雑記 【雑記topへ】
2003.10.31
今度は田舎で下校中の小学生がサルに襲われて怪我というニュースが。どんな田舎だ。

しかし、なぜに鍋奉行なのであろうか。鍋を仕切るだけならほかにも偉そうな肩書きはいくらでもあるわけで、鍋大臣でも鍋大統領でも鍋社長でも鍋部長でも鍋王でもなんでもよさそうなものだが。中世においては酒宴を円滑に進めるためにいくつかの役職があった。例えば、当時の照明である蝋燭を交換する蝋燭之心。杯は土師器という素焼きの陶器だったのだが、これには水が沁みる。湿って使いづらくなった杯にかわる新しい杯を提供する御再進。指示に従いふすまの開閉などを行う御座敷奉行。どうもここあたりが語源らしい。なお、奉行はあくまで実働部隊であって、指示を出すのは別の役職である。鍋奉行が自ら鍋を仕切るのは越権行為なのである。ところで、鍋は冬にお似合いだが、こちらは冬将軍とかなり偉そうである。
2003.10.30
ハラヘリ。

ゼビウスといえばナムコ黄金期の名シューティングゲーム。さてこの中にバキュラというキャラが出てくる。3面あたりでクルクル回りながら飛んでくる板である。ザッパーを255発打ち込めば壊せる、と随分前から噂になっていることで有名。実はこれ、デマである。プログラムでバキュラの耐久度が0xffに設定されていたのは事実だが、破壊処理のプログラム側で0xffは破壊不能のフラグとして扱われているのである。255発で壊れるではなく、壊せないが正しいのである。まあ、どんなにがんばっても255発打ち込む前にフレームアウトしてしまうのだが。通常は使われない値を特別な意味を持たして使うというのは、プログラムテクニックとしてはよくある話だが実はバグの温床であったりもする。そういえば、パロディウスに弾があたるたび65536からカウントダウンしていく看板があったなあ。
2003.10.29
2時間たってもunzipが終わらない。

全国紙の社会面にワシの田舎の事件が載っていた。畜舎が火事になり豚4000頭が焼死したというもの。笑ってはいかんのだろうが、なんとものんきなニュースである。夏ごろの豪雨で鶏舎が水没してヒヨコ何千羽だかが水死というニュースもあった。家畜がらみの事件のほうが全国紙に出る回数が多いというのも、ほのぼのである。全国ニュースといえば、数年前に祖父が入院していた病院の駐車場で車狙いの強盗があったとかで、全国紙に結構大きく載ったことがある。これが記憶に残っている理由は、その被害者が小学校の同級生のオヤジだったため。車の窓から何かの薬品を運転者に浴びかけ、その隙に財布だかを狙ったらしいが実害は無かった。馬力溢れる田舎のオヤジ連中を襲うとは、いい根性の犯人もいたものだ。なお、焼死した豚の被害は1億円を超えるらしい。プキー。
2003.10.28
ぺヤングを買う。

ところで、仕事PCが不調だ。最近HDDから異音がするようになった。後輩の子いわく「レースゲームみたいです」。軸受け周りがへたりつつあるっぽい。いきなりPCが壊れたらかなり困るのでとっとと違うPCに移住すべきなんだろうが、代替機も閑もない。ので、壊れないことを祈りつつPCをいじる日々である。PCの中身の多くは共有サーバに放り込んであるので、仕事PCの情報がすべて蒸発しても復旧は不可能ではないのかも知れないが、そんなおっとろしいことは試したことがないので不明。というか、絶対困るに決まっている。そんな不測の事態に備えて、共有CVSサーバにこっそりとHDDの中身をすべてインポートして、日々ciでもしてしまおうかと思ったり。自分のHDDがCVSディレクトリだらけになってしまうけど。
2003.10.27
上着廃棄。

当然のようにワシもスーパーマリオにはまった時期がある。高校1年の春休みのことである。当時は春休みになると従妹連中がぞろぞろと何もない田舎のワシの家に遊びにきていたのだが、そのときはじめて見たファミコンに従妹連中が騒然となった。が、はじめてやるファミコンは自分で遊んでもミスばかりで、大して面白いことにならない。そこで慣れたワシのプレイをみて、あーだこーだと講評する形に落ち着いた。ファミコン史上最も売れたスーマリはゲーム初心者に受けた。受けすぎた。滞在中、従妹連中はほとんどの時間をテレビの前に張り付いてスーマリを鑑賞して過ごし、ワシは従妹にせっつかれ延々とプレイを繰り返し、ついには8-4のまですべてをクリアした、というか、させられた。実家の勉強机の引き出しに放り込まれたままのボロボロのファミコンを見ると、そんなことを思い出す。
2003.10.26
将棋倒し。

昔の木曜スペシャルでドミノ倒しの世界記録に挑戦とかいうのを見た覚えがある。アメリカの二人組の学生がなぜか日本までやってきて当時の世界記録を超える14万個のドミノをならべるという特番だった。わざわざ地震王国日本でやらんでもいいような気もするが。ドミノ倒しは一押しで倒れた枚数が記録になるのだが、倒れたドミノであっても触れてしまうと二度押しとみなされてその先の倒れたドミノがすべて無効になってしまう。この特番のカメラクルーがドミノに近寄りすぎて倒れたドミノを蹴飛ばしてしまい、かなりの枚数が記録から減算されることになり、二人が激しく憤っていたのが印象に残っている。ドミノ倒しは特別な技能が不要なためか閑と体力のある団体に何度となく記録が更新されている。なぜか先進国は日本とオランダだとかで、交互に記録を更新しているらしい。現在の記録はオランダで樹立された370万個だとか。重量10数トン。もう何がなにやら。なお、ドミノは28枚セットを並べて遊ぶ遊具であって、倒すのは将棋倒しと同じく子供のお遊びである。
2003.10.25
古本屋に10冊持って行って15冊持って帰ってくる罠。

地下鉄東西線の茅場町駅でのことだったので、秋葉原に向かう途中だったのだろう。電車を降りる際に電子手帳を落としてしまった。間の悪いことに電子手帳はホームと電車のわずかな隙間に見事にストンと落ちてしまった。ありゃりゃ。幸いレールの上に落ちたわけではないので轢死の心配はなかったのだが、自分で拾うわけにもいかず駅員に泣きついた。駅員が先端がメカ沢になっているマジックハンドで拾ってくれようとした。ところが、電子手帳は小さくてとっかかりがないのでなかなか上手く掴めない。そのうち滑って線路脇の排水溝に落っこちてしまった。プライズゲームでぬいぐるみを拾うとしてハマっているような状態である。ついに痺れを切らした駅員は電車の隙間を縫って、路盤に飛び降りて手で電子手帳を拾っていた。何のためのマジックハンドじゃ。電子手帳の外側は傷だらけの泥だらけになったが、壊れはしなかった。
2003.10.24
mavenいじり。

マイナスイオンブームらしい。毎秒マイナスイオンを何万個だか発生させるマイナスイオン発生装置が深夜の通販で売られていたりする。化学をちょっと齧っていれば分かるが、大気の分子数は10^20とかいった数であるので10^5程度のマイナスイオンを発生させても、50mプールに塩粒ひとつを溶かすより影響がない。本気でマイナスイオンを大量に摂取したいのなら漂白剤でも飲めばいいことになる。まあ、効くと思って買うのがこの手の健康グッツの買い方なんだろうが。健康を気にする人間は多く、周期的に健康法のブームがおきるが、本当に体に効くのか疑わしいものも多い。これは別に今に始まったことではなく、例えば古代中国では人体に有害な水銀が不老長寿の薬と信じられていたため、これでかえって命を縮めた皇帝もいたとか。健康法のやりすぎで早死してたら何がなんだか分からん。健康も命がけである。
2003.10.23
祝日のような気分になる日付。9月も11月も12月も23日は祝日だ。

13日の金曜日はキリスト教では不吉な日とされる。ところが13日は金曜日になる確率がもっとも高い。カレンダーの13日は無限に存在するから、曜日の出現確率はどれも同じと思いがちだが、実は差がある。西暦を刻んでいるのはグレゴリオ暦という暦であるが、これは一年を365日として400年に97回の閏日を設けて端数を調整するもの。よって、400年に含まれる日数は365*400+97=14097日である。これはちょうど20871週間であるため、カレンダーは400年周期で曜日が一致する。この一周期、すなわち20871週間の間に13日は400*12=4800回あるのだが、現在の暦の周期だと金曜日になるのは688回でもっとも多い。逆にもっとも少ないのは木曜日、土曜日の684回。多いといっても高々0.5%の差であるが。
2003.10.22
雨降り呑み。

妙な車がいた。遠くを走っているときからスピーカーからなにか流れているのが聞こえたので、そういやもうすぐ選挙か、と思っていたら。そのうち車が近寄ってきて分かったが、選挙活動ではなかった。布教活動であった。聖書を引用して何か話しているようだが、どこかに車を停めて説教するでもなくトロトロと車を走らせている。駅前ならまだしも、人通りのまばらな裏道で、しかも雨の夜である。誰に話しているのだ。話し声はあまり日本語がうまくない外人で、とても真面目に勧誘していると思えず、なんだか目的のはっきりしない車だなあ、と生暖かい目で見守っていた。ちょうど信号のない交差点の横断歩道でその車と鉢合わせとなった。急停車したその車のスピーカーから片言の「あ、ゴメンなさい」。テープじゃないのかよ、と思わず突っ込みたくなってみたり。
2003.10.21
なんか知らんがCLIEが直っていた。動画が見れるし、レジュームも利く。

数学の4色定理はあらゆる平面地図は4色で隣り合う国を違う色で塗り分けられるという定理である。ところが現実の世界地図をひとつの国は同じ色で塗る、という条件で塗り分けると4色では足りずに5色必要になる。飛び地が存在するためである。飛び地は同じ国でありながら領土がまったく繋がっていない領土のことで、自国内の移動なのにどうしても他国を横切る必要がある領土のことである。もちろん離島は除く。バングラデシュとインドの国境には歴史的理由により大量の飛び地が残る村がある。お互いの国に取り残された飛び地が両国をあわせて200箇所以上。しかもただの飛び地だけではなく、飛び地の中に飛び地や、飛び地の中の飛び地の中にさらに飛び地があるというややこしい場所もある。バームクーヘンみたいだ。
2003.10.20
ペンダコの皮が剥ける。たこ(変換)→C:。ミ なんじゃこりゃ。

海腹川背はゴム紐びよーんなアクションゲームだが、これは海の魚は腹から割く、川の魚は背中から割くのがよろしい、ということを云った言葉。川の魚は内臓に寄生虫が居ることがあるため、背中から割いて内蔵は捨てるほうがいいということらしい。例外は鮎。鮎も川の魚で雑食性で寄生虫の可能性があるのだが、産卵の時期になると岩についた苔だけを食べるようになるため、内臓から寄生虫がいなくなるのだという。よって、産卵期の鮎は内臓も食べられるらしい。ちなみに鮎は英語でJapanese river troutという。troutは鱒のことだが、英語は魚の命名が大雑把で、川にいる魚は大抵なんちゃらtroutになってしまうのであった。
2003.10.19
AE225-0150。PCの型番に非ず。

鉄腕アトムは高田馬場にあるらしい省庁で作られたことになっている。そんなわけで高田馬場駅の発車ベルは鉄腕アトムのメロディなのだが、ワシはあのメロディを聞くと無意識のうちにMr.Doを連想してしまう(エクステンドBGMに使われている)。アーケードゲーム黎明期に活躍したユニバーサルの代表作である。このメーカは流行ったゲームは容赦なくパクリ合う無法時代にあって、露骨なコピーはせずにうまくアレンジしてなかなか楽しめるゲームに仕上げる独創性のある会社だった。パックマンのアレンジ版とでも云うべきレディバグ、平安京エイリアンのアレンジ版スペースパニックなど。Mr.Doも見たまんまDIGDUGのパクリ企画というか上からこれをパクれと業務命令が降りたとかなんとか。そんなユニバーサルは現在ゲーム事業から完全に撤退し、パチスロメーカとして業界に名を馳せている。大花火などで有名なアルゼである。もともとゲームメーカだったのがゲーム業界から撤退してほかの業界でそれなりに活躍しているのを見るのは、そこはかとなく頼もしくもあり寂しくもある。
2003.10.18
生首相をみた。警備がものすげー。

来週中に抜打ち試験をする、と予告したとする。木曜日までに試験が行われなければ、金曜日に試験が行われることは自明であり、抜打ちにならないので金曜日に試験はできない。次に、水曜日までに試験が行われなければ、木曜日に試験が行われることが自明はあり、やはり抜打ちではない。以下同文で、結局いつやっても抜打ちではないので抜打ち試験はできない、というパラドックスは俗に死刑囚のパラドックスと呼ばれる。この解釈は正しいとも間違いともとれる。まあ、こんな理論を振り回しても火曜日あたりに試験をされたら、やっぱりそれなりに驚く。はっきり結論がでないからパラドックスと呼ぶのだが。なお、このパラドックスの起源は対戦中のストックホルムの抜打ち防空訓練とのこと。理屈をこねて訓練をサボりたかったのか知らん。
2003.10.17
寝不足続きで寝覚めが悪い。

学生時代に急遽一月ばかり研修で部屋を離れることがあったが、エラい勢いで出発が決まったため、冷蔵庫の中身を空にするのをすっかり忘れた、というか、ブレーカーも落とさなければ、水道の元栓もガス栓も放ったらかしで出かけてしまった。冷蔵庫の中身に気がついたのは研修も随分たってからだった。隣の部屋に匂いが漏れて通報されたらどうしよう、それでも冷蔵庫の電源は入れっぱなしで来たのでなんとかなるかなあ、なととと思いつつ一月後。久々に戻ってきた部屋に入った瞬間、なんとも云えない妙な匂いが。もちろん冷蔵庫の中からである。恐る恐る開けた冷蔵庫の中ははやりエラいことになっていた。カチコチに凍った肉はひどくカラフルなことになっていた。無条件ですべて廃棄した。凍ったまま腐った食物は溶けるとさらにエラい匂いになる、ことには気が回らず。冷蔵庫は腐敗と遅らせる装置であって、腐敗を止める装置ではないのであった。
2003.10.16
がたごと。

ところで、こうやってWebに雑文を書き連ねることが安全弁になっていて実生活に影響を及ぼしている、という話がある。例えば、衝動買いしてしまっても、Webに「思い切ってなんちゃら買っちゃいましたよ。生活費ないですよ。でも後悔しませんよ。萌え〜」みたいな文章を書くことによって、何らかの反省をしたようなような気分になるが、実はまったく反省していない。反省の言葉はむなしくWeb空間に残るだけで、実生活での行動にフィードバックされないので、反省の原因となる行為は一向にあらためられないのである。他人に自分の心情、それも建前を晒すのは反省ではないような。借金でどんどんダメになっていく過程を綴った日記など、そんなことしてる閑ないだろ的な破滅日記を見るたびそう思う。このページも、か?
2003.10.15
一日会議。

初めてもらったバイト代でワープロを買った。昭和最後の年の話である。文豪の入門機の型落ちで、当時としてもかなりへぼいワープロだったが、在庫処分セールだかでとにかく安かった。配送料をケチったのか、とにかくすぐ触りたかったのか、多分両方だろうが、自転車で一抱えもあるデカいワープロの箱を抱えてヨタヨタと持ち帰ったものだ。それから数年で40文字x4行しかない狭い液晶画面に打ち込んだ創作がおよそ400枚。LaTeXを覚える前に卒論の数式を打ち出しては切り貼りしていたのもこのワープロだった。大学を卒業してからは、実家の押入れで空しく埃をかぶっていた。まだプリンタがあまり安くなかったころに、なんとかプリンタとして使えないか思案したこともあった。この間、久々に引っ張り出して電源を入れたら、金臭い匂いとともに一瞬画面がちらついた後、うんともスンとも云わなくなってしまった。いまや完全な粗大ゴミである。それでもなにかの記念のように実家の押入れの奥に壊れたワープロが今も放り込まれている。捨てるのが面倒だっただけという話もあるが。
2003.10.14
半日かけたソースを誤消去。やる気瞬時に蒸発。

職場を飛び交うメイルの大半は文章のテンプレートが出来あがっている。誰かが出した同じような用件のメイルをコピーして、名前と日付を変えただけで大体用が足りてしまう。なんとかの用事で休みます、なんてのが典型で、たいてい誰かのメイルをコピーしているようだ。さて、そのような状況下である日ワシが人間ドックに行くので休む、という趣旨のメイルを出した。似た用件のメイルが見当たらなかったので、文面をスクラッチでおこしたのだが、阿呆なことに人間ドックを人間ドッグと書き間違った。ワシは犬か。それ以後、たまに人間ドッグに行くというメイルが来るようになった。ワシのメイルの孫だか曾孫だか玄孫コピーがいまだに使われているらしい。電子的に広まった情報は複製されまくりで、なかなか消えないという一例である。ワンワン。
2003.10.13
11時間も寝てしまった。

鉄道の車両は高い。無茶苦茶高い。宝くじで1等を当てても買えないくらい高い。なので、壊れたり古くなっても、修理したり改造したりして使い続ける。ところで鉄道は車ほど走ってはいないため、修理や改造ができる工場も限られている。おまけに線路も道路ほど縦横無尽に走っているわけではないので、車両を工場に運ぶだけで一苦労だったりする。線路が空いている時間帯を狙って移動させる必要があるのだが、終電後も保守があったりして決して無人ではないので、なかなかダイヤの隙間を縫う回送計画は難しい。調整だけで平気で半年とかかかってしまうらしい。さて、最近脱線した西武池袋線の6052Fであるが、現在この事故車両は小手指に回送されて車庫の14番線に留置されている。この車両を作ったのは日立の下松笠置工場であるので、そのうち本格的な車両点検および修理のために下松に運ばれていくらしいとのこと。下松は山口県。この車両はいずれ秋津の連絡線からJR武蔵野線に入り、二日かけてカタコトと1000km向こうの工場まで走っていくのである。
2003.10.12
所沢まつりだとかで、駅前が無茶苦茶に混んでいる。

替玉受験があったのか、情報処理の試験は顔写真の照合をかなりまじめにやるようになった。試験が始まると、受験票の顔写真とじっくり見比べながら出席を確認していく。ところで、身分証明写真は情報処理の受験票に貼る以外に使っていないので、一回撮ると2年くらいもつ。ワシはこの2年で10キロほど痩せて、ついでに髭が生えた。そんなわけで、受験票の写真と人相がかなり違っている。嫌がらせに昼休みに散髪でもしてみようかと思ったり。午前問題はもう何度も見たような問題ばかりで、大抵時間が余って途中退室するのだが、そうすると昼休みが長くて時間つぶしに難儀するのである。以前は午前問題もマークを見直したりとそれなりに気を使っていたのだが、午前問題は単なる足切りでしかなく、ある程度の点があれば点数は合否にまったく寄与しない、という事実を知ってからはあまり拘らなくなった。で、今回の試験区分は何だっけ(受験票未開封)。
2003.10.11
悲しいとき〜。ビデオを立ち上げたら、録画しようとしていた鋼の錬金術師がエンディングだったとき〜。

ナニワ金融道ですっかり有名になった新幹線チケットを使ってクレジット枠を現金化する方法を使って、現金を欲しがる客が新幹線チケットを売りにくるため金券ショップは切符は常に潤沢である。積極的に品薄な方面のチケットを客に指示して買わせたりして仕入れをする。一方、パスネットのようなクレジットで買えない(UCなら買えるけど)汎用性のある金券は安定した仕入れができないのか、いつも売切れである。特定の店舗でしか使えないような商品券なんかはなかなか売れずに、いつまでたっても陳列されっぱなしだったりする。もちろん金券は自己消費するのがもっとも効率がいいのだが、使いにくい金券を死蔵しておくより額面割れしても現金化したい人がいるから、金券屋稼業が成り立つのだろう。ということは、死ぬほど知名度の低くくて使い勝手の悪い2000円札はいずれ金券ショップに並ぶ日が来るのかも知れん。よく考えたらいまだに1回しか見とらん。
2003.10.10
更新をサボっていたら、友人から安否確認メイルが来た。

英語で100を示す接頭語はcent。centuryのcentである。足が100ある虫はムカデ。漢字で百足と書くが、英語でもcentipedeと100の足を意味する。pedeは徒歩の意。さらに足が多くなると1000を意味するmillをつけてmillipedeとなり、これはヤスデのこと。ところが漢字でヤスデは馬陸と書く。なんだか三国志の武将みたいだ。ところで、このヤスデ、何年かに一度大発生する。25年くらい前の小海線あたりでの出来事だったと思うが、ヤスデの大発生であたり一面ヤスデだらけとなったところに列車が通りがかり、列車が立ち往生してしまったということがあった。ヤスデは体に油分を含む。レールもヤスデでみっしりなのだが、列車が大量のヤスデを踏み潰して進んでいくうち車輪が油にまみれて空回りして進めなくなってしまったのである。冗談のような話だが、テツには有名な話である。
2003.10.09
今日も眠い。

さすがにそんな奴は居るまいと思っていた究極の農作物泥棒がついに現れた。田んぼから勝手に稲を刈りとる。人目につかない人里離れた場所の田んぼを勝手に刈ったらしいが、とにかく労力の使い方を間違っている。なお、田んぼから刈ったばかりの稲にほとんど商品価値がなく、乾燥、脱穀、選別、精米を経てようやく売り物になる。これらの過程は専用のかなり高価な装置がいるので、おそらく犯人はその装置をすでに持っている同業者であろう。米を売るには銘柄も重要なのだが、田んぼに生えている稲から品種を特定するのは難しいので、そこの農家が扱っている品種をある程度知っている近隣者だと思う。同業者ならば農家の財政状況も想像がつくだろうに、そんな同業者の懐を狙うとはなんともひどい話もあったものである。そのうち実る前に稲を丸ごと持ち去るのも出てくるかも知れん。そして最終形態では人の田んぼに勝手に作付けしてそれを収穫してしまうという、場所泥棒みたいことになるのだろうか。
2003.10.08
指のマメつぶれる。いで。

仙台に出張したとき、風邪をひいたことがある。仙台に向かう新幹線からしてすでに不調で、仙台に着いたころにはもう息も絶え絶え。いつも喰う昼飯の牛タンも喰えるような体調ではなく、ゼハゼハいいながら会議に臨み、途中でひっくり返った。上司にホテルで寝てろと追い出され、小雪舞い散る冬の町をとぼとぼととホテルに戻った覚えがある。この出張はいきなり決まったのだが、ちょうど仙台は学会の真っ最中でめぼしいホテルがほとんど満室で、2泊の予定の初日が立派なロイヤルスイートで二日目がカプセルホテルという凄まじい落差の場所しか取れなかった。そんな豪華なスイートを満喫することなく、たまたまTVでやっていたドラゴンボールの映画を朦朧と眺めつつ、ずーっと寝て暮らしたのであった。考えてみれば、スイートに泊まったのもカプセルホテルに泊まったのもこれが唯一である。
2003.10.07
手書きの練習で指にマメ。ひ弱な。

今の職場には変わった苗字の人間が多い。いまだかつて見たことも聞いたこともなく、今後とも出会えそうにない苗字も何人かいる。変わった苗字がこの職場への移動条件か、と思ったり。他人からみればワシの苗字も珍しいらしいが。確かにあまり見ない苗字ではあるが、ワシの実家周辺ではかなりありふれた苗字で、集落の世帯の半分が同姓。ワシの実家住所から番地を1〜2ずらしても、末端の町名を隣町に置換した住所も同姓が住んでいる。郵便配達も大変だろう、と思いきや田舎は引越しが滅多にないので世帯の住人名が把握されており、逆に名前さえあっていればかなりいい加減な住所でも届くらしい。どうでもいいアンケートに偽名を書き込んだところ、住人名違いと赤いハンコを捺されたDMがやってきたことがある。
2003.10.06
60000hit。有難き。

学生時代はなんだかやたらゴツい腕時計をしていた。100人分の電話帳が入るやつで、3つくらいしかボタンがない貧弱なインターフェースからセコセコと友人たちの電話番号を打ち込んで使っていた。ところが当時としてはあたりまえのことだが時計から外部にデータを取り出す手段がなく、時計が壊れたら誰とも連絡がとれなくなることに気がつき、仕方なく時計から紙の手帳に転記するというひどくアナクロなことになっていた。電子手帳を持ち歩くようになってからは、腕時計にややこしい機能を求めなくなったのでシンプルなアナログ腕時計を使っていたが、何代目かの腕時計の皮ベルトにかぶれて以来面倒になって腕時計をしなくなってしまった。かぶれた原因は腕時計をしたまま自転車旅行したところベルトと皮膚の間に汗がたまったため。このときできた腕時計の日焼けの跡は1年以上残った。
2003.10.05
ラブラドールと戯れる法事。顔なめられた。

経費節減だか業務専念だか知らんが、最近は会社のネットワークの私的利用を監視していたりする。ワシの会社もその手のソフトを導入したとの噂。メイルスプールを覗いて怪しげな文字列に反応して警告が出る仕組みだとかで、例えば呑み会の連絡も警告対象になるらしい。職場の呑み会はどうすんだ。検閲くさいが会社の資材で遊ぶな、仕事しろ、ということだろう。しかし、規制されれば活動は地下に潜る。監視対象キーワードを避けつつ、一見仕事のメイルのように見えながら、縦読みやら符牒やら暗号やらでひどく胡散臭いメイルが飛び交うようになるような。なんだか一昔前のウェブ割れ時代のようである。エシュロン。
2003.10.04
呑み、過ぎたttttt

会社でボールペンを10本まとめてもらったことがある。聞けば在庫は数千本あったらしい。なんでも宣伝用に電話番号入りのボールペンを作った店があったのだが、営業の手違いで印刷された電話番号と違う番号になってしまい、責任を取らされてその宣伝にならないボールペンをすべて買い上げさせられたのだとか。そうそう変えるものでもないだけに電話番号を間違うといろいろ大変である。そういえば、どこぞの阿呆な闇金が間違った電話番号のビラを作ったという話を聞いたことがある。怖いのはその間違われた電話番号に大量に電話がかかったという事実。金貸しにかかわるなと教え込まれたのは、ワシの親がおかしいのか、それとも世の中がおかしいのか。
2003.10.03
なんでもantにやらせてみる。

ニイタカヤマノボレで始まった太平洋戦争だが、アメリカ側はこの暗号を解読していた。トラトラトラ云ってる場合ではなかったのである。最近は素数理論に基づく暗号理論や強力な計算能力のおかげでかなり強度のある暗号が使われるようになったが、初期の暗号は暗号化や復号化が比較的簡単だったため脆かった。大戦中は暗号解読されまくりだったようで、各国でいろいろな暗号を作り出している。ナヴァホコードなんてのが有名。これは当時40人しか話者のいなかったネイティブアメリカンのナヴァホ語を使って通信するという単純なものだったが、解読されることはなかった。日本のパープル暗号を解読したアメリカ海軍情報部でも解読はおろか、書き留めることもできなかったという。日本は情報戦の認識が甘く使った暗号の強度が低かったためアメリカに情報ダダ漏れ状態だったらしい。あまりにも破られる暗号に業を煮やして早口の鹿児島弁で普通に通信させたところ、これが意外と解読されなかったとか云うが。和式ナヴァホ。ワシの地元も訛りがきついので、世が世なら徴用されたのかも知れん。普段は出ないが、ワシもバリバリの東北弁ネイティブである。
2003.10.02
メガネのパッドが外れた。脆い。

最近、市町村合併の話題をよく聞く。ワシの田舎も合併するとかで、長年親しんできたワシの田舎の地名は近々なくなってしまうらしい。ところで、成文化された決まりかは知らんが、村が市に成り上がるときに、それまで地名についていた村というのを外す、という決まりがあるらしい。何とか市何とか村では混乱を招くためだろう。ところが、もともとの地名が木村とか加村だとエラくマヌケなことになる。新地名が木や加になるからである。実はこれ、笑い話ではない。ちゃんと千葉県流山市に実在する地名である。
2003.10.01
伊達Mega男になる。慣れん。

カバンの中にお茶をぶちまけて水没させて以来、CLIEがすこぶる不調である。それまで使えていた動画再生ソフトがどうやっても動かなくなってしまった。何かを再生すると必ずFatal errorが出て、リセット。もしかしたら、煤だらけだったりするダメなコンテンツが悪いのか。さらに自動的に電源が切れなくなってしまった。なにかの拍子にスイッチが入ってそのまま点灯しっぱなしで、気がつけば電池切れでまったく使えん、という事が頻発している。なんだか妙な具合に壊れたものである。こんなボロではヤフオクで手放しても二束三文、というか揉めそうである。後継機でも探すか、とPDAやPPCのカタログを眺めていたりする。知らん間にPPCも随分こなれてきたようで、もうpalmにこだわる必要はないのかも知れん。h2210あたりに結構そそられるが、ワシは移動中に通信する気はないのでh1920あたりでも十分か。しかし、部屋や会社でほとんど常に通信可能な環境で暮らしているのに、さらに移動中も通信する必要があるのだろうか。携帯電話といい、移動中に通信している人はなんだかサイバネティックスな神経症のようだ。
【雑記topへ】