雑記 【雑記topへ】
2004.04.30
池袋南口のカプリチョーザの店長からデザートを御馳走してもらう。多謝。

たまにはPCのOSでも変えてみるか、と思ったのが運の尽き、というフレーズ自体がすでに陳腐化している。OSをいじって嵌って連休すべてをひっくり返してPCトラブルシューティング、という予感がしたので、OSアップグレードは見送り。というのは言い訳で、OSアップデート作業に先立つBIOSバージョンアップ作業がでできなかったのである。長らく使っていなかったFDDが死んでいた。ブートFDを作ろうとしたところ、FDDからありえないような異音が発生。マイナス異音。腹いせに分解掃除してみたがやはり全然直らん。自作機ではないのでFDDを市販品と簡単に交換もできない。最終的にBIOSでFDDを切り離して終了。まあ、データが壊れなかっただけとよしとすべきだろう。結局連休を一日浪費してしまう。
2004.04.29
GWはじめました。

人工知能の研究でコンピュータにゲームをやらせることがある。より強いプログラムの研究を通して、効率的な探索アルゴリズムの開発を目指すのである。昔はチェスが使われていた。CMUが開発したDeep Thoughtが有名で、改良を加えられた後継バージョンDeep Blueはチェスの世界チャンピオンを破っている。これが20年くらい前の話である。最近のコンピュータは馬力があるので、チェス程度だと可能なあらゆる手をチェックするなんていう無茶ができてしまう。チェスは盤面からだんだん駒が減っていくため、可能な手が比較的少ないのである。少ないといっても想定される局面は10^10とかいった数なのだが。日本のその分野では、より複雑なルールの将棋を使うことが多いようだ。ずいぶん前からコンピュータによる将棋選手権も開催されている。PSの柿木将棋がこの大会出身なのはあまり知られていない。
2004.04.28
物凄い量の「4/30休みます」メイル。

ひところ駅名に温泉をつけるのがはやったことがある。石和温泉や浅虫温泉は昔は温泉のつかない駅名だった。遠くの知らない場所の駅名がなんとか温泉とあるだけで旅情をそそられるのだろうか。最近はそういった効果を狙ってか駅名がエラいことになっている例もちらほら。なんと美術館前とかなんとか白水公園とかなんとか潮騒公園とか。そういった駅名に誘われてなんとか温泉駅で下車しても、さらにバスやなにかで乗り継がないと温泉にありつけないことも多い。駅名が変わっても路線はそのまま。駅名にだまされてはイカんのである。なおどうでもいいが、このなんとか温泉駅の出現は駅名しりとり界に甚大なる影響をおよぼしたとのこと。
2004.04.27
風強し。駅のゴミ箱が壊れた傘で特盛。

房総半島を自転車で走破したその週末に先輩の結婚式に招かれていた。ワシは黒々と焼けての参加となった。この新郎新婦は研究室の先輩と後輩でどちらとも数年来の付き合いで非常に気安い間柄。招待客にも研究室関係者が多く、当然のように結婚式が終わってから夫妻を囲んでほとんど大学の呑み会のような雰囲気で呑み会が始まった。そのうち夜も更けてラウンジから閉め出されたが、まだ呑み足りない気分。なのだが、このホテルが繁華街からずいぶんと離れた場所にあって辺りには呑める店がまったくない。仕方なく誰かの部屋で呑むか、という話になった。当然ながら一番広い部屋は新婚さんのスイートである。さすがにそれはと二の足を踏んだが、新郎新婦が構わんと云うので結局、大勢でスイートにどやどやと乱入して3時ころまで呑んだ。初夜ぶち壊しである。これより厚顔な行動はなかなかないと思う。
2004.04.26
昼飯。タバスコの栓が壊れていてエラいことになる。(゚辛゚)

ワシの母校で成績表を実家に送りつけるサービスを始めるらしい。留年抑止効果を狙うらしいが、ほとんど厭がらせである。ワシの友好関係に問題があるせいか知らんが、確かに知り合いに留年は多かった。典型的な留年パタンが3年生になり損ねるというもの。3年に進級するには教養課程単位をすべて揃える必要があるのだが、必修科目の語学や実験や体育で結構引っかかる人間がいた。サークルのいっこ上の世代が12人中6人留年というかなり悲しい記録を打ち立てている。留年は癖になるのか、その翌年も2年生という人も何人かいた。在学中に学年を追い越してしまっている。ところでワシは非常に効率のよい履修計画を立てていた。普通は保険として落としてもいい単位をいくつか入れるのだが、単位をとり損ねた講義が一つでもあると留年もありえるような余裕のない時間割であった。少数精鋭といえば聞こえはいいが、単に横着なだけである。4年のある講義の単位発表が半年近く遅れた。発表が遅れること自体はよくあることだが、この単位発表に卒業が掛かった状態がかなり長く続いた。落とされたら日本酒でもぶら下げてお年始に行くか、とか考えていたような。
2004.04.25
コンビニでANIMALを買ったら、成人誌扱いされて紙袋に入れられた。まあ半ばそうなのだが。

あちこちのゴミ捨て場から古雑誌や古新聞を拾い集めて古紙回収業者に売って生計を立てている人種がいるらしい。ワシのすんでいるところではそういう人種を嫌ってか、古紙回収日がうるさい。で、今日はその回収日だったのだが。・・・なんでか知らんが、すでにエラい分量のダンボールが回収場所に出ており、ワシが出そうとしている古紙の置き場がない。しょうがないので無理やり上に積み上げる。なんだかこういうバランスをとるゲームがあったような。なお、ゴミ捨て場といえどもそれを勝手に持ち去ることはできない。占有物離脱横領という罪になる。いわゆるネコババであるが、普通は検挙されまい。と思ったら見せしめにつかまったのがいたらしい。そのときのニュースの見出しが笑う。古新聞窃盗、被害額5円。
2004.04.24
友人がホーリーランドの住人になっていた(曲解)。

で、久しぶりのアキバで友人呑みカラオケコンボだったのだが、問題はこのカラオケ屋である。いまやオタクの聖地であるアキバを象徴するかのように、この店が妙な方向に濃い。この店に来るときは大抵酔っているのであまり気にならんが、入り口にファミコンやフィギュアが展示してあって素人お断りといった風情。なぜかいつもトイレにJoJoだのDBだのジャンプ黄金期のマンガからクイズを張り出している。ワシら世代なら知らないはずのないマンガばかりなのだが、分かるようで思い出せない微妙な問題ばかり出ている。酔った頭で考えた。奇面組の担任が伊狩増代なのは常識として、奇面組が女装してバレー対決した相手高校のキャプテンの名前が思い出せん。とりあえず、レシーブができないのが弱点なのは思い出した。別に思い出さなくても一向に構わないのだが、ああ、もどかしい。
2004.04.23
うたた寝して、気がつけば小竹向原。ありゃ。

ゲーセンでバイトをしていたときのことである。夕刻ということで学校帰りの高校生で店内はそこそこ混んでいた。外は夕立でちょっと雷も鳴っていた。突然、雷が至近距離に落ちた。落雷音が衝撃にしか認識できない状態。一帯は1分ほど停電となった。ゲーセンほど停電が困る商売もない。ゲームプレイ中だった人間に、サービスクレジットを片っ端に入れて回った。面倒だったので本当にゲームしていたのかが怪しい申告にもサービスサービス、どうせワシの金じゃないし。ゲームは金を入れるとそれがクレジットスイッチを押し下げてクレジットが入るのだが、このスイッチは金が絡むだけあって厳しい監視下にある。このスイッチのカウンタをごまかすと筐体から現金をちょろまかせるためである。サービススイッチもカウンタがついており、ほいほい押せるスイッチではなかった。ところがあるゲームのサービススイッチにはカウンタがなかったため、閉店後にこのスイッチを使って只でゲームを遊んでいたなんていうのは、ここだけの話である。
2004.04.22
阿房列車はどこに仕舞ったものやら。

いつぞや房総半島を自転車で走破したときの話、その2。この無茶旅行、本当は土曜日出発のつもりが実際は月曜日に出発となった。週末にとんでもない台風が来ていたのである。月曜日、台風一過で天気はいいのだが、台風の傷跡はあちこちに生々しく刻まれていた。歩道にどこからは飛ばされてきた折れた枝だのガラクタが山盛りに転がっていて自転車で走りにくいことこのうえない。内房線も外房線も土砂災害で寸断されており、房総半島ではこの日ほとんど電車が動いていなかった。普段は止まらない無人駅に特急が所在無く止まっていたのを覚えている。道路もあちこちで交通規制がかかっていた。とはいえ、自転車が通れないほどひどい状況はそんなにあるまい、と気楽に内房線沿いに木更津から館山に向かっていた。・・・ひどい状況になっていた。徒歩でも抜けれないほど綺麗に道路が土砂に埋まっており、全面通行止め。ため息混じりに迂回案内を見ると、迂回分岐路は10キロ手前から山に超えて鴨川に抜けるというもの。精神的にひどく疲れながら、仕方なく迂回路に戻る。幹線道路から山に向かうとそこからはひたすら登り道である。いつしかあたりはダムなんぞみえるような山の中。民家はもちろん、通る車の気配もまばら。すでに午後も遅く、体力も限界に近い。なのに進んでも進んでも風景は変わらんし、一向に峠を越える気配がない。とうとう疲れて道路の傍らに大の字にひっくり返ってしまった。もう涙目である。実はそこから100mほど進むと峠を越えるのだったが。後で調べてみるとこの峠、標高300mくらいしかなかった。千葉県は日本一平べったい県(最高標高がもっとも低い県、すなわち海面が上昇したら最初に完全水没する)なのである。
2004.04.21
恩田陸強化週間。

小説「月の裏側」は九州の水郷、箭納倉が舞台である。小説の冒頭でYANAKURAと綴られるのだが、これを逆さに読むとARUKANAY。歩かない、と読める。もしやこれがストーリー上なにか重要な鍵になっているのでは、などと思ったが。箭納倉はもちろん柳川のもじりである。ちなみに、ジオブリの綾金市は名古屋NAGOYAをさかさまにしたAYOGANから命名されている。虚構を現実と間違う阿呆の云いがかりを避けるためか、フィクションでは実地名を避けることがある。那古野、杜王町。ただし、トラベルミステリーなのに架空地名というのはルール違反。あまり知られていないがその地方では飛行機より高速なリニアがすでに実用化済みなので、アリバイが云々とか云われても。
2004.04.20
秋田日帰り犬洗い抜き。

高校のときSF同好会というサークルにも入っていた。看板はSFだったが、ゲームや漫画にアニメ、推理小説とその手の趣味を嗜む連中が寄り集まっている閑人グループというのが実態。いちおう会誌も作っていたが、非公認部活なため学校から予算がもらえなかった。そんなわけで、会員から集めた会費をもとに運営がなされていた。のだが、なにせいい加減な閑人グループのことなので会費納付率もきわめていい加減。ワシも半年分くらい溜め込んでいた。さて進級して、執行部が代替わりした。会計に就任したのが彼女であった。ある日、図書館でばったり出会ったところ、会計としての使命に燃える彼女の猛烈な取立てにあった。突然のエンカウントに訳もわからず逃げ出すワシ、の学生服を掴んでぜんぜん放さん。スッポンか。静粛な図書館をドタバタ逃げ惑ったが、結局耳をそろえて徴収されたのであった。この強引な初遭遇が印象深い彼女とは、その後、例の図書館会の集まりで馬鹿話に花を咲かす友となる。この集まりは一生モンの腐れ縁なのでまだまだ長いつきあいになると思っていた。

・・・彼女に花を供えねばならぬのは悲しいことだ。急ぎ足で逝ってしまった千田っぺを深く、悼む。
2004.04.19
なんか物凄く仕事をしてしまう。

思考、空白につき、一回休み。
2004.04.18
衝撃。

最近、個人情報の管理の重要性が謳われるようになった。一回に伝わる情報は些細でも、このごろはコンピュータで情報管理が簡単にできてしまうので、複数の名簿をつき合わせたりして、本人も驚くくらいの情報を蓄積されてしまうという。データマイニングか。うかつにネットに個人情報を流してはイカんのかもしれん。こんな益体のないページでも数年も続ければそれなりに情報が蓄積する。ワシはネタに困ると学生時代の馬鹿話を引っ張り出す癖があるので、ワシの学生時代の悪行あたりは一部につつぬけである。自分で広めてるんだが。旧知に久しぶりに連絡したところ、ここのページを情報源としてワシの所業を結構見抜いていて驚いたり。プロファイリング禁止。
2004.04.17
ドリフの相撲コント体験。

光栄の2枚看板といえば三国志シリーズと信長シリーズだが、ほかにもいろんな歴史シミュレーションゲームを出している。モンゴルを扱った蒼き狼、幕末が舞台の維新の嵐、ナポレオンを題材としたランペルール、ファンタジーな世界を扱ったが本来の狙いとは違った方向で馬鹿受けのアンジェリークなどなど。中国の四大奇書のひとつ、水滸伝をベースにしたゲームもある。このゲーム、ほかのシミュレーションゲームと違い時間制限があった。何年だかまでに目的を達成しないと隣国が問答無用で攻め込んできてゲームが終了してしまうのである。三国志のつもりで全土支配を目指すと全然ゲームにならなかったのを覚えている。戯れにセーブデータの年数をいじって強制終了イベント後の年代を設定したところ、武将の老衰判定がないようで武将の平均年齢100歳の老人ホームのごとき梁山泊が出現して笑ったことがある。そんなワシが水滸伝に初めて触れたのは潮出出版のマンガでだった。作者は横山光輝。三国志の前作であった。そういえば掲載誌のコミックトムもずいぶん前になくなった。みんな遠くにいってしまった。
2004.04.16
仕事PCがようやく復活、したらもう週末だった。不思議なことに仕事がまったく進んでいない。

PCがぶっ壊れる、なんていうのはPCをいじっていれば年に一度は出くわす定例イベントである。何とか復旧してもたまにしか遭遇しないトラブルの復旧手順はすぐに忘れてしまう。ひどくデジャブな気分でPCをいじくることになる。トラブルの渦中で頭に血が上っていると忘れがちだが、PCのトラブルといったひどく私的なことには誰も興味がない。他人は自分が思うほど自分のことを見てはいない。なので、ウェブサイトで壊れた困った助けろほりゃほりゃほーい、と喚いていても誰も注意を払ってはくれないのである。逆にそういった私的なことを興味深く聞いてくれるような異性は自分に興味があるのだからとっとととっ捕まえろ、というのを誰かのエッセイで読んだ気が。もちろんここに異性の読者など居ないのだが。
2004.04.15
おなじく、終日復旧作業。

結局そこでOS再インストールですよ。ぬっ死ろす、μ。
2004.04.14
仕事PC、論理的に大破。終日復旧作業。

雑記を書く環境が潰れてしまって困る。というか、仕事PCで何をしているのだ。
2004.04.13
高度に発達した科学は魔法と区別がつなかい、はクラークだった。

営団地下鉄東西線を端から端まで歩こうと目論んだことがある。もうすぐ引越しをすることになっていたので、東西線さよなら記念のつもりでもあった。毎度毎度の阿呆である。とりあえず浦安から近いほうの端である西船橋に向かって高架沿いにてくてく歩き出した。ところで、当たり前だが高架は障害物を跨いで最短距離で伸びているが、道路のほうはそんなにきれいに高架に沿っているわけではない。それでもなるべく高架に近いところを歩かねば意味がない、と訳のわからんこだわりを持って大通りを外れて民家の裏の野良猫の散歩道みたいなところを抜けて歩いたりした。そんなことを繰り返しているものだから、一向に道のりは進まず、3駅ほど歩いたところであえなく日没となった。その後、葛西から浦安まで歩いてみたり、駅間が最短の日本橋と萱場町を歩いたり(地下通路でつながっている)してみたが、結局未踏破。挫折した理由のひとつは荒川越えが面倒だったこと。荒川を越える東西線の橋梁は地下鉄の癖に実は国内私鉄で最長の橋梁だったりする。
2004.04.12
上役のいない月曜日。

コンビニでは立ち読みをする客が外から見えるように雑誌を通りに面した場所に設置する。先客がいると安心して入店してくる人間が多いからである。確かに小さな個人商店にうっかり入ってしまったら客が誰もいなくて店主に一挙一動を注視されてしまって落ち着かないなんてことがある。夜中のコンビニは店員が一人きりの場合が多い。何も買わずに立ち読みをしているだけでも防犯になるため、店側は実はそこそこ歓迎している。コンビニバイト経験から云うと、よほどレジが閑なときでも1時間くらいの立ち読みは全然気にならんというか気が付かん。中には地べたに座り込むのもいるが、こういうのは若いのに足腰が健常でないのだと思うことにしている。そういえば、本屋で立ち読みをしていると店主が嫌がらせにハタキをかけにくるというのはマンガでたまに見るが、こういう本屋って現存するのだろうか。というか、ドラえもん以外では見たことが無いような気もするが。
2004.04.11
面倒になったので未視聴録画ファイル8G廃棄。64khit。

以前住んでいた市はゴミの収集日や分別があまり五月蝿くなかったので、誰かが引っ越すとマンション入り口横のゴミ捨て場に分別も何もされていないゴミが山盛りに棄てられていて、すぐ引越しだなあと分かった。ところでそのマンションの住人はほとんど独身男性だったので、引越しゴミの中にはほとんど間違いなくエロい雑誌だのが含まれていた。よくゴミの中の雑誌の束が荒らされていたものだ。いつぞやはラベルの貼られていないビデオテープが大量に棄てられていた。おおかたモザイクのないビデオなのだろうが、これはかなり素早く持ち去られていた。と、チェックしているワシも閑だ。さて、そのマンションを退去するときのことである。録る見ない忘れるを繰り返した結果、未視聴のアニメのビデオが50本ほど出てきた。無論新居には持っていけないので廃棄処分なのだが、ある意味エロビデオより恥ずかしい録画内容である。結局、再生できないようにテープをすべて切断してから棄てた。当然のようにそのテープも半日もしないうちに持ち去られていた。誰か知らんが、ぬか喜びをさせてしまって済まぬ。
2004.04.10
横浜港線跡を歩く。

1つだけが当たりで残りはスカの箱が3つある。あなたが1つを選んで箱の中身を調べる前に、司会者が「残る二つのうち一つは絶対ハズレなのであらかじめ教えましょう」といって、ハズレの箱を教えてくれる。「もし気が変わったのなら、選択を変えてもいいです」と宣言された場合、あなたは選択を変えるべきか。これはモンティ・ホール・ジレンマと呼ばれる有名な問題である。モンティ・ホールというクイズ番組でこういうゲームをやっていたのが語源。ジレンマは矛盾する二つの事柄が導き出されてしまいどちらかに決定ができなくなる状態を云う。似たような言葉にパラドックスというのがあるが、これは無矛盾だが妙な結論が導き出されるものでジレンマとは違う概念。こちらはアキレスと亀が有名。なお、先の問題は選択を変えたほうが有利である。
2004.04.09
HDDの論理的掃除の日。

踏み切りの手前に列車がいると、たとえその列車が大破して自走不可能でも遮断機は下りる。安全のためにそういう仕組みになっている。・・・電車を降りてまもなく人身事故があった。当然電車は全面抑止となったのだが、すでに目的地に到達しているので大した影響もあるまい、とタカをくくっていた。ほどなくストップしていた運転は再開されたが、現場検証の関係だとかでどの列車もかなりの徐行運転。列車間隔が離れているので分かりにくかったが、鉄道的には大渋滞となったようで上下線が示し合わしたように交互にやってきて踏切が小一時間まったく開かん。そのうち痺れをきらしたワシは駅まで戻って構内の連絡橋を使って線路の反対がわに渡ったのだが、反対側に渡ってみても踏み切りは閉まりっぱなし。結局、踏み切りの反対側に渡るだけで30分くらいかかってしまったのであった。
2004.04.08
革婚式。

そういえばファミ通が通算800号だかで記念号が出ていた。いまやすっかり似顔絵4コマ漫画家となっている荒井清和の代表作にして出世作べーしっ君が表紙の創刊号の縮小復刻版がおまけについている。過去の自分自身を再収録するというのは、なつかしのハイテンション子供番組ウゴウゴルーガでもたまにやっていた。100回放送記念企画、第一回放送分を30秒に圧縮してお送りします、とか。ビデオにとってコマ送りしても何がなにやらだったが。将来ファミ通が1600号記念とかとかで、800号記念号のの縮小復刻版が出たりすると、創刊号の縮小復刻版がさらに縮小されて付属してくるのかもしれない。もちろん、金型は海洋堂あたりで。
2004.04.07
期せずして地下鉄赤塚初上陸(酩)。

いつぞや房総半島を自転車で走破したときの話。このときは内房から外房に反時計回りで250キロほど走ったのだが、風任せ気まま呑気行程だったため、その日のうちにどこまでいくかなどが全く不明。夕方力尽きた場所がそのまま宿泊地になるという適当さだった。結果的には初日に木更津、翌日はかなりエラい目にあいながら鴨川、最後の晩は大網で投宿となった。ところが最後に立ち寄った大網が思ったより小さい町で空いたホテルが全然見つからなかった。あいにくこの日は雨。ずぶ濡れで腹が減っているのに一向に宿が見つからず、しまいには自転車を大網の駅前に置いて電車で土気まで移動して宿をとった。冷静に考えると、そこからもう30分も電車に乗れば自分の部屋に到達できたのだが、まあ疲れていたのだろう。翌朝、雨の中を電車で大網に戻り、自転車で今朝とまったホテルの前をすぎて帰ったのであった。二日目の私的エラい状況はまた後日。
2004.04.06
HDDの空きがないので新番組の録画ができない。

いよいよ本の格納場所に困る。最近の読書ペースにあわせて月に30冊は買うのだが、シリーズ物が揃ったらヤフオクに流そうなどと悠長なことを考えたりして古本屋に持ち込むペースが遅れると、いくらでも本が溜まる。メインの400冊入る棚は全段前後2列に本が詰まり、詰まったその上にも横倒しでみっしりと本が差し込まれている。寝室のサブのマンガ用本棚も同じ状況。こちらはぎちぎちに押し込んだため冗談抜きに本が抜けない。隙間を求めて押入れのダンボールの隙間にも適当に本を突っ込むようになったが、そこもすでに100冊ほどの本が突っ込まれて満席。あふれた本がPCの上や横や下にじわじわと侵食中。加えて、職場の机の中にもカバンからはみ出た小説が置かれていたりする。本の置き場がバラバラなため未読管理もでメタメタで、今年に入ってからダブりがすでに5冊。何をしとるのやら。GWを目処に本棚の構造改革案の提出を迫られる始末。1階在住であることを活用してベランダの下に穴でも掘って収納するかね。そしてここに愚痴愚痴いってももちろん何の解決にもなっていない。
2004.04.05
真夜中買出し紀行。え〜んやこら。

プログラムは曖昧をゆるさない。バグはプログラムが悪いのではなく、そういうように動くようにコンピュータに指示を与えてしまった人間の方が悪いのである。お役人も真っ青な融通の利かなさである。そんな杓子定規なコンピュータの世界だが、たまに、というか頻繁に妙な現象に出くわすことがある。たとえば、全く同じハードに同じソフトを載せて同じ操作をしたのに違う結果が出たり、二度と再現しない原因不明なトラブルがあったり。このごろのコンピュータは系が複雑なので、原因を突き止めるために把握しなければならない知識量が半端ではないので、結局何が起きたのか分からないこともある。高度な科学は魔法と区別がつかない、といったのは誰だったか。そういえば、ハッカーの上級職はウィザードである。呪文を唱える代わりにキーボードを叩く。あまり様にならん。様にならんが、そのうちサイバーファンタジーなどと銘打ったラノベが出たりするかも知れん。
2004.04.04
地震で目が覚めた。

数年前に某氏と博多南に行った。青森と東京から博多に現地集合、現地解散という豪快なスケジュールをこなした帰り道のことである。あるローカル線にオヤジが乗り込んできた。かなりデカい声で携帯電話を使っているような気配がする。当時、携帯は今ほどは普及しておらず、外出中にこれ見よがしに携帯を使って電話をすることがある種のステータスと勘違いされていた時期である。このオヤジもその口かと思って見てみるとこのオヤジ、手ぶらである。空手を握り締めて受話器を持つように耳元に当てて随分と楽しそうに誰かと会話をしている。ドッピオか、と今なら思えるが当時JoJoはまだ5部の序盤。もしかして一緒の列車に作者が乗っていたのかも知れん。おまけ。このオヤジは下車するときに、本日はご利用ありがとうございました、とデカい声で喚いて乗務員の失笑を買っていた。客が云うな。
2004.04.03
航空公園が混んでいる。コンデンス。

大して活用しているわけでもないワシのアドレスにも毎日50通ばかりのSPAMメイルが来る。たまに「不要な場合は連絡ください」と書いてある場合がある。連絡をしていただければ、こちらのリストから削除しますだのなんだの。いうまでもなくこれは連絡してはいけない。連絡をする、ということはすなわちメイルの文面を読んでいるということでSPAMの文面をちゃんと読んでいるお人よしリストに名前が載ってしまう。これにより一層激しいSPAMの的にされてしまうからである。いわゆる悪徳商法に引っかかる人はとことん引っかかるらしい。ちょっと違う手に何度もだまされて2度3度と金を巻き上げられてしまう。そういえばオレオレ詐欺で銀行の警告にも耳を貸さずに同じ人間に何度も送金したなんて間抜けな話もあるらしい。こういうのはすべて無視するのが正しい対応なのだが、ムカつくことには変わりなし。突然話は変わるが、ムカを変換したらこんなの→<`ヘ´>がいっぱい変換候補にでてきて驚いた。オドイーター。
2004.04.02
部屋の鍵忘れて大移動。電車に7時間。

PCのメモリはDIMMと呼ばれる。Dual In-line Memory Moduleの略で、端子は168pin。一昔前のメモリはSIMMだった。Single In-line以下同文。こいつは30pinか72pinだった。pinが多ければ一回に読み書きできるデータが多くなるため高速なメモリアクセスができる。ということは未来のメモリは300pinだとか1000pinだとかいった剣山だかオナモミみたいな物体になるのかも知れない。名前はSingle、Dualときたので次はTripleでTIMMとかなるかもしれん。命。その次はQuadruple、Quintuple、Sextuple、Septuple、Octupleと続くのでQIMMとかが提唱される日がくるのかも。まあその前に、CPUと数G単位のメモリや音源、LANなどの諸々の機能がすべてワンチップに搭載されてしまうだろうけど。
2004.04.01
東京メトロ初乗車。

洗脳のやり方。まず、被験者に睡眠時間を削ったりして肉体的な負荷を与えて疲弊させる。同時にそれまでの被験者の価値観を否定する。これを繰り返すとついには被験者が自己の価値観を見失う。その状態ではどんな教えも速やかに定着する。この過程は大体1週間かかる。・・・なんのことはない、企業の新人研修である。新人研修がやけにハードスケジュールなのにはこういった思惑があったりするのである。遥か昔にワシが受けた研修もレポートの嵐でかなりシンドかった。そのくせ学生気分は抜けないので毎日ちゃんと呑み会もやった。ある日のスケジュール。18:00に呑み会開始21:00に解散、ベロンベロンで22:00に寝るものの01:00には起き出して朝までレポート、そのまま8:30からまた研修とかいった感じだった。その朝、トイレで手前の顔を見て魂消た。目の下の毛細血管が切れて黒く鬱血していた。酔っていて見間違えたのかも知れんが。
【雑記topへ】