雑記 【雑記topへ】
2004.02.29
くるぶしを軽石で擦りすぎて流血。いでー。

閏という文字の成り立ちにはこういう説がある。古代中国では王が政務を執る部屋を毎月変えるために王宮に12の執務室を用意してあったという。陰暦で閏と云えば、閏月のことである。閏月はそのための部屋がないので、仕方なく門で仕事をしたのだという。よって、門の王で閏である。眉唾である。さて、いまいち知名度の低い閏に閏秒がある。一日に1ミリ秒以下だが地球の自転は遅くなっている。今の秒はセシウム原子時計で定義されているため、自転で決まる秒と原子時計で決まる秒の間に誤差が出てくる。その誤差を修正するためにたまに1秒時計を遅らせるのである。この遅らす1秒を閏秒という。この30年で22秒実施されている。ところで、自転が段々遅くなってきている、ということは昔は今より自転速度が速かったということであり、数億年前の1年は400日以上あった、なんて説があるらしい。鶏がいっぱい卵を産んでそうだ。
2004.02.28
富士急行完乗。

河口湖はバス釣りのメッカだとかで、バスの釣堀みたいなことになっている。結構寒いのに湖面には釣り人を乗せたボートがちらほら見える。駅前の案内所のチラシによると宝探し釣り大会なるものが催されているらしい。あらかじめ主催者側が放流したタグのついたバスを釣ると賞品がもらえるらしい。放流されたバスは過去に一回釣られたバスであり、そんなバスが易々と再び釣られるものなのか。難しいから宝探しか。それだけバスで有名なくせに湖畔周遊観光バスは30分に1本しかなくてかなり途方にくれたり。ところで、ホテルはなぜか韓国や台湾からのパックツアーの定宿となっており、レストランでも日本語がほとんど聞こえない。温泉での会話もハングルばかり。山梨だよな、ここ。
2004.02.27
法定停電のおかげで終電コース。

無限といえば普通は∞のことだが、数学的には無限も無数にある。∞はその中で一番小さいとされる無限である。これは順番に数えることができる性質を持ったもので、たとえば整数の集合がこれにあたる。一見整数より少なそうな偶数や奇数、平方数や素数といった集合や、整数より多そうな有理数の集合も同じクラスである。この上には、数えることが出来ない無限や、順序を決めることが出来ない無限などが控えている。人間の想像力ではこれ以上の無限が具体的にどのような無限であるか想像するのも難しい。これらの無限は全く次元が違い、例えば数えることが出来ない無限から見れば∞は無に等しい。なんか格闘マンガで次から次へとその直前の敵が霞むような強さの敵がやってくるような感じに似ている、のか。
2004.02.26
のんびりと63000hit。

競馬は馬の一部がゴールに差し掛かったらゴールである。鼻が一番前に出ているので必然的に鼻からゴールすることになる。差が数センチしかない僅差のレースでは鼻で勝負が決まる。ハナ差である。こういうレースの時はゴールの瞬間、騎手は馬の首を押し出して少しでも早く鼻がゴールに到達するようにする。車の車体感覚のように馬体感覚とでもいうのだろうか、騎手は自分の騎乗している馬の鼻がどこらへんにあるのかを感覚的に知っており、接戦のレースでも判定が出る前に勝敗が確信できるという。ところが、たまに首が短い馬がいて騎手の位置としてはこちらが前にいるのに鼻の位置で負けた、なんてこともあるとか。キリンみたいな首の長い馬が出てきたら笑う。実は本当にキリンなんだけど、黒く塗って馬と偽っていたりしたらかなり最高。
2004.02.25
早起き。ふわ〜。

FreeCell状況報告。3000戦2986勝14敗、693連勝中。1年かかってまだ全体(2^15)の1割にも到達せず。やっぱ問題数多い。カードの配置はランダムであるが、当然ながら当たりハズレがある。簡単な問題はいくらでもあるが、例えば#2949や#2951。この面は上の4枚の空間、FreeCellにカードを置くことなく解ける。こういったFreeCellにカードを置かなくても解ける面は100問に1問程度の割合で出現する。ボーナスゲームみたいなものである。一方、難しい問題は忘れもしない#617。今のところの最難。リゾルバを使って答えを調べてみたところ、途中で探査候補が1つに絞られる。これは途中まで解き方が一通りしかないという意味で、つまり最初の一手を間違えただけでもう解けないのである。14敗のうちの4敗はこの問題。それはそうと、世の中にはFreeCell解法の探査アルゴリズムをあつかった卒論が存在するらしい。
2004.02.24
晩飯は和食バイキング。

ギネスに挑戦みたいな番組でナポリタンだかの早食いの世界記録に挑む姿を見たことがある。のだが、時間勝負なのでフォークなどといった悠長なことは云ってられない。手掴みである。手やら顔やらそこらへんじゅうにソースが飛んでエラい惨状であった。それとも、こぼした分喰う量が減るので、わざと散らばしているのか。なんでも喰うものによってはちゃんとギネス公認ルールが決まっているらしい。チョコレートのM&Mは箸でつまんで食べるのが公式ルールだとか。誰が決めたルールだ。さて、あずまんがによるとどんなに注意深く喰っても汁が飛ぶ恐怖の喰い物であるところのカレーうどんだが、汁が飛んだら失格とかにすると早食い記録に挑戦しても会場が汚れなくていいかも知れない。・・・多分汁は飛んでいないが、いつもよりかなりゆっくりとした昼飯であった。
2004.02.23
古本を処分したつもりが、かえって増える。ブックドラフトが起きる日も近い。

高校時代、雪で自転車に乗れなくなる冬場だけバス通学をしていた生徒が結構いた。客は増えるがバスの本数は増えないのでバスが異様に混む。帰り道、高校前からバスに乗ろうにも混みすぎて乗れないといった積み残しが頻発していた。そんなわけで、大量乗車のある高校前のバス停から一つ二つ上流のバス停まで歩くのが通のやり方だった。もちろん定期区間を外れるので、別途料金が発生する。ところで、バス料金は乗車時の整理券で決まる。車内は同じ学生服の高校生であふれるのだから、誰がどこから乗ったかなんてチェックが行き届くわけも無い。上流のバス停で乗った場合でも高校前のバス停でもらえる整理券を出して素知らぬ顔で定期を使って降車する、という姑息な技が流通した。高校前の整理券はちょっとしたプラチナチケット扱いとなった。この不法行為はすぐにバス会社側にも知られることとなり、高校の手前でバスに乗ると妙にマークがきつくなったりもしたものだ。昭和の時代の昔話だが、ワシの後輩も同じような技を使っているのだろうか。
2004.02.22
私的留守番。

みの教だかあるある教だか知らんが、ワシの実家もその手の民間健康法に踊らされている。いつぞや帰省したらココアが山盛りになっていたこともあったような。酢は体にいい、ということでいつからか醤油はデフォルトで酢で割られている。こうすると塩分も控えめで一石二鳥と自作自演の自画自賛。そのくせ、脂っこいものはイカンとのことで、食卓に餃子が上ることは滅多になかったりする。何が何やら。いっそBSEは体にいい、とかいう無茶なやらせでも流せば牛丼が復活するかも知れん。鰯の頭。ところで、みの教教祖の本名は蓑でも美濃でもなく御法川(みのりかわ)。ワシの地元の大物代議士の親戚らしい。
2004.02.21
靴墨を買った。手が真っ黒黒すけ。

なにかに病的にまでどっぶりハマる状態を指す中毒と云う言葉を聞かなくなったと思ったら、このごろは依存症と呼ぶらしい。アルコール中毒ではなくアルコール依存症。呑むと体がラクになるといった肉体的な病気ではなく、呑むと落ち着くからといった心理的な病気とみなされるようになったとのこと。有名どころで、アルコールやタバコなどの体に負担をかけるもの、ギャンブルや買い物といった財布に負担をかけるものなどがある。エアロビ依存症などといった健康的そうなものもあるが、これは運動しなければならないと自分を追い込んでしまって体を壊すまで運動してしまうというもの。健康のためなら命も要らぬ。ところで、依存症は女性によく見られると云う。これは、男性が何かにハマった状態はオタクだのマニアだので片付けられてしまうせいかも知れない。なお、依存症は否認の病とも云われ、本人がそうであることを絶対認めないのが特徴である。自分はオタクではない、と言い張っているオタクみたいなもんである。ということは、オタクは依存症か。
2004.02.20
掛布と押井が対談している夢をみた。なんなんだ。

貧乏性なのでもらえる特典はどんどんもらってしまうので、財布の中にやたらとポイントカードが溜まってしまう。最近は毎回登録内容が更新されるタイプのものをよく見る。表示はされているが、情報はカードではなくホスト側に格納されている。カード側で情報を管理した日にはテレカのように偽造されまくりである。ホスト側で情報を管理できないスタンプ形式のポイントカードではそういった偽造が結構あるらしい。最近では偽造されたゆうぱっくのサービスシールがヤフオクに流れたとか。さて、表示が書き換えられるタイプの銀色地に白のポイントカードであるが、あれの原理は油である。ある種の油は冷えると白濁する。ポイントカードの表面に油を封入したカプセルが貼り付けられており、熱で油の透明度を調整して白の色を発色させている。冷えたラーメンの汁に浮かんだラードのようである。
2004.02.19
公的留守番二日目。

未だに終わらないああ女神様っであるが、森里蛍一が通う大学は千葉県の猫実(ねこみ)工大。千葉県浦安市の駅前は猫実(ねこざね)である。7年ほど住んでいたが、ついに女神様は見ることはなかった。会社の人事部から寮の住所をもらったとき、猫実の文字に思わず吹き出してしまい、ひどく怪訝に思われたのが懐かしい。ひっくり返してはいけないという意味の天地無用であるが、なんで今頃。このアニメの舞台は岡山で、登場人物もそのあたりの地名をもじったものが多い。物好きにも人物名ゆかりの地を詣でるのが大勢いて、勢いあまって何やら濃い目のグッズが勝手に奉納したりして地元ではちょっとした問題になったとかなんとか。ワシも清音駅に行ったことがあるが、これはある廃線を探しにいっただけである。いや、ホント。
2004.02.18
公的留守番。

仙台のタウン情報誌では、春先になると街の有名人みたいな企画をやっていた。ちまたの有名人を投票で募り、上位者は雑誌に載る、というものである。人気ショップのイカした兄ちゃんや予備校の名物講師などがランクインしていた。ワシの恩師の恩師にあたる教授が退官される年に、研究室の閑な面子によって組織票で教授をその雑誌にを載せよう、というプロジェクトが立ち上がった。雑誌に写真が載る上位10位に入るためには大体1000票が必要。雑誌1冊で3口応募できるので、必要なタウン情報誌は300〜400冊。大学の生協はもちろん、大学から半径数キロだかの本屋からその雑誌を買い占めた。いつしか研究室の片隅には投票ハガキが切り取られた同じタウン情報誌が山積み。苦節一月、苦労の甲斐あって教授は7位だかにランクインした。ところで、男性と同時に女性も投票できたのだったが、こちらはあまり深く考えずに研究室の秘書さんの名前を書いていた。そんなわけで副次的に本命ではなかった秘書さんが見事に女性の部の3位だかにランクインしたのであった。
2004.02.17
ハラヘリ。

仏教用語に「ダーナパティ」という言葉がある。法事や葬式を行う施主のことを指す。ダーナパティを音写した言葉は檀那、すなわち旦那である。語源的に夫という意味は後付けで、もともとは経済的に援助してくれる相手を敬う意味の言葉であり、性別は関係ないはずであった。いうまでもなく旦那は男性のことである。一方、この言葉は西洋に伝わって、ドンナ→マドンナ→マダムと変化した。婦人である。同じ言葉が東洋と西洋に伝わるうちに、性転換が起こっている。アホバカ分布みたいに世界のどこかに境界線があるのだろうか。その境界線に住んでいるのはどんな生き物だ。
誤記の後記
実はこの記述は与太。言語学をやっていた後輩によると、単なる空似らしい。そういや、ヘブライ語と日本語は似ているなんてとんでもなハナシをどこかで見た。民謡の合いの手の掛け声は実はヘブライ語でどうのこうので、キリストの墓は十和田にあるだのなんだの。あまり知られていないヘブライ語なら適当に人を煙に巻けるのかも知れん。これを上回る説に、日本語と英語は同源とする説もある。waterと海神(わだつみ)のわだが同語源とかいったレベルだが。
2004.02.16
この洟は花粉症ではない(自己暗示)。

同じ独楽を右回しした場合と左回しした場合とで重さが違う、という実験が報じられたことがあった。発信源はワシのいた大学。どういった原理でそうなるのかは不明で、もしかして重力、電磁力、強い核力、弱い核力に続く第5の力か、などとちょっとした騒ぎになったが、どうやら誤報だったらしい。そういえば、常温核融合の報道もこのころである。これも学会では一大騒動になったらしいが、誰も追試が出来ずに結局ガセということになってしまった。どっちも嘘だというのはたやすいが、事実だったら物理学上の大発見だったのである。従来超低温でしか起こらないと思われてきた超伝導が、ずいぶん高い温度でも起きるという例もある。ところで、超低温時の現象に超流動というのがある。流体の抵抗が極端に無くなり、保存容器のふちを伝って自然に容器の外の流れ出てしまう現象である。そのうち常温超流動のブームが来る、と思ったりもしたものだが未だその気配は無い。マイスナー。
2004.02.15
大発送。

RFCはRequest For Commentの略で「コメント求む」の意だが、事実上、インターネットの仕様書となっている。世の中のインターネット上のソフトはすべてこの仕様書にしたがって実装されている。この中にRFC1149という文書がある。「A Standard for the Transmission of IP Datagram on Avion Carriers」すなわち、鳥類キャリアによるIPデータグラムの伝送規格。これは伝書鳩を使ってデータを送るための仕様書である。4月バカに発行されたジョークRFCとして有名だが、文書の記述はその他の普通の仕様書と遜色ない内容である。世の中物好きはいるものでこのRFC1149を実装した団体がいるらしい。pingの結果。
9 packets transmitted, 4 packets received, 55% packet loss
round-trip min/avg/max = 3211900.8/5222806.6/6388671.9 ms
笑った。
2004.02.14
この一粒で牛丼喰えるなあ、と云ったら怒られた。

年度末の帳尻合わせか知らんが、近くの踏み切りで舗装工事をしている。そこは狭いくせに夜中でも結構な交通量がある道路。通りがかったところ、踏み切りと片側通行と信号とタクシー帰宅ラッシュの合併症で、夜も遅いのにゴチャゴチャに渋滞している。冗談抜きで全く車が流れておらず、徒歩のほうが早い。そんな状況に耐えかねたらしいオヤジが、車から降りてきて誘導員に喰ってかかっていた。もう30分も待ってるぞ、こんな阿呆な交通整理があるか、現場責任者出てこんかい、とエラい剣幕で怒鳴り散らしているが、往来のど真ん中でそんな騒ぎをしているものだからそこを先頭にさらなる渋滞が発生していたりする。張り紙禁止の張り紙か。
2004.02.13
気をつけろ、今日は13(以下略)

サークルで大学の学祭の仮装行列むけにゴジラの着ぐるみを作ったことがあるらしい。主材料はダンボールとガムテープ。無計画に作っていったところ、大量のガムテープでゴテゴテと補修に補修を重ねた挙句、重量が20キロだかある大リーグ養成ギプスみたいな物体になったという。ところで、ゴジラは映画が作られた当時に話題となっている建造物をぶっ壊すのが定番になっている。昔はそんなにデカい建物も無かったので身長は50メートルで十分だったが、最近の背の高いランドマークを壊すのには少々小さい。そんなわけで、ちょくちょくゴジラは成長している。今では身長120メートルで体重8万トンと倍以上に成長していたりする。次回の被害者は六本木ヒルズあたりか。ぜひとも遠い将来まで生き延びて軌道エレベーターあたりをぶっ壊せるまでに成長して欲しいものだ。
2004.02.12
今年初ヤフオク。

ヤフオクが新たな借金の温床になっているらしい。普通のところから借りつくした人間は最後に闇金に手を出すのだが、なにせ法律無視なので金利がべらぼうに高い。なんでも最近はトサンからトゴくらいが相場らしい。トサンは10日で3割の利子で、1年で借金が10倍になる。さて、ヤフオクを使った擬似借金の手口。PCなどの高額商品を定価の1割引で出品する。ただし、入手経路が特殊だからだとか適当な理由をつけて品物の発送は入金から20日後、と条件を付ける。こんな怪しげな条件でも売れるときは売れる。出品者はこの売り上げを借金のように使う。そして20日後になってようやく品物をそこらへんで買って発送する。出品の際に割り引いた1割とシステム利用料の3%を考えると、これは20日で金利13%の借金と同等である。この金利は確かに闇金よりは安い。しかしこういった小細工を考える知恵はあっても、借金をしないですます知恵が無いのは不思議なことである。
2004.02.11
『よしのやぎゅどーん』と書かれた巻物は粉々になった.

最近は小学校に不用意に踏み込むと捕まってしまうらしいが、ワシの通った小学校は田んぼのど真ん中にポツンとあったので簡単に不法侵入できてしまうと思う。尤もクソ田舎なので見知らぬ人間が歩いているだけで、すぐさま近隣住民に不審に思われてしまうので、それがある種のセーフティになっているのかも知れない。さて、学校の正面側には校門や生垣があるが、裏に回ると校舎のすぐ隣が田んぼで塀も柵もなにもない。いつだったか校内限定の写生大会を行ったところ、いつのまにか裏手から脱走してそこら辺で遊んでいたのが続出して、担任から大目玉を喰らったなんてことがあったものだ。ところで、自衛隊では柵を越えて逃亡することを脱柵という。逃げても見つかるまで徹底的に捜索されて、しかもその費用が本人に請求される。加えて懲戒処分も待っている。それでも表ざたにならないだけで、少なからずこういう人間は出ているらしい。やはりキツい商売らしい。
2004.02.10
某氏激写のヤマギワ火事場写真を見る。

数年間の正月、お年始で親戚の家で呑んで帰ってきた晩のことである。酔いつぶれてコタツに転がる男衆、呑気な正月である。この夜は猛吹雪だったので、早々に戸締りしていた。・・・うつつになにやら玄関を叩く音がする。玄関を開けてみると、隣家のおばさんが真っ青な顔で「火事になった、助けてくれ」。一瞬で酔いが飛ぶ。着の身着のままで隣家に駆けつけてみれば、家の中は停電して真っ暗で煙がもうもうと立ち込めている。大人たちは風呂場からバケツで水を運んで消火に当たっている。遊びに来ていた子供たちは殺気立つ大人におびえてワンワン大泣きしている。幸い小火ですんだが、ワシもバケツリレーですっかりずぶ濡れになって、このあと見事に風邪をひくことになる。サクラ大戦万歩計も騒ぎでどこかにいってしまったし。配電盤の埃か何かが燃えたとかで、いきなり停電になってしまってパニックになってしまったとのこと。晩飯の準備をしているときの惨事だったため晩飯が喰えなかったというので、子供たちはワシの家に避難してきてありあわせの食事をとった。グデングデンに酔っていた弟はこの騒ぎの間中、全く目を覚まさなかった。
2004.02.09
久しぶりに頭が痛い。

むろん二股や転職はあるが、あるところに就職してしまったら、その後に好条件のところがあってもすぐには選べないし、すでに断ったところが実はいい条件だったと分かってもそこを再度選ぶことも普通はしない。このようにいくつかの中から何かを選ぶときに、順次選択するが、一回パスしたものは再度選ぶことができず、また一旦選んだらそれ以降の物も選べないといった状況はよくある。数学的には最適決定問題と呼ばれる。これには最適戦略がある。遭遇する総数の最初の何割かは見るだけにする。次の何割かの中にそれまでの1位が出たらそれを選ぶ。その次はそれまでの2位を選ぶ。以後繰り返しで、選ぶものがなくなったら仕方ないので最後の一つを選ぶ。このアルゴリズムだと遭遇する相手がいくら多くても、平均して上位1割を選べるという。この問題、浜辺でのナンパに見立てて浜辺の美女問題と呼んだり、見合いに見立てて説明されることも多い。ただし相手がこちらを拒否するかもしれない、ということはもちろん全く見込まれていないので、実用になるかはいまいち不明。心は石にあらず。
2004.02.08
散髪。

家宅捜索は警察側で証拠の存在を確信して踏み込んで来るので、徹底的に探されてしまう。あわててどこかに押し込んだ程度の生半可な隠し方では簡単に見つけ出されてしまう。もっとも最近は隠すべきものが情報だったりするので、いくらでも変形や圧縮がきくのでかなりとんでもないところに隠せそうな気もする。もっとも警察もそのあたりはプロである。そういった家宅捜索の現場に、立会いとして本人を連れて行くのだが、これは本人の視線のチェックを行うためである。見つかっていなくても、無意識のうちに隠し場所を見てしまうものだという。その視線の先を重点的に捜索するのである。そもそも押収であって没収ではないので、いずれ返すものだという心理が働くのか、関係しそうなものはほとんど一切合財持っていかれるらしい。ところで、家宅捜索でも本人の衣服などを調べることはできない。別の令状が必要らしい。いずれ、超小型PCに不正なものを隠しておいていざとなったら呑み込む、なんて無茶な逃れ方をするのが出てくるかもしれない。そこまでしておきながら、無線LANで腹の中からデータを吸い出されたりしたら笑う。
2004.02.07
ユニユザを買ってみた。

ぶんぶんレジデンスというマンガがある。大学の学生寮に住む主人公が、横暴な先輩に麻雀に付き合わされて毎度毎度大負けするというヅガン系麻雀ギャグである。ただし、普通の麻雀ではなくローカルルールを導入した極度にインフレな麻雀で勝負するのである。喰い下がりならぬ喰い上がりルールだとか、花牌の冬を20枚入れた極寒ルールだとか、赤い牌(ワンズやピンズ)すべてがドラの赤天井ルールだとか、25セットの牌を使った100人麻雀だとかエラいルールばかりである。それはそうと、このマンガの舞台となる学生寮はおそらく東北大学の明善寮あたりがモデル。廃屋同然のあばら家だとか、学生とは思えないほど老けた主がいたり、24時間寮内のどこかで麻雀が行われているというのは虚構でもなんでもない事実だというのがアレだが。なお、ワシが居た有朋寮は去年ついに廃寮になった模様。でも、あんまり感慨深くない。
2004.02.06
腹減った。

温泉が併設されている駅がある。旅行客のみならず、地元の爺ちゃん婆ちゃんでにぎわっていたりする。ワシもいくつかの駅で浴びたが、やはり究極は上諏訪駅であろう。温泉が駅の改札の内側の上り線のホームのど真ん中なのである。入浴は無料。もちろん目隠しのよしずはあるのだが、露天風呂なので天井がない。おまけに風呂は狭いし普請も安い。薄っぺらな壁一枚向こうに電車がやってきてはどやどやと観光客がやってくる気配がして、非常に落ち着かない。脱衣所で盗難が多発だとかで、ついに潰れてしまった。今は足湯になっている。素直に駅前の温泉に行けということか。北上線の温泉つき駅、ほっとゆだ。ここの風呂もいつもにぎわっている。駅にある温泉だが、ほとんどの利用客は車でここを訪れる。2時間に1本しか列車のない路線だから、列車で来るとかなりヒマである。あたりにコンビニ1軒すらない山の中なので時間つぶしにはかなり難儀した覚えがある。
2004.02.05
CLIE会社に忘れた。

覆面算というのがある。同じ文字を同じ値に置き換えて、ちゃんと計算が成立するようにするもの。違う文字は違う数字で、最上位桁に0は入らない。有名な問題にSEND + MORE = MONEYというのがある。もっと金送って、である。一見、複数の解を持つように見えるが、実は答えは一つしか存在しない。しかも、当てずっぽうや総当りを駆使しないで解析的に求めることができる。ちなみに 9567 + 1085 = 10652 である。解が一意で、かつ文字列がそれなりの文章になっている問題がよい問題とされる。これに似たものに虫食い算がある。こちらは計算の一部分が欠けたものを、計算が成立するように埋めていくもの。□ + 5 = 8 の強烈になったやつである。
強烈になった例)
      □□8□□
  ─────────
□□)□□□□□□□□
   □□□
   ─────
      □□
      □□
      ─────
        □□□
        □□□
        ───
          8
求めるべき場所は多いが、この問題はSEND + MORE = MONEYより簡単である。
2004.02.04
深夜雨。傘はなし。

飯田線の下山村から伊那上郷は直線距離では2キロ足らずだが、線路はいわゆるΩループで遠回りをしており6.4キロある。普通列車はこの区間を13分かけて通る。13分あれば2キロは走れる、ということで、下山村駅で下車して伊那上郷駅までを突っ走ってさっき降りた列車に再び乗る、という遊びができる。ところが、どちらの駅もそんなに大きな駅ではないので場所が分かりにくく、しかも山間の駅だけあって道中はほとんどが坂道なのである。ワシは試したことはないが、実践記録を見ると結構大変らしい。この挑戦は究極超人あ〜るのOVAで一躍有名となった。少しあとになって旅と鉄道という雑誌にかなり詳細なレポートが掲載されていた。その記事によると、伊那上郷駅から下山村駅に向かって走るのがいいらしい。ほとんどが下り坂になるからである。
2004.02.03
友人のビデオ視聴記録にびびる。すげー。

104の番号案内であるが、昨今の合理化の流れをうけて実はとんでもないところに電話が転送されていることがある。番号案内がもっとも多いのは首都圏だが、首都圏だけでは処理しきれないので地方に業務委託しているのである。当然オペレータもその地方の人間になるため、首都圏ではメジャーなランドマークがすんなりと伝わらなかったりする。それでは商売にならんので、オペレータルームには電話が転送されてくる地区の地図やガイドブックがおいてあったりするのだが。24時間営業の番号案内には夜中に酔っ払いからよく電話がかかってくるらしい。話し相手がいないのか。104は番号案内をされないかぎり通話は無料で、オペレータ側から電話を切ってはいけないことになっているので、クダを巻くのにはちょうどいいのだろう。寂しい酔っ払いが夜中にどこに転送されたかも分からない104の向こうのオペレータを口説く。ひどく刹那的な感じ。
2004.02.02
ハマり脱出。ふう。

そういえば、東急東横線の横浜〜桜木町が廃止された。利用客減による廃止ではなく、地下鉄の開通に伴う重複路線の整理のようなもので、9年ほど前のJR東西線が開通したため片町線が一部廃止されたのと同現象。知らんか。首都圏で経営移管や路線変更ではなく、本当に消滅してしまう鉄路というのは珍しい。廃止路線には俄か鉄道ファンが雲霞の如くおしよせる。過疎で廃止になる地方の田舎駅ですら、ホームには黒山の人だかりなのである。南部縦貫線などはそういった客が乗りすぎて老朽化した車両が過積載で壊れそうになったなんてこともあった。まして首都圏においてをや。案の定、桜木町駅は夜遅くまで物好きたちがホームで押し合い圧し合いしていたらしい。廃止が決まった路線の度を越したお祭り騒ぎは不快な思いをすることが多い。そんなわけで、廃線めぐりが趣味のワシだが、廃止のその日にはその場所を訪れないことにしている。乗りつぶしの一環として乗った路線が廃止されてしまった、という程度がちょうどいいと思う。普段は見向きもしない場所に廃止の瞬間だけ駆けつけるのは、なんだか野次馬的で厭らしい。
2004.02.01
どこかのサイトのレビュー。...a clownfish named Nemo is fishnapped... ま、確かに魚だし。

映画館で入場待ちをしていたときの出来事。前に並んでいる若い女性二人、上映予定時間の掲示を見ながらの会話。「ところで、レイトショーってなに」「レイトは遅いだから、遅い時間の上映だよ」「えー、そうなの」(そうだろ)「いや、違うか。そうだ、レイトショーって名前の新作映画だよ」「ふーん」「そうだよ、ほら、上映時間のここって、映画のタイトルが入る場所だからレイトショーって映画の名前だよ、最後の回だけこの映画やるんだよ」長いボケじゃのう、と思っていたら、ツッコミが入ることなく違う話題になってしまった。なんともモニョモニョするのう。釣りか、それともボンクラーズか。
【雑記topへ】