雑記 【雑記topへ】
2005.02.28
投機で投棄。投資で凍死。

子供がらみでよそ様の家庭の話がちょっと聞こえてきたりする。相互に遊びに行ったり来たりしているらしい。旦那がネットトレードに手を出していて、株主優待で魚をもらったなんて家があったらしい。そういう話を聞いて、それはつまりワシにネットトレードを薦めているのかと勘ぐってみたり。そういえば、職場でネットトレードに嵌っている若者がいる。年間の売買が往復で億に達するとかなんとか。以前は職場のPCから注文を出していたのだが、最近は社外とのプロキシでそういった金融商品のページにはアクセスができないようになってしまってため、仕方なくi-modeでセコセコアクセスしているとか云っていた。生まれて初めて買った株券が紙くずになるという経験をしたことがあるワシとしては株は鬼門。ザラ場見れんし。
2005.02.27
結局豚丼。

遅くに起きる。腹が減ったので飯を喰いに出かけたが、近所のバイパス沿いには松屋系ファーストフードが意外とないことに気がつく。ありゃりゃ、と適当に走り回っているうち、結構遠くまで来てしまった。とりあえずBOOKOFFに吸い込まれてみたり。気を取り直して16号を走ってみれば、瑞穂のあたりは川越に向かう側は色々食い物屋があるのに八王子に向かう側には田んぼばかりで、これまた空振り。いつの間にか青梅の方まで来てしまった。青梅の市街に入ってようやく松屋を発見したのだが、その店のまん前でついさっき事故が起きたらしく警察車両が一帯を交通規制していて、店に入れない。むなしく通過。腹減った。青梅でもらったBOOKOFF50円券(発行店でのみ有効)があったのでついでに使ってみた。ガソリン代が50円以上かかっているのはもちろん目をつぶる。
2005.02.26
5/21と6/25は予定空けときました。

呑んだ。友人の祝言が判明してやれ目出度い。ところで、その呑んだ店が何だかせせこましい店だった。入り口から地下にもぐってすれ違うこともままならん狭い廊下を延々歩いたどん詰まりの部屋に案内された。廊下は狭く入り組んでいてトイレ行くのも一苦労。圧縮陳列商法か。火事になったらどうしよう、とか云いながら呑んでいた訳だが。そういえば、もうなくなったがワシの会社のある研修所の宿舎もやたら長い廊下があって増築を繰り返したのが丸分かりの構造をしていた。奥に行くほど部屋が綺麗になっていく。奥から順番に客が入るのだが、一番奥ともなると寮を出るだけで数分かかるといった感じで、部屋に忘れ物なんかした日には結構大変だった。ボロくてもいいから手前の部屋に入れてくれとか思ったものだが、噂によると、手前の寮に出るらしい。刑務所跡地だったからなあ。
2005.02.25
うじゃうじゃ。

独立愚連隊、は岡本喜八の代表作。作中、大隊長児玉大尉という人物が出てくる。演じるは世界の三船敏郎なのだが、物語が始まるちょっと前に頭を強打して、言動が怪しくなっているという役。有り体に云えば狂人である。敵もいないのに常時突撃ー!と喚いたり、売春婦に貴様ら日本男児が金玉ついとるのかー、と怒鳴って、ついてないと突っ込まれたりする。もちろん部下たちはそんな隊長の言動を無視して活動していた。宮仕えとしてはそういった独立機動性が羨ましい。なお、この映画、本当の敵は味方にいて本当の味方は敵にいたりする。
2005.02.24
隠匿スペースも確保したのに。

CLIEが生産終了となった。長らくもうちょっとスペックが上がったら新しいのが欲しいなあと思い続けて未だに第一世代のN700Cを使い続けているのだが、結局買い換えずに済みそう。個人的に注目してきたアイテムが、いつしか世間的にはあまり注目されなくなってきて、採算がとれないために終わってしまうのはよくある話だろうが、なんだかちょっと切ない。ヤフオクで中古でも買うかね。そういえば、ビクターから発売される予定だった復刻版ナムコ39枚組CD箱が発売1ヶ月前になって発売中止になってしまったとのこと。利権が怪しいということだが、76500円という安直かつ高値のために思ったほど予約が集まらなかったのではないかとの憶測が飛んでいるようだ。せっかく資金を工面したのだが。とかいいながら大型出費がなくなってなんとなく心安いワシがいる。
2005.02.23
月例の古本処分準備中。

SPAMフィルターは要らんメイルを削除することが目的のソフトだが、SPAM側も簡単に削除されないように手を尽くしている。aを@と置き換えて単なる単語のマッチングによるSPAM判定を避けたり。ところで、この手のソフトは、要らんものを削除することより、要るものを間違って削除してしまわないようにすることが難しい。この二つはトレードオフの関係にあって、削除をがんばれば要るメイルまで削除されてしまうが、要るものを残そうとすると今度はSPAMまで残ってしまい意味がない。パタン認識における誤認識の問題であり、なかなか難しい。そういえば、オレオレ詐欺がニュースで報じられるあまり、本当の息子から父が事故にあったという電話を疑ってしまい、自分の旦那の死に目に会えなかった人がニュースになっていた。SPAMフィルタが誤動作した悲しいニュースといえよう。
2005.02.22
義妹の猫とはいまだに未遭遇。

大学の寮の隣に住んでいた先輩がバイト先から持ち帰ってきた廃棄弁当で猫に餌付けをして、空き部屋で猫を飼っていた。この空き部屋は娯楽室でもあったため、雀卓がわりのコタツには猫が常駐していた。いいところで猫にファミコンのリセットを押されてずっこけるなんてマンガみたいな体験もした。身籠って子供を生んで増えてみたり、獣臭に付近住民から苦情が来たりもした。そのうち餌主であるその先輩が退寮したのだが、餌をもらえなくなった猫たちは、ワシらの備蓄食料を勝手に漁って喰い出した。カップ麺の容器を引っかいて穴が開いているのを知らずに、ひざの上にカップ麺をおいてお湯を注いで火傷したことがある。自衛策として買ってきた食料は物干しにぶら下げていたものだ。餌をもらえなくなって見切りを付けたのか、ワシが退寮する前に猫はいなくなってしまったと思う。誰も名前を付けなかったので、酔ってどこかの井戸にでも落ちたのかも知れない。
2005.02.21
トイザラスにて。

最近ルービックキューブをみかける。リバイバルされているらしい。小学生のときにはまっていくつか磨耗疲労分解させたくらいなので、手がある程度解法を覚えている。ある程度、というのがアレで、たまに子供たちの見ている前で全面揃えて羨望の眼差しでも浴びようとして、途中から一向に揃わなくて馬鹿にされたり。それでも懲りずにときおり全面揃えてみたりする。ところで、単に全面そろえるのはそれほど難易度が高くないので、ワシは全面そろえた後、模様を仕込んだりする。真ん中だけが違う色になっていたり、全面が市松模様になっていたり、コーナーが2箇所だけ回っているとかいうやつである。全面市松模様は180°回転x3で出来るのが有名だが、これでは作れないバージョンの市松模様が存在する。これはルービックキューブをちょっと知っている人間でも悩むのでよく仕込んで遊んでいる。
2005.02.20
撤去命令落雷。

外食するとき通りがかる場所にBOOKOFFの看板が出ているのが以前から気になっていたので行ってみた。BOOKOFFはコンビニチェーンのように品物の並べ方に標準がないため、店舗によって小説マンガCDゲームの並びが全く違う。どこぞの店では児童コーナーのとなりにAVビデオが並べていたことがあった。おまけに品物の陳列を定期的に替える風習があるので、久しぶりだと品物の並びが変わっていてこれまた混乱を誘う。そんな訳で初めてのBOOKOFFで欲しい本を探し当てるのもなかなかスキルが必要なのであった。そして始めての店にちょっと舞い上がって今年古本ダブり第一号。
2005.02.19
合掌。

終戦の一日を描いた、日本の一番長い日。戦争の悲喜劇、独立愚連隊。ヤクザが野球で抗争、ダイナマイトどんどん。幕末に日本に漂流した黒人と殿様との音楽の交流を描いた、ジャズ大名。100億円の身代金をめぐる誘拐劇、大誘拐。西部劇と時代劇の邂逅、EAST MEETS WEST。どれも面白かった。高校のころ偶々深夜放送でみたジャズ大名以来、洒脱な芸風が気に入って岡本喜八の作品はいくつか見た。NHKのある番組で「死ぬまでに100本は撮る」と息巻いていたのを思い出す。高齢だったので、いずれこういう日が来ると予想はしていても、好きな監督の訃報はやはり悲しいものだ。押入れに何枚か未開封のLDが入っている。しかしワシにはもうLDを見るすべはない。
2005.02.18
ヒューストン。

廃止されて久しい、かつて国鉄随一の難所であった碓氷峠、信越本線横川〜軽井沢。以前廃線となったレールを歩いたことがあるが、冗談抜きにつんのめる勾配である。大変なのは峠を下る上り列車(ややこしい)で、この区間を走った専用の機関車EF63は発電ブレーキ、電磁吸着ブレーキ・空気ブレーキ・手動ブレーキの4重のブレーキシステムを持っていた。幸い旅客営業中にこれらのブレーキをフル活用するような事故はおこっていない。人命を乗せる乗り物は多重にセーフティがかかっているのが普通なのだと思っていたが。なんでケーブル切れたくらいでエレベータ落っこちちゃうかねえ。エレベータが落下した場面で着地した瞬間ジャンプする、が正解という大昔のアドベンチャーゲームを思い出したり。
2005.02.17
そういえばもう4年くらい新刊でてないねえ。

ITmediaニュースから。
『21世紀になっても「サシミ・テンプラ・サムライ・チョンマゲ」で日本を見ている米国人が少なからずいるように、「孫悟空・三国志・十二国記」で中国をイメージする日本人も少なくない。』
・・・十二国記は日本人が書いた話なのだが。・・・釣られたか。明時代に書かれた西遊記、三国志、水滸伝の3つを中国三大奇書と呼ぶ。奇書の奇は傑出しているという意味で、怪現象のことではない。これに金瓶梅ないし封神演義を加えて四大奇書とも呼ぶ。日本でも西遊記、三国志、水滸伝、封神演義は有名だし物語のモチーフとしてもよく使われる。有名すぎてまともに読んでないのにそこそこ話を知っている。ところが、金瓶梅はやや影が薄い。これは18禁的内容だからなのかもしれない。ワシも内容をよく知らんのでちょっと調べてみたら、風俗店やAVなんかばっかり引っかかるのであった。
2005.02.16
虚人たち。

小説の登場人物は当然ながら作者以上に賢くはなれない。そして当然ながら、登場人物の言動は作者の射影そのものではない。ストーリーの展開上、登場人物に作者の思想とはまったく違う台詞を吐かせることもある。たまにそういった登場人物の台詞を見て、作者の底が知れた、見切ったとか云う人間がいる。推理小説なんかはそう思わせるのが狙いだったりするが。釣りか。手持ちのアイデアを一作ごとにすべて作品にぶつけていたら、そのうち書くことが枯渇してしまう。アイデアの備蓄を残さないサービス精神あふれる作家は量産がきかず大変そうだ。この雑文も行き当たりばったり常に手持ちのネタの在庫なしの状態で作成されているから、シンパシーを覚えてしまうのかも知れんが。
2005.02.15
げへげへ。

電車で立っていたら、目の前の座席に座った外人の若いお嬢さんが二人で英語でなにやら話していた。日本語の台詞が読めない、日本語は難しいねえみたいなことを云っている。何じゃいと思って見てみたら、その二人手元の紙袋からガサゴソと何やら薄っぺらな冊子を取り出している。・・・ドコの即売会帰りか知らんが、電車でやおい本広げんなや。元アスキー編集長のホーテンス遠藤の「青い目のオタクに気をつけろ」というエッセイを思い出したり。これが民間レベルの異文化交流か。そういえばいつの間にかアスキーが上場廃止していた。オアシスの夢。
2005.02.14
晩飯にイチゴ。

ポートピア連続殺人事件は堀井雄二の出世作だが、デビュー作ではない。ポートピアは第2回ENIXプログラムコンテスト入賞作品だが、第1回にもラブマッチ・テニスが入賞している。どちらもオリジナルはP6。その後、PC88やX1、FM7といった当時の主力機種に移植され、最終的にはファミコンにドラクエの試金石として移植される訳だが、凝ったことに暗号が全機種とも違っていた。ワシが遊んだオリジナルP6版ではローマ字と16進表記を組み合わせた暗号となっていたが、こんなややこしい暗号使ってられるかといった感じだった。ちなみに仕組みに気がつくまで高校生のワシが一週間がかり。ほかの機種も似たようなもので、面倒くさい暗号ばかりだった。たまに推理小説にも暗号が出てくるが、PCを使わずに暗号を使うやつはいないような気もする。そういえば、ファミコン版のコメイチゴにも随分てこずったが、これはワシの実家が平成になるまで無骨な黒電話を使っていたため。
2005.02.13
モーニングコール。

ワシの親父は無茶苦茶に朝が早い。下手をすると夜行性のワシが寝る前に起きてくる。真冬だろうが休日なんだろうが4:00起床。仕事の関係でそういう習慣が体に染み付いてしまったとのこと。新聞が届くのを待って隅から隅まで読んだところで、ようやく誰かが起きてくるといった具合。起きて3時間も経った7時というのは親父にしてみればまともな人間ならとっくに起きて活動しているべき時間帯であって、こんな時間に寝ているのは許し難い寝坊らしい。もちろんワシは土日なら間違いなく寝ている時間である。親父からの電話は体内時計の関係で国際電話なみの主観的時差があったりする。眠い。
2005.02.12
1年ぶりくらいにタコヤキを喰った。

何せ田舎だったので、小学生のころに放課後に駄弁るような場所は駄菓子屋くらいしかなかった。土曜日の午後など、小遣いの100円玉を握り締めて10円とか20円といった合成なんとか剤が大量に含まれてそうな原色系の菓子を買い食いしていたものである。駄菓子には当たりつきのものもあった。金を持たない小学生にとって当たりはすこぶる貴重品で、当然のように当たりを引き当てる研究が行われた。当たりと外れの商品を見比べて当たりの特徴を見つけるのである。幾多のオレ理論が打ちたてられては消えていった。そんな簡単に当たりが分かる訳がないのだが、そこは小学生の浅知恵。ところで、スロットは内部の設定で勝ち負けが決まる。この設定を何らかの方法で判別することが勝利につながるのだという。そんな訳で、設定を判別する方法が色々考案されているらしい。なんだか駄菓子屋の店先で悩んでいた小学生のころを思い出す。
2005.02.11
昼食直後につき喰わず。

吉野家の前を通りがかったところ、案の定エラい行列になっていて笑う。そういえば最近BOOKOFFでは米牛輸入再開の署名を集めていたりする。以前からキャンペーンで吉野家の食事券が当たったりしていたので、吉野家となんか繋がっているのかも知れん。ところで、BOOKOFFが急成長を遂げたのはそのシステムの単純さにある。従来、古本屋は本に詳しい人間が黒字になるように下取りや値付けをしないと経営が成り立たなかった。これに対しBOOKOFFは下取りは定価1割、売値半額、3ヶ月売れなきゃ100円コーナー、と単純なルールで運営している。これなら本を読まない人間でも勤まる。実際BOOKOFFの店員は店長を含めてほとんど全員がバイトである。バイトの役得といえば、売れ残りを100円コーナーに移す際、自分の欲しいものに目をつけておいてバイト終了後に買うというのがあるらしい。このとき露骨に隠さずに100円の値札を貼っておきながら元の半額コーナーに戻す。たまに半額コーナーにお買い得な100円本が紛れ込んでいるのはそういう訳だという。そしてそれをワシが買う。
2005.02.10
一期一会。

大学の寮の近くに、ファミコンソフトのレンタル屋があった。今思うとかなり胡散臭い商売だが、貧乏学生だった当時はそこそこ重宝していた。いたのだが、このレンタル料が2泊3日で1000円とやや高め。そこで貧乏学生は、この2泊3日を最大限に活用して遊ぶわけである。そんなあるとき、そうとは知らずにRPGを借りてきてしまった。1000円惜しさに仕方なく不眠不休でやり倒した。ところが、返却日の夜になってもラスボスの正体も不明。結局全然解けないままのグダグダな状態で返却となった。延滞料も高かったのである。そして間もなく店自体が無くなってしまったため、そのRPGの続きがどうなっているのか分からなくなってしまった。多分もうそのゲームを面白いとも思えなくなっているだろうから、何のゲームだったか思い出すこともしない。
2005.02.09
畳の下にでも敷くか。

高校のころ、PSGをペコペコ鳴らすことに夢中になってゲーム音楽を片っ端に3音PSGに落としては悦にいっていた。特に気に入っていたセガの体感ゲームシリーズの軽快なBGMはPSGで再現するにはかなり苦しいものばかりなのだが、それでも何度となく移植に挑戦した。マークIIIに移植された本家によるPSGの音楽を聞いてワシの方がうまく移植できた、などと勝手に思っていたりも。ゲーム音楽が商業ベースで売られ始めたのもこのころだった。欲しくても資金難で買えなかったり、友人からテープに落としてもらったりとドタバタやっていたものだ。そんな中、ナムコのCDはかなりがんばって揃えた。20枚くらいは揃えたのだが、引っ越すときにヤフオクでほとんど処分してしまった。今思えば軽率だった。いまさら懐かしくなって、中古屋で探してみても、流通量が少なかったのか全く見かけない。そんな中、来月ビクターから復刻版ナムコ39枚組CD箱が出る。問題は資金ではなく、隠匿場所である。
2005.02.08
電車でGO!のマスコン(未開封)が出て来た。

蒐集癖が嵩じると手段と目的が逆転する。使うために買い集めていたはずなのに、いつしか買うこと自体が目的化して、買う積む使わないけど満足する、というスパイラルにハマる。こうなればもう集める物の質はどうでもよくなっていて、一式そろえるだけで充足してしまう。そういえば、ずらりと並んだ背表紙はある種の快感を伴うためか一時期に文学全集や揃いの百科事典が流行ったことがあるらしい。現在、こういったハードカバーの全集は場所を喰って適わんので下火なのだとか。ワシも一人暮らし時代はガラクタを溜め込むクチで、ジャンクPCパーツやら何かのノベルティ、雑誌などを数年分溜め込んでいたのであった。たまたまその一部がヤフオクで売れるのが分かってしまったため、いまだに一部のガラクタが天袋の奥底に眠っていたりする。
2005.02.07
前の部屋を引っ越すときに処分した雑誌は300冊程度。

大量の雑誌でアパートの床が抜けるという愉快ニュース。溜め込んだ雑誌というのがたかだか数千冊。1冊500gと見積もっても全部で3トン程度。ちょっとアパートの普請が安い気もする。数千冊と聞くと結構莫大な数字に思えるが、没頭して何かを集めだせばこの物余りのご時世には千や万といったオーダは簡単に集まってしまう。中でも本は集まりやすい。ワシは年に数百冊の古本を買う。しょっちゅう処分していても蔵書が千冊は超える。これは書痴としては軽症なほうで、大学のサークルでは蔵書が万単位というのも珍しくなかったし、重症になると本用の部屋を借りている人間も聞いたことがある。まあ、だからといって本を買い捲ることが正当化されないのだが。どこぞの通販で文庫本用布団圧縮袋(意味不明)売っとらんかねえ。
2005.02.06
へーちょ。

なんだか今年の花粉は去年の30倍だか40倍だからしい。なんだか小学生の自慢的数字だが、30倍鼻水が出て30倍くしゃみが出たら死ぬ。絶対死ぬ。まあ、人間の感覚器は対数的に出来ているので30倍の花粉を吸っても30倍も鼻水が出るわけではないのだが。花粉が30倍デカいとか30倍臭いとかでなくてよかったと思うべきかも知れん。鼻の穴から塩水を吸って鼻腔内を洗浄して口から吐き出すという鼻うがいでも練習するかのう。しかし、30倍の花粉という字面だけでむずむずするわ。
2005.02.05
1匹見たら30匹。

近所の児童何とか集会所の餅つき大会に出かけてみた。会場の中庭では2、3才児が大勢でドタバタ暴れていて土埃が舞い上がり、餅が黒くなりそうな塩梅。イベントとして小さい杵を子供たちに持たせて少しず餅をついていたのだが、なにせ非力な幼児のことなでの一向に餅がつき上がらない。最後はギャラリーの大人でつき直すことに。ワシも強制参加。筋肉痛はいつ来るのやら。幼児たちは自分が餅つきを体験すると、すっかり気が済むのかあっという間にどこか別の場所へ遊びに逃げていくので、いつの間にか臼の周りからはすっかり誰もいなくなってしまった。気がつくと親父数人でペタペタと餅つきをしていたり。もちろん、餅がつきあがりましたよ〜とアナウンスしたら、どこからともなくウゾウゾと幼児が沸いてきたのだが。
2005.02.04
昼飯は日替わりランチ。

よく行くファミレスから隣のパチンコ屋の看板がよく見える。看板は50x100ドット程度の単色電光掲示板なのだが、いつも見るたび違う煽り文句になっている。狭い画面と単色の表現能力にもかかわらず、意外と凝ったアニメをする。こういうソフトを専門に売り込む会社があるのであろう。たまに誤字があったりするのはご愛嬌だが。このアニメ技術を使えば、一昔前のポケコンのような狭い液晶画面でも凝った表示ができるのかも知れない。無論今だから振り返ってそう思えるのだが。当時そういう発想ができていれば、それで飯が喰える。しかし、きらびやかに光る看板に引き寄せられてパチンコ屋に車が吸い込まれていく様はあたかも誘蛾灯のごとし。吸い込まれたら(財布が)半死半生になるあたりが特に。ついこの間までワシもその蛾。
2005.02.03
創作記は数少ない完成品。

学生のころ、誰に見せるわけでもない創作をいくつか書き散らしていた。構想の見通しがないまま気の赴くまま書き始めるので、ほとんどの物語が破綻して完結することなく放置されていた。しばらくしてその放置された物語を再度焼きなおして改稿してみるがやっぱり頓挫、を何度も繰り返したりもした。とある同人誌に次回予告を載せたまま次号が出ずに幻となったある物語はかなりのお気に入りの話で、10回ほど改稿した。もちろん完結はしていない、というか何度も改稿を繰り返すうち導入部がだんだん勿体ぶってきて、50枚を過ぎても全然事件がおきない助走の長い話になってしまっていた。パソコンのアドベンチャーゲームの原作となるはずだったが、物語も完結していなければゲームも全く作られることはなかった。そのときの若気の至りの手書きの原稿はとうの昔に廃棄済みだが、主人公のちょっと凝った名前と同姓同名の犯罪者がニュースで報じられて魂消たことがある。
2005.02.02
ランド債は高利周りと為替リスクの大きさで有名。

こんな話がある。
家の前で岩を積んだトラックがエンコ。運転手がレッカー車を手配してくるので、トラックを見ていてほしい、と頼んで立ち去る。しばらくして、見知らぬ紳士が訪ねて来て、家の前のトラックの荷台の岩が気に入ったので譲って欲しいと云う。これは自分の物ではないからどうにもできない、と断るが、紳士は、では運転手と直接交渉する、運転手が戻ってきたら手付けに100万円置いていくから、事情を伝えて引きとめておいてほしい、300万の価値があるので自分は今すぐ残りの金を準備してくる、と云い残して紳士が立ち去る。とても300万の価値のある岩には見えないが、見る人が見れば価値のあるものなのだろうかと悩む。そこへ運転手が帰ってくる。事情を話す。この岩はそれだけの価値がある、100万では譲れないが、300万でなら譲ってやってもよい、と運転手が云う。やはりこの岩は価値があるのだ。そのとき運転手に急用が入る。とてもその紳士を待っていられなくなった、300万の価値があるといったが、この岩の原価は150万だから、今すぐ現金で払えるのなら原価で譲ろう、と運転手は云う。紳士は300万払う、と云った。ここで預かった100万に自腹で50万を立て替えて150万で岩を買って、紳士に300万を立て替えておいたと云えば200万の儲けになる。そう考えて自腹50万を加えた150万を運転手に渡す。岩を残してトラックが去る。・・・ところが紳士は2度と現れない。もちろん運転手と紳士はグルで、これは有名な詐欺の手口である。世の中そうそううまい話は転がっていないのである(南アフリカランド債のパンフレットを見ながら)。
2005.02.01
手持ち無沙汰。手持ち豚。

携帯電話を使うようになって、PDAの出番が減った。いわゆるPIMはここ数年ほとんど使っておらず、ワシのCLIEは今やフリーセル機能つき2chログリーダ機能専用機、たまに蔵書管理といった有様である。フリーセルや2chログリーダが携帯電話に搭載されてしまえば、CLIEを使わなくなると思う。携帯の狭い液晶で全部こなすのは目が疲れそうだが。最近の携帯は音楽はなるはテレビは見れるは写真は撮れるは財布になるわと満艦飾。とにかく携帯さえ持ち歩けばかなりの用が足りる。ところで携帯は電話である以上どうしてもある程度の大きさが必要であるが、そのサイズがポケットに無造作に突っ込むには少々邪魔である。あまり小さいとボタンが押せんが。そのうちウェアラブルな携帯電話が登場して携帯を持ち忘れることすらない未来が訪れるのかもしれない。電話がかかってきたらおもむろに靴を脱いで耳に当てて、もしもし。
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