパイアハンター、主人公を誘惑しに来る魔界の王女やサキュバスのねーちゃんまで現れてすったもんだの大騒動が繰り広げられます。
・・・といった具合にストーリーとキャラクターは非常にグッドなんですが、いかんせんゲーム自体のシステムがあまりにもタルいのと、処理速度が遅すぎて、いわゆるB級に甘んじている感の強いゲームではあります。勿体無い。
・キャラクター解説
コリーは主人公に仕える5人の使い魔の一人です。前は出来のいい兄貴の一人に仕えていただけあって、どの使い魔も主人公をご主人様と見なしてくれないんですが、コリーは元が犬というだけあって多少は可愛い態度をとってくれます。まぁ、主人公の能力が上がってくれば、皆さんメイド喫茶のメイドよろしくかしずいてくれますんでご安心を。特に元カラスのミスティ嬢のツンデレぶりはその筋の方にはタマランものがあるかと思います。