雑記 【雑記topへ】
2003.12.31
自動更新。本人は多分実家で犬洗ってるハズ。

秋田新幹線の名称公募の1位は「ナマハゲ」だったという。確かに秋田の名物ではあるが、あれは秋田県のはずれにある男鹿市に大晦日と小正月の年に二日しか現れない。秋田に18年住んでたが、ワシもナマで見たことがない。かなりレアなのである。ナマハゲのナマはアマメの訛った言葉で、アマメは足の裏にできた火脹れのことで、ハゲは剥がすの意。ナマハゲは山からやってきて、冬場に働かずに火にあたってばかりで足の裏に火傷をこしらえてしまうような怠け者に処罰をあたえる。このように遠方からやってきて人々を罰したり、幸福を授ける、というのは客人神と云われ、これはナマハゲに限らず世界中にみられる形の伝承。サンタクロースもその一種である。なお、ナマハゲの中身は地元の親父。大抵酔っ払っているので、子供たちがワンワン泣いて怖がるのも無理もない話である。

今年のBEST
伊都工平「第61魔法分隊」
浦賀和宏「記号を喰う魔女」
酒見賢一「語り手の事情」
田村登正「大唐風雲記」
海羽超史郎「ラスト・ビジョン」
高野和「七姫物語」
若竹七海「死んでも治らない」
北山猛邦「『瑠璃城』殺人事件」
衛藤ヒロユキ「がじぇっと」

今年買った古本(マンガ除く) 287冊。
今年読んだ本(マンガ除く) 187冊。
2003.12.30
多分帰省ラッシュに揉まれてるハズ。

消えて久しいが東北本線を走っていた夜行列車、急行八甲田。周遊券と組み合わせると首都圏から格安で北海道に行けるため、往時は随分と繁盛した列車である。ところで、この列車にはあまり致命的ではない欠陥があった。14系という車両だったのだが、この車両は車体の壁面に出ている行先幕を誰でもいじれたのである。洗面所のあたりから蓋をあけて幕を動かしてデタラメな行き先を設定することが出来た。そういった悪知恵を仕入れた修学旅行団体などに当たると列車が目的地につくころには、編成の車両ごとに行き先がてんでバラバラの滅茶苦茶な列車になってしまうのであった。同系列のいくつかの車両にも同じ欠陥があったため、このイタズラの被害を被った列車は結構多いらしい。この車両が多く使われていたブルートレインが絶滅寸前の今となっては、それもいい思い出話か。なお、他愛のないイタズラに見えるこの行為だが、列車往来妨害あたりの罪で逮捕されるので、試してはいけない。
2003.12.29
年賀状片付ける。住所管理ミスって年賀状が2通行った人は、当たりだと思ってくだされ。

今時ベタな公職選挙法違反で捕まったのがいるなあと思ったら、ワシの選挙区の候補であった。確かに、駅前で遊説しているのを見たし、一緒に選挙活動をしている奥さんも見たし、応援に駆けつけてきた首相も見た。何をしているのだ。ところで、最近のニュース映像では手錠にモザイクがかかっている。手錠により犯罪者のイメージを必要以上に増長するだの、容疑者の人権保護のため、過去のマスコミが名誉毀損で訴訟を起こされたから、などといった理由で各局とも手錠をそのまま映さないようになったのだという。阿呆らしい。モザイクをかけるとどんな映像でもなんだか妙に怪しくなるのは気のせいか。ところでモザイクといえばAVである。よって、手首に猥褻なものでも巻きつけているのかと疑いたくもなる。
2003.12.28
タイ料理を喰う。辛酸っぱ辛旨。

よく行く日記系サイトの主が風邪を引いたようだ。実況で風邪でしんどい有様を報告してくれている。そんなことするくらいなら寝て養生すりゃあいいのにとか思っていたら、つきあいのいいことにワシも風邪気味になってしまった。これがコンピュータウイルスか、といまどきオヤジでも云わんようなギャグを飛ばしたくもなる。とはいえ、コンピュータウイルスは年々巧妙になってきており、もはや素人に感染原理を説明するのは難しくなってきている。今のコンピュータウイルスの仕組みでは絶対ムリだと分かっているのだが、そのうち電子的に風邪のウイルスが送られてくることがありえなくはないのかも知れない。・・・やっぱ寝た方がいいと自分でも思った。熱あるのか。
2003.12.27
古本屋めぐり納め。

風呂に漬かっていて、ネタを思いついた。やっぱりここはエウレカと喚きながら全裸で風呂から飛び出すべきかどうかを真面目に考えているうちに、思いついたネタはむなしく何処かに行ってしまった。もうね、エウレカと云いたいだけかと。お使いの内容を忘れないように何度も復誦しているのが、どこかでどっこいしょになってしまう昔話みたいである。風呂でネタを思いついた場合、書き留める手段がある場所まで雑念が混じらないように慎重に風呂から上がらなければならん、ということかも知れん。もっとも風呂でも使えるPCが出た日には、長風呂でゲームしてのぼせそうだが。ワシが実家に電話している最中に、弟が風呂でのぼせてひっくり返り脱衣場のガラス戸に突っ込んで血だらけになったその一部始終をライブで聴いたのも随分昔の話である。
2003.12.26
全然、仕事納めの雰囲気じゃない。

ワシの田舎はあきれるほどTV局が少なく、小さいころは何で使いもしないのにTVにこんなに沢山のchが存在しているのか不思議に思ったり、修学旅行で上京して8つの放送局にカルチャーショックをうけていたりしていたものだ。ところで、そんな田舎局でも年末年始には特番が組まれる。昔は深夜にキー局ではなかなか放映しないような渋好みな佳作映画を流しており、毎晩半徹夜で見ていたものだが、近年のローカル局謹製のバラエティ番組は盛り上がらないことはなはだしく、見ているほうが居たたまれなくなるような体たらく。レンタルビデオ屋が繁盛するワケである。もっとも、地元出身のAV男優、加藤鷹による恋愛講座みたいな無茶苦茶な企画(※)が放送されてしまうあたりもローカルバラエティならではだが。※未視聴。
2003.12.25
そろそろ年賀状を何とかするか・・・黒のインクが切れた。

さすがにサンタの存在を信じていた訳ではないと思うが、クリスマスの朝に起きたとき枕元に置かれているプレゼントがいつ出現しているのかが不思議だったのは小学低学年のころのこと。もちろん親が寝こけたワシの枕元に置いているのだが。ある年、侵入者の正体を見極めようとして部屋にトラップを仕掛けた。ロープを張り巡らして、ドアが開くとワシの頭めがけてに荷物が落ちてきてワシの目が覚めるというトラップを作ったのである。トラップ設営には半日ほどかかり、自信満々で親にも報告した。これで、ワシの部屋に侵入してきた人間がいたら、たちどころに目が覚めるはずであった。ところが、サンタはそのトラップをかいくぐり寝ているワシの枕元にプレゼント。必死なワシを哀れに思ったのか、サンタの正体を教えて貰ったのもその年のことだったと思う。擦れてないというか阿呆というか。
2003.12.24
今年はプレゼントがあるようなないような。

大学の新学期のイベントといえば、履修届けと云う名の壮大な椅子取り合戦である。なんだか大人気ないが、同じ単位なら楽に取れるに越したことはない。必修の語学でも選択可能な講義が10以上あった。必修なので全員分の座席は絶対あるのだが、人気のある、すなわち楽と評判のある講義から順に埋まっていく。人気のある講義をくじ引きや先着順で落選した場合、2次募集、3次募集へと流れていく。そこからさらにあぶれた人間が最後にたどり着くのは一番不人気の講義である。難しいだの、厳しいだの、レポートが多いなどの理由から敬遠されている講義ばかりである。ワシもあぶれにあぶれて最後の講義に回ったことがある。前年、ひどく厳しいことで有名な講義だった。そういった履修騒動をあざ笑うかのように、そこの講師は故意に毎回講義の難易度を大きく変えていたらしい。ワシが履修したのは、厳しい厳しくないサイクルの厳しくない時期だったので、非常に助かったのであった。
2003.12.23
久々にお好み焼きを焼く。

太陽は現在は45億歳くらいで、あと50億年ほどで燃え尽き、地球軌道を飲み込むまでに膨張して終焉をむかえると云われている。当然地球も巻き添えを喰らって消滅するわけだが、何せ50億年も先の話であるので、何を心配しても始まらん。それまでに今の人間にはまったく理解できないようなすごいテクノロジーで他の惑星系や次元や別世界に進出しているのかも知れない。ところでその頃の暦はどうなっているのだろう。西暦4,219,511,000年はミレニアムとかだと、なんだかめでたい感じが全くしない。多分、とっくに西暦はなくなっていて、何度となく暦カウンタはリセットされ、そのうちリセットを何回したのかも分からなくなっていくのかもしれない。だいたい年は地球の公転に由来するのだから、地球を離れたら年という概念はそんなに意味のあるものでなくなっている可能性もある。そういえばどこかで公転周期が10000日の惑星なので平均年齢が2歳、みたいなバカSFを読んだような。
2003.12.22
オーナメント(メス)を買う。

ある種の放射能物質は光る。南米かどこかで、子供たちが廃病院から光る粉を見つけて体に塗って遊んでいたところ、数日ほどで体調を崩して何人も亡くなった、というニュースが報じられたことがある。この光る粉は、治療に使っていた放射能物質だったため、子供たちは被曝していたのだった。無知は恐ろしい。ところで、ニュースでもときおり混同されていて気持ち悪いが、放射能は放射線を出す性質を指す言葉であり、放射線は放射性物質が放射する高エネルギーの電磁波のことであり、放射能物質は放射線を出す物質のことであり、それぞれ違う意味である。そういえば、学生のときにガイガーカウンタを使ったことがあるのだが、計測器をぶら下げて実験棟のあちこちの放射線強度を測定してみたところ、一番放射線が強いのはなぜか男子トイレであった。何でだろ。
2003.12.21
お呼ばれ。

体に異物が入り込むと、免疫細胞であるマクロファージがこれを食べる。同時にマクロファージはT細胞に異物の情報を伝える。T細胞はその情報を元に異物に対する抗体を出すB細胞を増殖させて、異物から体を守る。これが人の免疫機構である。ここで抗体としてIgE抗体というものが出来ることがある。この抗体は異物を排除するどころか、異物と結合して肥満細胞を刺激して鼻炎の元になるヒスタミンといった化学伝達物質を放出させる。化学伝達物質が体の器官を刺激してあらわれる現象がアレルギーである。食物アレルギーのある幼児の親は、食べ物を注意深くコントロールしなければならない。大変である。もっとも、食物アレルギーのないワシも幼児期にタバコだの化粧品だの異物を喰っては親をあわてされたらしいから、ワシの親も大変だったのだろうが。なお、タバコのニコチンは猛毒である。記憶にはまったくないが、タバコのときは真面目に死に掛けたらしい。
2003.12.20
まや弁当箱が届いた。

最寄のスーパーはかなりボロい建物である。夜はいつも客もほとんど居らず、惣菜とかも山盛りのまま半額シールを貼られていたりして、人事ながらよく潰れんなあと思っていた。ところが、休日朝の生鮮食品の特売はかなり安く、遠くから車でやってくる客も多いようでさして広くない駐車場はエラいことになっていた。実際、道向にある綺麗なスーパーより軒並み3割ほど安い。今月買い捲っているミカン(20kg)もここである。そんなこの店の最近の最安値商品はこちら。カキ氷のシロップ(500ml)、9円。夏の売れ残りらしいが、賞味期限が来年の夏まで届かないので、この寒空の下での特売である。「工夫しだいで何かの料理に使える・・・かも」ととかかれた弱気な商品案内がなんとも泣かせる。で、何度か見かけたが、在庫は一向に減る様子を見せないうちに、このほどとうとう撤去された。この店は安いが、たまにこんな感じで不良在庫をヤケクソな値付けで投売りすることがあって、結構笑える。
2003.12.19
リナザウ購入計画、半年延期。理由:今日は情処の合格発表日。うわーん。

カラー印刷は4色刷りが多い。使うインクは光の三原色である赤青黄と黒である。ワシの使っているプリンタのインクにもこの3色が含まれる。原理上、赤青黄の混合ですべての色が出せるのだが、より発色をよくするためにプリンタメーカは各社独自の様々な色を使っている。中には8色のインクを使う機種もあったと思う。そういうワシの使っている機種も6つのインクカートリッジを使う。刷るものの色調によって景気よく減る色とそうでない色があるため、必要な色だけを買い足せるので経済的というのが売りなのだが、年賀状100枚とか印刷すると結局全色使い切るのであった。そんなわけで、実はインク代のほうが年賀状100枚より高かったりする。赤のカートリッジの装着不良に気づかずに印刷をして、カラーから赤要素が落ちてしまったとんでもない顔色の年賀状が出来上がって魂消てみたり。
2003.12.18
少年画報社から不在票。

生まれて初めて徹夜したのは、中学のとき。ファミコンや漫画に熱中のあまり朝になってしまったのではなく、一回徹夜をしてみたいと思い、ちょうどやっていた24時間TVを一晩中見ていたのだった。もちろん何度となくものすごく眠くなるわけだが、そのたびにコーヒーを飲んだり目薬点してみたり。切羽詰った理由があるわけでもないのに、素直に寝りゃあいいものを。当時は24時間TVが始まって間もない頃で、企画もこなれておらず夜中は本当にどうでもいいような番組がだらだらと流れていた。それをだらだら見ていた。朝、起きてきた家人に呆れられつつ飯を喰ってそのまま昏倒したような記憶がある。その後、大学や会社で何度となくひーひー云いながら徹夜する羽目になるのは、まだまだ遠い未来だった頃の阿呆な思い出である。
2003.12.17
年賀状をこさえた。

宝くじの高額当選者には心得の冊子をくれるという。一気に散財して周囲に不審に思われないようにしましょうだとか、人に自慢してはいけませんだとか。そんな配慮をしても億単位が当たると、どこからともなく慈善団体からの寄付依頼やら遠縁の親戚が金の無心にやってきたりと大変らしい。銀行員から情報が漏れるらしい。一等が当たった人と同姓同名なため、そういう訳の分からん人たちが大勢訪れてきて困った、という話を聞いたことがある。銀座あたりの過去に一等出ました売り場は寒空にもかかわらずいつも長蛇の列なのだが、それだけ枚数が出れば当たりも出やすいのは当然だと思うのだが、そんなことはあまり気にしないようだ。たしか、宮城県の田舎のとある小さい雑貨屋から何年か連続で一等が出たことがあった。販売枚数からするとものすごく高い当選確率となる。マスコミにも取り上げられた。おかげで宝くじ愛好家にはある種の聖地のような扱いで、わざわざそこまで宝くじを買いに出かける人間が結構いるらしい。ご苦労なことである。詭弁。手元に宝くじが10枚ある。手元に来なかった宝くじが9999990枚ある。一等は1枚。なので、手元にあるうちの9枚と手元に来なかったうちの9999989枚は確実にハズレである。一等は手元にある1枚か手元に来なかった1枚のどちらかである。ゆえに一等当選確率は50%である。
2003.12.16
えーと、今度の年賀状って2004でいいんだよな。

毎度の電車の風景。週初めだというのに、ひどく酔っ払った男性が乗っている。となりで素面の女性が介抱しているのだが、聞く耳持たずのこの御仁、混んでいる電車で歌うわ、笑うわ、大騒ぎである。ご機嫌で口笛までふいている。「夜に口笛をふくと泥棒が来るよ」、と女性が宥めている。子供をあやしているようだ。ただの忠告にはいちいち反抗していたこの男性、迷信は信じるのか意外と素直に静かになった。ということは、電車で携帯でしゃべっている人間や、禁煙区域でタバコをふかしている人間に平和的に忠告するために新たな迷信をでっち上げるのがいいのかも知れない。電車で携帯を使うとストーカーが来るよ、とか。かえって喧嘩になるか。なお、古代において口笛には呪術的な意味があり、これを嘯(うそぶ)と云う。これはなにかを召還する呪術である。この迷信は安易な呪術行為を戒める言葉である。迷信といえども根底には合理的な理由があるものである。
2003.12.15
gawkコード書き。gawkをガウォークと呼ぶのはマクロス世代(嘘)。

小説によく出てくる毒に青酸カリがある。別名、シアン化カリウムKCN。致死量は僅か0.15g。一般人にほいほい入手できる薬品ではないが、冶金や写真で使われる薬品であるので、業界ではそれなりに流通している薬品である。これが胃袋に達すると、胃酸と反応してシアン化水素HCNが発生する。これは速やかに水に溶け込み、Feイオンと結合して細胞の呼吸に関する化学反応を阻害する。この反応は劇的に進み、摂取から数分程度で死にいたる。借金苦で自殺するついでに青酸を服用してから死に行く様を実況中継で遺書に書きとめようとした例があるのだが、薬を飲んで10秒足らずで悶絶、文字が判読不明になっていたとのこと。小説で聞きかじりの知識によると、青酸カリで死ぬとアーモンドのような口臭がするとのこと。嫌がらせにアーモンドの喰いすぎで死んだりすると捜査がややこしくなるかも知れない。まあ、ある種のアーモンドは本当に青酸を含んでおり、そのために日本に輸入できなかったりするのだが。なお、杏などの種の中身も青酸を含むため、大量に喰うと命にかかわる。醤油を1升一気呑みしたら死ぬ、と似たような話かも知れんが。
2003.12.14
みかん10kg追加購入。

非破壊検査というのがある。分解解体をせずに物体の内部を調べる方法である。音を与えて、その反響の仕方により中身がどういうふうになっているか調べる、いわゆるエコーキャンである。原理的にはスイカを叩いた音で中身が詰まっているのを判断するのと同じである。なお、スイカを叩いてその音から糖度検査を行う機械は実在する。似たような技術に音を使って開腹せずに手術を行う方法がある。腹の中の結石に位相を合わせた音波を当ててやることにより、外から肉体にあまりダメージを与えずに体内の石だけを砕くのである。なんだか浸透勁か波紋法のようである。とはいえ、一発で綺麗に砕けるわけでもないようで、手術の間中、まるでガンアクションゲームのように破裂音が延々と繰り返されているのであった。
2003.12.13
散髪。忘年会。ちゃんと帰りにハンバーグも買った。

レベルXを見る。うひょー。よくもあれだけのレアなアイテムを集めたものだ。存在は知っていたけど実物を初めて見た、というアイテムが一体いくつあったことやら。圧巻はずらりと並ぶ歴代のファミコンカセット1200タイトル。ファミコン黎明期のあたりのタイトルは皆思い入れが強いのか、語り込む客多数で無茶苦茶に混んでいて身動きとれん。一方、晩年のタイトルは知らんゲームばかりで客も素通りしまくりで、スカスカに空いていたのが印象的。何人か連れ立ってやってきているグループがほとんどだが、グループ内でのファミコンに対する思い入れの温度差が見れて興味深い。男が熱く語るのを生暖かくに見守る女性、という構図が結構多いが、二人して思い出話に華を咲かすカップルも案外いる。それはそうと、プレイしたことのあるゲームの多さに驚愕。100や200じゃきかないと思う、というか学生の頃ゲームしすぎである。
2003.12.12
職場にみかん箱(中身付き)あらわる。

こうやって日々雑文を書き散らすこと数年。ネタの在庫管理がかなり怪しくなってきている。過去に書いた内容を忘れてまた同じネタを使ってしまうのである。なので、そのネタを過去に使っていないかログを検索することがある。結構ある。もっとも、ネタの重複がみつかっても貴重なネタ資源なののであまり同じにならないようにいじって結局は使ってしまうのだけど。なお、いきおい余って検索エンジンで検索してしまうと、同じネタでもっと面白い文章が見つかったりして精神衛生上よろしくないので、これはあまりやらない。まあ、ウェブ文化隆盛の折りに、他人と発言内容がかぶることを恐れていては何も云い出せんので、あまり気にせずやっているけど。云い出せん、飯田線(警告:山本正之の「飯田線のバラード」とかぶっています)。
2003.12.11
おでんを買って帰ったら、野良猫に懐かれる。ワシのだ。

数学にコラッツ予想というのがある。別名、角谷予想。「任意の自然数nをとる。その数が偶数なら半分にする。奇数なら3倍して1を足す。この操作を繰り返すとき、どんなnから初めても1にたどり着くか」。問題自体は比較的簡単だが、見かけの簡単さと裏腹に実は未解決。なので定理ではなく予想である。コンピュータを使った探索でもいまだに1にたどり着かない数字は見つかっていない。が、見つかっていないのは、たまたま見つかっていないだけかもしれないので数学的にはそれほど価値がない。直感的に正しそうでも、証明されない限り未解決問題なのである。フェルマーの定理も長らく、ほとんど正しいのだけど完全な証明がないため未解決、という状態だった。戯れで大学のサークルの落書き帖にこの問題を出したところ、後輩がこんなの簡単に証明できると云いながら半日くらい唸っていたのを思い出す。ちなみに、27からはじめるとエラいことになるので注意。
2003.12.10
今頃ANIMALを買う。次号は明後日発売。

マグロ漁船は金になる。借金のカタに、男はマグロ漁船に女性は風俗に身請けさせられて、そこで借金の返済のために働くのである。数ヶ月単位で操業する遠洋漁業のマグロ漁船では、金を使う場所がないためジャンジャン金が稼げるということらしい。船員法という法規では、公海において船員がなくなった場合、船長の権限において死体を水葬にすることができると定められている。これを悪用して故意の事故を演出して保険金をせしめるのだとかいう黒い噂も聞いたことがある。そんなことがほいほい出来たら大変である。漁船に乗って借金を返したとかいう体験談は聞いたことがないので、漁船に乗れば一財産というのは都市伝説の類であろう。ひところは確かに遠洋漁業で年収一千万とかが可能だったというが、最近は不況のあおりでそんな羽振りのよいことはないとのこと。庶民はきりきり働け〜♪。
2003.12.09
そうやこないだのANIMALまだ買ってないな。

就職して初めて買ったPCはノートパソコンPC486NAUXだった。30万ほどした割には重い(4kg)遅い(486SX-33MHz)画面狭い(VGA)とまったくもってパッとしないPCだった。といってもこの機種が特別ハズレというわけでもなく、当時のノートパソコンの水準はこれくらいだったのである。速度、ストレージ、表示能力とも最近のPDAに劣る。このパソコンにはwindows3.1がプレインストールされていたのだが、スペックが全然足りておらず、一応起動はするものの、音は出ないわ画面は16色だわ、ほとんどセーフモードにしか見えなかった。無論スワップしまくりで全く使い物にならない。そんなわけで、もっぱらDOSマシンとして稼動していたのだった。晩年は半ば冗談でwin95を入れてデジカメの画像整理用マシンとして使っていた。FreeBSD(98)を入れて何かのサーバにしようと目論んで対応LANカードも買ったりもしたものだが、飽きっぽいワシのことだから当然のごとく途中で放置されて結局BSDはただの一度も起動しないままその生涯を終えたのであった。
2003.12.08
御神託。

ところで、ワシの田舎が周辺町村と合併して名前が変わってしまうらしい。大曲市あらため大仙市である。・・・。現在は国が市町村合併をすすめる政策をしていて今年に入ってからすでに全国で60あまりの新しい街ができている。これは期限付き政策であるため、これから来年にかけて駆け込み合併市町村がさらに増える見込みだという。節操もなくぺたぺたとくっ付きおって、おのれはキングスライムか。実態は何も変わらんのだろうが、出身地の地名が変わってしまうといよいよ田舎が縁遠くなるような気がして、ちと寂しい。いっそ馬鹿馬鹿しく名物からとって花火市とかしてくれれば、こんな気分にもならんのだが。
2003.12.07
みかん10kg追加購入。生ごみがオレンジ色。

三千世界のカラスを殺し、主と朝寝がしてみたい、というのは高杉晋作が作ったとされる都都逸である。カラスは明けがたに啼く。遊郭でカラスが啼く頃に客が帰ったことから、この世のカラスを殺し尽くしてしまえば、ずっと一緒にいられるのに、といった歌である。なお、三千世界は3000の世界という意味ではなく、1000^3の世界という意味。仏教でそう定義されている。日本語のデカい数を表す言葉はなぜか仏教からの転用が多い。デカい方から順に、無量大数、不可思議、那由他、阿僧祇、恒河沙とすべて仏教由来である。数字が宗教的な言葉で表されているというのはちょっと面白い。なお、都都逸は都々一坊という芸人の名前が元であって、もちろん紅い眼鏡は何の関係ない。
2003.12.06
新宿の目的の飯屋が女性下着屋に化けていて困る。

相変わらず携帯への間違いメイルが多い。いちいち間違いを指摘していた時期もあるが、最近はアホらしくなってきてすべて無視である。不達だと困るようなクリティカルな連絡を携帯のメイルなんかでやっている方が悪いのである。さて、今日来たメイル。「1800新宿高島屋集合」。仲間内の呑み会の連絡だと思うが、ずいぶん簡潔だ。もしかしてこれは流行のオレオレ詐欺か。知らない相手に手当たり次第にメイルや電話で一方的に連絡して、集まった誰も知り合いのいない団体で呑むのである。というか、詐欺じゃない。たまたまその時間に新宿に居たのだけど、誰に落ち合えばいいのか分からず、このオレオレ呑み会には参加できなかった。
2003.12.05
三ヶ月放置していた〆切の本当の最後通告、来たる。あきらめる。

終電近くの電車で読書にふけっていると視界の左のほうから酔っ払いがのてのてと歩いてくるのが見えた。週末にはよくある光景なので気にもしなかったが、その酔っ払いに先駆けて何かが目の前を通過した。アルミホイルに包まれたオニギリがわざとやってもそんなに転がるまいといった猛烈な勢いで転がっていった。???。酔っ払いはオニギリを落っことしてそれをフラフラしながら必死に追いかけているのであった。オニギリは延々転がり続け、たっぷり1車両分は転がっていった。リアルおにぎりころころである。そのあとその酔っ払いは座って隣のOLにしきりにオニギリが転がってねー、と語りかけている。おにぎりでナンパ、新しいかもしれない。当然、OLには無視されていたけど。
2003.12.04
実はワシの宮下病の方が重篤。

ワシが実家にいたころ使っていた部屋は現在弟夫妻の部屋になっている。1年ほど前に押入れを潰して居室を広げる改装工事を行ったので、往時の面影はほとんど残っていない。この潰した押入れの天袋の天井板を外すと、そこから屋根裏に上がれるようになっていた。人に見られたくないものをこの屋根裏に隠していたことがある。有り体に云えばエロ本である。実家を離れるときに天井裏に放り込んだそういった本をちゃんと処分した記憶がない。もしかしたら、今では簡単に入れなくなってしまった実家の天井裏にそんな本が依然として転がっているのかもしれない。そして、いつか実家を建て直すときに白日のもとに晒される。厭なタイプカプセルだ。
2003.12.03
ガラス器を割ってしまった。

えきねっとで指定券の前売りの購入予約ができるようになっていた。JRの指定券は利用日の一ヶ月前から買えるのだが、さらにそれ以前から購入の予約ができるようになった。確実に指定券を購入しようと思ったら発売日の10時に申し込みをしなければならないのだが、平日はバタバタしていて忘れることが多い。これで指定を買い逃す心配が減る、と、早速利用してみた。・・・指定券売出し開始日の10時。すでに指定券の売出しは始まっているのにサイトの表示はずーっと予約処理中のままである。はて。30分ほどして予約不成立のメイルがやってきた。どうも窓口のオンラインを優先するようで、サイトから申し込みは後回しにされるらしい。つまり、使いモンにならん。さっぱりである。あきらめて、手動で指定券を取ることにする。空席状況を照会したところ、ワシが指定したその便だけが満席で、その前後上下左右前後ろの便はスカスカたった。ワシの運の悪さもあいかわらずさっぱりである。
2003.12.02
この間買った蜜柑10kgが底を尽く。林檎が20kg送られてきた。生ごみが大変なことになっている。

飽きっぽいワシのことだから、当然のように完成には至らなかったが、グラフィックツールを作ろうとしていたことがある。とはいえ、すでに当時使いやすいツールが多数存在していたので、違う路線を目指そうとした。つまり、実用性を捨ててお笑いに走ったのである。例えば、ファイル保存の確認ダイアログをものすごくしつこく繰り返す機能だの、放っておくと筆が乾いて描けなくなってしまう機能だの、ツールが勝手に落書きを始める機能とかを考えていた。そのうちDOSからWindowsへの移行が始まってしまい、このツールはそのまま放置されて現在にいたっている。そういや、pascalも10年もいじっとらんなあ。
2003.12.01
師でもないのに、バタバタするのう。

人の記憶には短期記憶と長期記憶がある。短期記憶はせいぜい20秒しか保存されない記憶領域で、大抵の情報はここに伝わって、そして消える。短期記憶から長期記憶に移動してはじめて記憶される。メモリとHDDの関係みたいなものである。さて、その昔、記憶術をかじったことがあるのだが、その一つに物事を覚える際に、脳に刺激を与える、というのがあった。この記憶術を提唱している弁護士が六法全書を広げつつ、靴磨きよろしく手前のハゲ頭を隈なくブラシでゴシゴシとこすっているという映像に噴き出した。そりゃ、禿げるわ。なお、大脳には痛覚がないので頭皮をこすっても脳の刺激が到達しているとは云いがたいような。実は20年ぶりくらいに神経衰弱をしたのだが。・・・修理に出したい。
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