予告されなかったページの記録

今日の連休三日目。

一晩限りの一人留守番の夜。一人をいいことに未開封だったアンチャーテッド2を開封。さて、この手の古代のお宝探しのゲームには必ず定番の仕掛けが出てくる。鍵を差し込んだり、パズルの仕掛けを解くと仕掛けが発動して床や壁が動いたり、湖底からポケットには大きすぎる遺跡が登場したりするやつである。つまり、そのスイッチが入るまで何百年も仕掛けを動かす動力を何らかの形で貯蓄してあったことになる。ゴムやバネ、ゼンマイといった弾力エネルギーは論外である。この方式はエネルギーが溜まるゴムやバネ自体にストレスがかかって装置が長持ちしない。とても百年単位ではエネルギーを保存できないのである。太古の仕掛けということで、電磁力も除外していいだろう。そもそも電力は保存しにくいし。ということであの手の装置は位置エネルギーに頼っているはずである。せき止められていた水流を開放して水車が動きはじめたり、高所の重りが落下してドアを開けたり。大掛かりな仕掛けは現場での実機試験は行えない。ミニチュアで動作検証をしておくのだろうけど、NHKのピタゴラスイッチのような小さな装置でも一回の成功の裏には何十回の試行錯誤があるという。仕掛けたはいいが壊れたり設計ミスで発動しなかった仕掛けが結構ありそうである。・・・そんなことを思いつつプレイ。ちなみに、アンチャーテッド2にはこの考察をあざけるかのように、仕掛けが順調に起動したと見せかけて途中でトラブって大崩壊してびっくりみたいな仕掛けがあったりするのだけど。