予告されなかったページの記録

ハマりんぐ。

物事にハマるパタンがある。最初は恐る恐るはじめ、段々要領が分かってきて大胆になり、中二病的な半可通をへて、物事に通じた円熟期を迎え、そして飽きる。このサイクルを1周経験してしてしまえば、あとはそれがどのように発展していてももはやそれほど関心はなくなる。なんだか遠い昔の淡い思い出のように懐かしく思うのみである。・・・先ごろ、ある知り合いがヤフオクにハマっていた。買う時期、不用品を捨て値で売る時期、不用品を強気の値段を売る時期を経て、転売の時期に達していたようで、俺って転売しまくりで商才あるぜ的なハナシを何回か聞かされた。ワシが数年前に通った道である。そのあとワシは費用対効果が大したことがないことに気が付いて一気に醒めたのだが。そういった転売ハナシは、なんだか懐かしいような微笑ましいような気分になったりもするのであった。出せば何でも売れていた創成期に不用品を売り抜けたワシこそ勝ち組、とはまでは思わんけど。