雑記 【雑記topへ】
2005.05.31
いたずらはいやずら。

よくある防犯装置に夜間に近くで動くものに反応して自動的に照明が灯るというのがある。ピンスポを浴びては泥棒も仕事がしづらかろう。以前によっぽどひどい目にあったのか、これが4つほどついている家がある。その家の前がワシの通勤経路になっているのだが、夜中にその前を通るとバシバシバシとスポットライトを浴びるがごとくライトが次々に点く。無人の路上ではスター気分も何もあったものではないが。この家以外にも複数のライトがつく家があって、呆ーっと歩いていると結構驚く。確かに疾しいところのある泥棒にはプレッシャーになるだろう。いたずらでセンサの有効範囲ギリギリに風船をくくりつけた玩具の車を一晩中走らせておけば、ライトが点いたり消えたりとせわしなくなりそう。
2005.05.30
新聞3束、雑誌1束、ダンボール1束。

月一で資源ゴミ回収の日がある。普通のゴミと混同しないように出す場所が違う。階段の下のスペースが回収場所になっているのだが、これがかなり狭い。早目に出さないと場所がなくなって、ひーこら云ってジェンガのごとく積みあがった古紙の塔の上に古紙を積み上げる羽目になる。そんなわけで、資源ゴミ回収日の日は事前にチェックしておかないと面倒な日である。ところが、いつもは第4月曜日のはずが今月は第5月曜日が回収日と掲示が出ていた。はて、と思ったが最近はゴミ捨て場から古紙を持ち去るのが問題になっていて、回収日でない日に古紙を出すとなんやかんやうるさいので、素直に従うことにした。けど、第4月曜日に回収場所に山盛りになってなかったか。結局、掲示の間違いということで今月は第4月曜日も第5月曜日も回収ということになった。掲示を守って第5月曜日に出した正直者というか融通の利かない人間はあまりいなかったらしく、回収場所に余裕で古紙を積んだのであった。
2005.05.29
ウマー

昨日出かけたときにプロ野球渋滞に巻き込まれて困ったので、今日はそのルートを避けてのお出かけ。ところが、出かけて間もなくいつもはそんなに混まない道路で渋滞にかかる。交差点には迂回ルートの看板を持った警官の姿が見える。・・・府中街道のダービー渋滞に引っかかったのであった。というか、ここは東京競馬場からまだ10キロ以上離れているのだが。結局都内に向かうルートはどちらもダダ混みなのであった。今年のダービーはかなりの鉄板レースで一番人気が予想通りのぶっちぎり。最近の競馬は三連単が主流だが、これは18頭立てだと5000パタンほど買い目があるため、数点買ったくらいでは中々当たらない。すなわち配当も高い。ハイリスクハイリターンであることよ。そういえば以前一緒に仕事をしていた人が競馬予想ソフトを作っていて、これが稼動したら退職したる、と息巻いていた。競馬予想ソフトの結果を信じるより、競馬予想ソフトを売るほうが儲かりそうな気もするが。
2005.05.28
レガシーといったら、リルガミン。

車を法定点検に出したら、ワシの車の推定価格5倍くらいの高級車の新車が代車として払い出されてきた。いつもヘボい車ばかり乗っているので、エンジンがかかっているのに気付かずにセルを廻してトホホ。擦ったりせんようにいつもの倍くらい慎重に運転してみたり、3ナンバーなので車庫入れに手間取ってみたり。数時間たって異常なく戻ってきた7年落ちの愛車は、狭いわハンドルは重いわ息子のおやつのカスだらけだわといいところなしだが、デカい車を運転した直後はなんだか軽のように小さく感じられたのであった。いつの間にか長らく不調だったカーナビの音声も復活していた、というか初めて聞いたよ、あんたの声。
2005.05.27
ぺったんぴゅー。

パソコン黎明期にENIXとジャンプがジャンプのキャラクターを使ったゲームを一般から募って優秀作をパソコンゲームにする、という企画をやったことがある。あったと思う。当時はそろそろファミコンが一般的になってきたころで、ジャンプの読者層がどれだけパソコンを持っていたのか謎だが。それでも結構な数の応募があったらしい。ドラゴンボールのゲームが大賞となったのだが、あるアーケードゲームのキャラクターを悟空で置き換えただけの見事なパクリだった。このコンテストに実はワシも応募したのだが、今思えば大してオリジナリティのあるゲームではなかったのでデカいことは云えんが。まるでそんなことは無かったかのように大賞は闇に葬られ、次点あたりのゲームがひっそりと発売されたと思う。そういえば、GRADIUS][のストーリー公募にも応募した覚えが。こちらはある漫画の設定を参考にした、ってパクってるではないか。
2005.05.26
探し物は何ですか。

関連会社の社員が社外で全社員の個人情報が入ったUSBメモリをなくしたというニュースが回ってきた。過去に電車でカバンを見失うこと3回(奇跡的に回収率100%)のワシにとっては他人事ではない。しかし、個人保護法が出来てからこの手のニュースが多いが、一昔前なら始末書一枚か上司の小言小一時間で済んだようなレベルのものが混じっているような気もする。使用済み航空チケットとか。コンビニのゴミ箱からレシート経由で情報が漏洩しないようにレシートには金額を載せないようにします、なんて時代が来るのかも知れん。ワシの財布にはクレジットカードや免許などの個人情報がてんこ盛りで、これを紛失した場合、ワシの個人情報が流出することになるのだが、そのうちこういった個人的な個人情報流出が報じられるようになるのだろうか。なんとかさんが財布を落としました。なんか雑誌の落し物を探していますコーナーみたいだが。
2005.05.25
小人閑居して風船。

複数の人間が同じユーザを使ってコンピュータを使わざるを得ない状況になったことがある。というか現在形。リソースの関係で別々のユーザを作ることが出来なかったのである。数人が同じユーザ名で一台のマシンにログインしてしかも同じプログラムをnohupで流しては接続を切ったりするものだから、わやくちゃなことになった。後で停めようにも自分で自分の動かしたプログラムが分からなくなるのである。間違えて他人のプロセスを止めてしまったり、実行中のプログラムが突然誰かに落とされたりと、マヌケな悲劇が続出。運用の無茶苦茶さに切れてローカルPCの上に同じ環境を構築したところかなり意外とてこずり、構築し終わったころには他の連中はあらかた仕事を終えて結局元のマシンを占有して使えるようになっていたという。
2005.05.24
傘を忘れた日に限って夕立がひどい。

古代に雨乞いを行った呪術師は別に天候を操る異能者というわけではなく、ただの人間だった。ところが、この雨乞いのシステムが巧妙に出来ており、雨が降っても降らなくても説得力のある仕組みになっていた。呪術師には師弟関係があって、最初は一番の下っ端が雨乞いをする。その雨乞いで成功すればそれでよし、失敗した場合はその師匠が登場する。以後成功するまでその師匠が登場するのである。無限に晴れるわけがないので、いずれ雨が降る。いつ雨が降っても弟子の失敗をその師匠がフォローしたように見える。成功確率は誰もいっしょでも失敗続きのあとの成功は能力があるように見える。確率的にエラい人間ほど登場回数が少なくなるが、登場しない場合は弟子が雨乞いを成功させているので、その師匠は自動的にすごく見える。・・・この2ヶ月で晴れの日に3回洗車して、3回とも3時間以内に雨が降り出すとはどういうことだ。ワシには雨乞い能力でもあるのか。
2005.05.23
処分。

セガサターンやドリームキャストといった生産中止のハードには新規ソフトは出ないが、中古でのソフト売買は続く。懐古趣味だかベトフォード公のつもりか知らんが、物好きもいたものである。ゲームの中古市場は人気だけで値段が決まると思われがちだが、実はそれほど単純ではない。面白いゲームは高値になり、クソゲーは捨て値になる。ところが、あまり高値になると買う人間が居なくなったり、その高値にプレミアを感じた所有者がプレミア感のみのために手放したがらなくなってしまって市場にそのゲームが全然出回らなくなってしまう。中古ゲーム屋は販売と下取りの回転が命であるので、買われたゲームを死蔵されては困る。プレミアのつくようなゲームでもある程度値段を下げて下取りを促しているのだという。そういえば、ヤフオクでプレミアのついていない平凡なゲームが立て続けに高額で落札されてちょっとした騒ぎになったことがある。高額に惑わされて落札に参加したり、高額で同じゲームを売り出す人間が出てきたが、ある時期から入札が全くなくなって落札相場が暴落していた。高額入札をしていたのはおそらく出品者の自作自演。仕手株みたいな話である。
2005.05.22
たまに布団の隙間に挟まっている。

幼児玩具にはよくボールがついてくる。本体の玩具は放ったらかしでボールを転がしては猫のこのように延々と追い掛け回していたりする。濡れた風呂場のタイルや砂埃だらけの三和土もお構いなしで、目が離せなくてとにかく大変なのである。ところで不思議なことに最期にはボールがどこかに行ってしまう。部屋からは出て行っていないはずだが何故か見つからない。ギネスブックによると何もないところから何かを取り出す手品より、目の前にある何かを隠してしまう手品のほうが手品としては難しいらしく、最も難しい手品は次々と品物を消失させてみせるものだという。この1週間で大小あわせて4つのボールが部屋の何処かに隠れてしまった。手品の才能があるのかどうか知らんが、隠した本人も場所を覚えていないので引っ越しするまで行方不明の恐れあり。
2005.05.21
おめでとう。

事故で大怪我をしても這ってでも自分の部屋に戻ってベッドの下や天井裏の秘密のアイテムを処分しなくてはならん、という冗談がある。自分の死後、アレなアイテムが見つかって親族における自分の評価が貶められるのを恐れての言葉だろうが、死んでも虚勢を張りたいあたりつくづく人間は見栄の動物である。ワシの場合、度重なる粛清で物理的なアイテムは少なくなったが、替わりに電子化されたアレなデータがHDDに力の限り保存されているので、不慮の事態で死にそうになったらHDDをフォーマットすればよいことになる。携帯からウイルスでも送りつけるか。サーバでブロックされそうだが。ワシの友人連中の間では誰かが急逝した場合、その所持アイテムが親族の目に入って呆れられる前に勝手にその部屋に上がりこんで速やかに形見分けをしてもよい、というかしなくてはならない、というオタク協定が結ばれていた。いたのだが、今日からはそういった心配の必要がなくなった友人が一人。趣味を同じくする夫婦というのはいいものだと思う。
2005.05.20
カレー。

ワシのいた大学の寮はセキュリティは全くのゼロ。敷地内に部外者出入り自由、寮の出入り口に扉なし、部屋の扉や窓にも鍵はなし。つまり誰でもどの部屋に乱入可能で、酔っ払いが部屋を間違えて人の部屋で寝ていたなんてことがたまにあったりした。ところで寮には活動家がしょっちゅうアジビラを配りにきていた。誰も読まんかったけど。このビラ配り、ノックもなしにいきなり勝手に部屋にやってきてはビラを置いていくのだが、活動家には女性もいた。もちろん色気もクソもない鉄面皮だが。ある男がゴミ捨て場から大量のエロ本を拾ってきて部屋で大喜びで閲覧しているところに、この鉄面皮女性活動家がビラを配りに部屋に入ってきたという。散らばるエロ本に何を勘違いしたのか、し、失礼しました、と活動家らしからぬ狼狽振りで逃げていったとかなんとか。まあ、これよりもっと直截な光景を人に見られた話も多かった。ワシの隣の部屋の男なんぞ最中を3回も目撃されて、なんだか生臭い渾名をつけられていたような。
2005.05.19
苛めだったのかもしれない。

ワシの通っていた小学校では夏場になると裸足運動というのがあった。内履きを使わずに校内を裸足でぺったぺったと生活するのである。足ツボ効果で健康にいいとのことだったが、もちろん足の裏が激しく汚れるのであった。そのため、中庭には足を洗うための洗い場がかなり広く設けられていた。あるとき、その足洗い場の隅で足を洗っていたときのこと。しゃがんでいたワシを見た同級生が何を思ったのか助走をきてワシを飛び越えようとしたらしい。動くな、と叫ばれたのだが、へ、と思ってワシが顔を上げたところに見事にフライングニードロップが顔面に炸裂。流血沙汰になった。鼻にそのときの傷跡がうっすらと残っていたりする。
2005.05.18
カード錬金術、って自転車操業みたいだ。

なんちゃらクレジットカードでなんちゃら商品券を買って、ある金券屋にもちこむと買取り金額とカードのポイントの合計獲得金額が元金より多くなる、とかいったいわゆる裏情報というのがある。よくネットとかで売られていたりする。規約の裏をかいた儲けの分、誰かが損を被っている。この手の情報が広まって誰もが実践を始めると損をしているところが対策をしてしまうので、いずれ使えなくなる場合がほとんど。過去にネットで情報が広まってしまって使えなくなった技が色々あるらしい。こういった情報を本当に有効活用したかったら自分で実践するだけにして誰にも教えないことである。自分で開発した、と思ってるだけでそれほどオリジナリティはなかったりするのだが、技が誰かが声高に公開したために使えなくなってしまう、というのはなんとも歯がゆい。昔、ビックカメラでモバイラーズチェックにポイントがついたのはかなり旨みがあったのだが、税務署あたりにタレこんだ客がいたとかで、今はつかない。余計なことを。
2005.05.17
左巻き。

立体駐車場はループを上って高度を稼ぐ場合がある。高さ十数階までクルクル回っていると、変化のない殺風景な風景とあいまって酔いそうになったりする。田舎育ちなものでグランドの如きだだっ広い駐車場に慣れた身にはいささか面倒くさい。上りはともかく、下りは重力を利用してあのクルクル回るクルクル回るで消費される位置エネルギーを有効活用できんものかと思ったり。過去に立体駐車場の車が空から降ってきてエラいことになった事故があったりもするが。ところで、重力のエラい人ニュートンは漢字表記で牛頓。中国語の物理の教科書には98牛頓とか書かれている。音による当て字だろうが牛頓は新手の牛丼チェーン店みたいだ。
2005.05.16
みんなで幸せになろうよ(後藤喜一)。

たまにSPAMで金儲けの方法を売りつけてくるのが居る。大抵、誰でも簡単に短時間に、という煽りが付属してくる。もし本当にだれでも簡単に金を稼ぐ方法が存在するとして全員がその方法を実践したとき得られる儲けはどこから湧き出したことになるのやら。金のなる木とか。こういったなんとかの方法教えます、はその方法そのものではすでに稼ぐことが難しくなってきていて知っている人間にとってはあまり意味のない情報を使って稼ぐ最後の方法である。弾を撃ちつくした銃を相手にぶつけて攻撃するようなものか。本当に儲かる方法なら人に教えずに自分でこっそり実践するだろうし。本やTV、ネットで入手できる公開された情報をそのまま使って簡単に金儲けをしようと思うのお人好しすぎる。
2005.05.15
結局喰うだけで焼かず。

近所の場末な感じの焼肉屋にいく。駅や大通りからも遠い場所にあって繁盛しているとは思えないひなびた佇まいだが、グルメガイドに乗っている知る人ぞ知る有名店らしい。入店第一号のワシらがしばらく無人の店内でひっそりとやっていたのだが、そのうち昼食どきになるとほとんど満席となるような賑わい。煙で黒ずんだ店内に張り出されたメニューや請求書はすべて手書き。レジはオーダーした品物の金額を手打ちするような店なのだが、実はネットには公式サイトも存在していてなんだかある種の偽装工作に引っかかったような気分。参加者9名中3人が0歳児とあっては味わうもなにもなかったりするのだが。テーブルに立ち上がって鉄板に手を伸ばすのを阻止し続けておくだけで一苦労なのであった。
2005.05.14
風呂玩具を買った。

小さいころの玩具は大抵最後はバラバラに壊されてしまうのものだが、小学時代のワシは自ら玩具を壊してしまう困ったガキであった。後先考えずドライバー片手に分解してしまうのである。復元できずに致命傷を負った玩具がかなりあった。現役稼動中の置時計とかもダメにしてしまったりもした。自分ではちょっとした機械工のつもりだったのだろう。そんなある日、バネ仕掛けの玩具が不調になった。ボタンを押すと棒がバネ仕掛けで飛び出して延びる仕掛けなのだが、ボタンの反応が鈍くなっていた。バラして直したつもりが、ボタンが超反応するようになってしまった。ボタンを押すどころかちょっとした振動で棒が飛び出すような凶器に生まれ変わってしまった。クレイモア。こんな危ない物体をガラス戸の前において置いたものだから、さあ大変。何かの拍子に棒が飛び出してガラス戸を粉砕。もちろん無茶苦茶に叱られた。
2005.05.13
気をつけろ、今日は(r

あるマンションの1Fには、いかにも以前コンビニやってましたという感じの空きスペースになっている。過去にいくつか店が入ったがどれも1年以内に潰れる。交通量の多い五叉路の角地にあって駐車スペースもあるので、そんなに立地条件が悪いとも思えんが。ついにはなにやらオカルトな理由で潰れるのだ、と噂される始末である。最後の店は確か健康食品の店だったが、壁に紅白の幕を垂らしてパイプの机と椅子を並べただけの粗末な作りでオープンしていた。新聞に卵1円とかいった扇情的な広告を入れてきたが、どうにも胡散臭くて近づかなかった。これ、実は催眠商法の店だった。催眠商法は目玉商品で無垢な客を誘い込み、そのかわりに講演会を聞かなければならないというもの。この講演会はサクラだらけで、うまいこと丸め込まれて高額商品を色々契約させられてしまうというもの。いかがわしい商売だけあって、店は当然のように一瞬で潰れて、というか計画的に夜逃げのように居なくなり、以後ガラス張りの空間がむなしく横たわっている。ワシ的にはBOOKOFFになってくれたら有難い。
2005.05.12
倒錯していません。

どこぞのスポーツコラムで大量盗作が見つかって、おまけに往生際の悪いことに他人にその罪を擦り付けようとしてそれまで発覚したなんて間抜けな事件があったらしい。ここみたいな誰も見ていないようなサイトならともかく、マス向けの記事で盗作がバレない訳がないと思うが、浅慮である。誰も見ていなけりゃ盗作してもよい訳ではないが。一つからパクれば盗作だが、複数から少しずつパクれば引用となる。うまく切り貼りすりゃあ、もうちょっと言い逃れできたのかも知れん。ところで、電子媒体は簡単に改変できる。有名サイトの日記を自分のサイトの過去ログにコピーして、あのサイトは自分のサイトを盗用している、とイチャモンを吹っかける売名行為もあのだとか。そこまでして客を呼び込みたいという意欲は純粋にすごいと思う、意欲だけは。ワシはたまにネタに困って過去に使ったネタを無意識に再利用してしまうことがある。結構ある。自分の過去ログから盗作した場合はどうなるのだろうか。ワシがワシに謝罪を要求するのか???
2005.05.11
みなもと太郎の本名は浦源太郎。

高校の時の担任は日本史だったが、ワシが日本史が全科目で一番苦手でマーク試験でも半分も取れないという体たらく。鉛筆転がすのと大して変わらん。担任に嫌味を云われたり云われなかったり。このままではイカンと一念発起して、何を血迷ったのか日本史を歴史小説化しようと試みた。小説にすれば厭でも人物や事件を覚えるに違いないとの発想だった。この試みはもちろん一瞬で破綻した。飛鳥時代に入って固有名詞が多くなってきたあたりで、収拾がつかなくなった。山岡荘八の徳川家康は18年で26巻。みなもと太郎の風雲児たちは26年で25巻でなおも継続中。物書きのイロハも知らん高校生がちょいちょいと書けるような代物ではないのである。というか、書く前に気付け。それでも奇跡的に入試でそれまでの自己最高得点の1.5倍のスコアをマークしたのは多分風雲児たちのお陰だと思う。
2005.05.10
死ぬかと思った。

地下鉄の南北線にはホームに転落防止の扉がついている。公私バタバタで休日なのに3時間睡眠とかでボーっとしていたある日のこと。マヌケなことに電車に乗り込むタイミングが遅れて電車の扉に挟まれてしまった。扉に挟まれた場合、車掌が異常に気がついて再開扉してくれるのだが、ホーム側に逃れたところ今度はホームの扉に挟まれた。ホーム側の扉も再開扉。ここでホームに出ればいいのに電車側に逃れてしまった。電車の扉はすでに閉まっている。ホームの扉が閉まって気が付けば、ワシは電車とホームの扉の狭い隙間に挟まれてしまっていた。へ。今電車が動いたら死ねないか。電車が動き出す前にホームにいた連れが騒いでくれて、全開扉となって無事脱出できた。2回も扉に挟まれた体の痛みもさることながら、見ず知らずの人々に大丈夫ですかと心配されたことのほうが堪えた。
2005.05.09
だらだら。

大学の研究室に一子相伝で伝わるバイトがあった。ワシも継承者の一人。今思えばバブルのアダ花みたいなバイトだった。PCを売っている会社のショウルームで、PCをバリバリ使いこなして仕事をしているように装うサクラである。客からの細かい問い合わせは社員が担当しているので、ワシら学生バイトは客と話す必要もなく、黙々とPCを使って何かをしているように見せかけるのである。適当に自分の研究に使うプログラムや趣味のゲームなんぞを作っていたりしていた。このバイトは実入りが良かったため、仲間内で独占すべく研究室の先輩から後輩に一子相伝されていたのであった。バブルがはじけてショウルーム自体が閉鎖されてしまって、このバイトもワシの次の代で無くなってしまったのだが。このバイトで、何の仕事もしていないのだけれども傍目には何かをやっているように見せかけるという社会人にとって重要なスキルを身に付けたのであった。
2005.05.08
大連休お終い。

大学の寮に入った日の夜、廃屋同然のあばら家に悲壮な顔をする親を駅から田舎に送り出して、さて帰るかと駅前のバス停に向かった。バス乗り場が3つしかないような田舎からバス乗り場が30くらいあるような都会に出てきたものだから、バスが良く分からんのであった。もちろん寮に向かう乗り場は分かっているのだが、一つの乗り場に違う行き先のバスが何種類かやってくる。どの行き先が正解なのかまだよく分からんかったのである。とりあえず乗った。ハズレた。来た時と全然違う方向に連れて行かれ、ついには山のてっぺんの終点で放り出された。折り返しのバスはもうなくなっていた。住宅地のど真ん中でタクシーも通らず、引っ越してきたばかりで助けを請う相手もいない。適当に山を徒歩で降りてうろうろしているうちに寮に繋がっているような大通りに当たった。さらにてぽてぽと3時間くらい歩いて寮に着いたときには、晩飯も終わっていた。一人暮らし初日に大いに凹んだものだ。放浪に目覚める前の話である。
2005.05.07
49冊処分。

第何次だか忘れたが、とにかく今年何度目かの蔵書の処分の日。ワシが読む本の大半はライトノベル、略してラノベだが、あるラノベの専門に扱う古書店の査定が非常によい。BOOKOFFなら良くて50円の新刊が250円くらいになる。当然ワシの蔵書処分のほとんどはこの店に持ち込むことになる。ところが、この店の買い取り査定は査定を行う個人によって結構あいまい。先日買い取れませんと突っ返された本を後日持ち込んだところ、1冊100円での買い取りになった。こういうことがたびたびあったので、買取を拒否された本でも改めて買い取りに持ち込むことにしていたりする。これだけ苦労しても手にする金額はせいぜい数百円しか違わないのだが、まあ好きでしている苦労というやつである。
2005.05.06
PCの論理掃除。

広告メイルのURLをたどっていくと無料ストリーミング放送のサイトにたどりついた。無料だけあってコンテンツは微妙で、大して見たいと思えるものはなかったのだがなんとなく映画を一本見る。消防署に水着ギャルが就任してくるというポリスアカデミーの劣化コピーみたいなB級バカ映画だったが、色々つっこみつつも全部見てしまった。ワシはこういう下らない話が大好きなのである。家人の理解が得られずモンティパイソンも大っぴらには見れなかったりするのだが。しかし、TVなら付けっぱなしで放置しておけばよいが、PC画面の何割かをウィンドウが占有してしまうので、他の作業がしにくい。結局ストリーミング放送を流しながら携帯をいじっていたりする。PCの同じモニタではながら視聴は難しい。やっぱりデュアルモニタ環境かね、2台目のモニタなんて置くところないけど。前後2枚重ね置きとか。
2005.05.05
久々に電車読書。

小説一冊には10人くらい名前をもった人物が登場する。が、日々読み散らかしているといちいちキャラクターの名前を覚えていられない。シリーズが数冊続いてようやく主役級のキャラクタの名前が記憶に残る程度。純粋に名前を覚えられないだけとの話もあるが。仕方なく登場人物を実在の人物にマッピングしてイメージでキャラクタを識別していたりする。本格推理だと名前はただの飾りだし。名前にトリックが仕込まれている小説もあったりするが。ところで、小説の登場人物はキャラを立てるために色々な特技や格好をしているが、そういった極端な人物は現実にもそうそういない。そうそうはいないが、お笑いあたりだとそういった極端な造詣の人物が実在したりする。・・・今日読んだ推理小説の探偵役は坊主頭で肉体派で饒舌な男だったのだが、これがどういう訳か安田大サーカスのクロちゃんにマッピングされてしまった。あのキンキン声のイメージに邪魔されて話がどっかに行ってしまった。
2005.05.04
休日。

ひめはるの里という公園がある。山間の野原と池があるだけで遊具もない公園だが、この時期に大量の鯉のぼりを流すことで有名らしい。昨日まで知らんかったけど。一日早いが初節句を祝って行ってみた。谷の両側から張ったワイヤーに鯉のぼりを泳がすこと、200匹。今日は風があって綺麗になびいており、えらく壮観である。深夜だったらかなりホラーだが。尤も、布製の鯉のぼりは洗濯モノみたいなもので、夜には取り込まないと夜露で湿るし、雨の日には出せない。この大量の鯉のぼりも毎晩仕舞っている筈である。そして肝心の息子はベビーカーにぶら下げておいた駄菓子鯉のぼり(200円)に夢中でちっともこの景観を見ていなかったりする。
2005.05.03
South + thousand = SAZANらしい。

現在、南船橋駅前には巨大な空き地が広がっている。去年の春頃に解体されたザウスの跡地である。ザウスが閉鎖されたのは3年ほど前。流行らなくなって潰れたと思われがちだが、ザウスは期間限定で出来た施設であり予定通りの閉鎖だという。後継者がいなかったので仕方なく壊したのであって、屋内スキー事業を引き継ぐ事業者がいれば移設されるはずだったという。なお、ザウスの前はゴルフ場と巨大迷路があった。巨大迷路ブームが去ると一瞬で潰れたらしいが。さらにその前は船橋サーキットという国内では鈴鹿に次ぐサーキット場だったが、これも2年くらいで潰れている。なんだかあの場所に作られた施設はどれも長続きしないジンクスがあるらしい。そしてその場所に今度は高層マンションが建つ。これも何年かで閉鎖なんてことになったら、いよいよジンクスも本物か。
2005.05.02
アリオ蘇我に行った。

閑つぶしに新しく出来たショッピングモールに出掛けた。つい先日オープンしたばかりの郊外型ヤケクソに駐車場が広くて店内も広くて店内歩くだけで結構疲れるタイプの店舗である。あたりに競合するスーパーのない小売空白地帯だったのでありがたいが、車でないと行けない場所でもある。店がデカいので最寄り駅からも見えるのだが駅からトンでもなく離れている。このあたりはバリバリの工場地帯で、このモールもある工場の跡地に立ったもの。あたりには現役稼動中の工場が多く、道路脇には無骨な関連施設の建物が並ぶ。床屋にいってトイレを借りたら、実はそこの家の住居スペースのトイレだったかのような居心地の悪さがある。こういった現実に引き戻されるような光景は目隠ししておいて欲しいと思ったり。だから、シムシティで工場地帯のど真ん中に店を作ると赤字になるのは景観の問題なのかも知れない。
2005.05.01
イタリアから時差7時間。

人の家で留守番をしていたところ固定電話が鳴った。名乗りを間違えんようにと思って出た相手が留守場をしている家の家主からの国際電話でしばし混乱してみたり。最近、私用電話は携帯電話にかかってくることが多いので、話すまで相手がわからない固定電話は新鮮だったりする。携帯電話は着信時にかけてきた人間の氏名を表示してくれるので相手に驚くことはあまりない。電話を取る前に相手の名前が分かるので、電話がかかってきた時点であらかじめ相手の情報を表示しておくようなことが出来る。電話応対で効力を発揮するこの仕組みはCTIと呼ばれ、さまざまな業種で実際に稼動している。電話をかけた方が名乗る前に名前の確認をされるのは、慣れないとちょっと驚く。
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