予告されなかったページの記録

片割れ。

いつだったか仕事が忙しくて、洗濯をする閑もなく着替えに困ったときのこと。冬場だったので上着は洗濯せずともしばらくは誤魔化せたが、すぐに靴下が尽きた。残業代があったので金で解決、ということで毎晩帰りに翌日履く靴下をコンビニで買うようになった。コンビニの靴下はせいぜい数種類しかないので、ワシの部屋には同じ柄の靴下が大量に溜まることになったのであった。で、履き方が悪いのか物が悪いのか、電車で踏ん張るのが良くなかったのかも知れんが、この靴下が結構すぐ破けた。同じ靴下がいっぱいあるので、ニコイチで延命できるだろ、と高をくくっていたら、破れるのはいつも右側のつま先で、左の靴下ばかりが溜まって全然延命になっていなかったと云う。・・・で、今日は右の靴をどこに落としてきたのだ。