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2006年10月26日(木)

ピコピコ(衛藤ヒロユキ)。

相対性理論によると、移動している物体は時間の進みが遅くなる。例えば光速の半分で移動している物体は外からみて15%ほど時間がゆっくり流れる。さて、ワシは趣味と通勤で電車に結構乗ってきた。ひところ律儀に毎日乗車キロ数をメモっていたことがあるのだが、それを元に計算するとあわせて大体今まで電車に20万キロくらい乗ってきたことになる。平均時速60キロだとして3000時間。これを相対性の式に放り込むとワシは静止座標系に対して1ピコ秒ほど時間を得していることになる。この時間内に、最新のギガクロックCPUは3-4回の掛け算が可能である。しかし相対性の式の計算は二乗や平方根が出てくるので、相対論的に得られた1ピコ秒ではとても計算しきれないのであった。時間的赤字だ。

Posted by awa at 3:48.38
Categories: 雑記