牛タンを喰った。
しかし、地元にいると名産は口にしないもので仙台在住中は牛タンを喰ったことがなかった。牛タンの歴史は意外と浅い。戦後の混乱期に仙台駅前のある焼き鳥屋が経営難に始めた牛タン焼きがその始まりである。昭和初期に仙台に駐留していた米軍の食べ残しの舌の有効活用との説もあるが、こちらは本国で解体済みの牛を持ち込んでいたので食べない舌はそもそも輸入されていなかったとかで、俗説らしい。ちなみに牛一頭から取れる牛タンは25枚程度なので、数人で食べ尽くしてしまうことになる。最初は仕入れが追いつかず苦労したとかいう逸話が残っている。なお、その焼き鳥屋の名前は一心太助、後の太助である。
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awa at 12:56.36
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雑記