雑記 【雑記topへ】
2004.06.30
2年ぶりにヒゲを落とす。

ワシは忙しくなるとヒゲを伸ばす。学生時代からの慣習である。さすがに就職前後は剃っていたのだが、ソフト開発という引きこもりみたいな業種だと客の前に顔を出す機会が少ないため、ワシの職場は私服、ヒゲ、茶髪も容認されている。そういえば丸一年以上スーツで出社したことがないような。特にワシの所属するグループはヒゲ率が高い。ヒゲがないとワシのグループには参加できないという冗談があるようだ。誰もそうは思っていないのだろうが、ワシがヒゲを伸ばすのはゆっくり剃る余裕もないのだ、というアピールのつもりらしい。別に閑になったからヒゲを落としたわけではないのだけど。
2004.06.29
色々帳尻あわせ。

戦いまくりなマンガではよく勿体ぶった敵が登場してくる。そのうち強敵として主人公の前に立ちはだかるのだろうが、仲間内で主人公を弱いだのなんだのとメタクソに酷評していたりする。ところが、そういっている本人の名前や下手をすると顔すらはっきりしていない場合がある。キャラ設定が間に合ってないと見える。マンガでは造詣が決まっていない部分はとにかく黒くなる。とりあえずシルエットで初登場しておいてストーリーにあわせて段々キャラの造詣が決まっていったりする。あとから読み返すと登場初期にキャラの方向性を模索して色々やっているのが見えて笑えたりもする。この写真は黒くないけど、まだまだ未知数の塊。よく泣く塊。
2004.06.28
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ナムコに子育てクイズマイエンジェルというゲームがある。ありがちなクイズゲームであるが、このゲームは子育てをモチーフにしておりプレイヤの正解傾向が子供の性格に影響するようになっている。時事問題に詳しいと社会派、芸能ならお色気、スポーツならワンパク、趣味系ならオタクな子供になってしまう。ワシがプレイするとことごとくオタクな娘が育つのは何かの間違いだが。性格を変えようとして正解傾向を変更しようとしても、分かっている問題を故意に間違うとゲーム自体が終わってしまう。結局、分かる問題も分からん問題も手を抜くことなくそれなりに考えて答えざるを得ない。なんとも上手いシステムである。現実の世界も訂正の利かない選択の積み重ねであり、子供はそういった選択をしている親を見ながら育つ。親の傾向が子供に反映されるのは当然なのかもしれない。そういう意味でこのゲームは実際の親子のよく出来たアナロジーとなっている。そして、今日からそういう日々が始まる。
2004.06.27
駐車場で子猫が飛び出してきてビビる。

猫には自分のテリトリがあって、そこに入ってきた侵入猫に対して容赦ない攻撃をもって追い出すという。追い出された猫は闇雲に逃げるうちに別の猫のテリトリに迷い出てしまい、再び追い出される。こういうことが繰り返されるうちに、ピンボールの玉のごとくあっという間にとんでもなく遠くまで押し出されてしまって、自分のテリトリに戻れなくなってしまう。これが猫が迷子になる仕組みらしい。多分このとおりなのだと思う。ゆうべ晩飯を買出しにいくだけのつもりが、どこかで道を曲がり損ねて全然知らん夜道を延々40kmほど走ってしまった。早いとこカーナビ付けんといかんのう。
2004.06.26
蛾が。

自然あふれる田舎住まいの宿命か、このごろ部屋の中で小さな蛾をよく見かけるようになった。日中は閉め切ってあるので、外からやってきたはずはないのだが。・・・発生源は物置だった。食い残しの菓子あたりを苗床にそれはもうエラいことになっていた。急遽物置大整理である。ついでに未だに敷きっぱなしの暖房カーペットも撤収などなど。先週に続いて朝から汗だくである。うわんうわん飛び交う蛾はすべて掃除機で吸ったので現在、掃除機のゴミパックには100匹以上の蛾がいるはずである。なんだか蟲毒のようなことになっている。どうやってこのゴミパックを処分するかは未定。
2004.06.25
12時間耐久会議(二日目)。

近所の道路拡幅にとりのこされた道のど真ん中にある電柱がようやく撤去されるようだ。新しい電柱が路肩に新設されて、そちらのほうに電線が移動中である。街灯がなきゃ絶対ぶつかる場所だからいいことである。なお、一口に電柱というが、2種類存在する。電信柱と配電柱である。電信柱はNTTが建てた電話用の電柱で背が低い。配電柱は電力会社の建てた電力用の電柱で背が高い。共架といって両方を兼ねた電柱も多いが。この電柱の背の高さの違いは、電話線は48Vで電力線は6600Vという事実に起因すると思われる。電力を遠くまで運ぶのには高電圧のほうが都合がよいのである。ところで、事故で電柱を倒したりするとエラいことになる。電柱自体はそんなに値の張るものではないのだが、電話障害や停電の保証金を電柱100本分くらい請求されるらしい。都市伝説かも知れんけど。
2004.06.24
12時間耐久会議(初日)。

TVCMは基本的に放送以外の方法では入手できない。もちろん記録としてはどこかに残っているのだろうが、CMの出演者や宣伝している物の製造元の思惑が色々からみあって、DVDなどの形で発売されることは絶対ない。製造元にしてみれば絶版となった製品のCMが世に流通するのも困るし、出演者にしてみれば不祥事を起こした会社のCMに出ていたという理由でイメージが悪くなるのを嫌がる、などなど。クレームやケチがつけば CMも打ち切りになる。イメージ商売は色々大変である。たしかイギリスのX-BOXのCMだったと思うが、冒涜的な内容のためにあっという間に放映禁止となった幻のCMがある。このCM、分娩室のシーンから始まる。エラい勢いで生まれた赤ん坊は病院の壁をぶち破って彼方に飛び去る。素っ裸で飛ぶ赤ん坊は見る間に成長し、飛びながら少年、青年、大人、壮年となり、見る間に老人になる。最後まで衰えることのない勢いで最後に墜落したのは墓の下。数十秒で一生を終えた彼の墓石には「人生は短い」。だったらゲームしてる場合じゃないような気もするが。
2004.06.23
暑い。

ところで先日高校の後輩の結婚祝い二次会に招かれた。この手の二次会は客が集まってからおもむろに新郎新婦が入場するのが普通だと思っていたら、開会前から正装新米夫妻がそこらへんをウロウロしていて拍子抜け。高校を卒業して十余年、地元を離れた地にあっては当然ながら客は仕事関係ばかりで高校の関係者はほとんど居ない。主役にあまり気を遣わせても悪かろうと高校関係者は連れ立って早々に抜け出しビアガーデンに行っていたりしたのであった。それはそうと抽選会で景品が当たった。当然のように一言挨拶を求められたのだが、新郎との関係の説明に困る。正確には図書委員会の後輩である。過去にこの説明が上手く通じたためしがないので、いつからか図書委員会がらみの連中はすべて友人、ということにしている。そういえば、新郎が出版社に勤めているためか披露宴にはゴジラ松井から祝電が来ていたらしい。
2004.06.22
終わらん。

ところでワシのどうしようもない特技に勧進帳がある。頼まれて忘れていた資料なんかを、さも打ち出すのに手間どっている振りをしながら突貫工事ででっちあげたりしている。というか、よくしている。泥縄なことである。これは今に始まった悪習ではなく、学生時代から万事こんな調子。卒論など卒論発表が終わってからLaTeXの勉強をはじめる始末。修論はどんな目にあうかと勝手に一人でおののいていたりしたものだ。実際は締め切り3日前くらいにすべて仕上がってしまっていて自分でもなんでこんなに手際がよかったのか未だに謎であり、ワシ七不思議の一つである。もちろんこの文章も日付がかわらんうちになんとかしようと、即興でグダグダ電車にゆられつつ携帯をたたいていたりするのだが。
2004.06.21
大荒れ小荒れ。

派手な梅雨だと思っていたら、台風か。ホテルの屋根が吹っ飛んで東海道新幹線の架線に引っかかって大騒ぎになっているとか。たしか京成だったと思うが、沿線のマンションで干していた布団が架線に落ちてきて架線に引っかかって停電、全線不通とかになったことがあったらしいが。これぞ、布団が吹っ飛んだ。さて、台風を指して、大型で強いなどとかいうが、型は強風の吹いている広さ、強さは風の強さで決まる。この二つのパラメータは独立なので、理論上は小型で猛烈な台風や超大型で弱い台風というのも存在しうる。そういえばいつぞやのウルトラクイズで「台風とは熱帯性高気圧のことである」という引っ掛けが出題されていたなあ。で、風に弱いことで定評のある京葉線は動いているのだろうか@まだまだ会社。・・・(2時間後)・・・案の定、京葉線がどうにかなっており、迂回しまくりの帰り道。腹減った。
2004.06.20
朝から汗だく。

で、勢いついでに押入れの掃除をしている。引っ越してきてから結局一度も触っていないダンボールがいくつかあったので、解体処分。そのくせ未練がましくヤフオクに流せそうなシリーズを抜いていたり。しかし、仕舞い込んであるということはそれが何らかの基準で残すべきだと判断されたのだろうが、当時の判断基準がどういうものだったか思い出されて懐かしいような阿呆らしいような。ツツイに、古い荷物を漁っているうちにどんどん昔のことが思い出されて、終いにはとんでもないところまでさかのぼって思い出す、なんて話があったが、なんだかそんな気分。しかし、めぐり愛してグッズが後生大事に保管されているのは、ホントにどうするつもりだったのやら。
2004.06.19
本整理。

古本を処分しにBOOKOFFに出かけたところ、なんたらセールで100円コーナーが半額となっていて元の木阿弥、というかかえって増えて帰ってきている。台無しである。ドラえもんのお金のいらない世界の話のようだ。なお、半額セールは厳密には2冊で100円セールであって、1冊でも2冊でも100円。ところがこういうときに限ってほしい本が1冊しか見つからん。ただ同然なのだから、適当に選べばいいのにせっかく買うのだからとエラく考え込んでしまった。たかが50円のことに頭を使う自分の器の小ささにちょっと凹んでみたり。
2004.06.18
待ち人来たらじ。

高校の修学旅行のころ、ワシはパソコンで音楽を奏でることに燃えていた。当時ベーマガなどの雑誌に載るのはFM音源(6重和音)をターゲットにしたものが主流。それを無理を承知でPSG(3重和音)に無理矢理移植して一人悦に入っていたものだ。よせばいいのに修学旅行にまで持参した。借り物のウォークマンと自作PSG音楽集全5巻セットとともに修学旅行に出かけたのであった。阿呆である。YMO好きな人間に聞かせたらそこそこ受けていたが。もしかしたら実家のどこかにまだその若気の至りの塊のようなテープが捨てられずに残っているかもしれない。ところでiPodといい VAIOといい大量の音楽を携帯できるからってCMはしゃぎすぎ。電池より先に踊る人間の体力が尽きるぞ。
2004.06.17
マリ見て、読み尽くす。(16/16)

お嬢様学校に通っているはずのマリ見ての主人公はかくし芸として作中でドジョウ掬いを披露していた。ワシの高校の写真部には一発芸飛び降りが伝わっていた。卒業生を送り出す会で何か芸をせいと指名された人間が、自分は芸がないので変わりに飛び降ります、と言い残して部室長屋の窓から飛び降りた故事に始まる。外に雪がもりもり積もっている時期限定の自爆技である。ワシは学生時代に宴会芸でよく一気喰いをしていたような気がする。芸が出るくらい出来上がっていると理性もどうにかなっていることが多く、もう何でもあり。量を喰うくらいならまだマシなほうで、カニの甲羅や皮付きパイナップル丸かじりだの喰えないものまで喰うことが多々あったらしい。あんまよく憶えてないけど。
2004.06.16
トータルリコールって映画、あったなあ。

古くてガタがきていて運転中に後部座席のドアが勝手に開いたりする車に乗っていた後輩がいたが、ワシも走行中に車が故障して往生したことがある。運転席のドアが開かなくなったのである。実家で繋ぎで買った格安のボロ車だったので無理もない。他のドアは開いたので、えんやこらと助手席側から出入りしていたが面倒なので修理に出すことにした。すっかり忘れていたが最寄の自動車整備工場は小学校の同級生の家で、当然ワシの顔も名前も知れていたのであった。廃車寸前のボロ車を持ち込んでどうにも居心地が悪かったものだ。まあ、タイヤが外れたりクラッチがどうにかなったりと命に障る故障ではなかったのが幸いだったが、今ちょっと調べてみたらその車は三菱製なのであった。偶然だと思う。
2004.06.15
一回休み。

結局会社休んで寝て喰って寝てPCいじって寝て喰って寝てもう夜か、な生活をしてやや復調。思えば日曜日に夜更かしをしたのが原因かもしれない。日曜日にここの更新をした直後にPCがクラッシュ。うまく復旧できずOSの再インストールをする羽目になり、寝るのが遅くなったのであった。そういえば、いつぞや仙台出張中に風邪でひっくり返った前の晩もPCいじっていて夜更かししてた。なんだか進歩がない。この調子でいくと、 50年後くらいにワシはPCいじって夜更かしした翌日に体調崩して死ぬのか知らん。
2004.06.14
定時退社。

卒業旅行という名目で北海道をなんとなく放浪したときのこと。猛吹雪のなか、除雪されていない廃駅神居古潭をたずねて遭難しかけたり、流氷を求めて納沙布岬や宗谷岬で潮風に吹かれたりしたせいか、行程半ばで体調を崩した。熱っぽい。無論保険証など持ち歩いていないので、医者にもかかれない。そういったとき、ワシはいつもたらふく飯を喰って高めの栄養ドリンクを飲んでひたすら寝ることにしている。その晩は、飯代よりドリンク代のほうが高くついたものだ。意外と利く。と自己暗示をかけているのかもしれないが。そして、今目の前にゼナがある。風邪を引いたような気がするのでとっとと寝る。こんな雑文書いてる場合ではない。
2004.06.13
ある晴れた昼下がり。

そういえば小学校のグランドの奥の農家には牛がいて、体育の時間になるとそこにたかって牛を茶化して遊んでいた覚えがある。臙脂のジャージに興奮したらどうしようとマタドールなことを心配していたのを思い出す。今日牛をみた。最近の畜舎はオートメーション化がすすんでおり、あたりは無人。排泄物は自動的にコンベアで運ばれていくし、時間になるとエサは自動給餌される。耳に管理タグをつけられた牛たちはどこかのPCで品質管理されているのだろう。しかしいくらそうやって自動化を推し進めてもあたりに漂う家畜臭だけはどうにもならんのであった。そして、この場所が千葉市内ということが一番の驚き。もちろんそんな驚きを期待していたわけではなく、ただ単に散歩しただけの話なのだが。
2004.06.12
早起きした。

学生時代のワシの時計は半日ずれていた。それでも講義があるうちはそこが基点となるため一応昼に起きていたが、単位が足りてしまった後は完全夜型に移行。大体正午に起きて、夕方くらいに研究室ににでかける。帰りは午前5時くらいだが、眠いと面倒で談話室のソファで寝る。という吸血鬼のようなサイクルで生活していた。不規則な生活だとよく云われたが、ワシにしてみれば毎日規則正しく夜中に活動していたつもり。研究室にいる時間がきれいに半日ずれているため、お互い毎日研究室に来ているのに教授と滅多に顔をあわせず、不登校学生のように思われていたらしい。
2004.06.11
宇留千絵。

音は音波というくらいで波である。波は重なると大きくなったりうち消されたりする。ある音に同じ大きさの音を逆位相で重ねると音が消えてしまう。この原理を応用すると聴きたくない雑音を消し去ることができる。雑音を消すために積極的に音を出すため、能動制御技術と呼ばれる。ハイエンドのヘッドフォンはこの技術を使っているため、乗り物の中といった多少うるさい場所でも非常に静かに音楽が楽しめる。ほとんど外の音が遮断されてしまうため、話し掛けられても全く気づかないという事態もあるらしいが。SF御三家の一人、クラークに白鹿亭奇譚と短編集があるが、この技術でクラシックコンサートを滅茶苦茶、というか静かにしてしまうというバカ話がある。こんな技術は使わんでも、雑音源の周りから媒質の空気を取り去ってしまえ、とか思ったり思わなかったりする週末の終電。
2004.06.10
元数学少年の寝言。

「ζ(s)の自明でない零点はすべてRe(s)=1/2に存在する」というのはリーマン予想と呼ばれる数学の未解決問題。フェルマーの最終定理の350年にはかなわないが、それでも150年以上にわたって世界中の数学者の攻略を拒んできた超難問である。この予想は素数の研究に非常に重要な役割を果たしており、この予想が正しいといろんなことが証明できるらしいのだが、門外漢のワシにはさっぱりである。数学の世界では直感的に正しいと思われる問題が提示されることがあるが、云い出しっぺも証明できないため予想と呼ばれることがよくある。ラマヌジャンという数学者は常人には全然理解できんような予想を大量に生産したことで有名。このリーマン予想は現代数学の筆頭未解決問題でどこかの研究所が証明できたら賞金100万ドルとかやっていた。それを狙ったのか、リーマン予想を証明した数学者が学会を待たずに自サイトで論文を公開した、とニュースになっていた。こういった高等数学も回りまわってワシの業界に影響があったりするので油断ならん。最新の暗号理論あたりは結構最新しているのである。
2004.06.09
今日も重いんだろうなあ。

コンピュータのサーバはもっとも利用量の多い時間帯を処理できる設備が必要となる。その時間帯以外は誰も使っていなくて装置が遊んでいてもその処理能力を混雑時に振り分けることができないのである。別にこれはコンピュータに限った話ではなく、電話にしろ電力にしろ道路にしろインフラ産業の宿命みたいなものである。最近よくニュースになるATMだのネトゲだのウェブサイトだのがサービス低下や停止してしまうのはこの処理量の見積もりが甘いことが原因である。とはいえ、どれだけアクセスが集中するかは実際に運用してみないと分からんことも多く、同業者として担当者に同情してみたり。対策として、設備の空いている時間帯の料金を安くして混雑の分散を狙うという手がある。かつてのテレホーダイが有名だが、サービスがよすぎて今度はその時間帯に結局皆が集中してしまって新たな混雑の原因となってみたりと、なかなかうまくは行かんものだ。それはともかく、ここのサイトは早急にアクセス制御を見直すなりハード増強をしたほうがいいと思った。
2004.06.08
load average: 3.00 3.00 3.00

高校の先輩に名物男がいた。節操なくいろんな部に所属していたため正確にはどこの部の先輩だったか定かでないが、たしか応援団と文芸部と図書委員の先輩にあたる。お笑いが大好きなくせに文芸コンクールの詩の部門で賞をとったり、クソ狭い高校の部室長屋にドラムセットを持ち込んでドカドカやっていたり、もてそうなルックスと行動のオヤジくささのギャップがすごかったりと、とにかくいいキャラをした底の見えん人だった。進学も破天荒で卒業式直後に海外留学。ワシの友人がその人を慕っていたので、駅まで見送りに行こうというハナシになった。当時上京といえば夜行列車。真夜中に駅まで見送りにでかけて、これが今生の別れかもしれなかったのだがさして感動的でもなく旅立ちを見送った。湿っぽいのが似合わない人だったから、らしくていいなあと思ったりした。そのくせどういうわけか半年もしないうちに帰国してきていて夏の呑み会にひょっこり顔を出して、大いに拍子抜けした覚えもあるが。白薔薇さまか、あなたは。
2004.06.07
繋がらんので携帯経由で更新した。

しかし、携帯は文字が入力しにくい。たった15個ほどのボタンで日本語を打てるようによく考えられてはいるが、やはり使いにくい。電車でメイルをバシバシ入力しているOLさんなどをよく見かけるのでワシが遅れているのかも知れんが。携帯で文字が打ちづらいとか云うのが年齢のバロメータ。数字のように漢字もワンキーで出せればいいのだろうけど、キーが数千もあるデバイスはもう何がなにやら。と、これだけなら単なる与太話だが、このアプローチに真面目に取り組んだ人がいる。知るひとぞ知るT-Codeである。これは2つのキーの組み合わせであらゆる文字を変換作業なしで一発入力してしまおうというもの。普通のキーボードには100程度のボタンがあるので、理論上は100x100で1万種類の文字がすべて2ストロークで打てることになる。日本語の大体すべての文字がこの中に含まれる。この入力方法を習熟した人間はエラい勢いで日本語のタイプができるという。最大の問題はこの入力方法はマスターするのがものすごく大変なところである。そりゃそうだ。
2004.06.06
はねている。

夏に地元で悪友連中と泊りがけで呑むのが通例となっている。最初は普通に店で呑んでいたのだが全然呑み足りないと不評だったため、翌年からはコテージを貸しきって夜通し呑むようになった。ワシはまだ呑みなれていない頃、量を呑む事がステータスであると思い込んでいたものだから、毎年エラい状態になるまで呑んでいたものだ。解散して家に戻るなりひっくり返ったり。最近はめっきり酒量が減ってしまってあまり悲惨なことにならなくなってきたのは喜ぶべきか否か。・・・夕べはひさびさに酔った。楽しい酒だった。朝起きたら枕もとに古本が転がっていた。帰りにどこかの BOOKOFFに寄ったようだ。あんまり記憶にないけど。
2004.06.05
シーツを洗濯した。

ある洗濯の記録。一回目。普通に洗濯を終えてシーツをベランダに干した。・・・しばらく使っていなかった物干し竿は致命的に汚れていて、せっかく洗ったばかりのシーツに泥汚れ。ふだんはハンガーを使うので気がつかなかった。クソ。他にも洗濯すべきものが残っているのでまとめて再度洗う。二回目。同じ失敗を繰り返さないように念入りに物干し竿を雑巾がけしてからシーツを干す。今度は大丈夫、と思いきや風が出てきた。まあ少々風があったほうが乾きやすいから構うまい。・・・シーツが風で煽られて網戸に擦れた。予想通り、網戸も致命的に汚れていて見る間にシーツは真っ黒に。洗濯の傍ら、網戸も洗う。で、ようやくいましがた三回目の洗濯を終えてシーツを干し終えたばかりである。これで鳥が糞でも落としていったら暴れる。
2004.06.04
掃除した。

社会人になりたてのころ、妙な使命感に燃えて日経新聞を購読してた。もちろん飽きっぽいワシのことだから真面目に読んでいたのは最初のうちだけで、そのうち、届く、見ない、積む、でも捨てない、の悪循環を繰り返し、入り口に天井に届かんばかりの古新聞タワーをこさえていたものだ。ところで、新聞屋は毎月古新聞回収用に紙袋をおいていってくれるのだが、チラシが多いせいか一月分の新聞が絶対に袋に入りきらない。いっそ毎朝電車で読んで網棚に捨ててこようかと思ったり。迷惑条例かなにかに引っかかりそうだ。そういえば、先日ゴミ捨て場から古新聞を持ち去ろうとした人間が職務質問に思わず逃走したためニュースになっていた。荷台に警官を載せたまま逃走しなければ全国紙にのるような事件でもなかっただろうに。
2004.06.03
通勤路がきれいになった。

通勤路にある最近までは狸でも出そうな鬱蒼とした雑木林がすっかり整地されていた。まだ何も建っていないが、区画にそって道路が出来ていたので、建売住宅でも出来るのだろう。しかしこの場所は家が出来る前にすでに問題がある。周りに大きい道路がないのである。ワシが普段利用している通勤路からその区画に入るような道路が新設されているが、この通勤路は1万分の1の地図にも載っていない狭い小道である。さすがに区画整理にあわせて道路の拡幅がされたのだが、それでも狭い。徒歩専用の裏路地みたいな小道だったので、両側の民家がかなり道路にせり出している場所もある。苦労しそうである。とどめに、その拡幅された道路の割と真ん中に電柱が鎮座している。以前はそこが路肩だった名残である。なんだか拡幅の意味がない。なんかこの住宅、あんま売れなさそうな予感。
2004.06.02
マリ見ての作者の誕生日らしい。(3/16)

就業後、組合の政治対話なんとかの会合の員数あわせに引っ張りだされる。そういえば参院選か。客引きとして芸人を呼んでいた。社会風刺コントで有名なザ・ニュースペーパーの小泉首相の中の人だけだったが。全員呼ぶ金はないのか。首相がらみのニュースを皮肉たっぷりに語っていた。その漫談の最後に、私は首相になって世の中よくなっていると思う人は拍手を、という呼びかけがあった。これには全く反応せずに、じゃあ止めてもらいたい人、というのに半ば面白がって割れんばかりの拍手を送ったところ、こりゃ贋モンでも凹むよと一瞬地が出ていた。なお、ザ・ニュースペーパーという軍団には、ドリフターズの見習い、すわ新治が金丸信に扮していたこともあるのだとか。一時期ワシの職場に金丸氏の孫がいた話はまた後日。
2004.06.01
マリ見てを読んでいる。(2/16)

関東のとある有名学園が舞台。特に何の取り柄もない主人公が、学園に知らぬもの無しのアイドル的才媛に出会うところから物語は始まる。なぜか彼女に気に入られてしまった主人公は一方的に彼女のいい人になる羽目に。彼女は生徒会の役員なのだが、事態を面白がる会長たちの茶々にもめげず、主人公と彼女は親交を深めるのであった。そして学園祭。生徒会は劇を上演するのだが、主役の彼女がいまいち乗り気ではない。そうこうしているうちに本番の日がやってくる。さて、どうなることやら。・・・これは「マリア様がみてる」ではなく「護くんに女神の祝福を!」のあらすじである。空似、なのかねえ。
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